| 祭
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| 縄文の夏を呼び込む御柱 |
| 御柱山曳き里曳き夏を曳く |
| 植田中祭船ゆく安曇かな |
| 望郷の思ひを曳くや祭船 |
| 日の落ちてうなじの白き盆踊り |
| 秋来るオシャリコシャリコの笛太鼓 |
| 秋風の行きつくところ道祖神 |
| 合鴨の骨までいただく収穫祭 |
| 収穫祭チロルの山へチターの音 稜線の西は暗闇雨燕 水玉を三つ四つつなぐ蜘蛛の糸 嫌ひには嫌ひを返す水鉄砲 団欒の夕餉に地震や冷奴 七月の森に還るや廃線路 一票は命の重さ八月来 近づひてただ去って逝く原爆忌 新走り行ったり来たり芝の浜 アウシュビッツ鉄条網に群蜻蛉 御嶽に停まってゐるや赤蜻蛉 先逝けば追つてくるくる彼岸花 |
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