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昨日のブログで書いた「プチ鬱」になった直接のきっかけは、義父の誕生日パーティーだったと思われます。それ以来沈みがちで、ちょっとした事ですぐに涙ぐんでしまったり、感情がコントロールできなくなってきました。食欲はまだあるので(苦笑)、本格的な鬱にはなっていないと思いますが…。説明するのも面倒くさいと思っていましたが、旦那さんに自分が今、何を感じているのか、どうして落ち込んでいるのか、少しでも理解してもらおうと思い、とにかく話をしてみることにしました。昨日の晩、彼の仕事部屋に行って、「今ちょっとウツ気味なの」と切り出してみました。すると「もちろん、分かってるよ。気づいていないとでも思った?」と彼。そこまでは良かったのですが…。彼は私に向かって「人は誰でも失敗やへまをするものだ」とか言い出したのです。『へ?!』と思ったのですが、その後「でも、そこでくよくよ落ち込まず、それをちゃんと克服できるようにならなければ」とかお説教が始まってしまいました。なんと、彼は私が前日のパーティーで上手く演奏できなかったために落ち込んで、それをいまだに引きずっていると思っていたのですこれには心底がっくりきてしまいました。確かに、ちゃんと演奏できなかったことはショックだったし、ちょっと落ち込みもしたけれど、そんな些細なことを翌日まで引きずるような小さい人間ではありません。そもそも、普段はもっとずっとうまく演奏できていることは自分が一番良く分かっているし。それなのに、そんなことで鬱になっていると思われていたなんて、情けないやら腹が立つやら…。せっかく腹を割って話そうと意を決して彼のところに言ったのに、もう何を言う気もなくなってしまいました。が、いくら夫婦とはいえ、所詮は他人。口に出してはっきり言わなければ分からないことも沢山あります。やっぱり一人でめそめそしているよりは、彼にちゃんと話しておこうと気を取り直して、昨日のブログの内容をかいつまんで伝えました。すると、ようやく私の気持ちを分かってくれたらしく、「火曜日(注1:ドイツは祝日)は○○公園(注2:私が以前から行きたがっていた、隣国にあるチューリップで有名な場所)にでも行こうか?」と言ってくれました。これは出不精な彼にとって、画期的な提案なのです。それ以来、彼なりに多少は気を使ってくれているようで、ちょっぴりやさしくなりました。まだまだ気分は下向きですが、一昨日ブログに本音を書かせてもらったこと、そして彼にも鬱の理由を打ち明けたことで、ほんの少しだけ楽になった気がします。皆さん、真摯なコメント、本当にどうもありがとうございました!
2007年04月30日
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ただいま、ちょっとどつぼにはまっています。このままドイツでずっと生活していける自信がなくなりました。このところ、ちょっと落ち込むニュースが続いてはいたのです。まず、大学時代からの付き合いで、ミュンヘンに住んでいる親友が近い将来自分の国に帰ると言っていること。まだ旦那さんが仕事を見つけられていないので、時期は決まっていませんが、仕事さえむつかれば直ぐにでも引っ越してしまいそうです。そして、長年お世話になっていた美容師さんも、6月頃故郷に帰られます。こちらはご主人の病気の再発がきっかけです。彼女自身もまだずっと先のことだと思っていたと言うくらい急なお話です。彼女が帰国してしまうこともさることながら、再発もショックでした。さらに、以前勤めていた会社で仲良くなったお友達の本帰国もついに決まった様子。秋頃か、遅くとも年内にはと言うことです。こちらは完全に会社都合。このように、私が親しくしている人が次々とドイツを去っていくことになり、将来について漠然とした不安を抱えているところでした。さらに、ここ2~3年の友人のおめでた続き。とても喜ばしいことであり、私も本当に嬉しいのですが、子どもが生まれた後、必ずと言っていいほど疎遠になってしまうのです。子どもを中心に生活パターンが変わるので、仕方のないことと理性では分かっていても、どうしても淋しく感じてしまう自分がいます。赤ちゃんがいると、『ちょうど寝入ったところを起こしてしまうのでは』等と色々気になって、こちらからはなかなか電話ができません。それならばとメールを送っても、向こうはPCに向かう時間がないと見えて、全く返信が届きません。当の友人達は子どもを通じて知り合った新しい知人(ママ友)も沢山できて、楽しそうにやっているので、余計「もう私と付き合う時間はないのかな」と遠慮してしまいます。国際結婚のサークルに入って、それまで日本人の知り合いが全然いなかったのに、自分と同じ境遇の日本人女性と沢山知り合うことができました。とても嬉しく、心強く感じていましたが、いつの間にやらこちらでも子どもがいないメンバーは私一人となってしまいました。金曜日の会合で、私以外唯一子どもが居なかったメンバーがおめでたを発表したのです。サークルに参加すると、日本語で思い切りおしゃべりができ、とても楽しく、ストレス解消にもなります。が、最近は出産や育児の話題についていかれず、取り残されることが多くなりつつあります。このままだと、私一人浮いてしまいそうで、サークルを抜けた方がいいのかもしれないと考え始めているところです。さらに、義父の誕生日パーティーで、どうしてもみんなの輪に入っていけない自分がいました。みんなが色々な歌を歌って楽しそうにしているとき、知っている歌が全くなくて、一人だけ歌えなかったのです。さらに、区切りの誕生日と言うことで、いつにも増して思い出話が多く、昔の出来事や知人の話題など、私には分からないことばかり。結果、一人でぽつんとしているうちに色々考えてしまいました。実は、義父と私の父は同い年なのです。義父は家族・親戚とこんなに盛大にお祝いしてもらっていますが、父はおそらく、今年の区切りの誕生日ですら、一人で迎えることになるでしょう。もう何年も両親の誕生日を一緒に祝ったことなどありません。それなのに、義両親はもちろん、旦那の叔父や叔母、いとこの誕生日まで毎年一緒に祝っている自分。何かがおかしい気がします。両親が生きている間に、あと何回誕生日を一緒に祝うことができるのでしょう?というか、1年に1度しか里帰りしてないので、あと何回会えるのかな?と言った方がいいかもしれません。そんなことをぼんやりと考えていたら、一体自分はここで何をしているのだろう?と思い始めました。両親の誕生日や、彼らが私に会いたがっている時、私を必要としている時、すぐに帰れないなんて…。私がこちらでしている仕事なんて、たいした仕事ではありません。親しい友人達ももうすぐドイツからいなくなってしまうし、やっと知り合えた同じ境遇の知人達も皆子育てで忙しく、愚痴を聞いてくれる人もいません。私はこの先、こんな状態で何十年もドイツで暮らしていけるのかしら?子どもはいないし、考えたくはないけれど、もしも旦那さんが私より先に死んでしまったら、私はドイツでたった一人で生きていかなければなりません。そんなこと、自分に耐えられるのかしら?そもそも、私は一体なんでドイツにいるんだろう?というわけで、今、自分の中で堂々巡り中です。もし、しばらく更新がなかったら、まだプチ鬱中だと思ってください。
2007年04月29日
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早起きして、美容院に行ってきました。私がドイツへ引っ越して来てからずっとお世話になっていた美容師さんが、もうすぐ本帰国されます。今月一杯でお仕事を辞められると言うので、その前にもう1度来て、カットしてもらいますと約束していたのです。最近、ドイツは連日30度前後の暑さ。肩に触れるくらいのボブにしてもらうつもりでしたが、もっとばっさりいってしまいました。15cmほど切ったので、かなり頭が軽くなり、イメージも変わりました。こんなに短くしたのは久しぶりで、ちょっと違和感がありますが、直ぐに慣れるでしょう。私は髪の毛が伸びるのがとても早いので、短くするにもそれほど勇気は要りません。午後からは義父の誕生日パーティーでした。普段はあまり誕生日を祝わない人なのですが、今年は区切りの誕生日のせいか、張り切って早くから計画を立てたらしく、2ヶ月以上前に招待の電話がかかってきました。ドイツでは普通、区切りの誕生日のときは、家族・親戚はもちろん、友人から近所の人までよんで、レストランなどを貸しきって、盛大に祝います。が、私の義両親はあまりそういうことを好みません。今回も友人は一切呼ばないとの事で、家族と親戚のみ自宅に集まりました。それでも、子どもを入れて15~16人になったので、準備はかなり大変そうでしたが。