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ものすごく久しぶりに日本風洋食屋さんに行ってきました。ここは住宅街にある小さなお店。日本人ご夫婦がやっていらっしゃいます。一時、お店を閉めると言う噂もあって、ここの大ファンである私達はかなり心配しましたが、まだちゃんと存在しています。以前はこのお店に歩いて行けるところに住んでいた私。本当はもっとしょっちゅう来たかったけれど、当時は大嫌いな直属の上司も近所に住んでいたのです。その上司とお店でばったり!なんてことになったら嫌なので、行きたくてもあまり行けませんでした。その後、その嫌な上司も帰任となりましたが、私も隣町に引っ越してしまったので、なかなか来る機会がないのです。今日はこのお店で仲良しのWさんと待ち合わせ。彼に会うのも3ヶ月ぶりくらいです。久しぶり尽くしで、とっても楽しみにしていました。このお店に来ると、どれもおいしそうなので、ついつい頼みすぎてしまうのがたまにきず。前菜はメニューに載っているもの以外に、『今日のおすすめ』もあるので、つい新しいものを試してみたくなってしまうのですよね~。今日は3人だけだったので、前菜を2品にしようと言ったのですが、うちの旦那さんがとても沢山食べる人なので、「3品の方がいいのでは?」とWさん。それではと選んだのが「マッシュルームの生ハム・ガーリック詰め」と「いわしとルッコラのサラダ」と「タコのマリネ フレンチマスタードソース」の3品。う~ん、やっぱりどれもすごくおいしい!けれど、今日は土曜日でお店は満席。ご夫婦二人だけでやっておられるので、お料理が出てくるまでに時間がかかります。3品の前菜も1品ずつゆっくり出てきて、3品目が出てきたときはもうかなりおなかが一杯になりつつありました。メインはもちろん、洋食屋さんの定番メニューが並んでいます。今日はWさんはクリームコロッケ、旦那さんはスタミナハンバーグ、私はロールキャベツを頼みました。男性陣はライス付き。やっぱり今回も頼みすぎちゃいました。食後、ちょっとその辺を散歩しようと旦那さんが提案したけれど、Wさんが即効で却下。「苦しすぎて歩けない」とのこと。彼を車で送ってから、そのまま帰宅することになりました。おいしいけど、苦しいって、前回(詳しくはこちら)とほぼ同じ感想に終わったことを記しておきます。
2007年06月30日
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注意今日のブログは、どろどろの愚痴です。そういうのが苦手な方は、飛ばしてください。 最近、毎日「番号非表示」の電話がかかってきます。おそらくセールスかアンケートの電話だろうと、いつも無視していました。家にいても、番号が非表示の場合は、出ないようにしていたのです。今日、私達が二人とも家にいるとき、また電話がかかってきました。ディスプレイを見ると、番号はまた非表示。旦那さんに「どうする?出た方が良い?」と聞くと「出れば」と言うので、出てみたところ、すぐ切れました。ところが、10分後くらいにまた非表示の電話。また私が出ると、ちょっとの間無言でしたが、「D、そっちに行ってる?」との声。旦那さんの一番の親友Dくんの彼女、Mさんからでした。実は、今晩は私が出かけることもあり、旦那さんに「久しぶりにDくんと会ったら?」と提案したところ、夕方Dくんが家にやってきたのです。電話がかかってきたのは、その30分くらい後のことでした。去年、DくんとMさんは別れの危機に直面していたようで、私達も大分振り回されました。(詳しくはこちら)が、私達は「彼ら二人の問題には一切口出しをしない」という方針を決定したので、こちらからはあえて詮索したりしませんでした。そもそも、私もMさんのことは「旦那さんの親友の彼女」とみなしており、自分の『友達』とは思えなかったので、旦那さん抜きでMさんと会おうという気も起こらなかったのです。その後、半年ほどMさんからは音沙汰がありませんでした。喧嘩をするとすぐに「私達はもう終わり。貴方達に会うこともないでしょう。元気でね」と携帯メールをしてきて大騒ぎをして、仲直りした途端ぷっつりと連絡がなく、私は内心あきれていました。DくんはDくんで転職したばかりで仕事が忙しく、しばらく旦那さんともあまり会えずにいました。が、以前二人が会った後、旦那さんに「Dくん達、どうしてる?まだ一緒に住んでるの?」と聞いたら、二人は仲直りしたと言っていたのです。そのため、『便りのないのは良い知らせ』という言葉どおり、彼らは仲直りしてデートに忙しいんだろうとばかり思っていたのです。電話口で「今度、誕生日パーティーをするので、招待したいんだけど」と切り出したら、Mさんは怒ったように「その話はまた別のときにしてくれる?」と答えました。「私は今、それどころじゃないの。彼が1週間半も全く口を利いてくれないのよ。この1週間で泣きに泣いて、3キロも体重が減ってしまったわ」と涙声で訴えるのです。そして、クリスマスも大晦日も一緒に祝っていないこと、これまで彼女がどんなにつらい思いをしていたかを延々と話し出しました。どれも初めて聞くことばかりです。そして、「私、正直言って、貴方には失望しているの」とおっしゃるではないですか。「私がものすごく苦しんでいるときに電話もくれなかったから、誰にも話を聞いてもらえなくて、本当につらかった」と言うのです。そもそも、私は二人は仲直りしてうまくやっているものだと思っていたんですけど?それに、彼女にだって、愚痴を聞いてくれる女友達の一人や二人くらいいるはず。まったく、いつもこうなのです。小康状態のときは知らん顔の癖に、ちょっと揉めたりすると夜中だろうが明け方だろうがひっきりなしに携帯メール・電話をしてきて、私達の返信がちょっとでも遅くなると、『ひどい』だの『冷たい』だの…。