ヘッポコMENの奮闘記

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古代遺跡



ジャスティン達が使い込まれた冒険者パスを手にしたその頃パームには軍隊が来ていた。
どうやら、古代遺跡の調査部隊の様だが明らかに部隊の規模が大きすぎる。
指揮官クラスが3名、戦車数台と歩兵いう大部隊だ。

ジャスティン達は意気揚々と町に戻ってきたが、町の中は調査部隊の噂で持ちきりだった・・・。
「なぁスー!もしかすると遺跡の奥まで見られるかもしれないぞ!」
ジャスティンの目の輝きが更に増す。
こうなってしまったジャスティンを止める事は母親のリリーでも無理だ。
スーは呆れながらもジャスティンと遺跡に行く事にした。


古代遺跡は港町パームからさほど離れていない所にある。
これまで、数々の調査隊や冒険者が奥まで入り込んでいった。
しかし、奥に行くまではそれなりに険しい道程があり子供では危険であった。

遺跡に到着したジャスティン達だが軍が封鎖してしまい容易には入れなくなってしまっていた。
だが、そこは冒険者のジャスティンとスー!あっさりと忍び込む。
そして、古代遺跡の中に入っていくのだった。

調査部隊に見つからない様に奥へ奥へと進む2人・・・
気が付くと大きな鳥の石像の前に立っていた。
「おい!スー!どうやら行き止まりみたいだぞ?そろそろ腹も減ったし帰るか~?」
とジャスティン。何も無かったのが不満だったらしい・・・。
だが帰ろうとしたその時!突然石像が動き始めた・・・。

スーを庇いながらなんとか石像を倒したジャスティン。
一息つくと後ろの壁から隠し通路が出てきた。
「隠し通路」「まだ誰も入った事が無い」・・・ジャスティンの心に火を着けるには充分すぎるものだった。

奥に進んでいくと大きく広い部屋で行き止まりになっていた。
部屋に足を踏み入れたその時、ジャスティンのポケットが光り始める。
『なんだなんだ?ここには父さんから貰ったお守りしかないってのに』
と思った瞬間目の前に女性が現れた。
その女性は「そなたは真実を望む者か?ならば険しい冒険の果て我を求めよ」
と謎の言葉を言い放つ。
「お前に会う為にはどうしたら良いんだ!」とジャスティン
謎の女性は答える。
「精霊石の加護の元、我を求めよ」
その瞬間、ジャスティンのお守り袋が光る。中からは透き通るような青い石が強く強く、それでいて暖かな光を発していた。
その光は、束となり一点に向かって伸びたのだった・・・
それは東。ニューパームのある方角だった・・・

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