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2011年08月04日

エスペランサを聴いてスキャッとしよう！

(2)

テーマ： Jazz(2004)

カテゴリ：その他の音楽・芸術

半年ほど前の話題で恐縮ですが、2月13日（現地時間）に発表された 第53回グラミー賞 について。

これまで日本人の受賞者は 喜多郎 、 オルケスタ・デラルス 、 坂本龍一 、 中村浩二 （太鼓奏者）の4人でしたが、今回はこの1回で一気に4人の受賞者が出ました。

まずは B'z の 松本孝弘 ラリー・カールトン と一緒にレコーディングしたアルバム『テイク・ユア・ピック』が、「ポップ・インストゥルメンタル・アルバム」部門を獲得したのをはじめ、クラシックの「ベスト・インストゥルメンタル・ソロ（ウィズ・オーケストラ）」部門で、 内田光子 が「モーツァルト・ピアノ・コンチェルトピアノ協奏曲23番、24番」で受賞。

また、 上原ひろみ がピアニストとして参加している スタンリー・クラーク の『ザ・スタンリー・クラーク・バンド』が、「ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム」部門で受賞しました。

さらには、「ベスト・ニューエージ・アルバム」部門で、喜多郎を破った ポール・ウィンター の『ミホ：ジャーニー・トゥ・ザ・マウンテン』は、日本の滋賀県甲賀にある私立美術館ミホ・ミュージアムを訪れたポールが大変インスパイーアーされて作ったアルバムで、実際レコーディング自体もこのミホ・ミュージアムで行なわれ、琴奏者の 松山夕貴子 が参加しています。

ウエディングドレス用のタイシルク、またはイブニングドレス、カクテルドレス用のほか、インテリアにもお使いいただけるタイシルク、コットン等タイの手織り生地を専門に販売するＨａｎｄ&Ｈｅａｒｔ（ハンドアンドハート）は東京日暮里にあります

前置きはこのくらいにして今回書きたかったのは ジャスティン・ビーバー が獲るんじゃないかとも言われていた 新人賞

実際受賞したのは、私が昨年はじめて知ったジャズ・ベーシストで歌手の エスペランサ・スポルディング （ Esperanza Spalding ）です。

1984年10月18日生まれのエスペランサは、4歳のときにTV番組でチェロ奏者のヨーヨー・マを見て感激したことも音楽家を志すきっかけになったといい、5歳になるまでにはヴァイオリンをマスターし１０年間、地元の市民オーケストラでバイオリンを弾いていました。

病弱で学校にあまり通えなかった彼女はコントラバスに転向後、奨学金を得て１６歳で大学の音楽課程に。さらには1年半後にジャズの名門バークリー音楽院に進み、卒業後即２０歳で同校の最年少講師になったという才能の持ち主です。

まずはグラミー賞の受賞前にボビー・マクファーリンとの即興演奏を聴いてみてください。

その次の動画はホワイトハウスで開かれた演奏会での模様です。