招待の電話をもらったとき、義父が私にピアノでもトランペットでも何でもいいので、是非楽器を演奏して欲しいと言ってきました。といっても、義両親の家にピアノはありません。我が家のクラビノーバは重すぎて運べないので、必然的にトランペットとなってしまいました。1ヶ月以上前、妹さんの誕生日パーティーの際、義母から楽譜を2枚渡され、この曲を吹いて欲しいと言われました。でも、私はどうしても親戚の前でトランペットを吹くのが嫌だったのです。これには色々理由があるのですが…。けれど、誕生日を迎える義父が、プレゼントにトランペットの演奏を希望していると言われたら、むげに断るわけにもいきません。苦肉の策として、旦那さん(一応トランペット吹き)と二人で吹くことにしました。それならば義父もさらに喜ぶだろうし、私も気が楽だし、一石二鳥だと思ったのです。ところが、「時間がない」が口癖の旦那さん、1ヶ月以上も時間があったのに、ちっとも練習してくれませんでした。私は「絶対に一人では吹かない」と宣言し、彼が切れない程度に何度も練習するよう促したのですが、結局聞いてもらえず、今日になってしまったのです。午後になってようやく楽器を取り出したので、彼の機嫌を損ねないよう、根気よくレッスンしましたが、「出来ない!」「もう無理!」とぶつぶつ。それでも、ぎりぎりまで何度も練習していたし、楽器も持って出かけたので、一緒に吹いてくれるものだとばかり思っていたのです。私達が実家に入ると、他のゲストはもう全員揃っていて、ソファに座っていました。義母は私の到着を待ちかねていたらしく、玄関に飛んできました。そこで彼が「自信がないから吹かない。上がり症だから無理」とか言い出すではないですかさらに義母も「恥をかいたらかわいそう」等と言い、彼をかばうのです。結局、私は他の人への挨拶もそこそこに一人でスタンバイさせられました。ウォーミングアップも何もできず、最悪のコンディションです。さらに、私はこんな少人数の、しかも全員知り合いというグループの前で一人で演奏するなんて初めて。彼に裏切られたことと、予定外に一人で吹かされることになったこと、そして心の準備も演奏の準備もできてないうちに出番…。色々なことが重なり合って、すっかり舞い上がってしまいました。演奏を始めると、トランペットの音を聴きつけてやってきた中学生の男の子二人が私のすぐ目の前に座り込み、さらにプレッシャーをかけます。結局、ぼろぼろの演奏しかできませんでした。彼への怒り、自分の情けなさ、義父への申し訳なさ、ゲストに対する恥ずかしさで、穴があったら入りたいくらい。すぐに家に帰ってしまいたかったけれど、大人として、さらに義理の娘としても、それはできません。パーティーは夜中過ぎまで続き、その間何事もなかったように振るまい、皆さんと談笑し…。私にとっては長い長~い夜でした。
2007年04月28日
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国際結婚サークルのオフ会に出席してきました。前回の会合が3月頭でずいぶん間が開き、かなり久しぶりの感じがしました。普段、日本人の多いD市に出かけても、知り合いにばったり会うことなどめったにないのですが、なぜか今日は立て続けにお会いしました。まず、去年の夏~秋に勤めていた会社の方。残業が当たり前の会社なので、金曜日とはいえこんな時間にお会いするなんてと思っていたら、本日は社内で引越しのため、午後早い時間に会社を追い出されたのだそうです。次に、待ち合わせまで時間が合ったので、暇つぶしに入った日本の本屋さんで、今勤めている会社の方にばったり。この方、同じ建物内で働いていますが、実は勤務先が違います(別会社)。さらに、棟が違うせいか、普段社内でもめったにお会いすることがありません。前回お会いしたのは、おそらく1ヶ月以上前です。それなのにこんなところで…と苦笑しました。さて、今回はメンバーのみの会合だったので、出席者は女性のみ。今までは中華か韓国料理のお店が多かったのですが、今回は初めて日本レストラン(居酒屋?)です。従業員もお客さんも日本人ばかりで、行く度に自分は今、日本にいるんじゃないかと錯覚するほど。しばらく来なかった間に、定食等のメニューが結構増えていました。が、今日は飲みたい気分だったので、ご飯ものは食べず、おつまみを少し頼むことに。隣の席に座ったメンバーも、ご飯よりおつまみを食べたいと言うので、二人で何品かシェアすることにしました。好きなものをがんがん注文したいところですが、お酒もお料理もかなりいいお値段。ちなみに、生ビールが4.8ユーロ(800円弱)、チューハイも4.5~4.8ユーロ。日本酒となると、当然もっと高くなります。そのため、日本の居酒屋のように思い切り飲んだり食べたりできないのが残念なところ。皆さんはせっかく日本風居酒屋なのでと、「梅酒ソーダ」とか「カルピスハイ」などを注文していました。ちなみに私は、生ビール(ア○ヒ)2杯と、生グレープフルーツハイというものを飲みました。〆に「たんたかたん」を頼もうと目論んでいたのですが、残念ながら時間切れ。ついでに書くと、去年この店で入れた泡盛のボトルは、哀れお流れとなってしまいました。ボトルキープ期間は3ヶ月との事です。こんなところまで日本風サービスにしなくてもいいのに…。いつもながら、日本語で思い切りおしゃべりするのは本当に楽しかったです。普段、家では全く日本語を使わないし、日系企業に勤めているのに、1日中日本語をひと言も話さない日も結構あるのです。会合の前に偶然会った方たちとも少しお話したし、今日はずいぶん沢山日本語をしゃべった日でした。
2007年04月27日
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私がブログにいつも「ドイツで一番(唯一?)おいしいものは白アスパラ」などと書いているので、一体どんなものなのかと思っている方もいらっしゃるかと思います。ブログ友達のNさんから「調理方法を教えて欲しい」というメッセージをいただきましたので、本日はクッキング教室を開催いたします。まず、白アスパラを選びましょう。大体、500g単位で売られています。アスパラをメインディッシュとする場合、一人分が500gです。今の時期だと、1kgあたり7~10ユーロほどでしょうか。もちろん、シーズン始めはもっと高いですし、産地によっても値段は変わってきます。ドイツ産を購入してくださいと言いたいところですが、手に入らない場合はオランダ産などでも良いでしょう。フランス産は苦味があるので、私は余りお勧めしません。また、スーパーなどでよくギリシャ産なども売られていますが、あまり質の良いものを見たことがありません。でも、ギリシャ産はお安いので、サラダなどに利用する分には良いかも。選ぶ際の注意としては、他の野菜と同じです。表面に張りがあって、みずみずしいものを選んでください。新鮮な白アスパラは真珠色に輝いています。そして、私はいつもなるべく太いものを選びます。その理由は後で分かります。アスパラの調理法方はいたって簡単。皮をむいて、茹でるだけです。皮は良くむかないと、後でスジとなって残ってしまい、せっかくのアスパラが台無しになってしまいます。で、皮をむくときに、太いものの方が簡単に早くむけるのです。皮むき器を使って皮をむいたら、下の乾いている部分もちょっと(2cmくらい?)切り落としておきましょう。皮をむいたら、アスパラが丸ごと入る大きさのお鍋でお湯を茹でます。沸騰したら、そこにバター一片、塩少々、砂糖ひとつまみを入れて、そこにアスパラを投入。再度沸騰したら、私は中火くらいにしてしまいます。アスパラの太さにも寄りますが、5~10分後にナイフか何かで刺してみてください。ちょっとまだ硬いかな?と言うくらいのところで火を止めます。茹ですぎてしまうと、独特の歯ごたえがなくなり、おいしくなくなります。食べ方ですが、こちらの人は溶かしバター、もしくはホレンデーズソースというこってりしたソースをかけて食べます。付け合せは茹でたジャガイモ(新じゃがならなお良し)とハムです。ハムはいわゆるボンレスハム?こちらでいうgekochter Schinkenというものです。地方によっては、生ハムを付け合せるところもあるようですが、私は未経験。我が家ではハムの変わりにスモークサーモンにしたり、付け合わせをお魚にすることもあります。また、ソースはせっかくのアスパラの味を消してしまう気がして、我が家では使いません。ハムに塩分があるし、ソースがなくてもおいしくいただけます。ただ、ジャガイモ用にサワークリームとかハーブ入りバターとかを用意した方がいいかもしれません。たまに気分を変えて、和風のソースを作ることもあります。基本の食べ方をマスターしたら、色々チャレンジしてみてください。むいた皮と切り落とした部位を使って、アスパラガスのスープも作れるのですが、この作り方はまたいつか。それでは、Guten Appetit!
2007年04月25日
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楽団の定例練習日ですが、今日はお休みさせてもらいました。知り合いの女性がお誕生日で、ちょっとしたパーティーをするというので、お声をかけていただいたのです。彼女はプロの声楽家さん。昼間は会社でOLをしていて、夜は舞台に立たれているのです。今までにお会いしたことは3~4回しかないのですが、音楽好きでお酒好きという共通点で仲良くなりました。実は、彼女は前に勤めていた会社でお世話になっていたサプライヤーさんに勤めている方。会社も同じビルの同じフロアにあって、その関係で知り合いました。この会社に勤めていた時の同僚にも楽器をやっている人がいて、彼女とも仲良くなりました。コンサートに誘ったり誘われたり、趣味が同じ彼女達とはこれからも良いお付き合いができそうです。ほんの3ヶ月くらいしかいなかった会社ですが、色々な友人が出来ました。仕事(部署)は嫌で嫌で仕方なかったけど、楽しい人が沢山いた会社だったなあ。色々勉強になったし、なにより素敵な出会いをくれた会社に感謝、感謝です。
2007年04月24日
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期せずしてお休みを取ることが出来ました。本日のメインイベントは、パワーウィンドウの壊れた愛車カエル号を修理に出すこと。こちらのディーラーは朝7時半からやっているので、朝一で行ってきました。金曜日に電話して予約を入れたにもかかわらず、「リストに名前がない」と言われ、むっとする私。さらに、「これから直ぐに部品を注文するが、隣町のディーラーになければ時間がかかるかもしれない」と追い討ち。「17時までに修理が終わるように努力する」とのことですが、どうなることやら。お休みの平日にはまず日本の母に電話をするのが習慣。金曜日に今日は代休をとることにしたことをメールに書いたのですが、どうやらそのメールを見ていなかったようで、私の声を聞いて驚いていました。母とおしゃべりしていると、あっという間に1時間近く経ってしまいます。それでも電話代は1.7ユーロ(300円足らず)。国際電話、本当に安くなりましたよね~。電話の途中で、小包が届きました。母が日本の食料品をEMS(国際エクスプレス便)で送ってくれ、なんと3日で届きました。送料が高いから、SALで送ってといくら言っても、時々EMSで送ってきます。今回は送料3000円ほど。中身と同じくらいか、中身の方が安いくらいですね。9時近くになったので、そろそろ大丈夫だろうと洗濯に取り掛かりました。久しぶりに平日のお休みなので、ウィンドウショッピングにでも行きたいところでしたが、運悪くちょうど洗濯室の鍵が回ってきてしまいました。今の私には無駄遣いする余裕はないので、運良くと言うべきなのでしょうか。新しいベッドが届いた時、ベッドカバーやシーツ類を全て取り替えたこともあり、洗濯物が溜まりに溜まっています。普段は仕事から帰ってきてすぐに洗濯機を1度回すのがやっと。せっかく昼間家にいるので、おとなしく家で洗濯に精を出すことにしたと言うわけです。洗濯機を回している間に、DVDを見たり雑誌を読んだり、少しはのんびりできるでしょう。ところが、洗濯洗剤が1回分しかなかったので、近所の商店街に買い物に行くことにしました。どうせ商店街に行くならと、週末に洋服を整理したときに出てきた「買ったけれど丈のお直しをしていないパンツ3点」と、「裾の上げが降りてしまったワンピース1点」をお直し屋さんに出すことに。これでワードローブも増え、無駄な買い物をしなくて済み、一石二鳥です。夕方4時過ぎに、旦那さんから電話がかかってきました。ディーラーから修理が終わったと電話があったそうなのですが、ディーラーが開いている時間に家に戻ってこられそうもないと言うのです。歩いて行こうと思えば行けない距離ではないけれど、5キロはあるでしょうか。外の気温は25度以上もあり、ディーラーに着くまでに汗びっしょりになりそうです。考えた末、家から一番近くのタクシースタンドまで歩いて、そこからタクシーで行くことにしました。夜中、パーティーなどの帰りに利用することはありますが、ドイツで昼間タクシーに乗るのは初めてかも…。最近増えている女性の運転手さんで、料金は5.4ユーロでした。汗だくになっててくてく歩くことを考えたら、安いものです。そして、いよいよ運命の時がやってまいりました(<大げさ!)ビートルは他の車より部品が高めだし、今回はドアを分解しての修理(多分)なので、かなりの修理代を覚悟していました。どきどきしながら請求書を見ると、合計金額160ユーロ弱。最低でも200ユーロはかかるだろうと思っていたので、安く上がって嬉しかったです。さて、私は今日1日でいくらつかったでしょうか?
2007年04月23日
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皆さんはドイツにも「窓際族」が存在することをご存知でしょうか?彼らは会社には生息しておりません。私達の身の回り、すぐ近くに生息しているのです…。年齢は中年以上、性別は女性であることが多いです。大多数が一人暮らしの年金生活者です。彼らは窓から近所の様子を見守る(覗き見る)のが生きがいなのです。カーテンの陰からこっそり除き見るタイプあり、窓のところに椅子を置いて、堂々と見るタイプあり。どちらも何かあれば、即警察に通報しようとスタンバっているのです。私達が住んでいるエリアは、年配の方がかなり沢山住んでいらっしゃいます。アパートの住民のほとんどが年金生活者と思われます。お仕事に行かなくていい彼らは、普段は1日中おうちにいて、時々は暇をもてあましているご様子。典型的な窓際族です。彼らから見ると、私達のような若造のやることは色々と気になるらしく、私達は絶好の標的となるのでした。以前住んでいたアパートは賃貸で、庭も他の世帯と共同使用でした。1ヶ月ごとに庭当番が回ってきて、当番の月は庭を常にキチンときれいにしておかなければなりません。私達がその年初めての庭当番だったとき、窓際族夫人の一人がしっかり窓から仕事振りを観察されておりました。そして、「その道具はそう使うのではない」など、数々のチェックが入ったものでした。さて、昨日の日記に書きましたが、私の愛車カエル号のパワーウィンドウが故障し、窓ガラスが上がらなくなってしまいました。うちのガレージはだんなさんの仕事道具置き場と化しているため、車を止めるスペースがありません。私は普段は愛車を通り端に止めて、旦那さんはガレージの前に自分の車を止めています。が、さすがに窓全開のまま目の届かないところに車を置いておくのは危ないので、今週末は私の愛車を我が家のガレージの前に止めることにしました。すると、その日の夕方は立て続けに呼び鈴がなりました。「窓が開きっぱなしだけれど、気づいているのか」と教えに来てくれる人。さらに、窓が壊れているのだと聞いて、後からもう一度来て、「知り合いに車の修理工がいるから、来てくれるように頼んであげようか」と申し出てくれる人など。そのすべてが同じアパートのお年寄りでした。事あるごとにつけ色々言われるので、「いつも監視されているようで、なんだか嫌だな~」と思うことも正直ありました。でも、今回ばかりは、「こういうご近所さんでよかった!」とつくづく思いました。みんなが目を光らせてくれているので、不振なことが起きれば、すぐに知らせてもらえるし、安心です。無料で私設ガードマンを何人も雇っているようなものですからね。
2007年04月21日
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昨日、家具の残り代金を払ったばかりなのに、お金のかかるトラブルが発生しました。今朝、会社の地下の駐車場に入るため、入り口で車の窓を開けて遮断機を開ける操作をしたのですが、その後なぜか窓が動かなくなってしまったのです。パワーウィンドウなので、くるくる回して開けたり閉めたりする取っ手(?)はついていないのです。旦那さんもVWに乗っているので、何か『裏ワザ』を知っているかと思い、電話をしてみたのですが、家の電話は留守電、携帯は話中。いくら試しても閉まらないので、あきらめてそのままオフィスに向かいました。同僚の一人に相談したところ、「車には詳しくないので分からない」とのこと。「もう一人の同僚が車に詳しいから、彼に聞くといいよ」と言うので、彼の出社を待つことに。旦那さんからの電話、もしくは車好きの同僚の出社を待ちわびていました。やっと現れた同僚に見てもらったのですが、彼も手動での閉め方はわからないと言うのです。しかも、彼が手で窓を押したり引いたりいるうちに窓ガラスが全部入り込んでしまい、それまでは半分くらい閉まっていた窓が全開になってしまいました。会社の駐車場は鍵を持っている人しか入れないので、会社にいる間は多分何も起こらないだろうとは言え、窓全開って…。仕方ないので、月曜日に休みを取ってディーラーで修理してもらうことにしました。同僚いわく、おそらくドアを分解する必要があるのではということで、修理に数万円はかかりそうです。不思議なことに、大きな出費があったときに限って車のトラブルが起こるのです。私の日頃の行い、そんなに悪いかなあ?
