輝きの風景 Ocean View

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第二五部 「空と水の戦い」


空の国{スカイワード}と、水の国の{アマテリアス}。
二つの国は、お互いにお互いを憎み、戦争を仕掛けた。
しかし、そこにはそれぞれ、空の国にクロス、水の国にクロノが助太刀をしていた。そして今、空と水との戦いが始まった。
たくさんの叫び声が上がっていた。いろんな、形、種類のデータサブジェクトが光り、そして、魔術を放っていった。
二つの国の間に、風と水が一斉に飛んだ。
さすがに、いつもついているサテライトでも二人の姿は見えなかった。しかし、間を通り抜けまず、クロスを見付けた。
クロスは、反膜をつけていて、あまり大技は出さずに、仲間の助けをしていた。どうやら、旅の途中みんなが寝た後練習していた魔術を、かなり修得しているようだった。覚えも早い。クロスはどんどん、活躍していった。
一方、クロノはと言うと、なんとこのサテライトでも見付けるのは至難の業だった。それというのも、人混みに紛れていたわけではない。
クロノは、師匠から教えてもらっていた、時の魔術を一生懸命使っていた。クロノは、自分の時間の早さを早くする魔術を最初にかけ、誰よりも早く円陣をきり、同時に相手の早さを遅くする魔法をかけた。そして、自分のところへ戻ってくるときには、今度は自分と同じ魔法を味方にかけた。それだけ、クロノは時の魔術が優秀だった。しかし、番号を刻むのがまだ遅い。しかし、充分水の国の兵達はかなりの早さで相手の国へ突進していった。あっけにとられていた空の国だが、空の国の住人は強かった。水は早かった。しかし、空は力が強かった。どちらも引かない戦いとなっていた。
そこへ、クロスとクロノが出くわしてしまった。
「あっ!」
「あっ!」
幸い、クロスとクロノがいたのは恥の方で、戦いの邪魔にはならなかった。
「なぜ、クロスさんが・・・?どうして、こっちの味方なんですか!?」
「えっ・・!?って、そりゃこっちが聞きたい。」
しばらく立っていたが、クロノはようやくある行動に出た。突然、クロスに向かってデータサブジェクトを向けた。そして、炎を出した。クロスはひるんだが、反膜のおかげで、そのまま跳ね返った。クロノは身を翻し、よけた。
「やはり、あなたは僕に対して、敵意を持っているようですね。攻撃を跳ね返す、反膜を張っている。」
「そんなこと言ったら、お前だってオレに攻撃してきたじゃないかよ!!」
しばらく、にらみ合いが続いた。
そこへ、一筋の線(ビームのようなもの)が入ってきた。上を見ると、ドタッっと、だれかが、二人の間に着陸した。シールだった。
「お前ら、なにやってんだ?お互いに戦いあっちゃったりして・・・。」
シールがため息をつく。クロスと、クロノが同時に言う。
「だって、水の国が空の国を・・・。」
「それは、空の国が水の国を・・・。」
そして、同時にあった。
「潰そうとしているからだ!」
そして、クロスとクロノが顔を見合わせた。
「えっ!?」
ほらな、とも言いたげにシールが肩をすくめた。
「えっ・・・それじゃあ・・・おれたち・・・・」
「騙されていた?誰かに?変なことを吹き込まれて・・・・?」
そして、クロスとクロノは血相を変え戦いの中に入った。
「みなさん止めてくださーい!!!!この戦いは無意味です!!!」
「止めろーーー!!!騙されているんだ!!」
そして、しばらく立って、静まった。
一人の男が、クロスに問う。
「どういうことなんだ・・・?騙されていたって・・・。」
「そもそも、お互い、なんでこうなったのか話してみれば分かるよ。」
クロスがそう答えると、空の国が返事をした。
「俺たちは、何者かから、水の国がお前達の国を潰すと言っていた。それで、次の日にあのホースがおかれていたんだ。」
ぎょっとして、水の国が答える。
「何!?俺たちだって、変な奴からお前達の国は、直に空の国に滅ぼされるって言われたんだぞ。それで、あのホースがおいてあった。」
空の国と、水の国がお互い顔を見合わせる。
「えっ!?」
「俺たちは、騙されていたって事か?」
「誰かが楽しんでいるんだ。俺たちが争うのを・・・。」
そして、両国が、はっとした。そして、クロス達に言う。
「俺たち、この事件の犯人に心当たりがあるんだ。・・・頼む。そこへ行って来てくれないか?」
シールとクロスと顔を見合わせ、了解を取りうなずいた。
「ああ。了解。で、いってどうすりゃいい?」
「こう伝えてくれ。{今まですまなかった。もう気にしていない。本当にすまない。}と。」
不自然を感じ、シールが答える。
「随分、謝ってるな。その犯人に。どういうことだ。以前、何があった?」
と聞くと、こうしか答えなかった。

「奴は、気の陣の、電気の神なんだ。」

雷光場の接続書
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