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入社したばかりですが、会社のクリスマスパーティーに参加しました。例年は社員全員を招いて大規模に行われるそうなのですが、今年はもうすぐ引越しを控えていることもあり、クリスマスパーティーは中止になったようです。が、我がヨーロッパ本社ドイツ支部は、急遽クリスマスディナーを催すことになりました。ちょっと複雑なのですが、私が今勤めている会社のヨーロッパ本社はオランダにあり、私は本社のドイツ支部で働いています。が、ドイツ支社というのももちろんあり、別会社ではあるのですが、同じ建物なのです。場所は、デュッセルドルフで一番おしゃれな界隈といわれている、港エリア。いわゆる、ウォーターフロントでしょうか。洒落たバーやおしゃれなレストラン、デザインホテルなどが集まっている一角です。Amano Barという名前から、てっきり日本人が経営しているお店と思い込んでいた私。『今夜は創作和食?それとも無難にお寿司?』と勝手に盛り上がっていましたが、実はイタリアンレストランでした。19時開始とのことでしたが、一向に始まる気配はありません。とりあえず、入り口でプロセッコのグラスを渡されましたが、ちびちび飲むことしか出来ません。おなかがペコペコなのに、おつまみも何もないのです。19時半を周っても、席に着いている人は誰もいず、幹事(?)も何も言いません。一体いつになったら始まるの~?勝手に座っちゃうよ~と思っていたら、ぼちぼち座る人が出てき始めました。20時を過ぎた頃、ようやく皆が席に着きました。すると、どこからともなく社長とマーケティング部の人が前に出てきて、ようやくパーティーの始まり始まり。と思いきや、二人で掛け合い漫才のようなことを始めるではないですか。「もうすぐ今年も終わりだね。1月はどうしていた?」と一人が聞くと、もう一人がそれに答え、まさかとは思いましたが、しっかり11月までやりました。こんなことなら、20時開始と書いて欲しかった…。愚痴はさておき、ここのお料理はとってもおいしかったです。ドイツのレストランは大体どこも味付けが濃い目なんですが、ここはそんなこともなかったですし。デザートも甘すぎず、日本人向けの味でした。普段あまり甘いものを食べない私は途中でしんどくなってしまいましたが、甘いものが好きな人にはたまらないと思います。デュッセルドルフでのちょっとおしゃれなディナーにお勧めです。
2006年11月30日
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今日、今年の5月に結婚したJくんから久しぶりにメールがあり、奥さんが妊娠していることを聞きました。実は、共通の友人から既にそのことを聞いてはいたのです。でも、私はJくんから直接聞いていなかったので、彼からの報告を待っていました。そして、ついこの間、私の前の会社の前任者の方からも無事出産の報告メールをいただきました。私が予想したとおり、男の子だったそうです。知り合ったとき既におなかが大きかったので、次回お会いする時はおなかが大きくないんだなあとちょっぴり不思議な感じ。今年の8月には、ドイツ在住の日本人のお友達二人に立て続けに赤ちゃんが生まれました。こちらはどちらも女の子。同じ時期に出産・育児をしている人が身近にいるのって、心強いでしょうね。さらに、12月にはフランス人の友人にも初めての赤ちゃんが生まれることになっています。彼女は昔色々あって、それを乗り越えての出産なので、私も自分のことのように嬉しいです。と、このように私の周りは今、出産ラッシュです。お友達に赤ちゃんができたと聞くと、毎回ちょっぴり複雑な心境になってしまうのは私だけでしょうか?『うらやましい』というのではなく、正直なところ『寂しい』という気持ちの方が大きいのです。多分、赤ちゃんが生まれると友人の生活のサイクルががらりと変わってしまい、今までと同じようにお付き合いが出来なくなってしまうことを恐れているのだと思います。これまでにも出産を機に疎遠になってしまう人がいましたし…。それと、自分の老後のことを考えて、さびしくなってしまうというのも多分あります。私たちは多分子供を持たないので、これからもずっと二人だけの生活です。それはそれで、気楽でいいなと思っているのですが、ふとした瞬間に『将来寂しい思いをするのではないか?』と不安になることがあるのです。と言っても、人間は皆結局は一人ですからね。子供を生んだからと言って、子供だっていずれ独立していなくなるのですから、同じことだとは思うのですが。ちょっぴりセンチメンタルになってしまう秋なのでした。
2006年11月29日
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昨日、旦那が義母とキッチンタイル(アクセント用の絵柄入りのもの)を見に行ったことを書きました。(詳しくはこちら)今日の夕方、旦那と一緒にそのお店に見に行くことに。今朝、出掛けに「何時までに帰ってくればいいの?」と聞くと、「店は18時まで開いているから、遅くとも17時半までに帰ってきて」という返事。会社を出るのが少し遅くなってしまい、17時半ぎりぎりに帰宅。あせりまくっていたのですが、旦那はのんびりと構えています。それもそのはず、いざ出かけたお店は家から車で5分とかからない場所にありました。タイルの専門店らしく、かなり品数は豊富です。これは期待できるかも?と店に入ったら、なんだか感じの悪いおばさんがこちらをじろりと見ます。どうやら、旦那のことをもう忘れている様子。旦那が「昨日タイルを見に来た者ですが、また見せてもらっていいですか?」と言っても、「先に奥へ行って」と無愛想。なんか嫌な感じと思いつつ売り場へ行くと、少ししてそのおばさんが4種類の絵柄が付いたタイルを持って出てきました。どうやら義母と旦那でそのタイルを選んで置いたようです。そして、勝手に買うと私が機嫌を悪くすると思い、一応本人を連れてきて気に入るかどうか見せようということらしい…。明日、水曜日に左官屋さんが別の作業のためにもう一度来ます。その時にアクセントタイルを貼り付けてもらうには、今日購入しておく必要があります。で、昨日お店に来た旦那と義母は、お店に在庫がある中から私が気に入りそうなものをあらかじめ選んでおいたようなのです。そのお店のおばさんは、義母の知り合いなのか、やたら私にそのタイルを勧めてきます。私としては、お店にある見本をじっくり見て、その中から気に入ったものを選びたかったのですが、そもそも見本を見せてくれようとしないのです。タイルはパネルに貼り付けて壁に固定してあり、それを本のページをめくるように1枚1枚めくって見て行くようになっています。そのパネルのところを手で押さえてしまっていて、私がめくれないようにしているのですそして、在庫のタイルを指し示し「これは気に入らないの?」と非難がましく聞いてきます。確かに私が前に別のお店で選んだ絵柄は風景画で、このタイルも風景画ではあるのすが、どの絵にも手前に飲み物の絵が描かれていて、それが気に入らないのです。私が返事を渋っていると「明日全部作業が終わった方がいいのにねえ」とか色々口を出してくるのです。一体、何なの、このおばさんさらに、私が他のものを選ぼうとすると「これは地のタイルと合わない」とかろくに見もしないで逐一否定するのです。お金を払うのは私たちなんだから、どれを買おうと私たちの勝手でしょそれなのに見本すら一通り見せてもらえないなんて…。結局、旦那と叔母さんが結託して(?)、私が前に別の店で選んだもの(在庫なし)か似たような絵柄のもの(在庫あり)のうち、どちらかを選ぶように強いられました。この2つの中から選べといわれれば、当然前に選んだものに決まっています。で、私がそう答えると、おばさんは非常に不満そう。「入ったら電話するけど、いつになるか分からない」とか色々言われましたが、私は自分の意見を通しました。というか、せっかく専門店に行ったのだから、それにどうせどれも在庫がないのだったら、他のものも色々見てから決めたかったです。なんだか、一事が万事この調子。最終的には自分で選ばせてもらっているとはいえ、なんか変ですよね?
