はじめのいっぽ

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助産師になろうと思った理由


看護学校は同じでその当時はあまり話したことはなかったけど、同じ病棟になって結構いろいろはなすようになりました。

Mさんのお産介助にも何度か立ち会ったことがありますが、私と同年代の人がこんな大変なお産を介助している!という姿に格好良いなあと思い、責任ある仕事だと感じました。NICUは産まれた後の子を看護しているけど、助産師はお腹の中にいる時から母親を通して児を看護している。それはすごく大変なことです。母と児の両方の命を預かっているので。とても責任重大な役割だと感じました。

3年目になり同期の子と先輩が助産師になると言って助産師学校に進学し、休職となりました。仕事をしながら受験するなんて大変だったろうに…と思いながらよくこんな責任のある資格を取りに行くなあと尊敬のまなざしで見送りました。

そしてそんな中、NICUで児の勉強はしているが母のことが良くわからない自分がいました。おっぱいケアも助産師さんに全面的に頼ってしまっている。NICUにいて母のことが分からないままでよりよい看護は提供できるのだろうか、と考えるようになりました。
少しNICUにも慣れてきて余裕が出てきたからでしょうか。
そして、その同期や先輩、Mさんを始め助産師スタッフに刺激され私も頑張ってみようかと考えるようになったのです。

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