2007年04月20日
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先日注文した家具がようやく届きました~。(詳しくはこちら)ここまで、長い道のりでございました。通常は配達まで8週間かかると言われ、それだけでも驚いたのに、「イースターがあるので、イースター明けの週に電話します」とのこと。で、その週の週末に電話が来て、やっと本日の配達にこぎつけたわけです。届いたのは、寝室の家具(クローゼットとベッド)と私の部屋に置くソファベッドです。今まで寝室は段ボール箱だらけで、床にマットレスを敷いて寝ていたのですが、クローゼットとベッドが入ったので、やっと寝室らしくなりました。私の部屋も、ソファが入っただけでぐんと雰囲気が良くなりました。早速自分で買ったり、友人にプレゼントされたクッションを置いたら、『私のお城』という感じがしてきました。彼はマットレスで寝るのがしんどかったらしく、ベッドに大喜び。私はものすごく寒い日以外は特に不自由を感じていなかったので、ベッドはどうでも良く、クローゼットの方がうれしかったです。彼が服を入れたダンボールを積み上げてしまったので、下のほうのものは取り出せないし、それ以前にどこに何が入っているのか分からず、この冬~春はいつも同じ服ばかりを着ていたので…。結局、クローゼットとベッドの両方を同じメーカーに注文したため、統一感もあっていい感じに仕上がりました。ただ、ダブルベッドを置いたらもうナイトテーブルすら置けないほどきちきちなのです。狭いベッドルームだとは思っていましたが…。私は夜寝る前に本を読むのが習慣なので、ベッドサイドに読書用のライトや本や眼鏡などを置ける小さいテーブルがないと困るのです。が、テーブルを置くには、今真ん中に置いてあるベッドを端に寄せなければならず、そうすると見栄えが悪くなるし…。ベッドにもオプションの読書灯をつけてもらいましたが、それでは暗すぎで本が読めないのです。何とかしなければ…。12月に引っ越して以来、ベッドで寝るのはなんと4ヶ月ぶり。毎晩私と一緒に寝ている王子がどんな反応を示すか、楽しみです。
2007年04月19日
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知り合いのブログを偶然見つけてしまいました。ドイツで起きたある事件について知りたくて、Googleで検索し、一番上に表示された検索結果をクリックしました。すると、表示されたのは個人のブログ。ブログ開設者がその事件についての感想などを日記に書いており、それがヒットしたようです。端の欄に「ドイツ○○日記」とあったので、何気なくそこをクリック。すると、同じ人が某展示会について書いた別の日の日記が表示されたのです。私も出張で行った展示会だったので、読んでみました。読み始めてすぐに「もしかして、これは同じ会社のXXさんのブログでは」と感じました。さらに読み進めるうちに、その疑問は確信に変わりました。ブログ開設者が間違いなくその人であることを示すエピソードがいくつも見受けられたのです。同僚とはいえ、部署は違うので、普段は全く顔を合わせない人なのですが…。それほど良くは知らない人なのに、この居心地の悪さは何なのでしょう?ブログを公開していると言うことは、彼女も知り合いに見られるかもしれないことを想定しているはず。それなのに、なんだかこっそり彼女の私生活を覗き見しているような気がしてしまうのです。変な罪悪感を感じて、あわててウィンドウを閉じてしまいました。私はブログをやっていることを限られた友人にしか話していません。それ以外の人から「ブログ見たよ!」と言われたことはないので、身元は割れていないと安心していましたが、もしかしたら偶然見つけてしまった人も、気まずくて言い出しかねているだけかもしれませんね。ネットの世界も思っていたより狭いようです。
2007年04月18日
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またアメリカの学校で、痛ましい事件が起こってしまいました。自分もアメリカに留学していたので、他人事とは思えません。自分の生活の場、毎日過ごしている場所で、急に銃が乱射されるなんて、どんなに恐ろしいことでしょう。容疑者は朝、寮で2人を射殺した後、2時間ほど経ってから教室に乗り込み、そこで30人もの人を射殺したそうです。その教室で行われていたのは、なんとドイツ語の授業。まず最初に、教壇に立っていた教授が犠牲になったとの事です。アメリカ留学時代、私はあるドイツ語の教授に多大な影響を受け、専攻をドイツ語に変更し、大学院ではドイツ文学を学びました。そのままアメリカに残ってドクターコースに進もうかどうしようかと、非常に悩みました。結局は、ドクターコースに行くことは自分の将来の職業をドイツ語教師に限定してしまうことになると思い、止めたという経緯があるのです。もしもあの時、別の道を選んでいたら、アメリカのどこかでドイツ語の先生になっていたはず。もしかしたら、射殺されていたのは自分だった可能性もあるということです。そう考えると、さらに恐ろしく感じました。こういう事件が起こるたびに、銃の規制について討論されますが、私が学生の頃もよくディスカッションのテーマとなっていました。素人考えですが、アメリカはやはり銃を規制するべきではないのでしょうか。確かに、誰でも自分を守る権利があると言えば、その通りだと思います。でも、こういった悲惨な事件が起こるたびに、一般市民が自分の身を守るためと言って銃を買いに走り、何かの拍子にそれを使ってしまう人が出てきて、恐れをなした人がさらに銃を買い、という悪循環に陥っていると思います。簡単に手に入らないようにすれば、おのずとこういった事件も減り、「自己防衛のためには銃が必要」という強迫観念も徐々に消えていくと思うのですが…。もちろん、そんなに単純なことではないと分かっていますが、理屈から言えばそうなるはずですよね?犯人は韓国人だったそうですが、アメリカに留学しているアジア系の学生がこの事件のために差別を受けたりしないことを切に願っています。
2007年04月17日
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うちの王子は完全室内飼いなので、外の世界を知りません。でも、やはり野生の血(?)が騒ぐのか、時々バルコニーのドアの前で鳴いたりすることがあります。また、鳥がバルコニーや窓辺に来ると、とても興奮しています。そこで、時々抱っこしてバルコニーに出て、外の空気を吸わせています。前のアパートの狭いバルコニーでは、腕から下ろして自由に歩かせたりすることもありました。でも、ちょっとした隙にベランダの柵に飛び乗ってお隣の方へ行こうとしたりするので、目が離せないのです。そこで、数年前に犬がお散歩のときに使うようなリードを購入したことがありました。もし王子がリードに慣れてくれれば、もっと頻繁に外に出してあげられると思ったからです。彼(当時はまだ結婚していませんでした)と二人掛りでリードを取り付けようとしたんですが、ものすごい騒ぎ。「殺される~!!助けて~~~!!」と言っているかのような大声で鳴きわめき、抵抗し続けたのです。しまいには動物虐待で近所の人に通報されそうな気がして、あきらめました。それ以来、私達の間でリードが時たま話題に上ることはあっても、もう1度試してみようと言う話にはなりませんでした。旦那さんはすっかり王子に見下され、ちょっと触ろうとしただけでも威嚇されたり引っかかれたりしているので、すっかり怖気づいてしまっています。リードをつけるには、1人が王子をしっかり抑え、もう1人が素早くリードを取り付けなければならないので、旦那さんの協力なしでは無理なのです。以前のアパートは2階にあったこともあり、彼はベランダとバルコニーでしか外の空気を味わえませんでしたが、新居は1階で、小さいながら庭もあるのです。もちろん王子は外の世界に多大な興味を示し、私達が庭に出ると「僕も出たい!」と言っているかのように窓辺で鳴いています。友人・知人に「庭付きの新居へ引っ越したのだから、これからは猫を外に出すんでしょ?」と聞かれたことも数知れず。けれど、交通事故や伝染病、迷子になることが怖いので、完全室内飼いを辞めるつもりはありません。抱っこして庭に出るだけでは王子も満足しないし、かといって庭に放したりしたら、すぐに柵を乗り越えてどこかへ行ってしまいそうだし…。旦那さんは、王子にリードをつけて、庭に杭を打ちつけ、そこにリードを結びつければいい、と言い出しました。が、それにもリードの装着が必須です。数年前のあの大騒ぎから考えて、王子がすんなりリードをつけさせてくれるとはとても思えません。