2006年11月28日
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皆さんは、「これを言ったら絶対喧嘩になる」と分かっていても、その言葉を口に出してしまうこと、ありませんか?私はまさに今晩、やらかしてしまいました。今日はいよいよキッチンの納入日。会社から戻ると、車があるのに、旦那さんは家にいませんでした。いつもの如く新居にいるのだろうと思い、私も早速出向くことに。鍵を開けて勝手に入って行くと、中にいたのはキッチン屋(と言うのか?)のおじさんのみ。旦那さんは影も形も見当たりません。おじさんが今日はもう帰ると言うので、私も一緒に新居を出て、家に戻りました。携帯を取り出して電話をしてみると、親友と会っているとの事。車がないのにいないと言うことは、車を持っている誰かが迎えに来たということなので、おそらくは親友か義母と出かけているのだろうと思っていましたが、親友の方でした。ちょっぴりホッ。「今日は新居に必要なものは何も見に行かなくていいの?」と聞くと、「明日キッチンのタイルを見に行こう」と旦那。テラコッタがどうとか、トスカーナがどうとか、彼が普段は非常に苦手としているような単語がすらすらと出てきます。まるで実際に見てきたかのように…。え、ちょっと待って。「もしかして、どこかのお店に行って見てきたの?」と聞くと今日行ってきたと言うお答え。「一人で行ったの?」「いや、お母さんと」いや~~~何でまた義母と一緒に行くわけ今までずっと、私が時間があるときに限って、彼の方が出かける気がなかったり、他の用事で出てしまったりということが続いていました。それだけならまだしも、私が時間がない時に毎回義母を誘ってあちこちのお店に出向いているのです。私だって、会社を休めるなら休みたいですが、それが出来ないので用事がある日は早めに帰宅したり、週末もなるべく用事を入れないようにしているのです。それなのに、なぜ私を差し置いて義母ばかりを連れて行くのか、理解できません。もし、義両親から住居の交換の話をされていなかったら、ここまでは気にならなかったと思います。義母に私たちの買い物に口を出されるのは嫌だけど。交換の話があったからこそ、内心不安に思っているのに、なぜ私の神経を逆なでするようなことばかりするのでしょうか。思わず「そんなにお義母さんとばかり見に行くんだったら、何もかも二人で選べば?一体誰のための新居なの?!」と言ってしまいました。これを言ったら絶対に旦那は怒ると分かっていましたが、言わずにはいられなかったのです。さらに「新居にはお義母さんと二人で入れば?」と駄目押し発言。頭に血が上っていたので、抑制がききませんでした。予想通り、彼もかなり頭にきた様子。でも、大親友の前で言い合いはしたくないと見えて、『自分の言っていることをもう一度良く考えろ』とか何とかいって電話を切ってしまいました。私の怒りは爆発しきれずに行き場をなくし、嫌な気分で夜を過ごしました。私がそろそろ寝ようとした頃、旦那が帰ってきましたが、親友と思う存分おしゃべりしてすっきりした様子。何事もなかったかのように振舞っているのを見ると、またムカムカしてきました。ろくに口を利かずにいると、王子をかまいに行った旦那が「痛い!何するんだ?!」と大声を出しています。旦那が私を怒らせたことをちゃんと覚えていた王子が仕返しをしてくれたんです電話を切った後、私が「あのろくでなし!」と言ったのをちゃんと聞いていたのね。王子、愛してるよ~
2006年11月27日
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明日、月曜日には8月に注文したシステムキッチンがようやく納品されます。ということは、それまでにキッチンでの作業は全て完了していなければいけません。…全然終わってないよ~昨日の午後中、18時過ぎまで必死に壁紙張りをしました。なぜ18時かというと、19時から夕食の約束があったから。慣れていないこともあり、ようやく半分張るのがやっとでした。とにかく今日はなんとしても終わらせなければ!と起きた早々、新居に向かいました。私の入っている楽団は15時から墓地にある教会で演奏することになっていたのですが、どう見てもそんな時間はありません。メンバーの一人に電話して、行けないことを告げ、黙々と作業を続けました。後1枚で終わりというところで時間切れ。今日は国際結婚のサークルの送別会兼忘年会があり、幹事である私は欠席するわけにはいかないのです。18時開始なので、私は17時45分に作業を切り上げました。旦那さんはその後、自分ひとりで最後の1枚を張ると言い張っていましたが、結局張れなかったとの事。会合から帰ってきて、早速続きに取り掛かります。最後の1枚を張り終わったのは、夜11時。壁紙張りは剥がすよりはましでしたが、もう私は既にげっそり。その後、電気工学の専門家である旦那さんが一人でコンセントを取り付けてくれることになりました。古い壁紙をはがし、ペンキを塗り替え、新しい壁紙を張り…という作業の中には、古いコンセントを取り替えるという作業もあるのですね。そして、キッチンはおそらく家中で一番コンセントの多い場所。コンセントのカバー等を購入したら、キッチンだけで100ユーロかかりました。ドイツではみんな、引越しの度にこともなげに自分達でリノベーションをしていますが、これだけは尊敬します。私は手伝うことも出来ないので先にベッドに入ったのですが、旦那さんがなかなか戻ってきません。もしかして、何かの弾みに電気ショックを受けて、倒れているんじゃと気になりだしたら眠れません。もう一度起き出して、着替えて様子を見に行こうかどうしようかと悩んでいるうちに帰ってきました。なんと、3時半を回っていましたが、自分ではまだ夜中の12時くらいだと思っていたそうです。作業をしているとあっという間に時間が経って、いくら時間があっても足りない感じ…。しかも、1つの作業をしていると、他にやらなければならないことが次々見つかって、ネバーエンディングストーリー状態。新居のリノベーション、私たちはちょっと甘く見すぎていたようです。
2006年11月26日
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新居のリノベーションのため、旦那さんは2週間の休暇の真っ最中。が、今週末は仕事が入っていると聞いていました。多分、金・土の2日間、最悪日曜日も仕事と言っていたので、それならばと土曜日の午前中に美容院の予約を入れました。予想に反して、旦那さんの仕事は金曜日だけで終了。今日はキッチンの壁紙張りに取り掛かるとの事。私も美容院の後、手伝おうと急いで帰宅しました。「さ~、これからがんばるぞ」と新居に向かうと、外で立ち話をしていた叔母さん二人のうちの一人に突然名前を呼ばれました。よくよく見たら、なんと義母。引っ越したら私たちのお隣さんになる人と、話し込んでいたのです。手にはケーキの包みを抱えています。正直、『またですか~』と思ってしまいました。例のごとく、旦那さんからは今日義母が来るとは一切聞かされていませんでしたし。本当にこの頃まめに顔を出すので、何か思惑があるのではと勘繰りたくもなります。しかも、リノベーションの進捗状況を見に来るだけなら手ぶらでもいいのに、毎回必ずと言っていいほどケーキを持ってくるのも気になります。普段はうちに来る時、私たちの誕生日以外手ぶらなのに…。さて、ここで問題です。義母の本心は次のうちのどれでしょう?(1) かわいい息子がやっとマイホームを手に入れたので、自分に出来ることがあれば手伝おうと来てしまう(2) かわいい息子が会社を休んで一生懸命作業しているので、暇さえあればケーキを持ってきて陣中見舞いをしている(3) 近い将来、自分達が住むことになる場所なので、気になって仕方がなくつい見に来てしまうさあ、正解はどれかな~?
