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今月中に溜まった残業時間を消化すべく、1日代休を取りました。私の会社はフレックスタイム制で、朝は7時半から9時の間の好きな時間に仕事を始められます。私は以前からの習慣で、毎日8時ごろに出社します。早く仕事を始めて早く帰りたいのと、日本との時差を考えてのことです。8時に出社すると、昼休みの30分を除くと、16時で定時、業務終了です。つまり、16時には退社していいのですが、なかなか定時で帰れることはありません。仕事が忙しいときはもちろんですが、忙しくない日でも上司に悪い印象を与えるのでは?と思って帰るのを躊躇してしまいます。上司が日本人だと、良い面もあるけれど、気を使うことも多いな~というのが本音です。祝日が少ないドイツでは、こういうお休みは非常に貴重。しかも、祝日と違って、お店やお役所が開いているので、色々な用事を済ませられます。私も今日はショッピングと美容院、知り合いとの夕食と予定を詰め込みました。出張のために、黒のシンプルなスカートが欲しくて見に行ったのですが…。まだ冬のセールをやっているではないですか!もうとっくに終わっていると思っていたのに。せっかくなので、ちょっとだけ覗くことにしましたが…。ドイツの普通のお店においてある服のサイズは、大体34から44くらいまでです。34~36が日本のS,36~38が日本のM,38~40が日本のLといった感じでしょうか。服も靴も、ドイツでの平均的なサイズと思われる38辺りからどんどんなくなります。最後の最後まで残っているのは、当然34と44以上ばかり。それでも、お気に入りのメーカーの服を3点ゲット!お値段もかなり下がっていたので、お得感も味わえ、幸せな気分。コートも買ってしまったので、かなり大荷物になってしまいました。まだ寝室の家具を何も買っていない我が家には当然クローゼットもないわけで、そこら中に洋服が山積みです。旦那さんに見つかったら「こんなに持っているのに、また買ったの」と怒られること必至。でも、言い訳させてもらえば、クローゼットを買ったら仕舞う前にちゃんと仕分けするつもりなんです~。ちょっときつくなってしまった洋服も処分できない気持ち、女性の方ならわかってくれますよね?これを捨てたら、このままずるずる行ってしまうという恐怖心から捨てられないのです。この微妙な女心、分かって欲しいなあ。
2007年01月31日
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今日は楽団の定例練習日です。いつもは始まる15分くらい前に行って音出しをする私ですが、今日は練習が憂鬱で、出かける気になりません。実は、日曜日にちょっとした本番がありました。このとき、我が楽団は3曲しか演奏しなかったのですが、そのうちの1曲にリーダーが特に力を入れていました。まず、全員で前奏を演奏した後、デュエット・トリオ・カルテットと来て、最後に全員でマーチを演奏と言う段取りを決めたのも彼です。私はデュエットのメンバーに選ばれていましたが、パートナーは私から一番離れた席に座っているトランペット奏者。これではブレスのタイミングもつかめないし、彼の音も良く聞こえません。でも、あくまでも趣味・楽しみでやっているメンバーにあまり細かいことを言うのもはばかられ、特に何も言いませんでした。本番前にリーダーが私のところへ来て、「自分の音が大きすぎることを心配しているみたいだけど、もっと思い切り出して良いから」と言ってきました。そこで、本番はかなり大きい音で吹き出したのですが、教会の中ということもあり、自分の音しか聞こえません。「やっぱりこれはやりすぎたか?」と軽くパニックになってしまい、その後はクレッシェンドをするのも怖く、びくびく演奏しているうちに、デュエットは終わってしまいました。私は自分の演奏に全然満足していませんでした。悔しいやら情けないやらで、本番終了後、なるべく誰とも口を利かなくて済むようにそそくさと帰ったのです。今日、なかなか重い腰が上がらなかったのは、練習場に早く着いてしまい、練習前にメンバーに話しかけられることを恐れていたのです。メンバーが一通り揃い、練習を始める前に、リーダーが前に出てきました(<こんなことはめったにありません)。そして、「2日前の本番について、どうしても言っておきたいことがある」と切り出したので、内心「来たーっ」と思いました。ところが想像に反して、彼は私たちに「最高の演奏をしてくれてありがとう」とまずお礼を言いました。さらに、聴きに来ていた人たちがいかにうちの楽団を褒めていたか、どれほど沢山好意的なコメントをもらったかという話が続き、リーダーは本当に嬉しそう。彼の話を聞いていたメンバーも大満足。私は納得の行く演奏が出来ず、「今日の練習休もうかな」と思うほどずっと落ち込んでいたのに。言いかえれば、この楽団はその程度のレベルということ。褒め言葉はもちろん嬉しくはあるのですが、このレベルでは満足できない私は、同時にがっかりしてしまったわけです。私(たち)、このままでいいんでしょうか
2007年01月30日
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またまた歯医者に行ってきました。去年、根の炎症で右上の歯がひどく痛んで、その歯の治療を始めましたが(詳しくはこちら)、それ以外にも根が炎症を起こしているところがあるかもしれないとのことで、全部の歯のレントゲンを撮ったのです。そして、今回そのレントゲンの写真を見ながら説明を受け、あと2本根の治療をやり直した方がいい歯があると言われてしまいました。年末に行ったときは、他の歯は大丈夫そうなので、詰め物が壊れているところだけ直しましょうという話だったのですが…。なんだか言うことがころころ変わって、この歯医者も信用できないのでは?と不安に思い始めています。が、去年から治療を始めた歯は全部やってもらわなくてはなりませんし、そのほかにもアメリカに発つ前にずっと治療をしていて、結局完全には終わらなかった前歯の根がやはりまだ炎症を起こしていることが分かりました。この歯は数年前に日本で歯茎を切開手術する寸前まで行ったこともあり、その後もずっと疲れると疼いたりするので、「いつかは何とかしなければ」と思っていたのです。だから、この歯を治療するのは構わないのですが…(怖いけど)。もう一本、治療が必要と言われたのは、日本で金をかぶせた歯なのですが、2本ある根のうちの1本がちゃんと治療できていないので、いつかは問題を起こすと医者は言うのです。でも、今のところレントゲンでも炎症が全く見られないし、私も問題を感じたことが一度もないので、とりあえずはそのままにしておいてもらおうと思っています。かぶせた金歯も、それだけで当時5~6万かかっているので、そんなに簡単に壊してしまったらもったいないし…。医者は「いつ炎症を起こして痛み出すか分からない」と言いますが、それは運が悪かった場合であって、もしかしたら運良くこのままで済むかもしれないですよね?大体、根の治療にはほとんど全く保険が利かないので、自分で払わなくてはいけないのです。歯医者にとってはすごく儲かるので、なるべく沢山の歯を治療したいのでしょうが、そんなお金はありません。日本人なので、お金を沢山持っているだろうと思って、悪いところを全部治させようとしているのかもしれませんね。いずれにしても、出張から戻ったら歯医者通いが始まります。この世で一番嫌いな場所が歯科医院なのに…(涙)。もう笑うしかありません。
