はのせ日和

はのせ日和

5.Migrant


枯れ果てた大地にも
咲く花があるように
弱さなんて言い訳

残酷な運命と
割り切れる強さなら
高く遠く望める

涙も乾く厳しい陽射しに
信じた自分ぶつけて生きてく

例えそのカゴが甘く包んでも
行き場ない想いは募ってく

いつかこの空が歪み消えるまで
地平線追いかけ続けたい

繰り返す昼と夜
確実に時は逝く
捨てた夢を数えて

風向きを読めたなら
限りない不満さえ
現状 (いま) を変えるきっかけ

涙とまじる激しい雨にも
抗う術が必ずあるはず

もしもその枝が帰る場所 (ところ) なら
保証ない明日 (あす) へも飛び立てる

いつかこの翼青く染まるほど
穏やかな優しさ伝えたい
Migrant


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