Wizards of a sanctuary(魔術師達の聖域)

Wizards of a sanctuary(魔術師達の聖域)

エンジェリッククエスト2



みさき「ぶ、不気味やね・・・」

鳩子「こんなとこに来て何をしようっていうのよ・・・?」

王二郎「図書室に元の世界へと帰る方法があるかもしれない」

鳩子「そんな都合のいいものが本当にあるかしら・・・ってみさき!!足元!!!」

みさき「な・・・?(3秒硬直)・・・なー!!!!」

銀色で流動形の姿をした生き物がみさきの足元にいる。

王二郎「はぐれメタルだ!!!・・・みさきちゃんから離れろ!!」

王二郎は夢中でその辺に落ちている石をはぐれメタルに向かって投げた!!」

はぐれメタルは表情を歪ませた!!どうやらダメージを与えたらしい。だがその行為ははぐれメタルの怒りを買うことになった。はぐれメタルがギラの呪文を唱えてきた!!小さな炎で致命傷には到らないがみさきに炎が迫る。

みさき「熱ッ!!」

王二郎「みさきちゃん!!」

鳩子「このお!!みさきに何すんのよ!!」

鳩子、無我夢中で鈴鹿の回転光速蹴りをはぐれメタルめがけて喰らわしていた。会心の一撃!!!はぐれメタルは息絶えた。

みさき「・・・鳩子ちゃんって強いんやね。」

鳩子「・・・ううん・・・私、みさきを助けなきゃと思って何か攻撃方法ないかなと思ってたんだけど・・・鈴鹿の戦法しか思い浮かばなくてそれで・・・」

王二郎は今の鳩子の言葉にはっとなってそのまま闇雲に進みだした。いばらドラゴンが王二郎たちに襲い掛かってきた。いばらドラゴンは王二郎たちに燃え盛る火炎を吹き付けてきた。だが王二郎が2人の前に仁王立ちの構えで立ちふさがると火炎は四散してしまった。いばらドラゴンは王二郎達が敵わぬ相手だと思い込むと一目散に逃げ出した。

王二郎「やっぱりか・・・何故かというのは解からないけど・・・僕達この世界では自分達の天使の力を発揮出来るみたいだ。」

みさき「そうなんやね・・・せやったらわたしもヒカルの技をこの世界やったら出せるんやろか・・・そういやさっきのモンスターの場所に宝箱が落ちとる」

鳩子「さっき慌てて逃げて落としていったのね・・・何が入っているのかしら?」

鳩子は宝箱を開けた。いばらの鞭が入っていた。

鳩子「・・・信じられないけど・・・DQ8の世界に入ってしまったことは事実なようね・・・こうなったらヤケよ!!!」

鳩子はいばらの鞭を振り回して次々とモンスター達を蹴散らせていった。

王二郎「一番この状況に順応しているのって鳩子ちゃんみたいだね・・・なんだかんだいってまだ子供だね(苦笑)・・・(小声)」

みさき「せやね(苦笑)・・・(こちらも小声)」

その2人の間を鳩子の鞭が通り抜けた

鳩子「そこの2人!!聞こえてるわよ!!!」

みさき&王二郎「す、すみませんでした!!(土下座)」

途中のモンスターの落とす宝箱とタンスの中に入っている服とかで3人の装備品は下のようになる。

王二郎 Eはがねのつるぎ E鉄のよろい E鉄の盾   E鉄かぶと
みさき Eクロスボウ   E絹のローブ E皮の盾   Eはねぼうし
鳩子  Eいばらの鞭   E絹のローブ Eうろこの盾 Eはねぼうし

そして図書室に着いたものの手がかりは何もなかった・・・しかし呪文の使い方の本によって王二郎がルーラを、みさきがべホイミを、鳩子がべギラマ使えるようになった。

王二郎「仕方ないよね・・・ここには手がかり何もなかったんだから・・・じゃあマイエラ修道院に行ってみようか・・・?」

みさき&鳩子「そう(や)ね」

王二郎はルーラを唱えた!!

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