2007年01月29日
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お友達が泊りがけで来ることになり、急遽壁紙張りを終わらせた私のお部屋。その後、全く進展はなかったのですが、ようやくこの部屋に置く本棚を昨日I○EAにて購入しました。今年から付加価値税が去年までの16%から19%に値上げしたドイツ。値上げの前に家具を買い揃えようとして、あえなく挫折した私たちでしたが、運良く○KEAでは付加価値税の値上げは2月まで据え置き。なんとか旦那さんの思い腰を上げさせることに成功しました。ところが、いざ行ってみたら、私たちの欲しかった物はほとんど揃いませんでした。前にあった、角用の棚(斜めになっている)も、幅60cmの本棚も、全てリストからはずされてしまった後。今リストに載っているのは、以前からある80cm幅と新しい40cm幅の棚のみ。40cmって、本棚としてはかなり細いんですよね…。おまけに、アクセントとして1つだけ置こうと決めていた、赤い棚も売り切れ。これによって、大分部屋の雰囲気が変わるだろうなと思って、楽しみにしていたんですが。せっかく混んでいるのを承知で、土曜日にがんばって出向いたのに、ついてないです。とりあえず、本棚を3つ仕入れてきたので、それを組み立てました。これでやっと大量の本を整理し始めることができます。なにせ、私の荷物のほとんどは本なので、新居のそこら中に本の入った箱が積まれていたのです。が、整理を始めてからさらに頭の痛い問題が。いわゆる『漫画文庫』の収納です。あまり本棚の数を増やしたくないので、うまく収納したいのですが、これが難しい本棚の奥行きが深いので、文庫の大きさの本を1列に並べるのはもったいない。そのため、私はCD用の棚を改造して、普通の文庫本を収納しています。が、漫画の文庫はかなり厚さがあるので、CDラックに収納するとあっという間に一杯になってしまいます。かといって、普通の本棚に2列ずつ並べてしまうと、奥の本が取りにくいし、タイトルも見えなくなってしまうし…。漫画文庫を沢山お持ちの皆さん、効果的な収納方法を教えてください!
2007年01月28日
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今の会社に入社してから初めての出張です。ヨーロッパ本社に行くのも、もちろん初めて。今回の出張は、いわば報告会に参加するだけで、自分がプレゼンするわけでも何でもありません。でも、知らない人ばかりの場所って、やっぱり緊張しますよね…。私のいるヨーロッパ本社ドイツ支部は、日本人が少ないのです。皆同じ建物内で働いていますが、たまに食堂で見かけるくらい。直属の上司(日本人)が出張の日などは、1日中日本語をひと言も話さないこともしょっちゅう。で、『この会社は日系企業には珍しく、駐在員が少ないなあ』と思っていたのです。ところが、ヨーロッパ本社へ行ってびっくりかなり大き目のカンファレンスルームに椅子がびっしり並んでいて、そこが一杯になる予定だと言うではないですか。やはりヨーロッパ中から駐在員が集まると、かなりの数になるのね~と納得。実は、後で聞いてみたら、参加者の四分の三が本社勤務だったのですが…。報告会が始まる前にお手洗いに行き、戻ってきたらほぼ全ての席が埋まっていました。ダークグレーのスーツを着た日本人のおじさん(<失礼!)がずら~っと並んでいるのはかなり壮観でした…。こんなにまとまった数の日本人男性を見るのが久しぶりだったこともあり、ちょっとびびってしまいました。報告会も無事に終わり、夜は韓国レストランにて親睦会(コンパ)です。同じドイツ組の女性2人は、用事があるとかで帰ってしまわれましたが、私は今回顔つなぎが主な目的なので、もちろん参加しました。7時開始予定でしたが、実際に始まったのは7時半でした。8時を回った頃、すでにかなりの人が酔っ払い状態。飲み放題付きのコースを頼んであったようですが、飲み物はビールのみと言うことで、はじめからビールがピッチャーでどんどん運ばれていました。が、ものの20分くらいで「韓国焼酎も飲みたいから飲み放題に入れろ~」と言う人が現れ、挙句の果てにはワインまでも飲み放題OKになっていました。開始後1時間もすると、皆さんかなりの乱れよう。一応、『中締め』と称する儀式(?)があったのですが、始めに挨拶に立った人が次の人を指名し、次々と一気をしていくと言うもの。ほとんど大学の体育会とかの飲み会と同じノリでございます。大きな声では言えませんが、私は高校生の頃、まさにこういう飲み会をしていました。大学ではサークルに入らなかったし、結局2年で中退してしまったので、こういうノリはほとんど20年ぶり。『楽しいお酒ならいいよね~♪』と一緒に楽しもうとする反面、数時間前のカンファレンスルームで圧倒されたおじ様たちのあまりの豹変振りに、どうしてもひいてしまう私でした。お料理は一応コースで前もって頼んであり、少しずつ出てはくるのですが、明らかに手抜きと言うか…。けど、私と私の上司以外は、すでにみな酔っ払い状態で、誰も真剣(?)に食べていず、アルコールさえ切れていなければ、料理なんてどうでもいい状態。私は『おいしい焼肉が食べられる♪』と期待していたので、当てが外れてがっかりでしたが。10時過ぎにお開きになりましたが、その頃はもうすごい有様でした。みんな、お酒好きなのはいいけど、酒癖悪い人多すぎ二人抱き合って泣くおじさんはいるわ、会場で大泣きした挙句に外へ出て行って、通りがかりの人に警察を呼ばれる人はいるわ、1つしかないトイレで便器とお友達になったきり2時間近く出てこない人はいるわ…。結局、『楽しいお酒』では終わらないのでした。私にとってはかなり驚きの盛り上がりぶりでしたが、私の上司いわく、『今日はおとなしい方だった』とか。普段は飲み物のちゃんぽんだけでは飽き足らず、さらににお醤油やわさび、挙句の果てには刺身やツマまでも入れて一気させられるのだそうです。話を聞くだけで吐きそう…。私と上司も結構飲んではいましたが、なぜこんなにも素面かと言いますと、なぜか私たちの席はエアポケット状態で、二人だけ一気の指名が一度もかからなかったからなのです。もしかして、私が初参加と言うことで、お目こぼしがあったのでしょうか?う~ん、次回のコンパが楽しみなような、怖いような…。
