ブリジットみたいな日記

留学する理由。Feb 7, 2004


留学する理由。
February 7, 2004(from Diary)




逃げるわけではない。

新しい場所で、
新しい人間と、
新しい出逢い。


理由には色々あるが、
私がもっとも重要視しているのは、
語学留学でも、正規留学でも、逃亡でもなんでもない。
環境を変える必要があるからだ。

今まで振り返ってきて、
人の言動、顔色、行動、過度に気を使い、
自分の気持ちをおもいっきりおさえこみ、
相手のゆうままにしてきた。
自分の気持ちは自分でコントロールできるから、
相手を主張しようと。
だが、それの間違った点にきづいた。
自分自身。
まず、先に大切にするもの。
忘れていたもの。
そうこう相手のお好み通りになった自分をいつも可愛そうだとどこかで嘆いていた。
自分にはできない自己主張。
こわくてできなかった。
嫌われたくなかった。
だから、相手好みのキャラクターになったし、
自分とゆうものを、自分自身でさえも見失ってしまった。

この場所で、
今、自分をみつけ、
自分の気持ちを自分の口で発するのは、
とても、今までの自分が色んな人の心の中に色んな形であることが、
困難にさせる。

違う場所でリセットしようといっているわけではない。
環境を全く変えてしまうことによって、
誰もいない違う場所で、
自分自身との距離をもっとちじめて、
自分になる。
自分が自分になる。
その手段として、私は新天地へむかう。

自分の気持ちを、
自分の言葉で伝えること。

とても大切な事だ。

とても大切な事。
私の課題。


だから、正直国なんてどこでもいい。
アメリカだろうと、イギリスだろうと、
アジア、アフリカ、ヨーロッパ。
どこでもいい。
でも、あえて今回アメリカを選んだのには理由がある。

アメリカは私にとって良いイメージとはいえない。
だが、
アメリカは人種のるつぼ。
そして、
移民が多い分、ヨーロッパなど、日本のように伝統を重んじることが強くなく、
いろんなものを受け入れてくれる。
それで、私はアメリカにした。

浪人の私の留学。

渦巻く気持ち。

無視できない事ばかり。
だが、ここでそれらもすこし横においておいて、
行こう。
行かないといけない。
私は、
行かないといけないんだ。


新しく広がる空に心は向かう。



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