Happy Nail

痛い胎動


自分で確認できた。
下っ腹で、金魚がもにょもにょする感じ。(わかりくい・・・)
最初のうちは、ホントにここに人間が入ってるんだぁ、
私の中でもう一人誰かが住んでる?生きてる?んだぁ、
って感じで、嬉しい+ただただ不思議な感じ。
急に実感が沸くという訳でもなく。

8ヶ月位になると、動いた時に腹に手を当てると
第三者にも動きが確認できるようになった。
旦那は大喜びで、私が”あ、今ここ!”と教えると、
ゴロゴロしてても飛び起きて、
すかさず私の腹に手を当てて、胎児の動きを追っていた。
妻の妊娠に、なぜか拒絶反応を起こすという夫もいるらしいので、
これは、とてもよいことだったと思う。
我が旦那は検診に同伴した時に、胎児の頭の位置を把握し、
その晩から私の腹の上の、多分ここに胎児の耳があるであろう位置から
毎晩話しかけていた。
そのうち、生腹になると、腹越しに伸びする胎児の足が
ゴルフボールみたいな感じでポコッと出てきて、
私が押し返すと、その位置から少しズレた場所にまたポコッと
出てきて、あ、逃げてる、みたいな。
おもしろかった☆
この遊び?を旦那に勧めたところ、
”なんか痛そうで恐いし可哀想だからやらない”と断られた。

こんな、まるで昔のドラマのようなほのぼのとした日々も束の間、
胎児の胎動はどんどん活発化していき、
ヤツの足が私のアバラを、
ジワ~っと、キリキリ押し上げるような、
嫌ぁな激痛にたびたび悩まされた。
うぅ・・・、くっ・・・!っと、思わず座り込みたくなる位、
ホントに痛かった!!!
スーパーで買い物中などにやられると、本当につらくて、
このでかい腹の妊婦が腹を押さえていきなり倒れこんだら
救急車を呼ばれてしまう。
しゃがみ込む訳にはいかない。
平静を装う。
これは、自分との戦いだ。

この痛みは、臨月に入ると胎児が育った分痛みも増し、
産前までずっと続いた。

私の周りには胎動が激痛な人がひとりも居なくて、
この苦しみを誰にもわかってもらえなくてつらかった。
痛みなんて他人となんか比べようがないし、
大げさなんじゃない?みたいな。キーッ!

こんなんだったし、あまりの痛みに、
私だけどっかおかしいんじゃないかと本気で不安になり、
担当医に泣きついたところ、
”あ~、そういう人、たまにおるね。
それはどーしようもないから、まぁ母になるための試練だとでも
思って頑張って”と言われた。
さらに、産むときはもっと痛いし、生まれたらもっと大変なんだよ、とも。

私は小柄なうえにガリガリなので、
脂肪がない分胎動もダイレクトに感じやすかったらしい。
臨月には、足の付け根とちこつが痛くて歩行困難になったし、
体力もないからすぐ疲れるし、日常生活も困難になってきた。
そんな時、ちょうど?切迫早産で安静生活を余儀なくされたため、
不安な反面、寝て過ごせるのが嬉しかった。
まぁそれも、最初の数日だけだったけど。

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