が、本日余りにもお天気が良かったのと、王子が外に出たそうだったので、しまいこんだままだったリードを取り出してみました。まず、さっと胴回りを固定すると、嫌がって床をごろごろ転げ回りましたが、鳴きわめいたりはしませんでした。そこで、大好きなおやつを持ってきて、それで釣りながら首回りも固定してみたら、あっさりと取り付け完了!私一人でできちゃいました。前足の付け根が押さえつけられて、うまく歩けないような気がするらしく、少し這うように移動しては床に転がります。やはりかなり違和感があるのかな?すると旦那さんが「これをつけるといいことがあると教えてあげればいいんじゃない?」と言うので、リードをつけたまま抱っこしてベランダに行き、下ろしてみました。しばらくは匍匐全身+停止を繰り返していましたが、しばらくするとこわごわと歩き始めたのです。ここまでくれば大丈夫そうなので、これから毎日少しずつ慣らしてみようと決心。が、旦那さんは庭に出してみようと言って聞きません。私は余りいっぺんにしない方がいいと思ったのですが、私達が1階にいたら、王子が走って降りてきたのです。それならばと庭に出してみることにしました。はじめはこわごわ周りの臭いをかいでいましたが、直ぐに慣れ、あちこち探検を始めたのです。日に照らされて青々とした緑の芝に王子の灰色の毛が映えてとてもきれい尻尾をピンと立てて、あちこち歩き回る王子を見ていたら、幸せを感じました。我が子が初めて自分の足で立ったときって、こんな感じなんでしょうか。(<大げさ!)なんだかとってもうれしかったので、夕方にももう1度庭に連れ出しました。王子のお散歩、これから日課になりそうです。
2007年04月15日
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今日のドイツはほとんど真夏日。天気予報によると、土曜日の気温は29度まで上がり、日曜日はそれ以上あがる可能性もあるとの事でした。その予報がぴったり当たり、今日の気温は29度になりました。が、私達は今日の晩、サウナに行くことになっていました。2週間前に電話をもらい、「本格的に暖かくなる前にもう1度サウナに行こう」と誘われたのです。金曜日も4月らしからぬお天気で、気温も25度くらいまで上がりました。明日はそれより暑くなると言う予報を聞いて、本当にサウナに行く気なの~?とどうしても信じられない私。旦那さんに何度も何度も確認しましたが、友人カップルから今のところ断りの電話はないとの事。それならば、こちらから電話して『明日はサウナは止めて、ビアガーデンにでも行かない?』って提案しようよ!と言ったのですが、乗り気ではないようなのです。「サウナの近くにあるビアガーデンを知らないし…」とかもごもご言っていましたが、誘ってくれた相手(自分の同僚)に気を使っている様子。どうも、こちらから別の提案をするのは気がひけるようなのです。向こうからの電話を待つとはなしに待って、結局何も言ってこなかったので予定通りに出かけました。けど、外は最高のお天気です。社内の温度計は29度、時々30度を指しています。「こんな日に本当にサウナに入りたい~?」とつい口に出てしまい、「せっかくのお天気なんだから、外で別のことをしたいな~」という気持ちは一向に消えません。「こんな日にサウナに行こうなんて考える馬鹿な人間が(私達以外に)いるわけがない!」と思っていましたが、結構いるもんですね。駐車場に沢山車が止まっていて、驚きました。皆さ~ん、他にすることないんですかあ?(<他人のことをとやかく言える立場ではない)サウナの入り口のベンチに座っていた友人カップルが彼に手を引っ張られてしぶしぶ歩いてくる私を見て「どうしたの?」と聞いてきました。「こんなお天気の日に、本当にサウナに入りたいの?こうやって外にいるだけで汗かくくらいなのに?」と逆に聞いてみました。すると、やはり彼女の方は私と同じ事を考えていたと言うのです。彼女も彼氏に「今日はサウナは止めて、どこかへ一緒に食事に行くだけにしようと電話してみたら?」と言ったそうなのです。が、彼氏の方はなぜかその提案に乗り気ではなく、結局予定通りにサウナに来たと言うのです。要はお互いに変に気を使い合っていただけというわけ…。気温29度の中、他の大多数の人が庭でバーベキューを楽しんだり、ビアガーデンでビールを飲んでいると思われる中、サウナに入ってきましたよ。しかも、(やけくそのように)3ラウンドも。外が寒くないときに入るサウナって、なんだか疲れました。
2007年04月14日
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友人夫婦との「日本の夕べ」シリーズ第2弾。前回の手巻き寿司パーティーに続き、今回はお好み焼きパーティーを開催いたしました。今日のドイツは夏のような陽気。気温がぐんぐん上がり、20度をゆうに越えました。こんなお天気になると前もって分かっていたら、庭でバーベキューでもしたのですが…。この日にお好み焼きをすることは、もう2ヶ月ほど前から決まっていたことなので、仕方ありません。友人夫婦が到着し、呼び鈴を鳴らしたとたん、王子は定番の隠れ場所へ。前のアパートでは、王子の定番の隠れ場所は寝室(ベッドの下)でした。が、新居にはまだベッドがありません。そのせいかどうかは分かりませんが、新居での彼の隠れ場所はバスルームになりました。引越し当日、そしてその後3~4日ほど、彼はバスルームに引きこもっていました。低位置はバスルームにおいてある高さ2mほどの棚の上です。隠れていると言っても姿は丸見えなのですが、高さがあるので安心感があるようです。王子にとって引越しはよほど嫌な体験だったと見え、知らない人たちが家に来る=また引越し?!と思うみたいです。そこで、お客さんが来るとすぐに引越し時にこもっていたバスルームに非難し、しばらくはこわごわと様子を見ています。「猫はどこにいるの?」と聞かれたので「バスルームに隠れてる」と答えると、早速見に行く友人達。特にご主人の方は猫好きと見えて、手馴れた感じで王子のあごの下をさすり始めました。うちの王子は非常に人見知り、かつ男性恐怖症なのですが、おとなしく撫ぜられています。そのうち、王子が彼の手をぺろぺろなめるではないですか一緒に住んでいるうちの旦那さんですら、めったになめてもらったことなどないと言うのに、これには驚きました。「やっぱり猫を飼っていた人は違うのね~」と思いながら安心して見ていたら、急に「フワアッ!!」と叫んで、ご主人に手を出しました。ああ、やっぱり…。王子は臆病ではあるのですが、好奇心もとても旺盛です。全く知らん顔してほうっておいてくれたら、しばらく後に自分から出てきて、リビングに挨拶に来たはず。が、知らない人がいきなりバスルームに入って来て、直後に撫ぜられたので、はじめはパニックで固まっていたけれど、ふとわれに返って攻撃してしまったと言うところでしょうか。なぜその前に知人の手をなめたのかが良く分からないのですけど…。いずれにしても、取り扱いが難しい子であることは確かなようです。
2007年04月13日
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昨日は本当に頭に来ました~。旦那さんは「有給を取ったのは両親をオランダに連れて行くためではなく、他にも色々な用事があるからだ」と言っていたのです。たとえば、置きっぱなしになっているごみを出しに行くとか、散らかっているガレージを片付けるとか、いくつかやることを挙げていました。それならばと納得したのですが…。今週は我が家が洗濯機を使える番だったので、水曜日に会社から帰って直ぐに2回洗濯機を回しました。が、まだ少し洗濯物が残っていたので、昨日の朝「時間があったら洗濯しておいて」と頼んで会社に出かけたのです。さらに、金曜日の晩に知人が家に来ることになっています。前に彼女達の家で手巻き寿司パーティーをしたのですが(詳しくはこちら)、その時に以前日本人の知り合いが作ってくれたお好み焼きがおいしかったと言うので、「じゃあ今度はうちでお好み焼きをしましょう」という約束をしたのです。そのため水曜日の晩、旦那さんに木曜日か金曜日にD市に買い物に行く必要があると言った所、「明日休みを取ったから、買ってくるよ!」と言ったのです。それならば任せようと思い、買うものを詳しく紙に書いて出勤しました。そして本日、会社の帰りに彼の携帯に電話を入れてみました。私抜きでオランダに行くことをいまだに怒って、へそを曲げていると思われるのも嫌だったので。D市のお店で頼んだものを全部見つけられたかどうか聞こうと思い、電話したのです。そうしたら、D市には行っていないと言うではないですか!で、「今どこにいるの?」と聞いたら、「両親の家」と言うのです。正直、昨日は「明日は私が会社から帰っても、彼はまだ戻っていないかも」と思いましたが、これは自分がまた腹を立てなくて済むように張った防御線だったのです。