Wizards of a sanctuary(魔術師達の聖域)

Wizards of a sanctuary(魔術師達の聖域)

デボロ遺跡 V劇場



我が名はビクトリーム・・・そう華麗なるビクトリーム様だ、ん?私のベリービューティーなボイスがア○ゴさんだと?(実際はモヒカンエースは喋ってない)ベリーシット!!!まあいい・・・私達千年前の魔物達が千年前に王を決める戦いに参加する前の魔界での生活を語ろうではないか・・・ん?ゴーレンとの戦いだと!!?ベリーシット!!あんな魔界の嫌われ者の事は言うな!!!反吐が出るわ!!!(ゴーレンは相当魔界で嫌われていたらしい)千年前に活躍していたヒーロー、その名は華麗なるビクトリーム様だ!!


 あれはまだ・・・私が魔界王立中学校に居たころ 放課後の校庭で身体を分離する能力を特訓していた頃だ・・・

ビクトリーム「我が体はVの体勢で待機!!ブルワァァァ!!」

 我が体と頭部がまだ上手く分離できてなかった時だ・・・しかしそこにベリーシットな奴がやってきやがった

ベルギムE・O「相変わらず貴方はバカですねえ ビクトリーム」

ビクトリーム「ベリーシット!!今のはたまたま上手く行かなかっただけだ!!」

ベルギムE・O「まあ、いいでしょう・・・それよりもビクトリーム、貴方は知っているのですか?」

ビクトリーム「ふん・・・魔界の王を決める戦いの100人の魔物達のことか!!?優勝するのは私だ!!」

ベルギムE・O「自信満々ですねえビクトリーム 私に一度も勝てなかった貴方が王を決める戦いに参加できたのはまぐれだというのがわかってないのですか」

 くうううう・・・ベリーシット!!奴だってバカのくせにこの私をバカにしやがる・・・今思い出しても反吐が出るわァ!!

ビクトリーム「言わせておけば・・・ベリーシット!!」『マクルガ』

ベルギムE・O「そうやってケンカっ早いとこがバカだと言ってるのです」『リュウガ』

パムーン「校庭で暴れるなバカ共が!!集中!!『エクセレス・ファルガ』」

 星使いのパムーンが私とベルギムの術を同時に打ち砕きやがった!!ベリーシット!!とはいえこれ以上騒ぎを起こしていたら間違いなく王を決める戦いの権利を剥奪されていたであろう・・・私は怒りをぐっと堪えた。 パムーンは王を決める戦いに参加する100名の魔物の子が書き綴られているプリントを私とベルギムに渡してきた 私が知っている名前もいくらかある・・・


勿論私こと華麗なるビクトリーム様

三日月のレイラ 

星使いのパムーン

ベルギムE・O

棍使いのツァオロン

薔薇のカルーラ

エルジョ

ダルモス

アルム

竜族ゲリュオス

・・・・・・そして名前が連なり最後の3名でさしもの私も目を疑った

狂戦士デモルト

石のゴーレン

雷のベル

ヤバイ奴らが参戦してやがった・・・まあ、この華麗なるビクトリーム様の敵ではないがな・・・

 デモルトはあの理性の欠片もない正真正銘のバカ・・・暴れだすと周りが見えないから参戦はないかと思っていた

 石のゴーレンは憎き奴!!私を千年も石にしやがった最低な魔物だ!!ベリーシット!!まだピーマン食ったほうがマシだ!!!

雷のベルについてはあったこと無いが温厚さと非情さを持つよく解からない魔物でただの噂だと思っていた

ゾフィスに聞いたが今の魔界の王は雷のベルになったようだ・・・ベリーシット!!ゴーレンにさえ石にされなければ王の座は私のものだったのだ!!



・・・・・・

レイラ「ねえ、話の途中で悪いけどモヒカンエース寝ちゃったわよ?」

ビクトリーム「ぬうわぁにいぃぃ!!寝るなぁ!!!起きろ!!」

レイラ「それにいつまでも昔の事をいじいじいてるなんてみっともないと思う」

ダルモス「やれやれ、華麗なるビクトリーム様が聞いて呆れるぜ」

ビクトリーム「ベリーシット!!ダルモス!!華麗なるVをなめるでないわ!!」

ダルモス「やるか!!?望む所だ!!!」

・・・・・・

 その後、術の使えないビクトリームとダルモスは取っ組み合いのケンカを始めて騒ぎを駆けつけた他の千年前の魔物達も巻き込んで大騒動になったことは言うまでもない。





―おまけ―

 同刻 上の城では・・・

ゾフィス「何だか下が騒がしいですね・・・」

ココ「ねえ、ゾフィス、一応あの魔物達あなたの部下なんだから止めにいかなくていいの?」

ゾフィス「放っておきなさい、どうせいつものことですよ」

ココ「そうね・・・でもなんで話がしどろもどろおかしくなっているんだろう・・・」

ゾフィス「それは魔術師を名乗る作者の文章力がないからですよ。」

ココ「ゾフィス~(ジト目)そんなこといったらまたあなたオチに使われるわよ」

ゾフィス「はっ!!(その意味に気付いた)」

 ひゅううううう・・・ゴーン!!!ガララーン!!(あるものが降って来てゾフィスの頭に命中

ゾフィス「た、たらい・・・(汗)この城にたらいの罠なんてありましたっけ・・・」

ココ「ほら・・・いわんこっちゃない・・・」(半ば呆れ顔・・・でも笑いを堪えるのに必死w)

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