2007年01月26日
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上司から日本出張中に滞在するを知らされました。なんと、私が以前大阪で働いていたとき、毎日のように側を通っていたホテルです。泊まったことは一度もありませんが…。大阪の会社には、ヨーロッパに転職するまで3年間勤めました。ランチはたいていコンビニやほか弁のお弁当でしたが、週末出勤もあり、残業も多かったので、外食することも沢山ありました。グルメの上司(社長)に色々おいしいものもご馳走していただきました。残業が多かったので、あまりショッピングは出来なかったけれど、それでも帰りが早い日はあちこちお店を覗いたりしたものでした。アメリカ村のにぎやかさ、大きなデパートの並ぶ通りの活気…。会社のある辺りは、おしゃれなお店の多い注目エリアとして、よく雑誌に取り上げられていました。ヨーロッパへ渡ってから、大阪には一度も行っていないので、このエリアに足を踏み入れるのは5年半ぶり。かなりわくわくしている自分がいます。日本到着日は一人きりの時間が取れそうなので、どこでお昼を食べようか、どのお店を見に行こうかと今から思案中。楽しみだけれど、買い物しすぎて、初日でスーツケース一杯になってしまったら、どうしよう?とちょっぴり不安でもあります。スーツケースの制限重量、20kgしかないんですよね…。里帰りの人用に、特別制限重量とか設定してほしいです。
2007年01月24日
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今週から急に寒くなり、例年のような冬がやっと始まったドイツです。今日は雪という予報は外れましたが、これからまだ雪も降るでしょう。そうなるとまたインフルエンザが流行り始めて、会社で欠勤者が続出となる可能性も…。そういえば、この間ラジオで、今D市でノロウィルスが大流行と特集をやってました。D市内で医者にかかった人だけで、3000人だそうで。医者に行っていない人を含めたら、感染者が何人いるか分からないと言っていました。私は内心、「年末年始に一時帰国していた日本人の誰かが持ち込んだに違いない」と固く信じています。私自身もまだ調子が万全とは言えません。主な症状は咳・鼻水なのですが、咳が出る場合は肺の方から出る感じで、どうやらウィルスが気管支の方に移動してしまった様子。今週はヨーロッパ本社へ一泊で出張、来週末から日本出張が決まっています。出張に向けて、早く体調を整えなければ…。今晩は通常練習でしたが、例の親子(詳しくはこちら)現れませんでした。やはり子供楽団が併設されていないと知って、他のところをあたる事にしたのかもしれません。団のリーダーは「通常練習の前に息子さんに個人レッスンをオファーするつもり」と張り切っていましたが…。正直なところ、私はこれ以上バランスが崩れずに済んで、ほっとしました。
2007年01月23日
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急遽、D市の日本レストランへ行ってきました。先日送別会をしたS夫妻(詳しくはこちら)がいよいよ明日日本へ発ちます。土曜日の晩、二人がお気に入りだったお店で食事をするので、時間があれば合流してくださいと言われ、行く気満々だった私。が、金曜日から寝込んでしまったので、キャンセルする羽目になってしまったのでした。で、本日は19時から某日本レストランにいるので、時間があれば会いましょうというお誘い。今日を逃したら、ドイツではもうお会いできないので、旦那さんと二人で顔を出すことにしました。送別会はこの間やっているので、今日はお別れがてら、一緒にご飯を食べるだけだろうと思っていた私たち。それほどお金も必要ないだろうと、銀行にも寄らずにお店に直行しました。ところが、予想に反してお会計の際にWさんが「Sさんたちは払わなくていいですよ~」と太っ腹な発言。Sさんも「この間送別会でおごってもらったし、払いますよ」と遠慮していたのですが、Wさんの「今度日本でおごってもらいますから」の一言で引っ込みました。お会計は私の想像をはるかに超えており、目が飛び出ました。私は家を出る前に旦那さんに「今日は私がおごるから♪」なんて言ってしまっていたので、Wさんと二人で割り勘。引越しに伴う家具購入等、何かと物入りのこの時期に、予定外の出費はとっても痛く、思わずなみだ目になっていたと思います。まあ、でもこういうことはお互い様ですし、Sさん夫婦のドイツ最後の夜だし、彼らも喜んでくれたし、痛い出費だったのは確かだけど、それは全然いいんです。家に帰って、もらったレシートを見ていたら、お店に対する怒りがふつふつと湧き上がってきました。まず、食後に頼んだお茶がしっかりチャージされてます。最近、D市のほぼ全ての日本レストランがお茶を有料にしたので、まあこれは仕方ないとしましょう。有料の癖にまずいお茶を出すところばっかりなので、毎回頭にくるんですけどね。が、茶碗蒸し1個8ユーロって何実は、Wさんが茶碗蒸しを食べたいと言い出して、ほぼ全員が注文しました。確かにちょっと手間がかかる料理かもしれないけど、ぼったくりすぎでしょう!8ユーロあったら、他のお店でラーメンが食べられるよ。それに、天ぷらのつゆ3人前って何天ぷらの盛り合わせを頼む前、「松竹梅の違いって難ですか?」とたずねたところ、店員が「量ですね。松は二人前、竹は一人前、梅は一人前弱です」と答えました。私たちは5人だったので、松を二つ頼んだのです。天ぷらが出てきたとき、天つゆの器が人数分出てきて、『サービスいいね~♪』と喜んでいたのです。が、しっかりチャージされていたとは…。それに、よく考えたら、二人前の天ぷら盛り合わせを2つ頼んだんだから、それについてくる天つゆは4人分では?!どさくさにまぎれて(?)3人分チャージしているのが納得いかないそんなこんなで、すっかり頭に血が上ってしまった私。もうこのレストランには2度と行かないぞ!!
