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2006.09.17
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カテゴリ: 日記
昨日16日土曜日に、高校時代の部活のOB会があったので行って来た。
僕は高校時代、ブラスバンド部でパーカッション(打楽器)をやっていた。
僕はしばしば「ドラム叩けんだぜぇ。バンドやりてぇよ」などとぬかすのだが、そこにルーツがある、というわけだ。
正直高校時代はあまりいい思い出がないので初めは気が進まなかったのだが、良い刺激がいっぱいありそうだったので参加することにした。

うちの部のOBはすごい人がいっぱいいて、
ブルースアレイなど超一流クラブに出演している方や
大学時代に国際コンクールで3位になって今度ウィーンに留学に行くという方や
地方オーケストラでトレーナーになっている方や
アマチュアでも、セミプロでCDを4~5枚リリースしている方

そしてなんと!職場のエンターテイナーに後輩がいた!!
しっかり名刺渡して来たんである。
恐るべしOB会!である。
こんなOB会、良い刺激がないわけがないのである。

元々は、交流が続いている先輩同士が「もっと現役の世話をしなければ」との思いから始まって、mixiのコミュニティーが立ち上がり、一気に拡大して行った。
mixiをやっていない人にも口コミで広がり、当初見込みの50~60人を大きく上回る、60歳近い先輩から新卒まで約100人(!!)の参加者が集まり、
幹事の先輩の素晴らしすぎる仕切りとサプライズによって大成功のうちに幕を閉じた。
僕も、15年ぶりに会う面々と、ブランクを感じさせないその場その時を楽しんだ。

OB会というと、昔話に花を咲かせる年寄じみた会になってしまいがちだが、
そこは!そんなすごい先輩をたくさん輩出している部なのだ。ただで終わるわけがない。

それもこれも幹事の先輩の「この会をどういう会にしたいか」と言うビジョンがあってこそ、と言うことが


・楽しかった思い出を求める人の期待に応える
・懐かしみながら酒を酌み交わすような懐古的な会にしたくない

ということであった。

OB(先輩)って何だ?

先輩の日記には、つまりこんなことが書いてあった。


「これまで」のつながりを生かし、「これから」の絆をどの世代にも感じてもらえる会にしたい。そんな絆が広く縦のつながりを持って、それが力になったら、それはかけがえのないものになる。「いいことを教えてもらえる機会」こそが最大の資産なのだ。

ということ。

僕も職場ではトレーナーをやっているが、
気をつけていたのは
「先輩として、なりたかった人には喜びを、特に気にせず成り行きでなっちゃった人には楽しみを伝える」
ということだ。
そしてこれから現場に出る新人を、僕の仕事が提示するひとつの目標に向かわせるため、トレーニングは「仕事を知ることを楽しむ場」でなければいけない、と言うこと。
「どう?楽しそうでしょ?」と呼びかけ、
「なれて良かった」と思ってもらえるように。

そしてこれは、全てがトレーナーの力量で決まってくる。
なんか、
一生懸命話してるのに何言ってるか分からなかったり、
自分はちゃんと説明しているつもりでも説明そのものが退屈だったり
トレーニーが自分の思うように動いてくれないだけでイライラしてトレーニーに八つ当たりしたり
仕事が身についていないのに無理なプレッシャーを与えて「こいつは出来ない」と決め付けたり
仕事自体をほったらかしてるトレーナーを見たこともある。

好みの問題かもしれないが、
たとえば、OJTで、面と向かって、

「で、こちらの機材なんですが、名称を、●×△※、と言います」

なんて、B級弁論大会みたいな説明されて、
「この仕事楽しそうだな!」と思う人って、どれだけいるんだろう?

「これはね、●×△※って言います。みんな略して●×って呼んでるけどね」

で済む話じゃないか。

ガチガチに緊張してるのに、ガチガチな説明されて、ガチガチに必死に覚えようとする…
説明じゃない。呼びかけであり対話なんだと思う。
会話として自然じゃなきゃ、自然に覚えられないでしょう。
ただでさえ覚えることいっぱいあるのにね。
楽しければ、難しいこともいつの間にか覚えられる、と言うのは経験的に分かってるんだもの。

よく言われることだが、
自分が今もっているノウハウは、財産であり、それを後輩に分け与え、成長してもらう、と言うことこそが
先輩としての役目のひとつである、と言う事なのだと思う。
そして僕のトレーニーがやがてトレーナーになって、脈々と受け継がれる。
それこそが、先輩が言う「「これから」の絆をどの世代にも感じてもらえる」ことなのだと思う。

詳しい教育論は分からないけど、
これは仕事のトレーニングだけではなく、教育の一般論として成り立つ気がしている。

この幹事の先輩は、
先輩として「今まで」何をしてきて、「これから」何をすべきか、を提示してくれた。
そしてそれは、縦の信頼関係や絆が幅広く広がり共に「今」を生きることがあってこそ。
このOB会は、そんないろんなことを再認識させてくれる、とても良い機会になった。

さて、あっという間に閉店時間。
なんと最後に校歌を歌う、と言うことになった。
僕の高校の校歌は、なんと、
混声4部合唱のアカペラで、
毎年行われる合唱コンクールでは必ず課題曲として歌う、というすごい歌で、
さらにすごいのは、
作曲:山田耕作/作詞:金田一京助(!!!!!!!!!!)
ということなんであります。
現役時代、「これが甲子園で流れたら面白いよね」と話していたのを思い出した!!
いまさらその価値に気付く僕。

もっとすごいのは、卒業して15年以上経っている人が多い中で、
いきなり「校歌歌いま~す」と言われて、
ほとんどの人が歌えてしまう!!
しかも頼まれてもいないのに自然にパートに分かれてハモり…
ナンなんだこの人たちは。
僕はメロディーしか覚えてなかった…

いやはや、充実の夜、であった。





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Last updated  2006.09.23 10:34:43
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