放浪記  高校時代のへっぽこ



 どちらかと言うと、『くさったミカン』的な存在だったと思います。

 高校の時などは担任の先生から

 「授業に出ないのなら、学校に来なくても良い。義務教育は終わったんだし、社会に出て苦労している同世代の若者も沢山いる。お前も、社会に出て、自分の甘さを体感すべきだ。」

 とよく言われていました。 そりゃそうです。学校は毎日来てるのに、授業になると、部室(当時、へっぽこはスキー部と弓道部とバスケ部を掛け持ちしていました。)を転々と徘徊しては、ゲームボーイ片手にマイルドセブンをプカプカ。

 たまに授業に出ても、教科書はないし、当然ノートなんてありません。 ただただ、何も出ていない机の上で爆睡してるのですから、当時の先生方からすれば、甚だ可愛くないであろう生徒でした。

 当然、成績も下の下、350人中340番辺りを行ったり来たり。通信簿もオール2で、今考えると「よく卒業できたなぁ。」と、当時の先生方に感謝せざるをえません。

 さらに悪かったのが、へっぽこは当時、バンドを組んでいたのですが、若気の至りと言うかなんと言うか、『バンドマンの黒髪はダサイ』と言うメチャクチャな理由の元、当時のへっぽこは真っ茶っ茶の茶髪でした。(今、バンドを組んで頑張ってる方々、これは、あくまでへっぽこが思っていた事です。要するに思い込みですね。)


 バカですね。当時のへっぽこはそんな事にも一向に気付かず、ただ、自分のやりたい事・楽しいと感じてた事にしか目もくれず、毎日を過ごしていました。

 なんせ、田舎の学校だったので、『バンドマン=カッコイイ』と言う、おかしな方程式も手伝ってか、当時のへっぽこは少なからず、他の生徒の目を引く存在だったと思います。 

 『カバンの代わりにベースを担ぎ、免許もないのに友人のバイクで学校に通う』

 そんな自分の姿に酔いしれる、どうしようもないくらいおバカな生徒でした。

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: