輝きの風景 Ocean View

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第四十部「水と焔」

「あちちちちっ!! ・・・あっつぅー・・・」
「小動物だからって、なめちゃだめです。それに、猫じゃないですよ・・・」
「ぎゃー、猫が喋ってるー!!トムーー、喋ってるーーー!」

「あんなやつは、放っておけ。あひぃ、おれが負けたら、お前が変われ」
「あひゃあひゃ」
「まあ、でも、それは無いですよ」
「どういうことだ?」
「僕は、あひぃさんとは戦いませんから。一気にカタをつける!」

「ちっくしょう・・・どいつもこいつもシカトしやがって・・・、猫!」
「はいっ?」
「ほんとはやりたくないんだけど・・・・命令だから・・・」
ニャロメは突っ込んできた。しかし、シーズはそれをひょいと、かわし背中に小さな炎を浴びせた。
「セロさん、こっちは、楽勝です!すぐに助けに行きますから」

「おいおい、あの小動物なんだよ。炎吐くじゃねえか。なんだ、お前のペットか?」
「いや、家族だ」
波を、勢いよくトムに飛ばした。トムは、すかさず反膜を張る。そのまま、波がセロに跳ね返った。セロが波に乗り込まれた。
「はん!所詮、こんな奴だ!粉々になったろうよ」

「あっついってー!」
「はやく決着をつけたいのですが、いいですか?」
「その前に、お前おれを怒らせたよ」
それだけ言うと、下を向いたまま動かなくなってしまった。早く戦いを終わらすため、シーズはニャロメに突っ込んだ!はずだった。シーズは、すっと、物体を通り抜け、壁に激突しそうになった。
「な・・・・」
「お前・・・・本気でオレとやるんだな・・・・」
そういうと、突然男は巨大化した。


「あーあー、怒っちゃったよ。ニャロメ。あいつが怒ると、オレでも手が出せねえんだよ。 巨大化 するからよ。・・・奴は死んだか?」
「生きてますよ。そして、勝つ!・・・シーズもね」
「はっ?・・・あの小動物は死ぬ」
「いいからはやく続きを始めましょう」
次に、鉄砲水を浴びせた。が、やはり、反膜で跳ね返ってくる。
(「くっ、やはり跳ね返ってくるか・・・。どうすればいい。あの、膜を突き破る方法・・・」)
「へっ!悩んでんなぁ!!この反膜はオレの最高傑作でね!肉弾戦以外は受けつかねえんだ!!」
セロが悩んでいると、声がした。
「セロさーん」
「シーズ!!」
「こっちは終わりましたぁ!!どうすればいいですかぁ!!?」
トムが唖然としている。
「なっ・・・!!まさか・・!あのニャロメが・・・!?」
「シーズ、合図をしたら、飛んで、下に火を吐いてくれ!!」
「はっ!何を考えていやがる!はったりだろ?」
セロは鼻で笑った。
「どうですかね」
そして、魔術の準備でトムに両手のひらをかざす。
「フン!来るなら来い!おれは、この城で二番目にバリアがうまいんだ!1番は・・・・」
そして・・・ついに行動は起きた。水が洪水のように現れた。そしてセロが飛び、シーズに合図を出す。
「シーズ今だ!」
シーズが飛び、洪水となった水の中に、火を吐いた!その途端、水は急激に沸騰し始め、水蒸気が目で見えた。当然、水浸しになっているので、反膜は受け付けない。一つの術にしか、対抗できないからだった。もちろん、飛んでいないトムの足に、熱湯が来る!その場に足をついているものは死ぬはずだった。あひぃも・・・。トムはものすごい悲鳴を上げ、倒れた。水蒸気となったのか、どうなったのかはわからない。ただ見たくなかった。想像すらしたくなかった。
しかし、声が聞こえた。
「ぐ・・・、お前ら・・・・残りの兵士に殺されるぞ・・・・。これだけ、大きな事をやったんだ・・・・・。いくら神とは言え・・・ 千人のガロ を殺せるわけがない・・・」
「ガロだって!?兵はどうした!?」
セロは、後ろを向きながら言った。
「兵は・・・・出て行かせた・・・・ガロは・・・・特殊暗殺部隊のようなもの・・・・・兵より・・・・・都合がいい・・・・・。しかし、まだ幹部がいるから・・・・・お前らは」
そこで、言葉が無くなった。シーズが口を開いた。
「どうしますか?確かに、ここにいれば、死にますね」
しかし、別の声が聞こえた。
「あひゃひゃ」
「生きていたのか!!??」
「いや、にがした」
あひぃ、と名乗っていた人物が言う。そして、顔の形が変わった。
「クロス!!!」
「そう!ちょっと、心配になっちゃって、ヴァイノさんたちに頼んだら、許可してくれて。ちょっと、お手伝いしてもらえない?」
「なんですか?」
「いやぁ、おそらく神の拍動を、三つ感じるから全部解かなくちゃ行けないんだよ。で、護衛をおねがいしたいなぁ」
「もちろんです!」







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