”Mustache君”と

”Mustache君”と"トラ君"の「日記」&”あごひげ君"の「登山とロードバイク」のブログ

■人間には強弱があっても優劣はない■


★~北から南から~
メキキの会の前野七彦さんから、産経新聞社刊「お母さん、ぼくが生まれて
ごめんなさい」向野幾世著に記載されている「やっちゃんの詩」をご紹介頂き
ました。

『やっちゃんの詩』

 27年前に15歳で亡くなったある脳性マヒの子の詩に感動してしまいました。
感動をみなさまへおすそわけ・・・
この詩を残したのは、やっちゃんという脳性マヒの男の子です。お母さんへのす
べての感謝を一遍の詩に凝縮させて作り、その二ヵ月後、やっちゃんは天国に旅
立ちました・・・

ごめんなさいね おかあさん  ごめんなさいね おかあさん
ぼくが生まれて ごめんなさい  ぼくを背負う かあさんの
細いうなじに ぼくはいう  ぼくさえ 生まれなかったら

かあさんの しらがもなかったろうね  大きくなった このぼくを
背負って歩く 悲しさも  「かたわな子だね」とふりかえる
つめたい視線に 泣くことも  ぼくさえ 生まれなかったら

ありがとう おかあさん  ありがとう おかあさん
おかあさんが いるかぎり  ぼくは生きていくのです
脳性マヒを 生きていく  やさしさこそが 大切で

悲しさこそが 美しい  そんな 人の生き方を
教えてくれた おかあさん おかあさん
あなたがそこに いるかぎり  すべてのひとは素敵です。
ありがとうございます。

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 身体の不自由な人も、お年寄りも、子供も、社会的な弱者であるけれども
 けっして人間的に劣っている人ではないのです。
 人間には強弱があっても優劣はないと思います。

 あなたが優れているのでも、また劣っているのでもないのですから弱者と
 言う事で偏見、差別を持つ事は人間として大変恥ずかしいことなのです。

 若い方には是非このへんのところを心の隅にしっかりと持ち続けて頂き
 たいと切に希望します。

それにしても目頭の熱くなる『やっちゃんの詩』です。

 ヒバゴン拝
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