まさか本当に5時過ぎても戻っていないとは…。しかも、「じゃあこれから一緒にD市へ行こう」と言ったら、「今から~?!」と不満そうなのです。自分が買ってくると約束して買いに行かなかったくせに、この態度にはあきれてしまいました。ご両親に頼まれたら、国外でもホイホイ行くくせに~。翌日の晩にはもうお客さんが来てしまうし、今週の金曜日は早く帰れるか分からなかったので、旦那さんが今日買ってきてくれるなら本当に助かると思っていたのに…。頭にきたので、「これから電車で行ってくるからいいよ!」と電話を切ってしまいました。私が予想していた通り、今朝はゆっくり起きて、それからご両親の家に行って、3人でオランダでのんびりしてきたようなのです。帰ってきてから、多分ご両親の家の庭でビールでも飲んでくつろいでいたのでしょう。今日は本当に素晴らしいお天気でしたから…。帰宅したら、私が今朝家を出た時そのままで、ますます腹が立ちました。私が置いていった買い物のメモもそのままの場所にあるし、頼んでおいた洗濯もしていないし、食器洗い機の中の食器も片付けていないし…。イライラしながら全部自分でやって、さて王子にごはんをあげてからD市に行こうと思ったら、彼がのんびり帰ってきました。私が電話を切ってから、飛んで帰ってくると思っていたこちらは拍子抜けです。それもそのはず、何で私の機嫌が悪いのか、よく分かっていない様子。怒りが爆発しかけていた私ですが、彼がオランダで買ってきた お花(ラベンダー、バラ、マーガレット)とMatjes(オランダ名物の若ニシン)に懐柔されてしまいました。我ながら、かなり単純だと思います。
2007年04月12日
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私が帰宅したら、旦那さんがもう帰っていました。そして、「今日の夕飯は白アスパラ(私の大好物)にしない?」と言って、私が「一緒に行くからちょっと待って」とも言えないうちに、自分からさっさとスーパーに行ってくれたのです。あまりにもやさしいので、これは何かあるなと思いました。多分、翌日にまた親友と二人きりで出かけたいからだろうと読んでいたのですが、違ったのです。私が「明日の夜、またD君(親友)と出かけたいの?」と聞いたら、「行ってもいい?」と聞くので、「やっぱり!」と思ったら、まだ彼とは何も約束はしていないと言うのです。でも、その後に「明日は休むことにした」と言うではないですか!実はイースターの時、今年は義両親の家に行かなかったのですが、私が彼にご両親に電話だけでもするように言いました。そこで、日曜日に電話をしたのですが、その時彼がしきりに「火曜日にまた電話するから」と言っているのが聞こえたのです。火曜日の晩といえば、私が楽団の練習のある日で、彼とご両親(特にお義母さん)はよく火曜日の晩に電話で話をしています。それもなんとなく内緒で悪口を言われているような気がしてしまい、前から気になっていたのです。今回、電話したのは日曜日の晩なのに、なぜまた火曜日に改めて電話しなければならないのか不思議に思い、「火曜日に何かあるの?」と聞きました。すると、花(植木)を買いたいので、オランダに連れて行って欲しいとご両親から頼まれているので、その日程の打ち合わせをするためと言うのです。我が家もまだ庭やベランダはほとんど何も手をつけていず、近々花を買わなければと思っていたので、私はてっきり今週の土曜日にでも一緒に買いに行くのかなと思っていました。ところが旦那は明日有給を取って、ご両親とオランダに行くと言うのです。これにはさすがに頭にきました。なぜわざわざ私が一緒に行けない日を選んでいくのか、それに、なぜ直前まで私は何も知らされなかったのか、納得いかないのです。旦那は結局、火曜日に電話をすると約束したことを忘れてしまい、結局実家には電話しなかったと言っていたのです。そして、ご両親には仕事からの帰り道、車から電話して、明日休みを取ったことを伝えたと言うのです。でも、それもおかしな話ですよね?いくら自営業のような勤務体系とはいえ、ちゃんと他の同僚や本社と前もって調整しておかなければ、休みは取れないはずです。それに、ご両親だっていくら年金生活者とはいえ、病院だの何だの色々予定があるはずなので、前日の夕方に電話して明日連れて行くから、というのは無理だと思うのです。つまり、彼がちょっとした嘘をついているのはほぼ確実です。それに、イースターの時に私は結局どこにも連れて行ってもらっていません。本当なら4日も休みだったのですから、ちょっと遠出をしてパリとかプラハとかに行きたかったのです。でも、彼が出不精で、長距離の運転も嫌がるので、せめてオランダ(アムステルダム)くらいには行きたいと思い、何度も言いました。が、結局私達は4日間のうち2日近場に出かけただけで、ドイツからは出ていないのです。それなのに、ご両親がオランダに行きたいと言えば、直ぐに連れて行ってあげるなんて…。しかも、普段私が頼みごとがあって「休みを取って欲しい」と言っても毎回渋るくせに、こんなにさっさと有給まで取るなんて…。なんだか、自分がすごくないがしろにされているような気がして、悲しくなります。今回は特に、うちも近々花を買う予定だったと言うこともあり、余計なぜ週末にでもみんなで一緒に行かないの?と思ってしまいます。彼は有給を取ったのはご両親のためだけじゃなく、他にも色々とやらなければいけない用事があるからだと言い張っていますが…。どういう風に説明されても、面白くないことには変わりないのですよね。こういう事があるたびに、どちらか片方の実家が近いと言うのは不公平だなあと思ってしまう私です。
2007年04月11日
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天気予報では昨日よりさらに良いお天気になると言うことでしたが、朝起きたら曇り空でがっかり。せっかくの連休最後の日、どこか遠出したかったのですが…。お天気も良くないし、と二度寝してしまい、結局ちゃんとベッドから出たのは10時半過ぎ。これではもう近隣の国へのドライブはあきらめなければなりません。「もう今日は出かけないんだろうな」と思い、メールチェックなどをしていると、青空が広がってきました。が、旦那さんは今日は細々した用事をする予定とのこと。今の家に住み始めてもうすぐ4ヶ月ですが、リノベーション関係等、まだまだきちんと終わってないところが沢山あるのです。明日からまた仕事だし、今日は家でのんびりするのもいいかな?と思い、ちょっとの間ソファでボーっとしていました。すると、イースターつながりで急にアルフレッド・リード作曲「エルサレム賛歌」が聴きたくなりました。以前入っていた吹奏楽団の出演したコンサートの合同ステージで演奏したことがあります。早速昼食を食べながら、古いビデオを引っ張り出してきて見てみました。このステージからもう10年近く経つなんて、信じられません。10年ひと昔とよく言いますが、歳を取ってからの10年ってあっという間ですね…。去年東京で会った楽団の仲間達も、このビデオの中ではやはり違って見えるのでした。それにしても、「エルサレム賛歌」、なかなか良い曲です。「ロシアのクリスマスソング」と似ているけど。家でだらだらしているうちに、天気はどんどん良くなってきました。旦那さんはせっかくのお天気なので「後で散歩に行こう」と言っていましたが、あっというまに夕方。今日の夕飯はカレーだし、明日から会社なのであまり遅い夕飯にしたくないし、今からでは家の近所をぐるっと回るくらいしかできません。旦那さんが行き先を決めているようなので、何も言わずにおとなしく車に乗っていました。連れて行かれたのは我が市のハーバーエリア。ちょうど私の花粉症が始まりつつあり、森でのお散歩はどうかな?と思っていたので、なかなかいいアイディアと感心しました。ところが、イースター中のためか、想像以上の人出です。プロムナードを散策と言っても、人が沢山歩いていて、とてもぶらぶら自分達のペースで歩けそうもありません。ふと気づくと、こちらへ向かって歩いてくる人の何人かが手に買い物袋を提げています。ということは、もしかしてマーケットが開かれている?!旦那さんは家を出るのが遅くなって、遠くへ行かれなくなったため、挽回しようと思い、賭けに出たのだそうです。確か、毎年イースター辺りは「マリーナマーケット」が開催されていたと思い立ち、それを当てにしてハーバーに向かったのだとか。今回はめずらしく(?)彼の勘がさえていたようです。おかげで夕方のほんのひと時でしたが、楽しく過ごすことが出来ました。アルザス地方の名物フラムクーヘン(極薄いピザのようなもの)を食べ、スタンドでワインの試飲をし、すっかりいい気分に。さて、明日からまたがんばって働きますか!
