備忘録

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ガラスの麒麟



なぜかは分からないが、文庫コーナーに行くと加納朋子の本がまとめて平置き担ってたりするのだ。
そしてその表紙の絵がちょっと可愛らしい感じなのだ。
で、タイトルがちょっとおどろおどろしい。(これはあくまでもあたしの印象)

本当に気になってたのは「沙羅は和子の名を呼ぶ」っていう本だった。
・・・なのにそこでわざわざ別の本から加納朋子に入ってみるのがあたしのひねくれたところ。

で、ガラスの麒麟なんだが、これは連作短編集の形の物語だった。
一人の少女の通り魔殺人を軸に、それを取り巻く人たちのいろんなエピソードが次々に登場する。

結論からいえば、とてもよかった。

物語全体に、ガラスでできているかのような透明感と、ある種のはかなさ、危うさのようなものがただよっている。

また一人、お気に入りの作家を見つけた。


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