一生懸命勉強すれば私もマライアになれる そのアルバムは、とてもファーストとは思えない密度の濃い、完成された作品で、「クリスティーナ・アギレラは、このアルバムで間違いなくディーバ・クラブの仲間入りをしたわ」というダイアン・ウォーレンの言葉を素直に受け止めることができる。そして、初めてクリスティーナ・アギレラの音楽に触れただれもが、神様からの贈りもののような彼女のボーカルに感動を覚えることだろう。 「子供のころよくママに聞いていたの。一生懸命勉強すれば、私もマライア・キャリーのようになれうるかって、私にとってマライアこそがアイドルだったわ。だから、このアルバムをぜひマライアに聴いてほしいの。特に<アイ・ターン・トゥ・ユー>と、一番難しかった<ラブ・フォー・オール・シーズン>を。そしてよく頑張ったわねと言ってもらえれば、私の夢が一つかなったことになるわ・・・・・・」 マライアの話題にふれたとたんに、子供のような目を輝かせながら語り始めたクリスティーナ。彼女の純粋な願いは、さほど時間を必要とせずにマライアに届くことだろう。そして、今度はクリスティーナ・アギレラという天才シンガーを夢みて、次なるスターが生まれてくるかもしれない。 FM fan 1999 No.22