ロードもMTBもサッカーも

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フォーメーション編

フォーメーション編

第1回目は"フォーメーション"です。

F-1

A.
よく使われているフォーメーションです。
<特徴>
攻撃・守備共にバランスがいいフォーメーションです。
スキルの異なるプレーヤーが集まった場合に効果的です。
また、各ポジションで"役割"がはっきりしているので、より攻撃的に守備的にプレーをする事ができます。
<ポジション解説>
a:攻撃時のパスの受け先
 とにかくトラップの精度が要求されます
 主に敵陣内がプレー範囲です
 トラップ+(フェイント)+シュートができれば最高です
b,c:攻撃・守備の両面に参加します
 とにかく運動量が要求されます
 フィールドの半分(右or左)の全てがプレー範囲です
 1対1での守備は必須習得技術です
d:守備の要
 とにかく守備の強さ・正確なパスが要求されます
 また、b,cが守備に入っているときの指示出しも必要です
 主に自陣内がプレー範囲です
 守備の最後尾なので、守備での連携・フォローは必須習得技術です
 おそらく、チーム内で一番上手な選手が担当します

B.
フットサルチームとしてコンビネーションを確立しているチームが取るフォーメーションです。
<特徴>
攻撃・守備共にゾーンとフォローが複雑に入り組むフォーメーションです。
難しいのですが、確立すると強力な守備力・攻撃力を生み出します。
スキルの均一なプレーヤーが集まった場合に効果的です。
<ポジション解説>
平行に並んだ選手間・垂直に並んだ選手間でのポジションチェンジが必須習得技術です
a,b:攻撃側の選手
 とにかく運動量が要求されます
 主に敵陣内ですが、自陣内でのプレーも必要です
 攻撃時に2人が左右に展開する事により、効果的なオフェンスができます
 守備(1対1のプレス)と、正確なパスは必須習得技術です
c,d:守備側の選手
 とにかく左右の選手間でのコンビネーションが要求されます
 自陣の半分(右or左)がプレー範囲です
 1対1はもちろんの事、フォーローの守備は必須習得技術です

A.B.は代表的なフォーメーションですが、スキル面・コンビネーション面に不安がある場合、次のC.なんてどうでしょう?

F-2

C.2-1-1
<特徴>
攻撃は、カウンターを主として行います
・aに当てて、bが決める
・bに当てて、aが決める
守備は、b,c,dの選手が練習でよく行っている3on3をする
・bがプレスをかけ、c,dがゾーン・マンツーを切り替える
もしくは、3or4人でマンツーマンをする
<ポジション解説>
a:攻撃時のパスの受け先
 基本的には守備に参加せず、相手の裏に陣取ります
 とにかくトラップの精度が要求されます
 敵陣内のみがプレー範囲です
 トラップ+(フェイント)+シュートができれば最高です
b:攻撃・守備の両面に参加します
 とにかく運動量・技術力が要求されます
 フィールドのほぼ全てがプレー範囲です
 1対1での守備・正確なパスは必須習得技術です
 おそらく、チーム内で一番上手な選手が担当します
c,d:守備側の選手
 とにかく左右の選手間でのコンビネーションが要求されます
 自陣の半分(右or左)がプレー範囲です
 1対1はもちろんの事、フォーローの守備は必須習得技術です

さて、いろんなフォーメーションがあります。

成熟度別に検討してみると・・・。
2-1-1
  ↓
ダイヤモンド(1)
  ↓
ボックス(1)
  ↓
ボックス(2)
  ↓
ダイヤモンド(2)
と推移する感じですね。

各フォーメーションについて説明してみます。

・2-1-1
【概要】
守備を3人、攻撃を2人で行う
(B_teamで採用した形です)
【メリット】
守備に2名置く事により、相手の速攻を止めやすくなる
真ん中の選手以外は、低いスキルでもできる
【デメリット】
攻撃を2名で行わないといけない
真ん中の選手の負荷が非常に高い

・ダイヤモンド(1)
【概要】
守備を3人、攻撃を3人で行う
攻撃・守備時に必ず1人残すようにする
(komachiで採用した形です)
【メリット】
攻守の切替がいい
ポジション別で役割がはっきりしている
【デメリット】
相手の速攻時に、1名でディレイトをしなければならない
両サイドの選手の負荷が非常に高い

・ボックス(1)
【概要】
守備を2人、攻撃を2人で行う
【メリット】
攻守の切替がいい
最少人数での連携のみでできる
攻撃・守備に専念できる
【デメリット】
面白みがない

・ボックス(2)
【概要】
守備を3人、攻撃を3人で行う
攻撃・守備時に必ず1人残すようにする
(top_teamで採用した形です)
【メリット】
攻守の切替がいい
攻撃時の創造性が高い
【デメリット】
ポジションチェンジが激しい
高いオールラウンドなスキルが必要

・ダイヤモンド(2)
【概要】
守備を3人、攻撃を3人で行う
【メリット】
攻守の切替がいい
シチュエーションによって決まった動きがある
非常に得点率が高い
【デメリット】
ポジションチェンジが激しい
高いオールラウンドなスキルが必要
全員が特有の動きを理解する必要がある

ってとこですかね。

さらに言えば、ディフェンスも変ってきますね。
初:マンツーマン・ハーフコート
中:ゾーン
上:マンツーマン・フルコートプレス

以上、フォーメーション編でした。

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