科学はイタズラだっちゃ! 受験も科学!      科学実験教室&家庭教師  宮城県大崎市

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すべてを包み込む


実は、今、私の魂は噴火しているのです。
と同時に、自分自身についても、否定したいことが山ほどあります。しかし、それらを分離して破棄するだけでは、私たちの目指す幸せな社会は築けそうもないことは、すでにお気づきでしょう。

大宇宙から、人間という小宇宙まで―これらはみな、ひとつのまとまりをもった全体です。宇宙のなかのすべてのもの、地球生態系のなかのすべてのものは、つながりあっていることは明白です。

 そこから、分断する従来の「科学的」見方ではなく、存在するすべてのものは、たとえそれひとつでは意味のないように見えても、大きなつながりのなかでは意味を持っており、不必要なものは何もないという考えが生まれます。
すべては全体のなかの一部なのです。さまざまなものをつつみこみ、活かし、その一面性、断片性を補い、全体のなかでつりあいをとろうとするのです。

 また、それだけで完全であり、他の存在を必要としないものは何もありません。すべてのものは他の存在によって支えられ、活かされています。そして、すべてのものは他の存在を支え、活かしています。  学び自体にも、はさまざまな道があり、そのすべてを活かし、統合していくことこそ、必要です。
従来の伝統的な教育も否定するものではなく、それらをすべてつつみこみ、一つひとつの教育理論や技法の断片性を補うことで全体的な調和をつくりだそうとするべきです。

 すべての生命現象の本質は多様性ですが、「つつみこむ」とは、ひとつのものが巨大化され、他をのみこんでしまうことではありません。そうではなく、全体との調和のなかで、すべてがそのままで活かされることです。
つまり、多様化が排除されるのではなく、全体のなかで多様性が多様性のままに活かされることなのです。
たとえ部分的には葛藤があっても、全体として見ると、その葛藤している部分も、もっと大きな調和の中に活かされているのがわかります。
夫婦喧嘩も、より大きな調和のなかの、一つのステップなのです。
病気やインフルエンザも大きな調和とみて、包み込まなくてはなりません。

宇宙の生命現象は、たえず動き、変化していきます。固定化したものは何もありません。ゆらぎ、変化するプロセスそのものが、生きるということなのでしょう。

 不調和は、つながりを見失うこと、バランスをくずすこと、固定的、絶対的なものを求めることから生まれてくるようです。

 社会の全体、または一部を否定して、崩壊させても、理想の社会は生まれません。現実社会のなかでこそ、わたしたちは生き、成長し、よりよいものに変革していくことができるのです。
 大きないのちのつながりのなかで、人類の遺産をよみがえらせ、新しい視野のなかで活かそうとするのです。否定し、破壊すべきものは、何もありません。すべてを活かし、全体的な調和を取り戻そうとするだけなのです。

どんな人をも、どんな状況をも、否定しないで、包み込むことを基本戦略にしたいと思います。

 そのためにも、自分のこれまでのものの見方・考え方を絶対視したり、そこに安住したりせずに、新しい見方・考え方に対して自分の心を常に開いていこうと思います。



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