2007年01月22日
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週末はひたすら寝ていましたが、1日中ずっと眠り続けるのもなかなか大変。ということで、目が覚めたらちょこちょこと読書をしておりました。この週末に読んだのは、坂木司著「仔羊の巣」と海堂尊著「チームバチスタの栄光」。どちらもミステリーです。「仔羊の巣」は「青空の卵」に告ぐ坂木氏の2作目。「青空の卵」を読み始めたときは、「北村薫氏の『円紫さんシリーズ』の2番煎じじゃない!」とあまり好印象を持たなかったのですが、読み進めていくに従い、だんだん好きになりました。登場人物がみな心優しく、癒される感じです。今までのところ、新たに登場した人物がみなつながっていっているので、これからどうなるかちょっと見もの。(<って意地悪?)「チームバチスタの栄光」の方は、まだ半分ほどしか読めていません。『このミス』の大賞に選ばれた作品なので、かなり期待して読み始めました。が、今のところ、普通の医療小説(なんて分野あるのかな?)のようで、全然ミステリーらしくないのです。術死が起こり、それが実は医療ミスではなく殺人だった!ということらしいのですが、まだ殺害方法も犯人も分かりません。これからどんな展開になるのか、楽しみです。
2007年01月21日
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一生懸命寝た甲斐もなく、扁桃腺炎は一晩では治りませんでした。炭酸入りの飲み物が飲めないほど喉が腫れ、熱も上がってしまいました。仕方なく、まず美容院の予約をキャンセル。もし、私が予約を入れていた時間に飛び込みのお客さんがなければ、美容師さんは2時間暇になってしまいます。担当のYさん、ごめんなさい!電話を入れた後、ひたすら寝続けました。来週は初めての出張もあるし、なんとか月曜日に出社できるようにしなくては!と気はあせるけれど、こればかりは仕方ありません。今日は土曜日で、医者に行くこともできないし、風邪薬を飲んでひたすら寝るのみ…。11時半ごろ、旦那さんが出かけていきました。インターネットオークションで見つけた、リビングに置くキャビネットを引き取るため。彼の無二の親友が手伝ってくれることになっています。このキャビネットを見つけたのは本当に偶然でした。私たちがまず購入した新居用の家具はダイニングテーブルだったのですが、これがサクラ材のもの。二人とも木の色合いがとても気に入ったのですが、これに合う棚が見つからず、困っていたのです。先日、手巻き寿司パーティーをした知人の家で、システムキッチンを買い換えたので、キッチンとお揃いの食器棚を500ユーロで売りに出すつもりと聞きました。その棚はとっても大きくて、物が沢山入りそうなので、私はかなり乗り気に。が、木の材質も色も、私たちのテーブルとは大分違います。旦那さんは『これはうちのリビングには合わないんじゃない?』とあまり乗り気ではありません。いずれにしても、3月まで新しいキッチンは入らないから、それまでは引き渡せないと言うので、写真と寸法を送ってもらい、保留にしました。ところが先週末、たまたまEbayを見ていたら、サクラ材のキャビネットを発見!値段は450ユーロで、もうすぐ期限が終わると言うのに、まだ誰も入札していません。しかも、出品者の住んでいる場所が隣町!!写真が1枚しかなく、実際の色が分かりにくかったので、入札する前に実物を見たいよね、と言うことになりました。そこで、「もしこのまま入札がなかった場合、キャビネットを見せてもらえませんか?」とメッセージを送ったのです。直ぐに電話番号つきでお返事が来たので、実際に見せてもらいました。キャビネットは出品者の叔母様のものだったのですが、当の叔母様が亡くなられて、住んでいた家を売りに出すことになり、家具等を全て処分しなければならなくなったとの事。ただ、まだまだ使えるものも沢山あり、粗大ごみに出すのももったいないので、オークションに出してみたのだとか。それで、状態が良いのに格安だったのです。できれば同じサクラ材の食器棚がほしかったけれど、なかなか見つけられず、さらに予算もあまりない私たちにとって、本当にラッキーでした。出品者ご夫妻も、粗大ごみに出さずに済み、さらにお金も入ったと喜んでくれました。ハッピーエンドと言いたいところですが、問題は運送。幅3.5m、高さ2.4mほどの棚を全てばらして、隣町から車で運び、また組み立てなおさなければなりません。かなりの重労働になると容易に想像できます。苦労したようですが、夕方6時過ぎに起こされて見に行くと、もう完璧に出来上がっていました。まるで御伽噺の小人の靴屋のよう。これでキッチンにあふれていた食器をきちんと片付けることができます。リビングに品格も出たし、テーブルとの統一感もあるし、このキャビネットを購入して本当に良かった!たまにはEbayを覗くのも悪くないですね。
2007年01月20日
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朝、のどの痛みとともに目覚めました。先週末から続いていた吐き気も昨日はおさまり、これで復活と思っていたのに…。胃腸風邪の続きなのか、全く別件なのかはわかりませんが、扁桃腺がパンパンに腫れてしまいました。すでにだるく、熱っぽいので、いつもなら会社を休んで医者に行くところ。が、月曜日に下痢と嘔吐で欠勤し(詳しくはこちら)、火曜日には上司に『体弱いの?』なんて言われてしまったばかり。今日また休むわけには行きません。「金曜日(早く帰れる日)だし、なんとかなるさ」と無理やり出社しました。しかし、身体は正直です。のどの痛さと発熱に目はウルウルし、集中できません。金曜日は15時から退社できるので、なんとか15時半まで仕事をして、帰宅。その後、ベッドへ直行しました。明日は色々と予定があるので、なんとか明日の朝までに治したいけど…。とりあえず、小さな子供も沢山来るので、国際結婚サークルの会合は欠席することに。夜のうちにキャンセルのメールを入れました。それ以外の予定は、明日の朝の体調次第です。
2007年01月19日
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昨日、日本人同僚から来たメールで、今日は嵐の予報だと知りました。今朝の出勤時、いつものようにラジオを聴いていると、かなり大荒れになるとの事。既に警報・注意報がいくつも出ているようです。残業時間が溜まっているので、本当なら代休をとって家にいても良かったのですが、今日は午後からミーティングとトレーニングが入っています。『無事に帰れるといいな~』と思いつつ、仕方なく出勤したと言うわけです。ところが、出勤していた私を待ち受けていたのは「今日のミーティング、中止にしたから」という同僚の言葉。彼自身が別件のミーティングがあることと、別の同僚が病欠中ということで、延期したそうです。ミーティングとトレーニングのために来たのに~予報では、午後から夜にかけて、風がかなり強くなるとの事。昼休み後、窓の外にある林の木々の揺れがだんだん激しくなってきました。あまりひどくならないうちに帰れると良いなあと窓を見つつ仕事をしていると、「今日は早く帰って良いんだよ」と言われました。2時からのミーティングへ向かう際、「4時ごろまで戻って来れないと思うけど、待っていなくていいから」と同僚。1つ上の階では、もう帰宅命令が出ているとの事。上司に頼まれた急ぎの仕事を仕上げたらすぐに帰ることにしましたが、思ったより時間がかかり、4時近くになってしまいました。かなり風が強くなってきているので、慎重に運転。ラジオによると、すでに両方向通行止めになっている高速道路もあるようです。赤信号で停止すると、信号のついているポールがぐらぐら揺れていて、今にも倒れそうでちょっと怖い。幸い、特に問題もなく家までたどり着くことができました。期せずして早く帰宅できたので、溜まっていた洗濯をすることにしました。実は引越し後もずっと、以前住んでいたアパートの地下に置いてある自分たちの洗濯機を使用していたのです。