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今日は、鬼のサキコ先生のレッスンの日。
覚悟を決めて、いざ出陣。(←大袈裟ではなくて、本当にこういう気分)
レッスンが始まる前(←嵐の前の何とかともいう)のひととき。。。
「ぜにこさん。」
「は、はい。」 名前を呼ばれただけでびびるぜにこ。
「本当に痩せたよね。」
「ありがとうございます。先生のおかげです。」
「ははは~。。。 いつも怒鳴られて痩せたって? そんな事ないよ、
本人の努力だよ。」
「(そんな事わかってますよ)いいえ、何割かは先生のおかげです。」
あれぇ? もしかして、ぜにこの事ほめてますかぁ
びっくりだな、こりゃ。
サキコ先生は厳しい。大人相手にだって容赦はしない。
「楽しいだけでいいの?バレエの真似事でいいの?
少しでも上達したいでしょ? じゃ、頑張ろうよ。」
これが、サキコ先生のポリシーだ。
だから、努力した人、頑張った人のことは手放しでほめてくれる。
絶妙な飴と鞭だ。
レッスンはいつも通りにビシバシ行われた。
そして、レッスン後、話はやっぱり、来週から始まる発表会の振り付けのことに。
「1幕は板付き(幕が開いた時点ですでに舞台上にいること)の人と、両サイドから出てくる人に分かれるけど、基本的にずっと出っ放しだから。」
はぁ 白鳥の1幕って40分超あるんですよね?
そのうち、ぜにこ達は7分弱ワルツを踊って、あとの30分以上は舞踏会を盛り上げる為の小芝居を延々やるわけですね。
長い。。。体力、気力、その他諸々大いに不安だ。
「タンタタラタラリラ タンタタラタラリラ」サキコ先生、また踊ってるし。
「覚えられるかなぁ。」隣にいた仲間が呟く。
「ぜにちゃん、頼むね。よろしくね。」
「ちょっと待った」
おお、やっぱり出ました、サキコ、いえいえサキコ先生の喝。
こんな甘ったれた態度を見逃すはずがない。
「振り付けは人に頼らず、自分で覚える。
今みたいな発言は、回りの人の負担になるんだからね。」
「はい。」 そんな深い意味も無く言ったんだろうに、叱り飛ばされちゃってお気の毒。
「自分がちゃんと覚えて、人に教えてあげるくらいの気持ちでやってちょうだい。
皆がそれくらいの気持ちでやれば、きれいに揃うんだからね。」
確かに、その通りなんだけどねぇぇぇぇ
出来ずに自信満々も困り者だけど、過剰に自信が無いヤツもこれまた困り者なわけで・・・
センターレッスンの時なんかも、とにかく人の陰に行こう行こうとする人がいて、ちょっとねぇって雰囲気になったりする時がある。
どこに立とうが、サキコ先生の厳しいチェックを逃れられるわけがないんだからと、大方の生徒は一番前や先頭を渋々ながらもやるんだけどさ。
(サキコ先生は背中にも目がついていると言われている。)
ぜにこですかぁ?
もう、出来ても出来なくても達観って感じかな。
どうせ、どこでやったって、怒られる時は怒られるんだと思ってるからさ。
なので、先頭が回ってこようと一番前が回ってこようと、はいはいやりますよって感じ
しかし時として、大胆な創作ダンスをやって、サキコ先生のドギモを抜く。(笑)
さてさて、来週から本格的に振り付けが始まるぞぉ。
すごいワクワク感と武者震いが少々。
ま、平常心を保つことを心掛けましょう。
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