2006年11月25日
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朝ごはんを食べて、歯を磨いていたら、火曜日につめてもらったばかりの詰め物がボロボロと取れました。治療中の歯に大きな穴が開いてしまい、気持ち悪いし、痛みもあります。歯科医院は8時からやっているので、会社に着くなり電話をしました。当然今日中にやり直してもらえるだろうと思ったのです。ところが、電話に出た受付の女性は、「今日の予約は無理です」とそっけなく言うではないですか。「月曜日の9時に来てください」との事。「私は仕事をしているので、もう少し早い時間か、夕方の遅い時間の予約にしてもらえませんか?」と言うと、『9時以外は無理』とのこと。9時からの診察だと、会社に遅刻してしまいます。かといって、このまま長く放って置きたくないし…と電話口でしばし悩んでいると、「とにかく、月曜日の9時に予約を入れておきますから」と一方的に切られてしまいました。これにまたまたカチンと来た私。そもそも、この歯医者を選んだのは、平日の診察時間が8時から20時までととても長く、歯医者に行くために遅刻や早退をしないで済むと思ったからなのです。今日は金曜日ですが、HPによると診察時間は8時から18時となっています。しかも、この歯科医院は共同経営のため、歯科医は一人ではありません。10時間もの間、医師の誰も詰め物を直すほんの5分ほどの時間がないなんてそもそも、私は月曜日に治療を受け、その次の予約は来月の半ばとなっていました。根に詰めた薬を4週間ほどそのままにして置くためです。ところが、翌火曜日に食事中でもないのに歯冠が突然取れてしまい、その日の会社の帰りにもう一度出向いてます。そこで新しく詰め物をしてもらったのに、3日も経たないうちにそれも取れてしまったのです。これはどう考えても向こうの落ち度。1週間のうちに向こうのミスで何度も出向かなければならず、こちらはそのたびに会社を早退したり、遅刻したりしている訳で。普通なら、お詫びの一言も合って当然ですよね私としては、「申し訳ありません。すぐに直しますから、もう一度いらしていただけませんか?何時ごろならご都合がつきますでしょうか」というような対応を期待していたのです。それなのに、謝罪の言葉がないどころか、今日中に治療すらしてもらえないとはあまりにも頭にきたので、その場で苦情メールを書いて送りました。多分、次回からは受付も医師もころっと態度が変わると思います。といっても、他の国ではそれが『普通のレベル』だと思いますが。ドイツでは、普通レベルのサービスを受けるために、常に戦闘体制でいなければいけません。黙っていればそれでOKとみなされ、いつまでもひどい扱いを受ける羽目になるのです。本当に疲れる国だ…。
2006年11月24日
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すっかり金食い虫と貸した私のカエル号。この間、ヘッドライトの修理に出した時に、車検が切れていることが判明しました。ドイツにも車検(TÜV)というものがあり、新車の場合は3年に1度、その後は2年に1度の点検が義務付けられています。私のカエル号は、もうすぐ満7才。そろそろガタが来るお年頃のようなので、さらに悪いところが沢山見つかりそうな予感です。一体いくらかかるんだろうとドキドキしていました。工場からの電話を受けた旦那さんが、「どこも悪いところはなかったって。料金は87ユーロと言ってたよ」と私に告げました。それを聞いた私、「870ユーロ?」と何度も聞き返してしまいました。今までは毎回数百ユーロかかっていた記憶があったからです。その夜、ちょうどTVで車検についてのレポートをやっていました。取材と言うことを伏せて車をあちこちに持っていき、いくらかかるか調べたところ、最高で900ユーロ近く、最低で100ユーロほどと言う結果でした。それを見て思わず「やっぱり870ユーロの間違いじゃない」と再度確認してしまいました。400~500ユーロ以上も取るところは、本当はどこも悪くないのに、『ここも悪い、あそこも悪い』と言って修理をして(ひどいところは修理すらせず)に代金を請求していたのでした。これって許されることではないですよね。医者もそうですが、その道のプロが「ここが悪いので直さないといけません」と言えば、私たち素人は「直してください」と言うしかありません。その立場を利用して、悪くないところも悪いと言ってお金を取るなんて、最低です。今回、カエル号の点検をしてくれた工場の人は正直な人だったようです。思ったよりずっと安く済んだし、やれやれでした。これであと2年は大丈夫
2006年11月22日
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今日は楽団の定例練習日。年末の演奏予定が知りたくて、リーダーにメールを送ったら、予定表を配ってくれました。見ると、今度の日曜日から毎週末に1回は本番…。いくら楽団の重要な資金源とはいえ、毎週末はちょっときついかな?とかく12月はクリスマス関連の演奏依頼が多いのですが、12月と言えば、やはり何かと出かけたり、お呼ばれする機会が多いのも事実。私も既に予定を入れてしまっている週末がほとんどです。それに、来週末は土曜はショッピングモール、日曜はクリスマスマーケットでの演奏で、両日ともクリスマスの曲を沢山演奏しなければならないことが判明。それなのに、練習日は来週1回のみ…。沢山人の集まる所で赤っ恥はかきたくないぞ~。 ところで、最近気になる法案が2つ可決されました。1つは、例の営業時間自由化法。日曜・祝日以外は、それぞれのお店が営業時間を好きに定めて良いという法律です。なんと、既に施行されているのですが、今のところ、周りでは特に変わったことはありません。そしてもう1つが、新滞在法。(<名称は適当です)社会保障制度が音を立てて崩れているドイツでは、色々な分野でなんとか費用を節約しようと必死です。この度、現在ドイツに滞在している外国人の失業者は、来年の9月までに職が見つからなかった場合、滞在許可(ビザ)がもらえないことになりました。10年ほど前、大学院を卒業してドイツで仕事を探そうとした私も、その当時に出来た『ドイツ人を優先して雇うべし』と言う法律の前に、なすすべがありませんでした。今は滞在許可のことを心配しなくていい身分になったとはいえ、私もドイツに住まわせてもらっている外国人の一人。他人事とは思えません。
2006年11月21日
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土曜日に旦那から電話が来て、義母と二人でお店に行き、キッチンのタイルを選んでくれたというところまでブログに書きました(詳しくはこちら)。結局、旦那はその日はタイルを購入せずに帰ってきました。なんとそのお店が朝7時開店なので、月曜日に早起きして買いに行こうというのです。開店と同時にお店に入り、タイルコーナーへ直行。二人が選んだタイルを見たら、全く私の好みじゃありませんでした。買わないでいてくれて、本当に良かった~。タイルを一通り見て、気に入ったものを見つけたのですが、なんとそれは取り寄せになるとの事。そのお店はタイルの品揃えは確かに良かったのですが、在庫があるのは値札が付いているものだけだそうなのです。そして、私が気に入ったものはどれも値札が付いていませんでした…。工事の人は、今朝タイルを貼りに来ることになっています。どうしても今ここでタイルを買わなければ間に合わないのです。仕方なく、値札の付いている中から、無難な白のタイルを選びました。白は汚れが目立つから嫌だったのですが…。というわけで、これから数年は暮らすことになる新居のキッチンですが、結局タイムリミットのため妥協する羽目になってしまいました。一応は自分で選んだタイルだけど、非常に不本意です。せめて、アクセントのタイル(絵柄の入ったもの)はじっくり選ぶぞ~
