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麻耶里樹

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2006年02月13日
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カテゴリ: 演劇
シアタープロジェクトの実行委員、参加者が多く所属する「ポケティプロジェクト」の公演、「葵の上」を観劇してきました。

ご存知「源氏物語」に出てくる光源氏の不幸な正妻「葵の上」と、光の君の愛人「六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)」、そしてもしやオリジナルキャラクターなのか?祈祷に呼ばれたひとりの「巫女」が登場人物。

この芝居では「葵の上」は言葉がつたない、子供のような人形のような人物として登場した。
本来、葵の上は知的で冷静でめったに感情を出さない「出来た妻」として描かれていたと思うのでこれは衝撃的だった。
(葵の上は光源氏と政略結婚させられて、自由奔放な夫には亡くなる直前まで愛されることのなかった女性です。)

源氏物語のなかでも大きな事件「車争い」で夫の愛人、「六条御息所」がお忍びで乗っていた車を女房の車の奥においやってしまう葵の上。
(身分ある女性にとってはこれ以上ない恥です)
それは彼女が望んでやったことではないにしろ、六条御息所の恨みを買い、生霊に呪い殺されてしまう。

今回描かれていたのはその場面。原作にはない夢うつつの世界での話。

「(源氏と)出会わなければよかった」という六条に巫女が「本当にそう思うのか?」と問うと「・・・いいえ、何度生まれ変わっても私はあの人を追い求めるでしょう」と答えます。
私が一番共感した場面です。

出会わなければ醜い争いをすることもないけれど、苦しむほどの恋ができたのも出会ったからこそ。
恋も友情もすべて、出会わなければ辛い経験も産まれなかっただろう。
だけど、その出会いからもらったたくさんの喜びもなかったことになる。
芝居のテーマとは関係ないけれど、なんだかもっと深いテーマと重なる思いでした。

この舞台のテーマは「女」
綺麗・美しい・かわいい・しとやか・たおやかな女性たち。
そして醜い女性たち。
女性の嫉妬深さは平安の世から同じなのですね(^^;)
幼いころの「ストレートな嫉妬」も怖いですが、大人の女性の「陰鬱な嫉妬」のほうが怖いなあ・・・なんて考えちゃいました。


小さいころって女の子はグループで活動したりするじゃないですか。
それが苦手で苦手で(--;)
「トイレに一緒に行かない?」ってありえないっす。
なんでトイレで気兼ねしながら用を足さないといけないんだって思ってました。なので「今はいいや」って断ってました。
あと「あのコが行くっていってたから一緒に行けば?」とかね。

発覚した時点で徹底的に無視され、「私は違う人を好きになった」といわないと仲間に入れてくれなかったり。
「こっわ~」と思ってグループには属さないことにしてました(苦笑)

そうそう、この舞台の冒頭で「コンサート会場のトイレで出会ったファンたちの会話」のような設定の芝居が挿入されいるのですが、リアルでおもしろかった~。
ファン同士でも年齢が違ったり、好きなメンバーが違うと亀裂がはしったりするそうです。
一応私も好きなユニットがあるんだけど、ファンが怖くてライブに行ったことないんですよね。
女の子の黄色い歓声は自分に向けられるもの以外は(!?)嫌いだし。
子供と女性は「超音波発生器」ですからね。
もちろん私も発生できますけど(笑)












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Last updated  2006年02月13日 16時39分31秒
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