が、アパートを引き渡し、キッチンと一緒に洗濯機もプレゼントしてしまったので、我が家には今、洗濯機がありません。そこで、初めて新居の地下にある共同洗濯機を使うことに。1回目の洗濯が終わり、中身を乾燥機に移して、急いでもう1回と作業しているときでした。前触れもなく、急にあたりが真っ暗になりました。乾燥機のせいでブレーカーが落ちただけかと思いましたが、どこもかしこも闇の中です。とりあえず何とか脱出しなければ新居へ越してきてから、地下へ入ったのは数えるほどしかありません。そして、洗濯室へ入ったのはまさに今日が初めて。ただでさえ真っ暗なのに、自分がどこにいるのかも良くわからないとなったら、身動きが取れません。旦那さんが気づいて助けに来てくれることを願って、彼の名前を呼び続けました。まるでダンボールに閉じ込められて捨てられた子猫のよう。それほど心細く、心もとなかったのです。ブレーカーが落ちたのではなく、嵐のためにエリア一体が停電したようで、そのため部屋にいた旦那さんもすぐに気づくことができました。不幸中の幸い!(<そうでもないか?)うちには懐中電灯がないので、ライターで照らしながら救助しにきてくれました部屋に戻って、ありったけのキャンドル立てにキャンドルを点しました。キャンドルと言っても長いろうそくではなく、Teelichtというこちらではおなじみの小さいものです。一応明かりは確保できたものの、それ以外何もすることがないこちらではコンロも電気なのでお料理もできないし、もちろんTVを観たりラジオを聴くこともできないし、暗すぎて読書もできません。キャンドルの光の中でお風呂に入ろうかと思ったけれど、温水も出ないし、それ以前に新居にはバスタブがないのでした…。何をしようか考えながらうだうだしているうちに復旧。無事にこのブログを書くこともできました(笑)。普段あまり気にせずに過ごしていましたが、私たちの生活がいかに電力に頼っているかを思い知らされました。夕食を食べながらTVを見ると、すでにあちこちで被害が出ているようです。どうかこれ以上死傷者が出ませんように…。
2007年01月18日
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昨日は体調不良で会社をお休みした私ですが、今日の夜はお呼ばれです。普段は楽団の練習日ですが、楽団のリーダーがメンバーを夕食にご招待してくれたのです。他のメンバーは付き合いがかなり長いようなので、お互いにお誕生日など一緒にお祝いしているのかもしれませんが、私はメンバーのお家にお呼ばれするのは初めて。まだ体調が万全ではありませんが、出かけることにしました。練習にはめったに全員顔を揃えない我が楽団ですが、今日は珍しく全員集合。もしかしてみんな、食い意地が張っているリーダーの奥さんがかなり時間をかけて用意してくれたと思われる手料理がふるまわれました。まずは前菜。セロリのクリームスープですが、隠し味にりんごが入っていました。口に入れるとまず酸っぱくて、その後ほんのり甘くて、今までに味わったことのない不思議な風味でした。メインは、サーモンとほうれん草入りのラザニア。ドイツ人は魚介類が嫌いな人が多いので、リーダーが前もって魚が嫌いな人がいないかリサーチしていましたが、我が楽団は全員魚もOK!普通のトマト味のラザニアよりあっさりしているので、飽きずに沢山食べられます。でも、あまりにも大盛りにされて、おなかがパンパンになっちゃいました。当然、デザートもありました。ラズベリーをたっぷり入れたクリームチーズに黒砂糖を載せたもの。既におなか一杯でしたが、全く食べないのも失礼なので、ちょっとだけいただきました。かなり限界をオーバーしている感じです。ところがその後、年末年始日本に帰国していた新メンバーから、お土産の和菓子が配られました。1個ずつ包装されたお饅頭を一人ずつに配っているので、「これなら今食べなくて済む♪」と内心喜んでいたら、彼は私を飛ばすではないですか!「人数を数え間違えちゃって…。また今度」と言われました。多分、楽団のメンバーの数だけ数えて、リーダーの奥さんを数に入れ忘れたんでしょう。無理に食べなくて済んでほっとしたような、久しぶりの和菓子を逃してがっかりしたような、ちょっと複雑な気分でした。
2007年01月16日
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本年初欠勤してしまいました。嘔吐と腹痛がひどく、断食をして1日寝てました。思えば、土曜日から吐き気がしていて、なんか変だったのです。先週の木曜日だったか、新聞でD市エリアで胃腸風邪が大流行していると読んだばかり。欠勤者が続出で、シフトが組めない会社もあるほど流行っているのだそうです。送別会の後(詳しくはこちら)、主賓のSさんが「気持ちが悪い」と言い出したので、「今流行の胃腸風邪じゃないといいですね」とメールを送った私。何のことはない、自分がどこかから菌をもらってきてしまったようです。夜食べたおかゆがやけにおいしく感じました。明日は出勤できそうです。
2007年01月15日
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朝、コーヒーメーカーの音で目が覚めました。旦那さんもまだ隣で寝ているし、コーヒーを入れているのはAさんとK君のようです。これって、私、ものすごく苦手なんですよね…。彼らにしてみれば、引越しを手伝って、勝手知ったる家なのかもしれません。カップがどこにしまってあるかも、コーヒーメーカーの使い方も分かっているし。でも、もう引越しはとうに終わって(まだ全部片付いていないけど)、私達が普通の生活を営んでいる家なのです。それなのに、勝手にキッチンに入って勝手にコーヒーを入れるのはいかがなものか?ずっと感じていたんですが、どうも私は人に自分のテリトリーを犯されるのが異常に嫌みたいです。本やCDなど、タイトルが表に出ているものは見られても仕方ないと思いますが、それでもあんまりじっくり見られると、なんだか恥ずかしくなります。それくらいならいいんですが、勝手に引き出しや戸棚を開けられたりするのは、かなり抵抗があります。開けるだけならまだしも、中身を勝手にいじられたりしたら、非常に嫌な気分になります。それがたとえ仲のいい友達でも、家族でも嫌なんです。これって、私の方が普通じゃないのでしょうか?そう考えてみると、この間のブログ(詳しくはこちら)に書いた、『義母が私達の留守にうちに入って洗濯するのが嫌』というのも同じ理由のようです。自分の知らないうちに自分のテリトリーに入られて、洗濯籠を開けられて、さらに下着などというとてもプライベートなものを触られると言うのが耐えられないのですね。自分でも「動物みたい」と思いますが、嫌なものは嫌なのです。新居は2階に分かれていて、1階に小さな部屋が2つあるので、旦那さんと私がそれぞれを使うことにしました。お互いに自分の部屋を持つことで、プライバシーも守れるし、好きなときに好きなことができるし、とっても喜んでいたんですが。旦那さんの部屋は彼のオフィスを兼ねていることもあり、ゲストルームとして使用することができません。つまり、もしも泊まりがけでお客さんが来る場合、私の部屋がゲストルームになるわけで…。ほとんどのお客さんは部屋に入ったら寝るだけだと思いますが、それでもちょっぴり不安になってきました。うちに泊りがけで遊びに来る皆さん、どうか私のテリトリーを尊重してくださいね~
2007年01月14日
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引越しを手伝ってくれたAさんとKくん(詳しくはこちら)を夕食にご招待しました。この日にしたのは、1月ならもう新居も落ち着いているだろうと言うのと、彼らが18日からバカンスに出かけてしまうため。新居の読みは大幅に外れましたが、約束どおり日本食をごちそうすることに。前日になり、旦那さんが彼らが泊まるつもりだと言うので、私は軽いパニック。「まだ家具が全然揃っていなくて、私達のベッドすらないのに、一体どこで寝てもらうの」と言うと、自分達で用意してくると言っているとの事。それにしても、まだ新居が全然整っていないのは知っているはずだし、私たちが『泊まっていって』と言ってもいないのに、自分たちから『泊まっていく』と言うなんて、さすがドイツ人。ドイツ人の辞書には「気を使う」とか「遠慮する」と言う言葉がないのですよねえ。彼がこの日はお刺身をご馳走すると決めていたので、D市まで買出しに行かなければならないことは分かっていたのですが、お客さんが泊まっていくとなると、日曜日には朝食を出さなければなりません。私達は週末でもめったに朝食を食べないので、買い出しに行かないとと何もないのでした。パンやハムなどは日本食料品店では売っていないので、スーパーにも行く必要が生じてしまいました。私は彼らが来る前に、最低限のもの(ダイニングテーブルの上に取り付けるランプ等)を買いに行くべきと言ったのですが、旦那は私の部屋の壁紙張りを終わらせようと主張。壁紙張りを終わらせれば、その部屋においてある道具を片付けられるので、彼らにその部屋で寝てもらえると言うのです。まったく、新居が整わないうちにお客さんなんて呼ぶもんじゃないですね。早速、大晦日に中断し、残り3枚となっていた壁紙を張りましたが、終わったらもう14時過ぎ。それから急いでD市にいき、お刺身を選んで、切ってもらったらもう16時過ぎ。帰りに二手に別れ、旦那は飲み物を、私は王子のご飯を買いに行って、急いで帰宅。時計はもう17時を回っています。なんと、お客さんが来るのは18時の予定。これについて、旦那と散々言い合いをしました。彼は私に何も聞かずに、勝手に「18時に来て」と言ってしまったのです。料理をするのは私なんだから、一言聞いてほしかったわよね~。というか、彼らは泊まっていくつもりなんだから、食後に急いで帰る必要がないわけで、なぜそんなに早い時間に呼んだのか、理解不能。19時半くらいに来てもらって、20時からご飯で十分だと思うのだけど。とにかく、言ってしまったものは仕方がない。旦那に明日の朝食の買い物に行ってもらい、その間私はできる限りの準備。ご飯を研いで、鍋の用意をして…。AさんとKくんは結局18時半ごろに現れたので、結果的にはそれほどあせる必要はありませんでしたが…。時間に追われるのは嫌といつも言っているのに、旦那と生活しているといつも時間のプレッシャーを感じている気がする今日この頃。ご飯が炊けた時点でお夕食。今日のメニューはご飯、お刺身、鍋。お刺身は奮発して、タコ、イカ、サーモン、中トロ、はまち、スズキ、しめ鯖でした。普段は自分で切るのですが、今日はプロにお願いして切ってもらったので、見た目もきれいで余計おいしく感じます。お客さんがあんまり静かなので、「口に合わないのかな?」と心配しましたが、おいしすぎて食べることに没頭してしまい、言葉が出なかったようです(苦笑)。鍋はピェンロー鍋と言って、某作家さんの本に載っていたもの。入れるものは、白菜、干ししいたけ、鶏肉、豚肉、春雨のみ。簡単でおいしいので、冬によくします。もしご飯が足りなかったら、〆にラーメンを入れようと思っていたのですが、みなおなか一杯になった様子。なんだかんだ言いつつも、お客さんに満足していただけて、嬉しかったです。
2007年01月13日
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私が渡欧したときからのお付き合いであるSさん夫妻の帰任が決定しました。もう10年もヨーロッパにいたので、さすがにご本人たちはそろそろ帰国したかったようですが、私たちにとってはさびしい限り。いつもご飯に行くメンバーで、送別会をすることにしました。普段は日本食や韓国料理を食べに行くことが多いのですが、さすがに日本食以外とのリクエスト。ドイツ料理は出張者が来る度に行っているでしょうし、となると、フレンチかイタリアンか…。迷っていると、Sさんから「パエリアがおいしいお店があると聞いたけど…」とメールが。その時、ふとアイディアが浮かびました。ずっと前から気になっていた、Altstadtにあるムール貝が有名なお店。味付けがライン地方風、北海風などの他に、イタリア風、フランス風、スペイン風、そしてなんと日本風まであるのです。もし、貝が嫌いな人がいても、ライン地方の郷土料理のお店なので、お肉料理もあるはず。主賓のSさんも賛成してくれたし、そこに決定!インターネットで調べると、貝以外にシュニッツェル(カツレツ)も有名だとあります。なんでも、街で一番大きいシュニッツェルだとか。お店に入ってテーブルに着いた後、Sさんが「ここ、ピザもあるんだね」と言うので、指差す方を見ると、その人が食べていたのはシュニッツェル!ピザと見まがうほど、巨大サイズなのでした。前菜はいくつか頼んでみんなでシェアし、メインはそれぞれ好きなものを頼むことにしました。前菜は生牡蠣(幸せ~)とルッコラのサラダ、イカリング。どれもおいしくて、あっという間になくなりました。メインはWさんがシュニッツェルで、後は全員ムール貝。自分で言うのもなんですが、私が頼んだフランス風が一番おいしかった!おいしくて値段も手ごろで、私たちのお気に入りにランクインしました。必ず予約が必要と言うのがちょっぴり難ですが、小さいお店で、かつとても人気があるようなので、致し方ないでしょう。貝のシーズンが終わらないうちに、また是非行たいです。
2007年01月12日
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帰宅したら、旦那さんがまた自室で電話をしていました。仕事がらみで嫌なことがあったらしく、熱弁を振るっています。聞くともなしに聞いていると、どうやら相手は義母の様子。悩み事とか大事な話を私より先に義母に打ち明けられるのって、どうも嫌なんですよね。彼にそう言うと、新居の鍵のことで留守電にメッセージが入っていたから、かけなおしただけとの事。鍵と言えば、昔から私のブログを覗いてくださっている方々は覚えていらっしゃるでしょうか?義母が合鍵を使って私たちが留守の間にアパートに入り、寝室においてある洗濯籠から洗濯物を持っていって、洗ってアイロンをかけておいてくれること。それが私はどうしても嫌で、何度も旦那さんに『やめるように言ってほしい』と頼んだのですが、彼は私が何を嫌がっているのかがわからない様子。「好意でやってくれているのだし、自分だってラクができるからいいじゃないか」と言うのです。引越しをするとき、まず思ったのが「新居の鍵は渡さないようにしよう」でした。ところが、日曜日に義母が窓掃除をしてくれた後(詳しくはこちら)、旦那が私の目の前で渡しちゃったんですよ~。まさか『やめて!』と叫ぶわけにも行かないので、ちょっとだけ目で合図を送ったつもりですが、もちろん彼は気づきません。「どちらかが鍵を忘れて出かけたときのために、また渡しておくよ」と義母に手渡してしまいました。義母はもちろん、ニコニコ顔。実際、私は今まで鍵を忘れて出かけて、義両親に合鍵を借りにいったことが3回くらいあるので、反論できず…。あ~あ。それで思い出したのですが、前のアパートを引き渡す前、鍋類をしまっていた回転式戸棚をチェックするのを忘れたのです。新居にこれらの鍋が見当たらないし、まだ鍋が入ったままだと思った私は、旦那さんにそのことを告げました。すると、その戸棚もちゃんと空にしたとのこと。で、一体鍋類はどこに今回、新しいキッチンを購入するに当たり、『誘導加熱式』コンロを購入したので、前に使っていたFisslerの鍋類は使えなくなってしまいました。でも、これらは大枚をはたいて購入して2年足らずで、まだ十分使えるもの。お友達に譲るなり、ebay(インターネットオークション)に出すなりできたはず。それを彼は私に断りもなく、義母にあげてしまったというのです何で何でもかんでもすぐに義両親なわけ~?!お金を出したのは二人一緒だし、そもそも普段料理をするのは私なんだから、私に一言断るべきでしょう?もしかして、窓掃除を手伝ってくれたから、そのお礼のつもり?義両親に関しては、本当にいらつくことばかり。どちらかの実家のすぐ近くに住むのは、やっぱり考えものですねえ。って、新居買ってしまったばかりだし!
2007年01月10日
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2007年の吹き初めでした。本年は2日が火曜日だったので、本来なら2日から練習開始なのでしょうが、我が楽団は『ゆるい』楽団なので、今日が初練習日です。旅行に出かけているメンバー以外は全員揃ったのですが、それ以外に見かけない男性と男の子が来ていました。二人ともトランペットのケースを持っています。教会が定期的に発行しているかわら版のようなものを見て、楽団のことを知り、メンバーに連絡もとらずにいきなり練習にやってきたのです。教会の楽団であるからして、我が楽団は誰にでも門戸を開いています。普通の楽団ならば、まず責任者に連絡を取り、自分の楽器(パート)の空き状況を聞き、それから見学に来るのが筋でしょう。もうそのパートの人数が多すぎて、新しい人は入団できないという場合もあるからです。うちの楽団、実は今まさにそういう状態です。私が入る前は、存続の危機に陥ったこともあったそうで、なんとバリトンからトランペットに移った人もいたくらいにトランペットが足りなかったそうです。その後、私達夫婦(旦那は無期休団中)が入り、私のブログを見て入ってくれた方もいて、トランペットが一気に増えました。現在、活動中のメンバーはソプラノが4人、アルトが2人、テナーが2人、バスが3人の合計11人。これ以上トランペットが増えるのは、バランス的に見て好ましくないのです。が、楽団のメンバーはもちろん歓迎ムード。確かに、せっかく見学に来てくれたのに「トランペットは間に合ってます」と追い返すわけには行かないけれど…。この親子、お父さんがトランペット吹きで、そのために息子(8歳)にもトランペットを習わせたいそうです。それで、初心者にトランペットを教えてくれるところを探しているのだとか。うちの楽団には子供はいないし、レッスンもしていないので、次の練習にも彼らが来るかどうかは疑問ですが、ちょっとだけ不安。みんなで楽しく、というのはもちろん良いことだとは思うのですが、このバランスでは、音楽的な観点から、私には楽しんで吹くことができません。これ以上トランペットが増えるようなら、私は引退しようかな?と思っています。
2007年01月09日
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私たちの今週末の目標は、前住んでいたアパートを引き渡せる状態にすること。というわけで、昨日は1日は精力的に動きました。旦那さんは新居の地下室に棚を作り、その後で前のアパートの地下室から物を移動する係。そして、私はお掃除担当です。なんだか割が合わないような気もするけれど…。家具(障害物)が一切ないので、その点は楽ではありましたが、アパート一軒全部をきれいにすると言うのは大変でした。新居のリノベーションを開始してから丸2ヶ月、こちらのアパートは全く掃除をしていなかったし、引越しの時にみな土足で出入りしたので、すっかり汚れています。まず、アパート中の床を全て丁寧に掃いて、それから丹念に雑巾がけ。その後、キッチンを掃除しました。まず、電気コンロとオーブンをきれいにし、冷蔵庫も中の引き出しやらを全部取り出して洗って拭き、システムキッチンの棚という棚を全部拭いて…。キッチンだけでかなりの時間がかかりました。キッチンの後はバスルーム。築30年で前の住人が手を入れていないので、頑固な黄ばみはいくらこすっても落ちません。あまりにも根を詰めたせいか、それとも洗剤のせいか、途中で吐き気がしてきました。旦那さんにはできれば窓も磨いてと言われていましたが、とてもそこまでは手が回りませんでした。こんなに一生懸命お掃除をしたのは久しぶり。掃除をしているうちに、彼と出会ったばかりのこととか色々思い出したので、感謝の気持ちも込めて頑張ってきれいにしたつもりです。そして本日は昨日の続き。お昼前に義母から電話があり、2時から窓掃除を手伝うと申し出てくれました。が、私は朝から頭痛がしており、義母が来る直前についに嘔吐。ちょっとだけ横にならせてもらったところ、そのまま寝入ってしまい、目覚めたら4時過ぎう~ん、だめ嫁ですね。私が寝ている間に義母が窓掃除、旦那がベランダ掃除をしてくれて、アパートはぴかぴかになりました。これでようやく引渡しができます。完全に私たちの手を離れ、これでやっと新居に集中できる!と嬉しくも在るけれど、旦那さんと王子と一緒に3年間半近く過ごした場所。もうここに入ることもないと思うと、やっぱりさびしいです。
2007年01月07日
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知り合い夫婦の家で『寿司の夕べ』を開催しました。奥さん(Cさん)が私の古くからの友人Jくんの知り合いで、6月のJ君の結婚式のときにヘルシンキで知り合いました。偶然にもD市に住んでいるとの事で、夏に一度一緒にランチをしたのです。11月頃からずっとお茶に呼ばれていたのですが、私たちが引越しで忙しく、ずっと延び延びになっていました。年が明けて、やっと再会が実現することになり、「時間があったら一緒にお寿司を作らない?」と提案されたのです。Cさんは以前近所に住んでいた日本女性と親しく付き合っており、彼女が日本に帰るときに炊飯器を譲り受けたのだとか。取扱説明書には英語の記載もあるけれど、良くわからないので、ついでに使い方も教えてもらえればうれしいとのこと。我が家のキッチンやリビングはまだ人を呼べる状態ではないので、渡りに船と彼女たちの家に出向くことにしました。Cさんがサーモン、マグロ、タコを買ったというので、私たちはしめ鯖とイカを買っていきました。野菜は貝割れ大根ときゅうり、アボカドを用意。彼女は巻き寿司を作るつもりでいたようですが、せっかく4人もいるのだし、手巻きに変更。炊飯器がご飯を炊いている間に具を切るだけ。あ~、なんて楽なんでしょう。実は、私にとっても手巻き寿司をするのは約20年ぶり。実家を出てからと言うもの、ずっと一人暮らし(か二人暮し)だったし、新鮮なお刺身など手に入らない場所に住んでいたので、手巻き寿司パーティーなどすることがなかったのです。私の中では、手巻き寿司は家族団らんの象徴。中学校に上がる前、父方の祖父母と一緒に暮らし始めた頃、よく日曜日の晩御飯に手巻き寿司をしました。祖父はいつも私に巻いてもらいたがって、巻いてあげると後でお小遣いをくれたものです。みんなそれぞれ好きなものを好きなように巻いて、おなか一杯食べました。手巻きパーティー初体験の旦那さんも、とても堪能した様子。Cさん達は前にお友達が作ってくれたお好み焼きがおいしかったと言うので、今度は我が家でお好み焼きパーティーをする約束をしました。彼らも子供がいないし、食いしん坊のようなので、私たちと気が合いそうです。しかも、共通の知り合いがいることも判明!これから長いお付き合いになるかも?
2007年01月06日
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日本もそろそろお屠蘇気分(<なんて死語なのかな?)が抜ける頃でしょうか。今日から仕事始めの方もいるのでしょうね。こちらは2日が仕事始めだったので、もうすっかり平常です。けど、いくら欧米生活が長いとはいえ、私はやはり日本人。『まだ松の内』と言う気分がどこかにあって、今週は夜だけでも家でおいしいものでも食べて、のんびりしたいな~と思っていたのです。旦那がお義母さまをお迎えに行って、昨日1日留守にしていたことはブログに書きましたが(詳しくはこちら)、今日もやってくれました。私が仕事から帰ると、彼の親友の車が家の前に止まっていたのです。聞くと、やはり今晩は彼と二人で出かけるとのこと。なんとなく予感はしていたけれど、実際にそうなると、ちょっぴり嫌な感じ。いつの間に約束したのか考えると、多分私が1日中彼からの連絡を待っていた昨日のうちに電話したんだろうなと容易に予測できるし。確かに、お互いの友達と出かけることも必要だし、それを禁止するつもりなんて毛頭ありません。けど、なんだかちょっと腑に落ちないんですよね。ついこの間、彼はこの日は私の部屋の家具をI○EAに買いに行くと言っていたのです。それなのに、今朝家を出る前に「今日は○KEAに行くの?」と聞いたところ、「今の優先事項は前のアパートだ」と怒ったように言われたのです。けど、親友と出かける時間があるなら、今晩一緒に家具を買いに行くこともできたわけで。普段自分が言っていることと矛盾してるじゃん!と思っちゃうのです。それに、私は今ちょっとウツ気味。年明け早々、会社で嫌なことがあったりして、愚痴を聞いてほしいのに、彼はちっとも家にいないので、大事な話すらできない状態。回線もまだつないでくれていないので、家で気晴らしにインターネットすることすらできない。それに、お正月だというのに、毎日一人でご飯を食べている私。何のために結婚したんだか。めったに休みを取れないというのに、たまに休みを取れば家族や友達と過ごしてばかり。旅行も友達に誘われればすぐに(私抜きで)行こうとするし、一体私はあなたの何なのよこれから先が思いやられるなあ…。
2007年01月04日
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今週は立場が逆転です。私は仕事、旦那さんは有給。が、この有給はちょっぴりいわくつき。クリスマスと新年の間は会社が休みと分かった私は、彼にも有給をとってもらおうと思ったのですが、「もう仕事が入っているから」とあっさり断られました。けれど、うちの会社同様、休みの会社が多い時期です。アポイントメントが入っていても、1日に1~2件のはず。彼の帰宅も普段より早いはずなので、消費税(正確には付加価値税)が上がる前に家具を買い揃えようと話していました。ところが、ふたを開けてみたら、彼の帰りが毎日遅くて、家具を見に行くどころではないではないですか。よくよく話を聞いてみると、1月の第1週に有給を取るために片付けなければならないことが沢山あり、それで忙しくなってしまったとか。で、彼がなぜクリスマス後ではなく1月に有給を取ったのかと言うと、義母をお迎えにいくためだったのです。義両親は12月の上旬からクアホテルに滞在していました。行きは義父の運転で向かったのですが、その義父は一足先に車で帰ってきてしまったのです。癌の手術をした義母は4週間の滞在を保険がカバーしてくれるのですが、義父の場合、付き添いとしての滞在なので、3週間しかカバーされなかったのです。ちょうど年末年始だし、1週間分くらい自腹で出して、帰りも一緒に帰ってくればいいのにと思ったのですが、義父は費用が高いので自分では払いたくないと言い張ったのです。このクアホテルは旦那さんの会社の直ぐ近く。以前から、もし義母の滞在時期に出張があれば、送り迎えをすると言う話をしていました。が、あくまでも『出張があれば』のこと。結局出張は入らなかったにもかかわらず、心優しい旦那さんは、自ら有給を取ったというわけです。往復1000km以上もあるし、今年からガソリン代も値上がりしたのに、おやさしいことで。私が何か提案したりお願いしたりすると、その度に『そんな時間はない』だの『他にやらなければならないことがある』とか言うくせに、ご両親や親友などのためにはなぜかいつも時間を捻出できる彼。一体、どうなっているのでしょうね不思議だわあ。それはさておき、義母の滞在期間は今日でおしまい。距離が距離なので、前日に現地入りして1泊してくれるようにお願いしていたのですが、結局彼は今朝早くに出発。私はまだベッドの中でしたが「連絡を入れてね」とちゃんと念を押しました。ところが、1日中彼から電話もメール(SMS)もありません。一体無事に着いたのか、気になります。家に帰って留守電を見ても、メッセージはなし。さすがに心配になって、こちらから彼の携帯にかけてみました。すると、旦那さん、電源を切っているではないですか彼の携帯は会社から支給されている携帯なので、有給を取っているときは電源を入れたくないのは分かるけれど…。これでは携帯を持っていった意味がないでしょう?何度かけてもつながらず、SMSで折り返し電話をくれるようにメッセージを送ってもまったく反応なし。『もしかして、事故にでもあったのでは?』といてもたってもいられなくなり、彼の実家に電話をしました。義父のところには到着予定時間とか、何か連絡が入っているかもしれないと思ったのです。が、義父も留守なのか、電話に出てくれません。一人悶々としていると、20時過ぎにようやく電話がかかってきました。のんびりした彼の声にちょっとカチンと来て、さらに背後に聞こえる義母のはしゃいだ声を聞いてさらにムカッときました。久しぶりに再会したので、どこかでおいしいものでも食べていたのか、カフェでおしゃべりが弾んでいたのか、はたまた寄り道でもしていたのか知りませんが、電話の一本くらいできるでしょう事故でも起こしたのかと1日中心配していて人の気も知らないでほんと、心配していた自分が馬鹿みたいで、嫌になりました。旦那よ、せめて携帯の電源は入れておいて…。
2007年01月03日
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新年明けましておめでとうございます。インターネットが使用できなかったため、ここ10日ばかり落ちておりましたが、また戻ってまいりました。おかげさまで、このブログも1周年を迎えることができました。これからまたお休みしていた間の日記も少しずつアップしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします!ちなみに、私は本日が仕事始めです。何年欧米で暮らしても、1月2日から学校・会社というのには慣れることができません。来年こそは有給を取って、日本でお正月を過ごすぞ~!(<とここ5年くらい毎年言い続けています・・・。)
2007年01月02日
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