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台所仕事をしながら、
なんとなく、途切れ、途切れに
テレビを 見ていた。
NHK 「負けて、勝つ」 吉田茂のドラマ。
第二次世界大戦の 敗戦後の日本。
戦争に負けた日本は、これから、どうなるのだろう。
あの頃、ソビエト、アメリカの植民地になったとしても、
何も、文句の言えない敗戦国の日本。
「勝てば、官軍 負ければ、賊軍」 で、
(会津藩士の墓地も、戊辰戦争、150年後の今も、
草ぼうぼうの中で、墓石が倒れたままになっている。
戦さに負けるということは、先祖の供養も出来なくなるほど、
徹底的に痛めつけられるということである。
同じ、国民同士でも、負けると、再起できないほど、痛めつけられるのだ。)
敗戦国、日本は、何も言えない状況の下で、
今の、豊かな、繁栄の 日本を 築き上げた政治家、
その苦悩は、いかばかりであっただろうか、
戦後生まれの私には、とても、とても、はかり知れないものである。
日本は、こんなに 国土面積の狭い アジアの小国なのに、
今や、自動車産業を始め、いろいろな分野で、活躍している。
今の日本があるのは、先人達の身命をかけた努力のお蔭である。
ドラマの中の 吉田茂の言葉、
「日本のために、命を かけているんだ。」
そうなのである。
あの時代は、みんな、どの国も、為政者は、
自分の国、そして、自分の国の人々の幸せの為に
命を、かけていたのだ。
身命を、かけていたのだ。
しかし、
今や、
インターネット、携帯電話、パソコン、その他、情報が瞬時に世界中に流れ、
地球の状況は、昔と 劇的に、変わった。
(3、11の震災も、世界中に、リアルタイムで、ネットで 伝わった。)
だから、
「自分の国の為に、命を懸けているんだ。」
というよりも、
「世界の為に、国境を越えて、人類のために、命をかけているんだ。」
という、時代に、必然的に なっているのである。
地球全体の調和、安定を、見据えなければ、
自国の平和安定は、おぼつかなくなっている。
それは、日々のニュースで、実感せざるを得なくなっている。
中国で、反日運動が、起きたが、
経済的には、結果的に、日中双方の、莫大な損害になってしまった。
アジアの安定、平和、調和に 反したことになってしっまっている。
一国の利益優先では、成り立たないほど、世界は狭くなっていて、
世界全体の利益を、考えなければならない時代になっている。
今は、そんな時代なのである。
自国の平和、繁栄は、地球全体の平和、繁栄によって、もたらされる。
「井の中の蛙、大河を知らず。」
狭い所しか見ないのではなく、壮大な宇宙とまでは、言わなくても、
地球全体の調和、地球で暮らす人々全体の平和と幸福のために、
小委を捨てた行動、実践の時代なのである。
今の日本は、近隣諸国の あつれきにさらされている。
もう、
アメリカが、アフガニスタンでしたように、極秘、秘密外交でも、なんでもいいから、
日本も、隣国と、極秘でも、秘密でも なんでもいいから、
外交をして、
アジア全体の幸せの為に 尽力してほしい。
野田首相も、身命にかけて、
拉致問題を解決して、隣国との友好、相互繁栄に尽力してほしいものである。
BS放送で、日中国交40周年で、田中角栄氏と、大平正芳氏の日中国交条約 締結に至るスリリングな過程を、深夜放送していた。
政治家として、田中氏と大平氏が、身命をかけていなかったら、日中国交は、出来なかっただろう。
もし、40年前、日中国交、が、不成立だったら、今の日中関係は、どうなっていただろうか?
というよりも、
あの、東西対立、ベトナム戦争、米ソ冷戦時代、資本主義、共産主義の対立の時代、
中国は、毛沢東の共産党時代に、
アメリカと日米安全保障条約を結んでいる資本主義国、日本と日中国交条約が、結ばれたのは、
奇跡としか言いようがない。
まさに、奇跡であった。
40年前の あの時代、今よりも、すごい反日感情の中で、
今の北朝鮮と国交を結ぶより、もっと、難しい、
中国との国交正常化を果たしたことは、田中角栄氏の偉業であろう。
条約締結後、
中国残留孤児の帰国とか、中国の研修生の受け入れとか、
条約の約束を、田中角栄氏は、きちんと守り、履行した。
隣国同士、
非難しあうことより、助け合うことが大切なのだ。
今の状態を、周恩来氏、田中角栄氏だとしたら、
どのように考え、どのような対応で、きり抜けてくれるのだろうか?