僕のできる事

僕のできる事

ある男の人生10章



一也は、車のなかで吐き気を感じて、胸がむかむかし、背中は痒くてしょうがない、病院に電話すると、まだ薬があわないんだと思います、もう少し、様子を見てくださいといわれたので、いわれるままにした。
一也は、神様に感謝していた、家を建てる決断が、後1年遅ければ銀行は、資金をかしてくれなかったのではとおもったからだ。
今、思えばよく頑張ったなと自分自身で思った、というより如何してあんなことがおきたのかという疑問が解けたことで気持ちが不安ながらも納得できた。
一也の症状として考えられる、今までのことを思い出すとスナックで順番がきても腰があがらず、マイクのところまでいくことができなくて仲間に笑われたこと、会議が長くなり立とうとしても、立てなくて早引きしたこと
ある担当店で、レジにたったとき身体が振るえて、どうにもならなかったこと、満員電車に乗った時、突然緊張感が身体を襲い、おりられないんじゃあないかと思う不安感、着替えに時間がかかるようになった、ワイシャツのボタンが、なかなかはまらない、電話の受話器をもった時,腕が上下に勝手に動き、相手とのやりとりがうまくいかない、歩く時にびっこのようか、右足だけに力が入、靴が右だけ音がする、ぺたんぺたんと、坂道になると急に遅くなる、まっすぐ立とうとすると足に振るえがくる、その他にもあるのかも知れないがいわれて一也がおもいだす自覚症状だ不思議と病院に言われたとおり、身体の吹き出物も消え効果も現れてきたようで、動きも気のせいか、よくなってきたようなきがし始めたころ、運営会議で
“氷川課長、今日から大和店は竹村さんを担当にしてくれ”
その瞬間、氷川課長の顔に笑みがこぼれた。
“竹村さんそういうことなんで、宜しく、早速引き継ぎにいきましょう”
“うちは病人にみてもらっても困るのよ”
と、いきなりオーナーの奥様の先制パンチ
“今日は、初めてなので,緊張しています、
次からは、しっかりしてきますので宜しくお願い致します“
といってはみたが,ズボンのなかで,足が振るえている。

竹村君,内の三河店長の教育もたのむよ”
と,オーナーがいう
“はい、わかりました、明日一番で臨店します、今日はこれで失礼しますが、体調も整えてきます”
“それじゃあ,宜しく頼むな”
“ハイ,承知致しました”
大和店の一日目の臨店がおわった。
これから,大和店との長いお付き合いが始まることを誰が予想しただろう。







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