Phatom of Pnom Penh あえて変態と呼ばれた男達

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2004年02月01日

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テーマ：背徳の文化評論　【ドグマカルマ】(43)

カテゴリ：カテゴリ未分類

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Phatom of Pnom Penh

You are Greate
ファントム　オブ　オペラ

オペラ座の怪人

という、ミュージカルがあった。

怪人は、悪魔に魂をうり代償に醜い顔になる。

しかし、怪人は、少女に恋をし生まれ変わり死に変わり。

怪人は、少女を追い求める。

怪人から逃げる。

しかし、あれは純愛なのである。

プノンペンの怪人たちは、少女を追い求め

プノンペンより十一キロ先のベトナム人女郎屋街に

とうとう住み着いたものまで、でた。

怪人は、先進国で、つかれきった男

ビルの谷間で、乾ききった、孤独な、中年男

最後に恋したのは、もう何十年前のことだろう。

怪人は、会社に辞表を出した。

もうたくさんだ、俺は、楽園に行くのだ。

この未開の国に、彼は、何を夢見たのであろう。

自分だけを頼リ見つめる、愛らしいまなざし。

一畳二間の愛の巣。

部屋一面に張られた

少女達の写真

少女達は、彼の愛をどう感じたろう。

怪人は、少女の華奢な、体に甘く切ない、愛撫を与える。

少女の乳房は、まだ、ないと言ってもいいであろう。

もむと、こりこりとした、。小さな、シコリのようだ。

小さな唇に、怪人の激しい口付けが、

やわらかい、少女の舌を堪能する。

甘い唾液を味わう。

恍惚の時が流れる。

明日は、少女に　お人形を買ってあげよう。

少女は、怪人を恐れ逃げる。

彼の掘っ立て小屋は、女郎屋のはずれ

ここに住んでいるのは、孤独な、中年男。

近所のものは、まゆをひそめる

怪人の求めるものは、愛らしい、少女との純愛。

男達は、彼を笑う。

しかし、

内心、うらやましいのではないだろうか?

怪人は、悪魔のささやきを肯定した男なのかもしれない。

先進国の女達よ

男が女を愛することは

そんなに罪なことなのか?

ならばあえて私は、　その罰を受けようではないか

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