私よりも2つ、3つ程下の子だ。
私の感じた限り、母は私よりもその兄妹を大事にしているようだ。
特に姉の方を。
確かにその子は私よりも優れていた。
勉強もそこそこ出来ていたし、ピアノも上手だった。
私が勝てるものなんて1つもなかった。
私は彼女に嫉妬していると思う。
「くだらない嫉妬。」そんなこと分かっているけど私の暴走は止まらない。
それに私はあの家族とも馬が合わない。
どうも自分のおじいちゃん、おばあちゃんとは思えない。
おじいちゃんは私の母が小さい頃に離婚し、母が大人になってから今のおばあちゃ
んと結婚した。
その結果、年の離れた兄弟が生まれた・・・ということだ。
ある日私は1枚の封筒を発見した。
それは紙の様子、文字などを見る限りつい最近のものだと思われる。
宛名は母の名前、中身は厚かった。
そして差出人は母方のおじいちゃん。
おじいちゃんとは最近全く会っていないし、勝手に聞いた会話などから推測すると
おじいちゃんとは色々とあったようだった。
「何だろう・・・??」
すごく気になったが宛名は母だし勝手に見るわけにはいかない。
その時は出来るだけのことを気にしないようにし、中身は見なかった。
しかし数日後やはり気になった。
母のいないうちに私はこっそりその封筒を開けた。
それがショックを受けることとも知らずに・・・
封筒の中には1枚の小さな紙と写真が2枚入っていた。
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