一絨毛膜一羊膜の双子(♀&♀)と妹達の成長~

一絨毛膜一羊膜の双子(♀&♀)と妹達の成長~

一卵性双胎


本来一人分の栄養しか行かないハズの血液を二人で分け合うことになります。血液(栄養や酸素など)が平等に行かないと、体重差がでたり、羊水のバランスが悪くなったりする可能性があります。
(双胎間輸血症候群など、二卵性と比べるとリスクは高くなります)
でも、多少バランスに差がでても、上手く順応して対応して生まれてくる赤ちゃんたちが多いのも事実。
ただ、二卵性よりは注意が必要です。

一卵性の双子が生まれる確立は、1000の出産に対して4組といわれています。遺伝などの影響はほとんどありません。自然界において、全くの偶然で誕生することになります。そのしくみは、まだ解明されていません。


「一絨毛膜二羊膜」
 受精後、4~7日以内に分離
 一卵性のほとんどはこれになるようです。
 胎盤が一つで、羊膜は二つ。それぞれの羊膜で赤ちゃんを守っています。

「一絨毛膜一羊膜」
 受精後、8日以降(本によっては9日以降)に分離
 一卵性の中でも3%ほどしかありません。
 胎盤が一つで、羊膜も一つ。二人で羊水を共有しています。
 その為、一絨毛膜二羊膜のリスクに加え、お互いの臍帯が絡み合うなど別のリスクもでてきます。


分離が不完全だとベトちゃん&ドクちゃんのような、体の一部を共有している結合双生児になります。
(受精後、14日以降に分離した場合だそうです)

ちなみに、1~3日以内に分離すると、最初から2つの受精卵があったみたいに胎盤が二つできて、二卵性と変わらなくなるようです。(胎盤が二つあるから二卵性というわけでもないようです)

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