隠岐武良祭風流

隠岐武良祭風流~おきむらまつりふうりゅう~

西郷港から1日3本のバスで、島後を縦断し、中村へ行きました。

鎌倉時代にその起源があるという、隠岐武良祭を観るためです。

1193年、佐々木定綱が視察した際に、この地域の穀物の実りが悪かったため、
本国滋賀県観音寺から日神月神を勧請し、日神を八王寺神社に、
月神を現在の一乃森神社に奉斉して、月日の祭りを始めたといいます。

祭り当日は、二つの神社から行列が会所に集い、神相撲や流鏑馬が奉納されます。
観光客のあまりいない、地元の方のための素朴な祭りでした。



中村バス
バス時刻表

○印は夏休み以外運休。












葉っぱをくわえて
祭り行列

葉っぱをくわえてます。
余計なことをしゃべらないようにとか。











松ノ木
中央に松ノ木

行列は、この松ノ木の周りを3回半回ります。

















神相撲
神相撲

少年たちの神相撲が奉納される。
御神体は右側の月神がヤタガラス、
左側の日神がウサギ。










おてもやん
おてもやんな青年たち・流鏑馬

坊主頭に真っ赤な頬紅、紅いおべべの青年たち。
3頭の馬に乗って現れ、ずっと流してましたが、
流鏑馬本番になったら別の引き手が現れました。
矢は外れて、民家直撃。
ビール片手に中から見てたおじさんがビックリ。








帰っていく
帰っていく

奉納が終わると、二手に別れて
それぞれの神社へ帰っていきました。
昔は、5日もかけて行ったものだと、
お墓参りをかねて帰省しているという
方が教えてくれました。








中村の海
中村の海

お囃子の音だけが、いつまでも響いていました。














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