2006年11月20日
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朝一番で見てもらおうと、8時になると同時に近所の歯科医院に電話をしました。急患ならすぐに見てもらえると思ったのですが、本日は既に予約が一杯との事。唯一、診察できるのが12時15分からと言われてしまいました。診察後、その足ですぐに出勤するつもりだった私は、いったん断りました。が、もしこれで今日も歯医者へ行かなかったら、いつまた昨日のような激痛に襲われるか分かりません。自然治癒はありえないので、待てば待つほどひどくなるに決まっています。ということで、考え直し、12時15分に予約を入れました。今度の歯科医院はまだできたばかりなのか、とても新しくきれいでした。待合室の壁は真っ赤だし、そこら中にモダンアートが飾ってあるし、診察室の天井にはテレビが取り付けてあります。ついでに、医者(私の担当は女医さんでした)の方もかなり若く、経験が少なそうでちょっぴり不安です。でも、若いということは最新の技術を学んだということだとポジティブに考えることに。前の先生はこの歯はもう死んでいるし、根が何箇所もひどい炎症を起こしているので、もう抜くしかないと断言していました。が、彼女はまだしっかりしている歯を抜いてしまうのはもったいないという意見。私も出来れば抜歯は避けたかったので、ここで治療することにしました。確かに根の治療に保険は利かないけれど、抜いてしまったら底の部分にブリッジなりを取り付けなければなりません。その方がよほど高くつきますよというので、納得しました。そういえば、前の先生は、抜いた後のことは一切説明してくれませんでした。早速、穴を開けて根の掃除に取り掛かる先生。まず麻酔を打ってくれたけど、途中でとても痛い時があり、勝手に涙が流れました。それと、鼻の中が急につんと痛くなり、その後喉も痛くなった時も。こんなことは初めてだったので、ちょっとびびりました。でも、とりあえず抜歯をせずに治療することになり、ほっと一安心。最近は痛んだ歯のあるほうだけ肩が凝ったり頭痛がしたり、歯の大切さを痛感しました。早く完治して欲しいです。ところで、このところ歯痛がつらくて、皆さんのブログへ遊びに行っても、ほとんど読み逃げしていました。ごめんなさいこれからはまたコメントを残します。
2006年11月20日
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この間、歯医者で頭に来たことはブログに書きました(詳しくはこちら)。その後、新たに予約をしたのですが、あまりに頭に来た私は、結局新しい歯医者を探すことにしたのです。予約の日の朝、歯科医院に電話をしたのですが、何度鳴らしても誰も出ず、留守番電話にも切り替わりません。仕方がないので、そのまま無断で予約を無視した形になってしまったのですが、その後向こうからも特に電話等はありません。新しい歯医者を探すと決めたものの、簡単ではありません。今住んでいるこの街には知り合いがほとんどいないのです。前の歯医者は、旦那さんの家族が通っていた歯医者なので、義両親に聞くこともできません。彼が今、有給を取っているので、近所の人に会うたびにリサーチをしておいてと頼んだのですが、全く当てになりません。そのため、放置してあったのですが、その罰が当たったのでしょうか。昨日辺りからかなりズキズキしてきて、頭痛を伴うようになってきました。が、昨日は観光案内の仕事があったので、朝アスピリンを飲んでえいやっと出かけました。仕事中は気が張っていたのか、それほど気にならなかったのですが、帰宅途中からかなりしんどくなってきました。家に帰って鏡でみたら、歯茎がかなり腫れています。一夜明けて本日、痛んだ歯のある辺り(肩から頭のてっぺんにかけて)がとても痛く、頭痛もかなりひどくなってきました。特に動くと頭に響き、ズキンズキンして耐えられない痛さ昨日1日あちこち歩き回ったので、かなり疲れたのかもしれません。ほっぺたに日本から持ってきた貴重な冷えピタを張り、なるべくじっとしていました。が、夜が近づくに連れてますます痛みがひどくなり、いてもたってもいられない状態に。アスピリンを飲むためにとりあえず夕食を少し食べましたが、フォークの上げ下げもしんどくて半泣きです。明日の朝一番で歯医者に行ってきます…。
2006年11月19日
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新居のリノベーションが遅々として進まず、だんだんイライラしてきた私たち。何かと言い合いが絶えません。旦那さんは今週の水曜日から有給を取り、朝から晩まで新居で作業しています。水曜日の朝、「今日はタイルを買いに行かなければ」と言うので、「じゃあ早めに帰ってくるから、夕方一緒に見に行こう」と言いました。会社から帰宅してみると、家には王子しかいません。王子にご飯をあげてから、急いで新居の方に行くと、義母がいたのでびっくり。今日来るなんて聞いていなかったので、驚いたのです。最近、義両親がいやにまめに電話をかけてきます。日曜日も火曜日の晩にも電話で話していたのに、今日は直接やってくるとは…。そんな背景もあって、とっさに驚きと戸惑いの表情を浮かべてしまい、義母にも気づかれたと思います。でも、普段はめったに電話も来ないのに、こんなにしょっちゅう様子伺いをされると、『やっぱりこのアパートに住みたいのかな?』と勘ぐりたくもなってしまいます。旦那の方は、せっかくお母さんが来てくれたのだからむげにできないと思っているらしく、「これから用事がある」と言えないようです。義母はケーキを買ってきたそうで、当然、私たちとお茶を飲みたいと思っていたのでしょう。結局しばらく話をした後、旦那がおなかがすいたと訴え、ケーキではなくちゃんとしたものが食べたいと言い出したので、お茶を飲まずに義母は帰って行きました。で、結局遅くなってしまい、私たちもタイルを見には行けずじまいだったのです。木曜日も私は一応早めに帰ってきたのですが、旦那さんが出かける気がなく、また出かけずじまい。で、後から判明したのですが、彼は私が金曜日の午後と土曜日に通訳のアルバイトをすることを忘れていたのです工事の人たちは月曜日の朝からキッチンの床と壁に取り掛かるそうで、つまりそれまでに私たちはタイルを用意しておかなければなりません。ということは、土曜日の夜までに買いに行かなければ間に合わない。私は金曜日と土曜日は買い物に行く時間がないので、そのために水・木の両日早めに帰宅したのに…。というわけで、今日は旦那一人でタイルを買いに行くことになりました。とりあえず、床は白以外の明るい色のもの、壁の方は、どうしても今日買うのであれば、先日一緒に見に行ったお店で私が選んだものにして、と言い置いて出かけました。本当は自分の目で見て、色々比較して、一番気に入ったものを選びたかったのですが、仕方ありません。でも、ちゃんと人の話を聞いていなかった旦那に文句を言うのは忘れませんでしたよ!家を出てしばらくしたら、携帯に電話がかかってきました。今、タイル屋にいて、床用と壁用のタイルを選んだから、口頭でどんなものか説明するとのこと。それで私のOKをもらって、買って帰ろうというのです。