一絨毛膜一羊膜の双子(♀&♀)と妹達の成長~

一絨毛膜一羊膜の双子(♀&♀)と妹達の成長~

入院生活・・・妊娠後期


第2目標の28週まできました。
先生方が、様々な症例の資料を取り寄せて調べてくれた結果、
このまま順調に行っても(問題が無かったとして)32週での出産が
濃厚になりました。
研究者にもよるみたいですが、一羊膜の場合、32~34週での出産が
一番好ましいようです。
とりあえず、次は30週の壁を越えなくては!!

「正直、良く28週までもったよね。無理じゃないかと思ってたよ。入院した当日が一番ひどかったけれど、あの時出産にしなくて良かったね」
28週に入ってすぐ、当直の先生から言われました。
本当に、良く二人ともマイペースに大きくなってくれました。
一番近いはずの存在が、一番危険を与えている情況ですから、お互いが上手く共存してくれているおかげです。
(時々、超音波中に直接蹴りあったり、たたき合いしていましたが・・・)

この頃の二人は・・・

Sちゃん800g前後
相変わらすの心拍低下あり。ただ、胎動後の心拍の上昇がみられるなど、
機能面での成長がきちんとしているので、それはそれで良い波形になってきたとのこと。

Lちゃん1100g前後
胸囲に対して、心臓が大きめだけれども、問題になるほどではない。
今のところ、心不全の兆候もないので、このまま経過観察で・・・

二人の胎動も力強くなり、体長も大きくなってきたので、かなりお腹が張るようになってきました。
その為、ウテメリンの量が更に増えることになりました。

何もかも順調にいっていました。
このまま32週まで問題なく行ける!そう信じて疑わなかった矢先
突然目の前が真っ暗になりました。
28週と6日目・・・明日から29週目に入るという日の朝でした。

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