2007年04月09日
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朝から青空が広がり、とても気持ちの良い日になりました。2日前からの約束で、今日は動物園に行くことになっています。残念ながら、Knutのいるベルリン動物園ではなく、ここから車で1時間くらいのところにある動物園です。休みなのでどこかへ行きたい私と、余り遠くへ行きたくない(=長く運転したくない)旦那さんがお互いちょっとずつ妥協した結果と言えるでしょう(笑)。実はこの動物園は、ペンギンをお散歩させるので有名なところ。以前、TVのドキュメンタリーでその様子を見てから、ずっと行ってみたいと思っていたのです。やっとその希望が実現することになりました。お昼過ぎに到着したら、かなり端の駐車場に停めさせられました。既にかなりの人出のようです。イースター休暇中ということもあるでしょうが、やはりこんなところにもKnut効果が現れているのでは?という気がしました。全国の動物園の皆さん、Knut様様ですね!入園して、端から順番に見て回りました。2時間ほど経ってから、最初の休憩をすることに。陽の当たるベンチに座って旦那さんはビール、私はアイスを堪能。入り口でもらったパンフレットを何気なく眺めていたら、「ペンギンのお散歩は春から夏にかけての6ヶ月間、毎日14時に行われます」の文字が。時計を見ると、もう14時半をとうに過ぎています。が~~~~ん!!余りのショックに、思わず無口になってしまいました。旦那さんには「どうして入り口でパンフレットをもらった時にすぐに調べなかったの?」と言われ、ぐうの音も出ません。色々な動物の餌やりの時間だけチェックして、肝心のお散歩の時間を調べるのをすっかり忘れていました。今日の目的はそれだけと言ってもいいくらいだったのに…。気を取り直して、3時半から始まるアザラシの獲付けとペンギンの餌やりを目指すことに。今度はまたポカをしないよう、寄り道をせずにまっすぐにそちらへ向かいました。おかげで10分前にはしっかりアザラシの水槽の前でスタンバイ。飼育係のお姉さんに魚をもらい、生まれて初めてペンギンに餌をあげて、いつの間にかお散歩を見逃したショックもどこかへ行っていました。園を出る前には、出口の側にあるおショップをしっかりチェック。すると、Knutにそっくりな白熊のぬいぐるみがいるではないですか!あまりにも似ているのでどうしても欲しくなり、ペンギンのお散歩を見逃した悲しみを癒すためと言い訳しつつ、旦那さんの呆れ顔も見なかったことにし、我が家に連れて帰ることにしました。さて、帰宅したら本物のKnutのドキュメンタリーが待っています。動物園に向かう前、旦那さんが初めて留守録をセットしてくれたのですが、果たしてちゃんと撮れているでしょうか?『もしも録画できていなかったら、近所中に聞こえるくらい大声で泣き喚く!』と脅しておいたので(苦笑)大丈夫だとは思いますが、ちょっぴり心配です。
2007年04月08日
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最近、ベルリン放送(ローカルチャンネル)を見ることが増えました。お目当てはもちろん、ベルリン動物園にいる白熊の赤ちゃんKnutです。Knutのかわいらしい写真を何枚か見てからというもの、彼がが実際に動いているところを見たくて仕方なくなった私。動物園のあるベルリンの放送局なら、彼の様子をちょくちょく流しているのではないかと思い、ついチャンネルを合わせてしまいます。すると、ベルリン動物園についてのレポート番組がちゃんとあることを発見しました。ドキュメント派の私達はこの手の番組が大好き。普段から自然や動物に関するレポート番組をよく見ています。チャンネルを上から順番に見ていたら、ちょうど動物園のレポート番組を見つけたので、そのままじっくり見てしまいました。が、2回分続けて放送されたのですが、残念ながらKnutの登場はなし。かなり前に録画したものの再放送か何かのようでした。欲求不満になり、「動いているKnutがみた~い」と騒いでいた私の目にKnutの姿が飛び込んできました。明日放送される番組の予告編だったのです。生まれてからこれまでの育児の様子などを追ったドキュメント番組のようです。タイトルはずばり「Knut!」。これは見るしかないですね~。予告で流れた彼の様子があまりにも可愛かったので、録画もすることにしました。それにしても、Knutの人気はとどまるところを知りません。ベルリン動物園の入園者が増えて、動物園の株価が上がったというのは納得ですが、他にもあちこちで経済効果が見込まれているとか。たとえば、ドイツ在住の方にはおなじみであろう熊のマークのコーヒーミルク。今期、その会社はKnut効果で売り上げを急激に伸ばし、株価もあがるだろうと予想されています。会社のシンボル(マスコット)がKnutと同じ白熊だと言うだけで、です。確かに、私のようにKnutの姿を見たさに今までほとんど見ることがなかったベルリン放送にチャンネルを合わせる人もいるわけで。ベルリン放送の番組視聴率、および株価も、最近急に上がっているのではないでしょうか?Knut効果、馬鹿にできませんね。
2007年04月07日
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ドイツは本日より、イースター休暇に入りました。休暇と言っても、私たち社会人にとっては、単なる四連休ですが。今日は聖金曜日、端的に行ってしまうと、キリストが十字架に磔にされた日ですね。というわけで、この日は「1年で一番静かな祝日」と言われています。祝日なのに、お祝いをしてはいけないと言う不思議な日なのです。皆さん、お家で静かに過ごし、ディナーにはお魚をいただきます。私たちにとっては久しぶりの連休。お天気も上々なので、『どこか行こうよ~』と私。我が家の生活パターンはいつも同じ。月~金は仕事、土曜日は溜まった家事をする日、日曜日は音の出ない家事をする日、もしくは家でごろごろする日です。私は、たまの連休くらい、近場で良いから出かけたい!派なのです。ところが、結婚してから分かったのですが、うちの旦那さんは、かなり出不精。普段、仕事であちこち周っているせいか、お休みの日は運転するのが嫌みたいです。オマケに電車嫌いと来ているので、どうしようもありません。ドイツに住んでいると言うのに、パリはおろか、ブリュッセルさえ一緒に行ったことがないのです。今朝、母親と国際電話したところ、「連休はどこかへ行くの?」という話題になり、「どこにも行かない」と答えたところ、「連れてってもらいなさい!」とはっぱをかけられました。母にしてみれば、『せっかくヨーロッパに住んでいるのに、家にばかりいてもったいない』と感じるみたいです。といっても、実際にこっちで生活していると、いつでも行かれると思うせいか、近場に旅行なんてなかなか行けないのですけどね。母から背中を押してもらった私、旦那さんを説得し、午後からお出かけすることになりました。旦那さんもさすがに「たまにはどこかへ連れて行かないとまずい」と思ったようで、地図を見て行き先を調べた様子。オランダ国境近くに湖が沢山ある自然保護地区があるので、そこに行って、お散歩しようと言うことになりました。色々あって目的地に着いたのは5時過ぎになってしまい、あまりゆっくりはできませんでした。が、道中で素晴らしい収穫が。産地直売の白アスパラです~!今日のドライブコースは、ちょうど白アスパラの産地を通るルートだったのです。祝日のため、どの直売所も閉まっていたのですが、1箇所だけ開いているところがありました。早速立ち寄り、取れたてのアスパラを購入。ついに待ちに待ったこの季節がやってきました。今日は我が家もお魚にするつもりで、前日に購入してありました。さらに、付け合せとして、ブロッコリーとジャガイモも。アスパラが手に入ったので、ブロッコリーをやめて、白アスパラの付けあわせでお魚を食べることに。冷蔵庫にあった白ワインも出して、ちょっとしたディナーになりました。今年初の白アスパラ、おいしかったです♪