家を出る前に、「実物を見ないで決めることは出来ないから、今日買うなら私がこの間選んだものにして」と言い含めてあったのに、なんで勝手に違うものを買おうとしているのイライラしつつも話を聞いてみると、私が来られないので、代わりにお母さんに来てもらったと言うではないですかお母さんと二人で、色々な種類があるというタイル専門店に出かけ、そこで二人が気に入ったものを選んだと言うわけです。それって、一番やってはいけないことですよね…。これから新居に住むのは私たち夫婦だし、キッチンにいる時間が一番長いのは私なんです。それなのに、その私を無視して、二人で勝手にキッチンのタイルを決めるなんて、ありえないでしょう?もしも私の趣味に合わないものだったら、どうしてくれるんですか?さらに、うちの場合、義父が住居の交換を申し出たと言う背景があり、私はその点に関してセンシティブになってます。それなのに、キッチンのインテリアを義母に選んでもらうなんて、交換を同意したと思われかねないではないですか?なぜこんな単純なことにうちの旦那は気づかないのでしょう。切れそうになりましたが、お客さんの手前、怒鳴るわけにもいかず、一応穏便に電話を切りました。結局、旦那はこのタイルを購入したのでしょうか…。家に帰ったら、またひと悶着ありそうです。
2006年11月18日
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店舗を24時間営業可能にする法律がNRWの州議会で可決されそうです。これはワールドカップ開催中から起こった、営業時間延長を求める一連の動きの1つと言えるでしょう。クリスマスショッピングシーズン前に導入するため、11月に急いで可決と言うことのようです。この法律が可決されれば、各店舗がそれぞれ好きなように営業時間を決めることが出来るようになります。この法律に反対し、デモをしている人たちがいると知って、驚きました。24時間営業が可能になる、すなわち24時間働かされると言うわけではないですよね?この法律が可決されたからと言って、ドイツ中のお店が24時間営業になるわけがありません。せいぜい、デパートや大手チェーンのスーパーなどが夜10時まで営業するくらいでしょう。それに、この法律は例の日曜日営業とはまた別のものです。フルタイムで働く人間にとって、日曜日もお店が開いていたら、とてもラクになるのです。平日の夜、会社の帰りにスーパーに駆け込んだり、土曜日にいつも時計を気にしながら行動しなくて済むようになるから。コンビニを作れとは言わないので、平日は9時くらいまで、日曜日も数時間でいいので営業して欲しいです。できれば、医者にもこの法律を適応して欲しいですね。水曜日や金曜日は午後休診だとか、普通の日も朝は9時~10時から、夕方は4時~5時までという医院がどれほど多いことか医者に行く度に会社を遅刻・早退するのは気が引けるんですよね…。
2006年11月15日
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お出かけ記録、更新しております。今日は楽団の練習日ですが、定例練習ではありません。メンバーの一人、Ingoのお父さんのお誕生日なので、彼のために演奏することになっているからです。ドイツでは、楽団のメンバーはもちろん、その家族等がお誕生日の時、その人の家に行って演奏することが良くあります。というわけで、今日は会場であるレストランに集合。場所が分からない私は、近所に住むHelmutの車に乗せていってもらいました。彼のお父さんの好きなBachの曲やHappy Birthdayなど、5曲ほどを演奏。とても喜んでもらえたようで、めでたしめでたし。送ってもらって家に帰り、玄関を入った瞬間、青ざめました。普段の練習の時は楽器と楽譜しか持って行かないのですが(近所だし)、今日はレストランに行くということで、お財布や携帯を入れたバッグを持っていっていたのです。それを音出しをした部屋に忘れてきた~かなり入り組んだ場所にあったお店に戻れる自信が全然ないし、車にナビも付いていないので、旦那さんの出動です。せっかく夕食を作って待っていてくれた旦那さんは、かなり不機嫌に。当たり前ですよね…。慌ててインターネットでお店の電話番号を調べようとPCを立ち上げていたら、電話が。メンバーの一人、Berndが私が忘れ物をしたこと、まだお店にあることを知らせてくれました。急いでお店に向かおうと思ったら、今度は私を乗せて行ってくれたHelmutから電話。Ingoがまだお店にいるので、彼の携帯に電話をし、帰りに私の家に寄ってバッグを届けてくれるよう、話をつけるから、ちょっと待っててと言います。それは願ったりかなったり。ところが、しばらくしてHelmutからもう一度電話があり、「Ingoの携帯に電話したけれど、何度かけても留守電のままで話が出来なかった」とのこと。やはりレストランに出向かなければならなくなりました。せっかく思ったより早く帰れたと思ったのに…。自業自得とは言え、とほほな夜でした。
2006年11月14日
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先週の金曜からほとんど家にいないと言うことに気づきました。金曜:18時半過ぎ会社より帰宅。その後、友人達とサウナへ行き、0時過ぎに帰宅。土曜:午後、友人達が手伝いに来てくれ、18時半まで新居のリノベーション。その後一緒にレストランに行き、23時前帰宅。日曜:家具を見に13時ごろI○EAへ。18時過ぎに帰宅、そのまま夕食の支度。さすがにちょっと疲れが溜まってきました。口内炎は出来ているし、例の根が炎症を起こしている歯の部分はぽっこり腫れています。今日の夜は家でおとなしく過ごそうと思っていたら、昼休みの後、上司がやってきました。今晩、もうすぐ帰任する日本人の方の送別会があるので、予定がなければ参加したら?とのこと。『月曜日に飲み会食事会かあ…。疲れているし、その方と面識もないしなあ』と思い、「その帰任する方とはまだ一度もお会いしたことがないのですが、そんな私が送別会に参加してもよろしいのでしょうか?」と聞いてみました。すると、それは全く問題ないとのこと。さらに、こういう機会でもないと、他の日本人の方達と知り合うことが出来ないから、来た方がいいと言われました。確かにみな同じ会社の所属ではあるのですが、部署が違い、おまけに建物も分かれているため、会うチャンスはほぼ皆無なのです。まだどの部署にも行っていなかったので、ご挨拶がてら参加することにしました。というわけで、今晩もお出かけ。王子の不機嫌な様子が目に浮かびます~。
2006年11月13日
