ひきこもりテツのページ

ひきこもりテツのページ

2016/11/06
XML
カテゴリ: 鉄分補給


洞爺丸など 沈没した5隻の連絡船のことは多くの市販書籍や
国鉄(当時)部内発行の出版物から知ることができますが、もっとも簡潔かつ
平明に記された冊子(ブックレット)があります。

函館市青函連絡船記念館「摩周丸」の指定管理者
特定非営利活動法人 語りつぐ青函連絡船の会 が発行している
「台風との斗い」 300円


こちらから購入できます。
いるか文庫ライブラリーショップ

当時の運航ダイヤ、函館港内の様子が非常にわかりやすい図で示されていて、
奮闘のすえ力尽きた5隻や、何とか持ちこたえた僚船の動きも的確にとらえ
理解しやすくできています。
是非多くの方に手に取っていただきたい、名冊子といえるものです。

タイトルは、
洞爺丸台風の翌年、1955(昭和30)年に、国鉄 青函船舶鉄道管理局
から刊行された
「台風との斗い(青函連絡船遭難体験記録)」
からひいたものと思いますが、
「闘い=たたかい」を「斗い」と書くあたり、いかにも国鉄らしいですが、

ひきこもりテツが(もう30年前のことです)連絡船終航のころに読んだ、
「青函連絡船ものがたり」 (坂本幸四郎著)の中にも出てくるこの出版物を
いつか読んでみたいと思っていたところ、2011年になって 
語りつぐ青函連絡船の会 が 復刻、我々一般人の目に触れる機会を与えて
くださいました。

沈没した連絡船のうち、洞爺丸だけが一般の乗客を乗せていたがゆえに多数
の方が亡くなられましたが、他の4籍でも多くの国鉄職員(乗組員)などが
殉職されました。
国鉄が起こした事故ゆえに、生存者のみならず、一家の大黒柱や最愛の息子
を失った遺族でさえも、被害者である前に、加害者でもあるという立場ゆえ
世間の冷たい視線や、乗客の遺族らから罵倒、批判を浴びて、肩身の狭い立
場で苦しまれていたはずです。そんな中、この本の出版に協力されたことは
特筆すべきことと考えます。

いろいろな意味で、読むのには少々覚悟が要りますが、この冊子をお読みに
なって洞爺丸台風のことついて興味を持たれた方は、ぜひ
「復刻・台風との斗い」 もお読みになっていただきたいと思います。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017/01/22 12:43:15 AM
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: