HAZIの風まかせ波まかせ気まかせ

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第一章 ~何も知らぬたび~

ずん!!ずん!!ずん!!
重そうな音が3発とどろいた。
・・・どさっ
何か倒れる鈍い音がした。
「やっと倒した・・・」
コートを着て熱そうなカッコをしてる人がいた。
その人ははーはーと白い息をはきながら走ってきた。
そして足元に落ちている「なにか」を拾った。
「3発もこいつのためにつかっちゃったよ」
残念そうに持っているショット(銃器、レイと呼ばれている)の3発撃ったところに弾丸を詰めた。
「このうさぎ・・・どうやって食べよう・・・」
ウサギの死骸は見開いた目でこっちを見ていた。
とりあえず焼いてみるか・・・。
そうマナは思った。
俺の名前はマナ、本名はマレイ・ナータリー
略してマナだ。
町を飛び出したはいいが行く当てがない。
だからこう狩りをしながらさまよっているのだ。
(さてどう焼こうか・・・)
そう思いながら
おもむろにショットをぎゅっとつかみ
ハンマーのところに火薬を置いた(ハンマーは後ろのかちん!ってやるところ
そして引き金を引いた。一瞬で火花が散った。
誰もいない雪原に音が響いた。
薪の上に新しく出来た光をうつした。
すぐに燃え広がった。
(やはりよく焼けるな)
少し時間がたったところでそのウサギを食べ始めた。
うん・・・
うまい。
ゆっくりと食べていた。
もう夕方か・・・。
赤々と燃えるように俺を照らしてくれる
太陽が今にも沈みそうだった。
そのまま夜が訪れた。
どこへ行こう・・・
その不安を持ちながら
一夜過ごした。
・・・・・お母さん・・・・・・。
・・・・・・お父さん・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




雪原に完全な静寂が訪れた





第一章・・完・・



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