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ドイツのショッピング事情は、このブログでも何度か触れてきました。私たちは共働きのため、ショッピングできるのは土曜日しかありません。が、土曜日は洗濯や掃除、生活必需品(主に食料品)の買出しで、毎週あっという間に過ぎていってしまいます。そのため『日曜日もお店が開いていればいいのに』と思うことがよくあります。最近は特に、暇さえあれば家具屋や日曜大工店に行かなければならない状態の私たち。『久しぶりにIK○Aに行って、家具屋との家具の値段を比べたいなあ』と思ってインターネットで調べてみたら、ちょうど私たちの住んでいる町のI○EAが営業しているではないですかこれは行くしかないでしょう。二人とも疲れていましたが、早速出かけることにしました。本日の営業時間は13時から18時。私たちは13時半過ぎに近くまでたどり着いたのですが、高速の出口辺りから既に渋滞しています。これ、全てIK○Aに向かっている車なのです広大な駐車場は既に一杯で、駐車スペースではない通路にまで車が止まっています。ところで、ドイツではワールドカップ開催中、お店の営業時間が延びました。平日は22時まで、さらに日曜日も営業していたのです。これはドイツにしては画期的なことでした。この時に予想以上に儲かったのか知りませんが(笑)、その後、営業時間や日曜の営業について、各自治体が自由に決められるようにしたらどうかという風潮が一気に高まりました。私も、この案はみんなが賛成するだろうと思っていました。ところが、意外なことに、ドイツ人の中では「日曜日の営業は反対」という意見が多いのです。日曜日は安息日であるのだから、誰もが教会へ行き、家でのんびり過ごすべきだと言うのがその理由。毎週教会に行く人が常に減り続けていて、教会税を払う人も激減しているドイツ人が、まさかこんな保守的だったとは、驚きです。ところがところが、実際に年に数度ある日曜日営業日に出かけてみると、どこもものすごい人出なのです。今日のI○EAも例外ではなく、駐車場もカフェテリアも満員御礼。これを見る限り、ドイツ人も本当は日曜日にすることがなくて暇をもてあましているのでは?と思えてなりません。ドイツ人の友人いわく、ドイツ人は普通の日曜日は『屋根のないところ』を散歩し、お店が開いている日曜日は『屋根のあるところ』に散歩に行きたがるのだとか。う~ん、確かに当たっているかも。
2006年11月12日
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私に楽天ブログの存在を教えてくれた(で、その後別のブログに鞍替えした)お友達の戸論凡さんのブログへ遊びに行きました。ここ2日ほどの日記を読んだら、なんと、私が彼のブログで9000番を踏んでいたのでした。そういえば、先日のブログで『もうすぐ9000番』って書いてあったけど…。全然意識していなかったので、びっくり。しかも、私にとって切り番を踏んだのは生まれて初めてなのです。結構嬉しいものですね。彼の所の切りプレはいつも決まっていて、商品は『おっぱいチョコ』なるものと彼からの熱い抱擁。さて、ちゃんとドイツまで届けてくれるでしょうか?楽しみに待ってま~す
2006年11月12日
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新居の鍵はもらったものの、リノベーションをまだほとんど全くと言っていいくらい始めていなかった私たち。ちょうど1週間前、旦那さんの会社の同僚の彼女から電話があり、「来週の土曜日、何か手伝いに行こうか?」と申し出てくれました。彼女達は11月中の週末はその日しか空いていないので、その日だったら新居のリノベーションを手伝ってくれると言うのです。もちろん私は大喜びでお礼を言って、「その日の夜は何かおいしいものでも作るね」と電話を切りました。その翌日、義母が私たちを訪ねて来た時、旦那さんがその話をしていました。それを聞いて義母も「まあ!それは良かったわね。是非手伝ってもらったらいいわ」と言っていました。すると旦那いわく、「でもまだあまりやることがないんだよね」と一言。それを聞いた義母は、「やることが少ないと言ったって、あるにはあるんでしょう。それをやってもらったらいいじゃない」と言い聞かせていました。私もそう思っていたので、翌日この同僚と一緒に仕事をすることになっていた旦那さんに、その時に時間等を打ち合わせしてね、と言っておきました。ところがどっこい、旦那さんはこのせっかくの申し出を断ったと言うのです。理由は「やることがあまりないから」。やることがそれほどないと言ったって、せっかく手伝ってくれると言っているのだから、来てもらえばいいのに。そして、その後一緒にレストランに行くなり、うちでご飯を食べるなりして、楽しく過ごせばいいと思いませんか?まさか、本当に断るとは…。金曜日の晩、この同僚達と一緒にサウナに行ったら、「せっかく手伝いに行こうと思ったのに」と言われてしまいました。「もしあまりやることがなくて、作業が早く終わっても、それならそれで別にいいじゃない?その後、一緒にのんびりご飯でも食べに行けるし」とも。やはり、せっかくの申し出を断られて、向こうもかなりがっかりしたようなのです。私も彼の言動が理解できなかったので、もう1度話をして、「まだ他の予定がないなら、是非来てください」とお願いしました。大きな一軒家を買って、あちこち自分達で手を入れて住んでいる彼ら。汚れてもいいようにちゃんと着替えを用意してきて、バリバリ働いてくれました。男性チームは、キッチンのタイルをはがし、その後床のコンクリートとタイルを除去。女性チームは旦那さんの仕事部屋になる予定の部屋の壁紙はがしを担当しました。私はこんな作業をするのは生まれて初めてだし、旦那さんの方もほとんど経験はないようです。壁紙なんて、ばりばり引き剥がすだけかと思いきや、ちゃんと手順があるのですね。壁紙はがし用の溶剤をお湯に入れて、それを刷毛でたっぷり塗り、へらで壁紙をこそぎ落として行くのです。しかも、1度だけでは済まず、その作業が最低3回は必要でした。夢中で作業しているうちに、額に汗が流れてきます。ほんの10平米ほどの部屋ですが、二人がかりで3時間たっぷりかかりました。それにしても、ドイツ人て引越しの度にこういう作業をしているんですよね。リノベーションを業者に頼んだなんて話、聞いたことがない気がします。すごいなあ…。引越しやリノベーションの経験も豊富(?)な二人が来てくれて、本当に助かりました。本当はキッチンのコンクリートやタイルはがしは業者さんにお願いするつもりだったのですが、「やっておけばその分業者に払う金額が少なくなるから」と言って、同僚の人がやってくれたのです。持つべきものは良い友人ですね。それにしても、「まだあまりやることがない」なんて発言していたのは、どこの誰でしたっけね?これに懲りて、これからは人の好意は素直に受けましょうね~。
2006年11月11日
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久々にムカッと来た。今日は私が2週間ほど前からずっと恐れていた抜歯の日(詳しくはこちら)。仕事をしているので、医者の予約を取るときは出来るだけ遅い時間にしてもらうようにしている。今回もなるべく遅くとお願いしたけれど、16時半の予約となってしまった。そもそも、この歯科医は17時までしかやっていないので、一番遅くても17時の予約。16時半で手を打つことにした。いくらフレックスタイム制とはいえ、コアタイムがあるので、その時間帯は会社にいなければならない。私の会社は金曜日を除き、退社できるのは16時以降。16時に会社を出たのでは、予約の時間には間に合わない。入社したばかりで早退するのは気が引けたけれど、ずいぶん前から今日の抜歯は決まっていたので、仕方がない。上司にお伺いを立て、15時退社の許可をいただいた。到着した私を受付の女性がちょっと怪訝そうに見た。「16時半に予約したXXXです」と名乗ったら、「本当に今日?」と聞き返される。前回の診療時にメモをもらったし、そのメモを見てすぐにスケジュール帳に書き込んだし、絶対間違いない。彼女は台帳をぱらぱらとめくり、私の名前を探しているが、見つからない様子。『申し訳ありませんが、お名前を書くのを忘れてしまったようなので、ちょっとお待たせしてしまうかもしれません』などという言葉は全くなし。まあ、ドイツ生活が長いので、こんな言葉ははなから期待していないけど、ちょっと嫌な予感。