2007年04月06日
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久しぶりに父からメールが来ました。昔から筆不精の父はメールもめったに送ってきません。せいぜい、1ヶ月に1~2通。でも、これでも以前に比べたら大分ましなのです。私の留学時代など、電話も手紙も父からは1度たりともありません。PCの使い方を覚え、メールができるようになってくれたおかげで、以前よりずっとコミュニケーションが取れているのです。今年の初めのメールで、キッチンのリフォームを計画していると伝えてきました。確かに実家は建てて以来、お風呂場とトイレを除いて、ほとんど何も手を入れていません。父の新しいパートナーが去年手術をし、冬はキッチンの寒さがこたえるので、床暖房を入れて欲しいといったため、工事をすることにしたというのです。かなり大掛かりな工事になりそうなので、工事中は一時帰国を控えることにしました。私は4月末まで試用期間のため、5月以降にならないと長期休暇が取れません。6月は梅雨のため、日本に帰るには最悪の季節なので、却下。7~8月はチケットがとても高いので、却下。そこで9月の帰国を提案しました。ところが、9月だともうその工事が始まっていると言うのです。しかも、その時に家にある不要物を全部持っていってもらうつもりなので、私の部屋にあるものも処分したいと言ってきました。ついに来たかと言う感じです。父は私の部屋のものをずっと処分したがっていました。ちなみに、私には兄がいますが、兄が結婚してしばらくすると、兄の部屋にあったものは全て片付けられていました。兄が小学校入学時から使っていた勉強机も何もかも、全て勝手に処分したのです。私もその頃、もう家を出て何年も経っていましたが、「お嫁に行くまでは私の部屋」と言い張り、手をつけさせなかったのです。ところが私も遅ればせながらようやく結婚したので、「結婚したらいらないものを処分して部屋を片付ける」という約束を守らなければならなくなりました。が、私達は当時、旦那さんが以前は一人で住んでいたアパートに一緒に住んでいたため、とにかく狭かったのです。そこで、「もっと広いところに引っ越すまで待って欲しい」とお願いしていたのでした。先日、引越しも無事に済んだので、『次の一時帰国の際は約束どおり部屋を片付けなくっちゃな~』と思ってはいたのです。が、今年の帰国はどうやら年末まで待たなければならなくなりました。つまり、リフォーム工事が始まる前には帰れないということです。私がいなければ、父が部屋にあるものほとんど全てを捨ててしまうことは目に見えています。父にとってはガラクタ・ごみにしか見えなくても、私には思い出深いものが色々あるのです。また、大昔の交換日記とか手紙とか、人に見られたくないものも沢山あります。これはなんとしても工事の前に私一人だけでも帰国して、部屋の整理をしなければ!とは言っても、本当に年に2回も帰れるのか不安です。
2007年04月05日
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この姿、見てください!本当に愛らしいですよね。皮肉なことに、彼がドイツでこんなにも有名になるきっかけとなったのは、動物愛護団体が動物園側にKnutの安楽死を求めたからでした。Knutには双子の兄弟がいたんですが、生まれて直ぐに母親が育児放棄してしまい、兄弟は生後まもなく死んでしまったんです。この団体は、残った1頭を人間が飼育することは『自然の摂理に反する』として、安楽死させるべきと主張していたのですが、なんだかおかしいですよね。ただでさえ白熊は絶滅の危機に瀕している種なのに、母親が育児放棄をしたのだから、死なせるべきだ、なんて。確かに、彼が自然の中で生まれたのであれば、母親なしでは生き残れなかったでしょう。でも、彼は動物園で生まれたのです。動物園で生まれた命を動物園で働いている方々が守り、育てたいと思うのは、自然のことではないでしょうか?ベルリン動物園の方達は、動物愛護団体の要求をはねつけました。白熊の人工飼育はとても難しいそうですが、それでもこんなに大きく元気に育って、本当に良かった。これは飼育係さんの努力の賜物以外の何物でもないでしょう。体重が6キロを超えたと言うことで、ようやく先月の23日に初めて一般公開されたのです。その日はKnutの愛らしい仕草を一目見ようと、1000人もの人が動物園に押しかけたそうです。地球の温暖化によって、今どんどん白熊の居住地が脅かされています。最近、白熊が自分の体より小さい流氷に載って途方にくれている写真をどこかで見ました。温暖化防止が叫ばれている今、Knutは私たちに改めてその問題を考えるチャンスを与えるために生まれてきたのかもしれません。動物園側も彼を単に園のマスコット(客寄せ)にするのではなく、今後そういう点をもっとアピールしていって欲しいと思います。
2007年04月03日
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久しぶりに青空が広がって、気持ちのいい朝です。三連休の最後の日ですが、今日も私は早起き。教会で礼拝(本番)があるためです。週末に目覚ましをかけなければならないのはちょっとつらいけど、こんなにいいお天気だと早起きもあまり苦になりません。礼拝が終わって、帰宅したら11時半でした。午後からは市内で行われているハンディクラフトマーケットへ出向くことに。これは毎年今頃の時期に行われるマーケットで、アーティストがそれぞれ店を出し、自分の作品を売っています。革製品、ガラス製品、木工製品、セラミック製品などなど。見ているだけで楽しくなります。二人ともおなかがすいていたので、まずは腹ごしらえ。食べ物や飲み物のスタンドもしっかり出ています。まずは目に付いたReibekuchenを食べることにしました。おろしたジャガイモとたまねぎに卵を加えた生地を揚げたドイツのスナック(?)です。ドイツ風ハッシュブラウンと言ったところでしょうか。これは、私の数少ないお気に入りのドイツ料理のひとつ。出店を見つけたら必ずと言っていいほど購入してしまいます。ドイツではりんごムースをつけて食べるのが定番ですが、私はシンプルに塩のみで食べるのが好きです。いずれ、大根おろしで食べてみたい!というひそかな野望を持っています(笑)。それだけでは足らず、マーケットを端から端まで歩いて、次に食べるものを物色。旦那さんはドイツ人らしくアイスバインとザウアークラウト(苦笑)、私はマッシュルームとブロッコリーのクリーム煮を食べました。食事をしたら喉が渇いたので、オープンカフェでビールを飲むことに。外でビールを飲むのは何ヶ月ぶりでしょうか。腹ごしらえも済んだので、出店をじっくり見て歩きました。かわいいものが沢山あって、色々欲しくなってしまいます。が、二人ともほとんどお金を持っていなかったことが判明!旦那さんは買い食いでお金をほとんど使い果たしてしまい、残金は4ユーロ。私も残り20ユーロほどしかありませんでした。歩いているうちにアイスクリームが食べたくなり、買い食いをして、これでまたちょっぴり散財。旦那さんが4ユーロまでのものなら買ってあげるというので、陶器でできた王子そっくりの猫のペンダント(4ユーロきっかり)を買ってもらいました。そして、私は残りのお金で気に入ったものを1つだけ買うことに。実は、目をつけていた可愛い木製のデコレーションがあったので、そのお店に向かいました。すると、そのお店の脇に庭に飾るためのデコレーションが飾ってあり、鳥やウサギに混じって黒猫の姿が。一目で気に入ってしまった私は、それを購入しました。庭に飾る黒猫、16ユーロ也。残った全財産1ユーロ50セントを使って、王子に約束したおやつ(50セントx3個)を買い、きれいにお金を使い果たしておうちに帰りました。お日様をたっぷり浴びて、外でビールを飲んでアイスを食べて…。本当にいい季節になりました!
2007年04月01日
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