くまピーノの休日

(1) 不良少年~桜木~1

(1) 不良少年 桜木 ~中学2年夏~



「中2=中だるみ」


問題が起きるたびに先生が言うお決まり文句 '`ィ(´∀`∩

中2の夏休み、さぞ先生方は ハラハラドキドキ していたに違いない。

「え~、万引き、家出、恐喝。この問題が一番多いのがおまえら中学生だ。」 といいつつも、
終了式では間違いなくこれらのことを2学年の為だけに話しをしていた(・д・?)ゞァェ??



そんな中私は・・・。 「私に一切関係なし」 の耳栓状態で話を聞き流していた。

例年どおり、何をするでもなくただぼけら~と過ぎていくだらだらプランが頭の中をめぐり、一人ウキウキモードだった( ´艸`)ムププ








しかし・・・。この夏、運命の分かれ道とも言えよう事態が待ちかまえていることにこの時の私は気づいていなかった・・・。










7月の終わり、夏休みから一週間が経とうとしているある日の夕方、昼寝中の私に


「電話よ」


とお怒り気味の母の声。

そのお顔からは(昼寝ばっかりして!少しは手伝いなさい!ヾ(*`Д´)ノ)の文字が浮かび上がっていた・・・。


「だれ・・・?」


と聞いたときにはもう遅く・・・。部屋の扉が 「ピシャリ」

「・・・・( ゜Д゜)」

しかたなく電話に出ると・・・。


奴  「おう!ヾ(・∀・。)ノ」

私 (てか・・・。誰だこいつ・・・?いきなり「おう!」かよっ!(・д・?)ゞァェ??)
  「あの~どちら様ですか?」

奴  「同中の桜木!知らない??」

私  (知らない・・・。)
  「ごめんなさい、ちょっと分からないです」

奴  「そっかぁ。いやさぁ、夏休みって暇じゃん?だから名簿見てはじから電話かけてんのよ。しかし、みんなつれないのなんのって。俺の
   声聞いたとたん切るんだよね、マジ寂しいし、あっ!だから切らないでね」

私  「・・・・( ゜Д゜)」

奴  「佐々木ってゴウのいとこだよね??あいつとは結構仲いいんだぜ(*`・ω・)ゞ」


私のいとこは、学校でもかなりの人気物で、何かと目立っていた。目立たない私は彼のいとこだと言う事で名は知れていたのだ。
得もあったが損の方が多く・・・。良く知らない人に「佐々木先輩のいとこさんですよね?」やら「あいつ今どこにいるか知らない?」やら駅周辺を歩いていると声をかけられた




私  「そうなんですかぁ・・・。それで私に何かようですか??」

奴  「あさって夏祭りじゃん??行くっしょ??俺、北口のファミマに居るから来いよ!あっ!林も来るからさ、って知らないか。まっそういう
   ことで絶対来いよ!じゃっ!(*・∀・*)ノ」

私  「えっ??ちょっと!あの。」



プープープー・・・・。



「・・・・( ゜Д゜)」




(何なの!!ヾ(*`Д´)ノ失礼な奴!一人で勝手に話しすすめて、ぜったぁぁぁい行かないし!しかし、桜木って何者??あっ!そうだ!!幸なら知ってるかもしれない・・・。聞いてみよっかな。)








親友の幸こと島崎幸子は、美人でとても明るい性格☆学校でも目立っていた彼女は、『学校のことなら何でもおまかせ☆』な頼れる存在




私  「もしもし、幸?みさきだけど。」

幸  「おう!みさきぃ。調度電話かけようと思ってたのよ!どしたぁ??(´∀`∩」

私  「実はね、さっき桜木って人から電話があって、それで・・・。」

幸  「さくらぎ(`・д・ノ)ノ!!桜木から電話があったの!?(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!」

私  「うっうん・・・」

幸  「あんた!Σ゚д゚≡(   ノ)ノ何ともない??怪我とか、大丈夫!?」

私  「大丈夫だよぉ(_´Д`)ノ電話で話しただけだし。」

幸  「電話で話しただけだしって・・。 十分問題あるじゃん!!ヾ(*`Д´)ノ あんた、桜木のこと知らないの??
   あいつに目を付けられたら最後だよ、絶対、かかわらない方がいいから!」

私  「??。そんな恐い人なの?( ゜Д゜)」

幸  「はぁ・・・。そっかぁ、みさき一小なんだよね、私、五小だから桜木と小学校同じだったんだ。
  五年生くらいからかな、中学生の不良仲間と連むようになって、タバコ・万引き良くない噂ばっかたつようになってさ、
  今も他校の生徒とケンカしたり警察に捕まったり・・・。  [西中の桜木]  って言ったら知らない人いないぐらい有名なんだけど。
  まっ、要するに 「危険人物」 ってこと。私たちとは世界が違うのよ。」

私  「ふ~ん。危険人物ねぇ・・・。(´-ω-`;)」

幸  「ちょっと!みさき?ヽ(゚Д゚;)ノ!!また何か変なこと考えてるんじゃないでしょうね?面白そうとか・・・。
   絶対!かかわらない方がいいんだからねっ!!これ忠告!で、どんな話しだったの??(´∀`∩」

私  (・・・・(´-ω-`;)結局幸も気になってんのね)
  「それが・・・・。」










幸  「夏祭りねぇ、でももう行くメンバー決まってるし、心配ないじゃん(*`・ω・)ゞその様子だといろんな人に声かけてるよ。
   行かなくても忘れてるって絶対!!

   そ・れ・に

   待ちに待ったダブルデートでしょ?キャッ(/д\*))((*/Д\)キャッ

   あっそうそう浴衣着てくよね?私、新しいの買っちゃった( ´艸`)ムププもう待ち遠しくって、でねでね・・・・。∩( ´∀`)」

私  (やばっ・・・ヽ(゚Д゚;)ノ!!すっかり忘れてた・・・。)

幸  「お~い!みさき聞いてる??」

私  「うっ・・うん。浴衣だよね、私も着てくよ、楽しみだねぇ☆」

幸  「あんた、聞いてなかったね。ヾ(*`Д´)ノもう、あさって6時に駅集合。わかった?
   じゃ、あたしあさっての準備しなくちゃだから。じゃねん☆(ノ*´∀`*)ノ」

私  「あっ幸ヽ(゚Д゚;)ノ」



プープープー・・・・。












  (どうしてこうみんなせっかちなの??( ゜Д゜)?でも・・・。まぁ、幸の言ったようにいろんな人に声かけてんだろうなきっと(´-ω-`;)
   危険人物・・・。ちょっと興味あるけど、今はあさってのこと考えなくちゃ!あれ?私って結構忙しかったりする??
   あぁ、こうしちゃいられない!浴衣浴衣・・・。アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ)










そして私は夏祭りの準備にとりかかった。桜木と話したことも忘れて。(この時私には付き合ったばかりの彼がいたのだ。彼との話はまた書くとして・・・。)この後、桜木と話したこと(一方的だけど・・・。)が重大な問題になるなんて知らずに。















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