好太王との対決と倭の五王 



広開土王2

広開土王

 好太王碑文は、400年前後、倭が朝鮮半島に出兵し、高句麗と激しく戦ったことを伝えている。これは、高句麗の神話から説き始め、好太王の武勲を讃えたものである。

 一方において、記紀は、神功皇后による三韓征伐を伝える。日本は、大規模な出兵を行い、征服し、新羅、百済、高句麗に朝貢を誓わせたという。

 戦前は後者の皇国史観が支配的で、戦後ではこれ一気に否定的な見解が有力なり、碑文が捏造されたいとう説ばかりか、任那日本府は朝鮮の日本における植民地であるという説まで唱えられ、百花繚乱の様相を呈している。
 「謎の四世紀」とよばる所以である。

 しかし、真摯に資料や考古学上の知見を考慮すればおのずと全体像は浮かび上がってくる。


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