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いろんなことあるさ♪
幼稚園年少
年少組は2クラス。ツンのクラスは、男女合わせて27人。
先生は2人。担任はベテランの先生、副担任は新任の先生だった。
『子供のやる気・集中力を大切にし、個性を伸ばす』ということを前面に出していた幼稚園だった。
だから、ツンの言葉の遅れも、とってもマイペースで頑固な面も、『個性』として捉えてもらい、
ある種のこだわりも『やる気・集中力』として見てもらえた。
フィンガーペインティングで、ツンが(感覚過敏のために)絵の具に指さえもつけられなくても、
「無理にさせないで、『皆楽しそうだな。自分もやってみようかな。』という気持ちを起こさせるようにして、
徐々に慣れてもらい、年少の終わりの頃には何にでも抵抗なく取り組んでいけるようにしていきたいです。」
運動会のお遊戯の練習で、ツンがはないたちに抱きついて全然踊ろうともしなかった時も、
「年少さんは、おかあさんがいると皆そうです。ツンくんは、練習の時はひとりでちゃんと踊れていますし。
もし、運動会当日に踊れなくても、『運動会って楽しいんだ~。皆でこんなことをするんだ。』ってことが
わかってもらえて、年中さんになった時に張り切って参加できるようになってもらえればいいです。」
そういう考えのもとで指導してくださる先生だった。
決して無理強いすることなく、本人のペースに合わせながらも、先を見据えての指導をして頂いたお陰で、
ツンは大きな問題を起こすことなく、園生活を過ごしていくことができた。
お友達にも恵まれた。
クラスメイトのHくん。彼もツンと同じく電車が大好き。毎日一緒に電車で遊ぶうちに意気投合したらしい。
早生まれで身体が小さいツンに、Hくんは優しく接してくれ、時にはツンの手をとってリードしてくれた。
ある日、ツンが何かで泣いていた時、
「どうしたの?いじめられたの?今度いじめられたらHちゃん(自分のこと)に言いな。守ってあげるから。」
と、言ってくれた。このHくんの言葉は、今でも宝物である。
【園生活】
≪入園式≫
立ったり泣いたりする子もいる中、周囲に圧倒されたのか?大人しく椅子に座って過ごすことができた。
式の後の記念撮影が園庭であったので、滑り台で遊びたくて仕方がないツンは、撮影の間ゴネまくり。
そんなツンでも、周りが皆そんなカンジだったから、全然目立たなかった。(笑)
≪親子バス遠足≫
滑り台大好きツンは、遠足当日も園庭の滑り台で遊びたくて、集合がかかっても遊び続けていた。
当時は、自分の気持ちの切り替えがスムーズでなかったせいか、集合して各バスに乗り込むまで
ツンは、ずぅぅぅっと泣いていた。
お友達とおしゃべりできるほど言葉が出ていなかったツンは、バスではずっと大人しく窓から外を眺めていた。
目的地の公園でも、ツンは滑り台一筋だった。<わざわざバスで出かける必要なし?
≪運動会≫
ちびっこツンは、どの場面でも『先頭で、先生に手を引かれて』だったので、別行動をとったり
取り残されたりということはなかった。
お遊戯も、曲の最後になって「だぁっこぉぉ。」になってしまったが、8割くらいは出来ていた。
≪おゆうぎ会≫
登園してすぐ衣装に着替えたりという『いつもと違うこと』に抵抗があった。
本番では、ものすっごく張り切って踊っていて、それがやや悪目立ち気味(汗)ではあったが、
合奏(ツンは鈴の担当)・合唱ともに、クラスメイトと一緒に楽しそうにやっていた。
≪その他≫
教室の中にあるおもちゃに気を取られて、スムーズに朝の親子離れは成功。
お迎えでは、それまでの緊張が一気に緩むのか、はないたちの顔を見るたとたんに泣き出すこともあった。
(迎えのはないたちもつられてウルウル。<涙腺弱いもんでね。)
最初のうちは、朝の会でクラスメイトが集まっていても、ツンは、自分のロッカーの中に身体を入れて
固まっていたことがあった。
また、帰りの会でも、皆が仕度を済ませて先生の話を聞いている中、ツンはまだ着替えておらず、
制服の上着を持ったままロッカーの前で立っていたこともあった。
入園から2週間~1ヶ月もすると、ひとりで教室に入り、リュックと制服・帽子をロッカーにしまえるようになった。
帰りの仕度も、リュックを逆さに背負ったりしていたけど(汗)ツンなりにできるようになった。
上履きと外靴の区別がつかず、上履きのまま園庭に出て遊ぼうとして、先生に注意されても理解できなかった。
『注意された』=『叱られた』と受け取って、泣いてしまうことがあった。
【言葉の成長】
4月:言葉がまだ少なく、8cm四方のメモ用紙に全て書き出せる程度だった。
6月:「おいしい。」と、初めて言えた。<それまで美味しい物を食べさせてなかった・・・ってことはありません。
7月:お友達に「だいじょ~ぶ?」と言えるようになった。
9月:担任の先生のお名前が、初めて言えた。
11月:聞かれたことに対して、「わかんない。」と言えるようになった。
お友達を「あそぼ。」と誘えるようになった。
12月:「ありがとう。」と言うと、「どういたちまちて。」と答えるようになった。
「~してください。」と要求できるようになった。
1月:「あのね~、きのうね~、○×△なの。」と言うようになった。
【1年間の変化】
ゲームセンターの『ポップンミュージック』『太鼓の達人』にハマる。ままごとにもハマる。
「しゃき~ん、へんし~んっ。」と、なりきりヒーローごっこをするようになった。
電車関係は、相変わらず大好き。(プラレール・本・TV・ビデオ・博物館)
幼稚園で教わる手遊びも楽しいらしく、家でも真似をして見せてくれるようになった。
お友達の名前が10人以上言えるようになった。「○○ちゃん、いっしょにあそぼ。」「いれて。」と、言えるようになった。
朝「おはよう。」も言えなかったのに、道行く他園の子にも挨拶をするようになった。
アスレチックに登れるようになった。
手に砂が付いただけでパンパンと払ってばっかりいたのに、お友達と一緒に砂のお山を作る共同作業もできるし、
両手で直に砂を掴んでお山を作ったりもできるようになった。
やりたがり。していることを中断されると猛烈に反抗する。
「帰ろう。」と言っても、お店の床に寝そべって抵抗したため、ツンの腕を思いっきり引っ張ったら・・・肘が抜けた。(大汗)
脱ぐことしかできなかった着替えも、自分から制服を着て制帽を被りリュックを背負い、朝の支度がひとりでできるようになった。
まだ、ひとりで顔は洗えない。
夏休みにおむつがとれる。(夜もほぼ同時。)昼間は失敗することが多い。
自分で着替えたりパンツを洗ったりするくせに、先生には「おしっこでた。」と言えない。
年少の終わり頃には、『時計の長い針が○まできたら~する』という予定が、理解できるようになった。
ひらがなが読めるようになり、数も20までなら数えられる。
先生に甘えられるようになった。
(この話をしたら、「それだけ信頼を寄せてもらえて、こちらも嬉しいです。」と言われた。)
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