2011.05.17
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あなたの仕事の都合でいけなくなった。
その代わりにと食事に誘ってくれた。
約束していた日には行けなくなったけど
近いうちに行こうということで
観たい映画の話になる。
好きな俳優の話をした。
何気ない会話だけど
あなたにしたのは初めてでした。
そんな話でまさかあなたがヤキモチを
妬くなんて想像もしなかった。
だから？あなたは言わなくてもいい自分の話をし始めた。
つい2ヵ月ほど前の話だと。
私と一緒のときは時間を気にしたり
泊まることなんて絶対無理って言うくせに
酔った勢いとか何もしてないとか言っても
あなたのしたことは信じられない。
自分でも後ろめたく、話して楽になりたかった
私に諌めてほしかったと
私にそんな権利があるわけがない。
なんて言えばいいのかわからない。
何も言葉も出なくて、適当に会話をする。
なんで！
頭の中で何度も叫ぶ。
珍しくあなたから手を繋いできたけど
私は躊躇してしまった。
何も言えない代わりに
あなたの頬を軽く叩いた
そんなことで許してくれるの？
もやもやとした気持ちのまま
時間が経過する
あなたに抱きしめられて
涙があふれる
私はあなたに何も言えない
涙が止まらない
声を出して泣いた
それは俺も一緒や
俺もいつも何も言われへん
おまえの話聞いてて「だから？」
って思うことがよくある
二人とも言いたいことも言えない中途半端な関係
あなたは私がいい
私はあなたがいい
お互いにそう思っているのに
電車が出るまで見送ってくれた
泣いてごめん
笑ってまたねって出来たからチャラになりました
おやすみ
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