ぽんたこ@ むにょ~な日々

ぽんたこ@ むにょ~な日々

こぎつねコンとこだぬきポン

こぎつねコンとこだぬきポン 松野正子/作  フォア文庫 1987年第1刷

  表題作ほか2編・いのししイノコ
         ・まめたとまめきちの話





楽天リンクの画像がありませんでしたので,下記画像 (セブンアンドワイ) を参考にしてください。
kogitunekonntokodanukiponn.jpg






 つばき山に住む,こぎつねコンには,近くにきつねが住んでいないので,友達がいません。川をはさんだ,となりの杉の木山のこだぬきも,近くにたぬきが住んでいないので,友達がいません。偶然,出会った2匹は友達になりたいと思います。

 ところが,こぎつねのお母さんは「たぬきと歌ってはいけません。こんど歌ったら,おしりを十ぶちます」と言い,こだぬきのお父さんは,「きつねなんか友達なもんか。こんどきつねと歌ったら,おしりを十ぶんなぐる」とどなります。

 ある日,2匹はばけっこをします。こぎつねコンがこだぬきに化け,こだぬきポンがこぎつねに化けます。2匹は化けたまま,コンはたぬきの家へ,ポンはきつねの家へ帰ります。2匹は夜,眠っている間に元の姿にもどってしまうのですが・・・

 そして・・・2匹の家族は,仲良しの友達になれたのです。どうして仲良しになれたのかは,本を読んでみてください。


☆低学年には,少し長いかなと思いましたが,そんなことは,感じさせない作品です。
 韻をふんだ,リズムのある歌,繰り返しの言葉は,読んでいても聞いていても楽しくなります。
 絵本も出版されておりますので,幼児にもおすすめです。






© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: