皆様こんばんは。
当HPの代表であるダックス憤怒です。
もうすぐ・・・もうすぐあの日がやってくる。
そう・・・約束の地である・・・あの場所へ・・・・・・。
2007/11.3/Sat
某県某市 胴長家高難易度諜報作戦兼重要現代嗜好文化研究本部
「・・・・・・ふぅ」
男は吸いなれた煙草を灰皿に揉みつけると手に持った吸殻から悲しみのような煙を上げる。
ふと天井を見上げる。
白色蛍光灯が己の存在を主張するように部屋を明るく照らす。
ドーム型の蛍光灯カバーには幾つも黒い点が散らばるように虫が死んでいる。
蛍光灯をじっと見つめていると突然目の前のPCが目覚めるかのように起動する。
デスクトップ画面が開きカーソルが自動でメッセンジャーまで動きそれを実行する。
ID. ********
PASS.***********
自動でIDとパスが入力されるとそこにはメッセンジャーが開かれる訳ではなく黒いウィンドウが開かれる。
機械音と共に画面に『Is...』と白い文字で表示される。
「アイアンストーム(鉄の嵐)か・・・」
ぼそりとそう呟き画面を凝視する。
『おはよう・・・いやそっちでは夜だったな』
スピーカーから男とも女とも、それどころか年齢さえも分からない機械音声が聞こえる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
『どうした?挨拶を忘れたわけではあるまい?』
男が黙っていると機械音声が追求するように話しかけてくる。
「こんばんは、相変らず素性は教えてくれないんだな」
『すまないな、これも仕事のうちでね』
何となくスピーカーからの機械音声が冗談めかして言っているように聞こえる。
「んで、今回は何だい?」
『うむ、今回の任務は遠征だ』
すると画面のウィンドウにある場所が示される。
「S・・・I・・・新横浜?」
『あぁ、今回は貴公に新横浜まで出張してもらたい』
「突然だな、大体何をするんだ?」
『調査委員長であり諜報員である貴公にはある人物にあってもらいたい』
男は画面の前で再び黒い箱から煙草を取り出し火をつける。
『その人物は貴公も以前から知っている男で名を歓喜天という、あと他にも輝ける巫女と言われる・・・・・・諸君から姐さんと呼ばれているあのお方だ』
「まさか・・・・・・まさかあのプロジェクトが・・・」
画面の前で男は狼狽する。
『尚、君一人では行かせるような事はしない、あと一人諜報員をこちらで手配した』
「いつかは来るとは・・・・・・いや、分かっていた事だが・・・・・・」
男は一人でキーボードを見つめながら一人で呟く。
『君が担当しているPCG調査委員会の中から書記である銀次君を送ろう』
「他は・・・副委員長はどうした?」
『残念ながら彼は別件で忙しいそうだ、まぁ貴公と銀次君がいれば十分だろう』
「まぁ・・・銀次がいれば心強いが・・・・・・」
『実質現地でどのような行動をとるかは全て君達の独断で決めてもらって構わない』
「ということは・・・遠足か?」
『そのように考えてもらって構わない』
機械音声がそう告げると男は頭をガクッと落として机に頭をぶつけた。
冗談で言った言葉がそのまま肯定されるとは夢にも思わなかった。
『いいか、今回の遠征は決して演習じゃない。上層部に見せるためのデモンストレーションでもない。あくまでも実戦であり貞淑や忠義を示さなくてもいい。貴公らの怖さを存分に思い知らせてやれ』
「・・・・・・まぁ、一応了解と言っておこう」
『うむ、貴公ならやってくれると信じていたよ』
「因みに俺がやらないと言った場合は?」
『その時はそれ相応の態度を執らせて貰う』
男はその言葉の意味を考えてみる。
『因みにまず一番に貴公の乳首に事務用のクリップを挟ませ思いっきり引っ張ったりゆっくり引っ張って恥辱と屈辱と苦痛を与えてやる、更にに食事ではあえて箸を一本だけ渡して毎日うどんやら蕎麦やらラーメンやらありとあらゆる麺類を与えてやろう、しかも寒い中ベランダで冷やし中華を堪能させてやろう。どうだ?楽しそうだろう』
「・・・・・・Sir・・・」
『声が小さいぞっ!そんな蚊の鳴くような声で身を守れると思ってるのかこのミジンコがっ!貴様はせいぜいゾウリムシだ!貴様がミジンコだったらミジンコ様に失礼すぎるっ!!』
突然語気が荒くなる機械音声、どこぞの軍事教官みたいな口調で男を罵倒する。
『何だ?貴様はそんなにクリップが好きなのかこのマゾ野郎!』
「Sir,No,Sir!」
『聞こえんぞゾウリムシがっ!否定するならもっと声を張り上げろっ!!』
「Sir,No,Sir!!」
『貴様は日本が好きか!貴様は母国を愛しているか!!』
「Sir,YES,Sir!!!」
『では貴様は今回の任務を遂行するか!』
「Sir,YES,Sir!!!!」
『貴様は幼女は好きか!』
「Sir,No,Sir!!」
『貴様は赤いランドセルと黄色の帽子と縦笛が好きかっ!』
「Sir,No,Sir!!!!!!!!!」
『貴様は妹が好きかっ!』
「Sir,No,Sir!!!!!!!!!!!」
『貴様はヤンデレが好きかっ!』
「さ・・・・・・Sir,YES,Sir!!」
『貴様は幼馴染が好きかっ!』
「Sir,YES,Sir!!」
『貴様はお嬢様が好きかっ!』
「Sir,YES,Sir!!!!」
『貴様はツンデレが好きかっ!』
「Sir,YES,Sir!!!!」
『この欲張りさんめ!今日より貴様はゾウリムシを卒業して一般人となる事を許すっ!』
「Sir,YES,Sir!!!!!!」
『・・・・・・で話は変わるがPCG調査委員会の調査報告をまだ聞いていなかったな』
先程までの興奮は一気に冷めて突然機械音声はPC前の男に話す。
「さ・・・Sir、ここ最近ではやたら執事×お嬢様やら執事×メイドが流行ってます、更には魔法少女的な物も流出している模様、ただ地雷が多いとの話も聞きますし内容がやたらチープな印象も見られます」
『・・・・・・わかった、以後も調査を続けてくれ』
「Sir,YES,Sir」
『因みに貴公の今の所のお勧めは何だね?』
「Ligth製作の『 Dies irae Also sprach Zarathustra
』が良いですね、本気でやりたいと思いました」
『なるほど、興味深いな・・・』
そうして会話は恙無く終了していった。
はい、調子に乗ってアホな事書いてしまいましたよ~っと。
でも11/13に新幹線に乗って新横浜まで行くのは本当だぜっ!
大阪方面も迷ったんですがねぇ・・・高い方から(料金的に)行っておこうと結論が出て関東方面になりました。
京都のVOLKS本店にも行きたかったがなっ!!
個人的には神父辺りとこゆ~い話もしてみたかったが・・・まぁしょうがないか。
という訳で・・・・・・ってもう日にちが近いじゃないかっ!!!
※因みに Dies irae Also sprach Zarathustra は18歳未満禁止ゲームです。
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