とりあえず、言われるままに待合室へ。私が入ってすぐ、いつもは開けっ放しの待合室のドアを閉められ、ますます嫌な感じ。そのうちに後から人が何人か入ってきたけれど、雑誌を選ぶま間もなくすぐに名前を呼ばれて出て行った。私はほったらかされたまま。30分ほど待たされて、ようやく診察室に通されたけど、そこでもまた待たされる。これから行われる治療のことを考えると、動悸が激しくなり、心臓が破裂しそう。でも、覚悟を決めて来たので、ハンカチを握り締めながら先生を待っていた。15分ほどしてようやく先生登場。「調子はどう?(例の歯は)抜く?どうする?」と聞かれ、呆然。前回の診察で、レントゲンを見て『もうこの歯は救いようがない。抜くしかない』とおっしゃったのは貴方ですけどしかも、『翌日から休暇なので、今日抜歯するとその後の経過が見られない。休暇後にすぐに抜こう』とおっしゃったので、今ここに私がいるんですけど抜歯のときに炎症がなくなっているようにと、先生の休暇中にずっと抗生物質を飲まされていた。が、「抗生物質が効いて炎症が治まれば、あと半年くらい放っておいても好いんだけど」などというではないですかこの間と言っていることが全然違う結局、今はにきびのような膿胞は出ていないけれど、まだその箇所を押すと膿が出てくるというので、抜歯はすることに。ところが、先生いわく『週末は抜歯をしない主義』なんだとか。木曜日や金曜日に歯を抜いて、土日に腫れたりすると大変だから、抜歯は週の初めにするようにしているそう。もしもし前々回の診察で、私がいきなり親知らずを抜かれたのは金曜日でしたけど「日本と違って、こちらは翌日に消毒に来なくてもいいのか~」と印象に残っているので間違いない。けど、先生は「来週の月曜日か火曜日に抜歯」と受付に怒鳴り、診察終了。予約の時間から40分以上も待たせておきながら、前回今日抜歯するといっておきながら、歯茎をちょっと押しただけで終わり。診察時間、正味2~3分。これがむっとせずにいられようか憮然としつつも受付に行くと、月曜も火曜も夕方はもう予約で一杯とのこと。火曜日の16時に来るようにと言われ、またまたむかついた。本来なら今日抜歯のはずだったのに、勝手に予定を変えておいて、しかもまた会社を早退しろと?入社したばかりでそんなに立て続けに早退したら、いくらなんでも顰蹙。「今日もわざわざ早退してきたのに、間を開けずにまた早退なんてできません」と抗議すると、「今回一回だけだから」と受付の女性。「そもそも、今日ここへ来た意味が全くなかったですし」と苦情を言うと、「それは私にはどうしようもないわ」と彼女。ドイツ人お得意の台詞に、またカチンと来る私。結局、証明書を発行してくれると言うので、朝一の診察を受けることに。その日はもちろん、会社は遅刻。この歯科医、実は旦那の家族がもう何十年とお世話になっている先生。旦那さんに紹介してもらって通い始めたのだけど、始めは本当に愛想が良く親切だった。が、今思えば当時の私はプライベート保険加入者。新しい上得意が来たと喜んで、愛想良くしていただけらしい。ドイツでは、医者が公的保険の患者を差別するとは聞いていたけれど、これほどまで露骨とは…。このままこの歯科医院に通い続けるのも癪だけど、かと言って新たに良い歯科医を見つけるのも大変。家族全員がお世話になっている歯科医を変えたら、義両親に印象悪いような気もするし…。でも、く~や~し~い
2006年11月09日
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カエル号のヘッドライトが故障してしまったことを先週のブログに書きました(詳しくはこちら)。うちの旦那さんは電気関係の資格を持っているので、チェックしてもらうと、どうやら電気回線に異常があるらしいと分かりました。旦那さんには直せず、またまた修理に出すことになりました。先週2日、旦那さんが通常の仕事(外回り)を休み、家でデスクワークをすることにしたので、カエル号を工場へ持っていってくれました。その日のうちに修理から戻ってくるだろうと見込んでのことです。ところが、予想に反してカエル号はその日には戻ってきませんでした。ヘッドライトの片方のランプがまず切れ、私がそれに気づかずにいるうちに、もう片方も切れてしまったのだろうとの事。が、なんとNewビートルと言う車のヘッドライトは、自分で交換できないのでした。ボンネットを開け、その中のパーツをはずして、ようやくヘッドライト部に到達できるような構造になっているのです。しかも、私の車は製造1999年12月。その後のモデルチェンジで、ヘッドライト部分を押さえているパーツの大きさが変わってしまっていました。しかも、その部分だけ取り替えたのでは、ライトを入れる部分に組み合わせることが出来ないと言うのです。そこで、片方のライト部分は新しいものを注文し、ごっそり取り替えることになったのです。設計ミスなのか、はたまた交換パーツで設けようというVWの策略なのか…。いずれにしても、ドライバーにとってはとってもアンフレンドリーな車だったのでした。しかも、私は今まで5年もこの車に乗っていて、そんなこと全く知らなかったんです。注文した部品が届くのが、月曜日、すなわち本日11時とのこと。予想外に長い『入院』となってしまいました。旦那さんは今日は朝早くから仕事で、私を会社に送っていくことができず、仕方なく代車を借りることに。代車は20年落ちかと思えるくらい古いOPELのアストラでした。乗り慣れていない、借り物の車で出勤。久しぶりに緊張しました。ほとんど一目ぼれして購入したカエル号でしたが、最近は金食い虫になりつつあります。しかも、手入れや部品交換が自分で出来ないようになっていると知って、かなりショック…。次の車もNewビートルにしようかな?と思っていたけれど、今はちょっと躊躇しています。
2006年11月06日
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ここ数日でめっきり寒くなったドイツ。この間まで、日中最高気温が20度を超える日が続いていて、異常気象を憂いながらも、「このままずっと寒くならなければいいのに」なんて思っていた不届き者の私。ところが、11月の声を聞いた途端、一気に冬が来てしまいました。寒くなると恋しくなるのは、やはりお風呂。ドイツにはお風呂が嫌いな人、嫌いじゃなくても全く入らない人も沢山いますが、私はやはり日本人。お風呂なしの冬なんて、考えられません。ところが、新居のバスルームにはバスタブがないのです。いえ、元々はあったんですが、前住人さんは取り去ってしまったのです(<こんなのばっかり)。新居選びの際、私が譲れないポイントとしてあげていたのは、以下の通り。1. 近くに公共交通機関があること2. バスタブがあること3. バスルームに窓があることそれなのに、私の希望はほぼまるっきり無視されてしまいました。湯船がない(ちなみに窓もない)バスルームの付いたアパートへ引っ越すことになってしまったのです。なんとも横暴な旦那です~。引越し前にたっぷり堪能しておかなければ!ということで、今年の冬初めてのお風呂に入りました。…こうして文章にすると、ものすごく不潔な人に思われそうですが、シャワーはちゃんと毎日浴びております(苦笑)。日本のように水が豊富でないドイツは、毎日バスタブにお湯をためるなんてとんでもないのです。ちょっと前までは、毎日シャワーを浴びない人も結構いましたし、年配の方々は今でもシャワーは週に1回とか言う人も少なくありません。というわけで、週末のバスタイムはちょっとした贅沢。引越しまであと何回楽しめるかな?
