糸の物語⑦

糸の物語第7回



~12月26日更新~《The impression of ブリュージュ》


使用糸は「JAEGER」(英)




古い町の家々の小窓には、極細の糸を蜘蛛が紡いだような精緻なレースが掛けられており、古い焦げ茶色のレンガの壁と、レースの白がベルギーの古都、ブリュージュの歴史の長さを、語りかけてくれる。
町を流れる運河の静かな水の流れにさえ、長い年月を感じてしまうほどである。石畳をコツコツと歩き、ふと、一軒の小窓のレースに目を止め、その奥を眺めて見たとき、本を読みふける美しい少女を見たような気がした。


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