HAZIの風まかせ波まかせ気まかせ

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第二章~Mazic shot《魔法の町セルツ》~

「にぎやかだなあ・・・」
マナは一人、そうつぶやいた。

ここは魔法の町「セルツ」
いたるところで「魔法原理建造物」といわれる、魔法の原理が使われた建物が建てられている。
もちろん、名前のとうり住民も魔法を習得している。
職業も、プリースト・マジシャン・アシスト・錬金術師・精霊術師など多彩な職業がある。
前日、マナはこの町についたのだった。

「魔法か・・・」
「ん?なに?」
「いやなんでも・・・」
しゃべりながらも魔法繁華街という名の通りを通っていた。
「ほんっとにまほうばっかだねえ」
「うん・・・」
店も魔法関連ばっかりで、魔法本屋、杖.装備店にM.P.G(Mazic.Players.Gildの略。いわゆる魔法使いたちが集まってパーティをつくり依頼をこなす場所のこと)などがある。
「とにかく食糧とか買わないと・・・どこにあるんだろ?」
「さあねえ」
とかいいながら街中をさまよっていたら歓声が聞こえきて、
「なにこれ?」
なにやらでっかい建造物が目の前に立ちはだかったのだった
「・・・コロシアム?」
「なるほど」
確かに、中から歓声交じりに怒声やらなんやらが聞こえてくる。
「ねえねえチラシだよ」
「ん?」
その壁に貼ってあったチラシにはこうかいてあった。

《バトルトーナメント戦闘者募集!》
・ルールは一切ありません!参加者は敵を倒すか、降参させれば勝ちです!
*なお、命の保障は一切いたしません。
・賞金、賞品は可能な限り参加者の自由です。
・武器、魔法、投擲武器、トラップ、なんでも装備可です!
・住民でなくても参加は出来ます。
・日時:丞暦520年3景6省15刻28凸より
・場所: コロシアム大門奥
                  コロシアム運営委員


「へ~え、さすが魔法の国♪」
と正直にハジが言った。
「・・・やりたい。」
「へ?」
「いこうよハジ!」
と走り始めた。
「ど・ど・どうしたのさマナ」
「面白そうだからさ!」
「・・・さいですか」
「今は・・・あ~!」
「コ・今度は何?!」
「後10凸しかない!」
「急ぎなよう!」
「わかってる!」
といいながら全力疾走し始めた。
「・・・・・面白くなりそうだ・・・・・」
「なんかいった?ハジ?」
「な~んも♪」
「怪しい・・・」


~6minute Later~
「はぁ・・・はぁ・・・」
「やっとついたねえ♪」
「・・・ハジ」
「ん?」
「この状況楽しんでない?」
「ん、んなわけないじゃん?」
「ごまかすな!投げ捨てるよ!」
「そ!それだけはやめてー!」
「よし!許す!」
「ほっ・・・んで早く行かないと遅れるんじゃない?」
「・・・あ!それを早く言えよう!」
「ふふん♪」


~コロシアムカウンターにて~
「うわぁすご・・・」
「・・・むさい」
「え?なんか言った?ハジ」
「いや・・・何でも・・・」
「そう?」
そこはハジの言ったとうり「むさい」男がいっぱいだった。
目の前のカウンターには受付をしてるような人が居た。
「あの~」
「ん?ナンダイぼーや?」
「・・・コロシアムに参加したいんですけど・・・」
「へ?」
「参加したいんですけど・・・」
「・・・死んでも知らないよ?」
「覚悟は出来てます」
「ほんとに?」
「ほんとに」
「ほんと?」
「ほんとだって!」
「それならいいけど・・・」
「ふうー」
「後悔しない?」
「しないって!」
「・・・それじゃあ名前は?」
「マレイ・ナータリーです」
「武器は?ちゃんと持ってるか?」
「・・・すいません子ども扱いしないでください」
「すまんすまんそのなりを見てるとちょっとなあ」
「もってますよ」
「じゃあ登録完了ってことで向こう側にある待機室にいってくれ」


~待機室にて~
「うわ・・・汗クサ・・・」
「むさいやつばっかだなぁ・・・」
そうマナとハジが言うと周りの人が二人(正しくは一人)をにらんだ。
その『待機室』と呼ばれる場所には大柄の斧を持った男、武器を持っていない細めの男、杖を持った女性などがいた。
その中で端っこにあいているベンチらしきものがあったのでとりあえず座って武器を整備する。
「なんか予想どうりすぎて・・・まあそんなもんか」
とハジがつぶやく。
「へ?」
マナが間抜けな声で聞き返す。
「いや、なんでもない」
「ふーん、変なの」
そんな会話を続けていると、おもむろに放送がきこえてきた。
-ピンポンパンポーン-
-今からトーナメントの順番を決めますのでカウンターに並んでくじを引いてください-
と、放送がなったあと続々と一つの場所に人が集まり始めた。
「あそこかな?」
「みたいだね」
人が群がっているところの中心に行くと、大きなくじの箱がドンッと置いてあった。
「よ~っし一番引くぞ!」
「何番でもいいような気が・・・」
そして人と人の間から手を伸ばし、大きな箱の穴に入れた。
「ん~・・・これだ!!」
と、思いっきり手を突き上げた。
「え~っと・・・?」
とった紙には《5》と書いてあった。
「・・・びみょ~」
その紙をポケットに入れつつとぼとぼとベンチに戻っていった。
「他の試合見れるかもしれないからいいじゃん」
「うん・・・まあそうだけどね・・・」


~5 minute later~
大きな箱の周りにいる人がまばらになったころにまた放送がなりはじめた。
-ピンポンパンポーン-
-くじ引きが終わったようなのでトーナメント表を作成します-
-十分後にコロシアムに入ってください-
-なお、コロシアムに入ったら武器の変更が出来ませんのでそこのところよろしくお願いします-
「装備か~・・・」
「そのままでいいじゃん」
「だね」
そういうとすぐにコロシアムに入っていった・・・



決闘編をおたのしみに!


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