2006年11月05日
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新居の受け渡しも済んだので、いよいよこれから引越しの準備に取り掛からなければなりません。といっても、実際に引越し(移動)できるのはまだまだ先のこと。まずは新居のリノベーションをしなければ私たちの新居は、メゾネットというのでしょうか?1階と2階に分かれているアパートです。日本で言う2階部分に入り口があり、その階にリビングルーム、バスルーム、キッチン、主寝室があり、1階に子供部屋が2つというのが本来の間取りです。ところが、前住人さんは子供達の独立後、1階の子供部屋の1つを自分達の寝室にし、2階の寝室をダイニングルームに改築してしまったのです。元々あったキッチンのドアはつぶされているし、キッチンと主寝室の間の壁には通り抜けようの大きな穴が開いています。私たちはまずこれらを元通りにしなければなりません。システムキッチンは前住人から買い取らないことに決めたので、やることが沢山あることはわかっていました。そもそも、システムキッチンの配置やドアの位置などが違うので、床や壁もきれいに直さなければなりません。つまり、キッチンだけでも、壁紙、壁のタイル、床のタイル、ドア、電灯を選ばなければならないんです。システムキッチンは注文したものの、それっきり何もしていなかった私たちは大慌て。早速、今日は貴重な家事の時間を割いて、Baumarkt(日曜大工店)に行ってまいりました。タイルとか壁紙なんてものを選ぶのは生まれて初めて。キッチンのタイルなんて、種類が沢山あっても良さそうなものですが、大きなお店でも10種類も置いてないのです。その少ない選択肢の中では、一目で気に入るようなものはありません。たまに「これなら許せる」と思うものがあっても、ものすごく高かったり。床のタイルに至っては、もうどれでもいいと投げやりになってしまいました。結局、キッチンの壁用と床用のタイルを選んだだけで、私はぐったり。他の部屋も、壁紙と電灯は少なくとも選ばなければならないし、床を張り替える部屋は床材も…。一軒家にしなくて、良かった。新築の物件にしなくて、本当に良かった~。選ぶのも大変だけれど、ちりも積もればでかなりの出費ですから。これからしばらくは毎週末、家具屋や日曜大工店通いとなりそうです。
2006年11月04日
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去年、会員になっていたコンサートホールへ出かけてきました。クリストフ・エッシェンバッハ指揮、パリ管弦楽団のコンサートです。今日は新しい会社への初出勤日。それなのに、ヘッドライトの修理のため、カエル号を修理工場に出してしまったので、マイカーは無し。旦那さんに会社への送り迎えをお願いしなければなりませんでした。もちろん、チケットを買った時は、こんなことになるとは夢にも思っていません。夕方、ようやく家に帰りつくと、もうぐったり。が、プログラムがいいので、ずっと前から楽しみにしていたコンサートだし、チケット代ももったいない。疲れた身体に鞭打って(<大げさ)出かけてきました。結論から言いますと、無理してでも行って本当に良かったチケット代の元を取るどころか、『これっぽっちの金額(私の席は50ユーロ)でこんな素晴らしい演奏を聞かせていただいてすみません』と心底思うくらい、良いコンサートでした。まず、演奏曲目がたっぷり5曲。前半は、モーツァルト生誕250年にちなんで、モーツァルト作品のみ。「『フィガロの結婚』序曲」で幕を開け、ピアノ協奏曲(KV488)を聴かせてくれました。ピアノ独奏は、なんとエッシェンバッハ彼は元々、ピアノ奏者として有名になった方なのです。私のバルコニー席はピアノの真上だったので、思いがけずお得な気分を味わえました。エッシェンバッハ氏は拍手に答えて、アンコールもしっとりたっぷり聴かせてくれました。後半は、フランスの作家の作品を集めてくれました。まず、ラベルの「ラ・メール・ロア」から5曲(というか、オケ用アレンジはどれも全5曲なのでしょうか?分かる方、教えてください)。「ラ・メール・ロア」とは、マザーグースのことです。「眠りの森の美女」など、童話にちなんだ曲を集めたもので、とってもかわいい次に、アルベール・ルーセルの「バッカスとアリアーヌ」。こちらはバレエ用に作曲された曲で、全4楽章。金管がバリバリ吹いているけれど、きれいな音でとっても気持ちが好いでも、こんなに吹いて、最後まで持つの?とちょっと余計な心配も。2部最後の曲は、ラベルの『ボレロ』。この有名な曲には説明は要りませんね。私にとっては、高校1年生のときにコンクールで演奏した思い出の曲。高校1年の夏=ボレロなのです。久しぶりに生で聴きたくなり、このコンサートのチケットを買いました。コンサートの締めくくりのこの曲、エッシェンバッハ氏はアインザッツを与えただけ。後はずっと指揮台の上に立っているだけなのです。テンポキープはずっと同じリズムを刻み続けるスネア奏者にまかせっきり。よほど信頼関係があるのでしょうね。時折、顔だけで合図をしたり、表情で奏者をあおったりします。その様子がとてつもなく格好よく、しびれました。上手く言えませんが『偉大な芸術家』という感じがひしひしとしました。クライマックスに近づいてから、ようやく身体を使って指揮をしたのですが、こんな『ボレロ』もあるのですね…。演奏終了後、指揮台の脇にスネア奏者を呼んで、固く握手。そんな二人の姿に、皆惜しみない拍手を送りました。鳴り止まない拍手に何度も登場するエッシェンバッハ氏。2部は長い曲が多かったので、もうかなり疲れているだろうし、すぐに引っ込んでしまうと思ったのですが、アンコールもたっぷり聴かせてくれました。20時開始のコンサートで、ホールを出たのはほぼ23時。2時間くらいで終わってしまうコンサートが多い中、異例の長さです。明日も出勤の私にとっては、嬉しい悲鳴…。長く演奏してくれたからだけではなく、本当に素晴らしいコンサートでした。一晩でエッシェンバッハ氏・パリ交響楽団の虜になってしまいましたよ
2006年11月02日
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今日から全国的に11月1日になりました。今年のこの日は、私にとって記念すべき日となりました。まず、今日付けで正式に新しい勤め先の社員となりました。ドイツは今日祝日のため、初出勤日は明日となりますが。とても良い会社のようですし、何より私に是非入社して欲しいと思ってくださっているのがひしひしと感じられたので、今後が楽しみです。転職はこれが最後となることを祈っています。それから、先日私たちが購入したアパートの鍵を受け取りました。書類上は既に9月1日から私たちの所有になっていたのですが、これまではまだ前住人が住んでいたのです。彼らが新居への引越しを終えたので、晴れて受け渡しとなりました。全住人の家具が全て無くなってがらんとしたアパートに入っても、まだ実感はわきません。これから手を入れるにしたがって、だんだん愛着がわいてくるでしょう。引渡しを終えて家に帰ると、いつも何をするのにも腰が重い旦那がさっさと実家に電話をしています。『こういうときだけはやることが早いんだから…』とちょっと気分を損ねつつ見ていると、「これから来るって」と旦那。ご両親もずっと興味津々で、早くアパートを見てみたくて仕方なかったのだとか。それを聞いて、ますます複雑な気分に。旦那さんは、両親が純粋に息子がやっと手に入れたマイホームがどんなところか見てみたいと思っていると考えているみたい。でも、私は内心、それは違うのでは?と思っているのです。なぜなら、私たちがキッチンを注文した直後、彼のお父さんから住居交換の話を持ち出されたことがあったから(詳しくはこちら)。私としては、「いずれ自分達が住むアパートだと思っているから、興味津々なのでは」と思えてしまうのです。早速出かけてきたご両親を新居に案内し、おしゃべりをしながらも、私の心の中のわだかまりは消えません。やっぱり私は心が狭すぎるのかな…。でも、嫌なものは嫌なんだもん
2006年11月01日
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