大体、私に電話をかけてきて、「このことは誰にも言わないで」と約束させるけれど、本当は旦那さんに話して欲しいのが見え見えなのです。その後、旦那さんから親友に話してくれるのを期待しているのです。そもそも、彼女は私と初めて知り合った日からずっと、二人きりになると「私、ちっとも幸せじゃないの」と言い出し、喧嘩をすると「もう別れる」と宣言し…。それが4年も続いたら、こちらもいい加減「またか」とうんざりしてしまっても仕方ないではないですか?しかも、この1年間で「もう終わり」と言うメールを少なくとも5回は受け取ったけれど、結局別れてなんていないし…。もう完全に『狼少年』状態になっているのです。それなのに、あなたに責められる筋合いなんてないわ!と言いたい。彼女にののしられ、批判されるたびにどうしようもなく嫌な気分になります。始めのうちは毎回心配して、親身になって相談に乗っていたけれど、もう何を言っていいのかも分からないし…。そのたびに振り回されるこっちの身にもなって欲しいです。今日の電話も口止めされたから、絶対に言わないけど、もうDくんにも旦那さんにもばればれだし。それでも約束は約束だから、言わない。あ~、ストレスたまる~!!と言うわけで、だらだら愚痴でした。ごめんなさい。
2007年06月29日
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隣の部署のドイツ人男性が辞めさせられたそうです。私は彼とほとんど話をしたことがありませんが、姿は良く見かけました。他の部署から隣の部署に移動してきたとき、社内ニュースレターに彼の自己紹介の文章が載ったのですが、それが私の自己紹介文のぱくりだったので、自分の中でだけひそかに「盗作くん」と呼んでいました。この盗作くん、部署を移動したばかりですが、先週初めての日本出張に行っていたのです。今週の月曜日に出社しているのを見かけましたが、その後姿を見ていなかったので、『今週もまた出張か~』と思っていました。ところが、盗作くんと同室の女性によると、彼はクビになったと言うではないですか彼は日曜日に出張から戻り、月曜日に日本のお土産を持って出社してきました。日本で撮ったビデオなどを見せてもらい、楽しく過ごしているところに人事部の女性が彼を呼びに来たそうです。そして、部屋に戻ってくるなり、私物をまとめだしたのだとか。同室の女性は理由も知らされず、そのことにとても憤慨していました。また、この急な解雇にはかなりショックを受けたようです。それはそうですよね。日本に行かせてもらったということは、出張前に決まっていた解雇ではないはずです。『こんなに急にクビになることがあるなんて、思っていた会社と違うかも…』というわけです。さらに、彼女はまだ試用期間中なので、余計『次は自分かもしれない』と危機感を持っているようです。ところで、本日は直属の上司も、同じオフィスにいるセクションリーダも出張でした。私のオフィスはこのリーダ以外にもう一人ドイツ人がいるのですが、彼はいわば「サボリくん」です。すでに上司にも人事部にも目をつけられています。このサボリくんは今日1日中、堂々と私用電話・私用コピーをしていました。ドイツでは、上司がいない日に早目に帰ったりすることは良くあること。でも、私しかいないと思って、1日全く仕事をしないなんて!あまりにもひどいので、さすがに頭にきました。こんなにサボっている人がのうのうと居座って、日本出張から帰ってきたばかりの人が即時解雇される会社って、なんだか不思議。まあ、盗作くんはよほどのことをしたのだろうと想像できますが、理由がわからないとなんとなく不安になりますよね。特に今回の解雇については、急だったことに加え、理由が公表されていないので、ドイツ人達は「日本人はひどい」という認識を持ったようです。実際、私も昨日か一昨日、「盗作くん」の同室の女性にひどく睨まれたし…。彼らにとって日本人はみんな一緒で、駐在も現地採用も関係ないようです。私は彼らと全く同じ立場なのになあ。
2007年06月28日
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9時半頃、楽団の練習からおなかをすかせて帰ってきた私。急いでおかずを用意して、さていただきましょうと炊飯器を開けたら、ご飯が炊けてない~!!我が家は二人とも和食大好きですが、毎日食べることはありません。こちらで買う日本食材が日本の3~4倍と高いことが理由の1つ。もう1つの理由は、ご飯を炊くのに時間がかかりすぎるから。まず、お米を砥いだ後、水に30分つけるので、それで40分ほど。その後は炊飯器がやってくれるとは言え、炊き上がるまで45~50分。急いでいるときは省略しちゃいますが、蒸らしに15分。と言うわけで、合計1時間半ほどかかってしまいます。そのため、ご飯を炊くのは大抵週末のみです。食事を作るのは9割がた私の役目ですが、メニューが和食ともなれば、100%私の担当となります。でも、パートナーにご飯の炊き方を覚えて欲しい!と思うこともしばしば。たとえば、カレーやシチューを沢山作っておいて、ご飯だけ炊けば夕食ができると言う日に、私の帰宅が遅くなった場合、先に帰宅している彼にご飯だけ炊いておいてもらえたら、どんなに楽でしょう。一緒に住んでもう直ぐ4年になるので、もちろん何度も教えました。と言っても、教えたのはご飯の炊き方ではなく、『炊飯器のスイッチの入れ方』ですけど。日本製の炊飯器はスイッチも全て日本語表示なので、彼にとってはちんぷんかんぷんなのですね。さて、話は今日の夕食前に遡ります。彼が買い物に行って何か作っておこうか?と言ってくれましたが、今日は冷蔵庫の中のものを片付けることに。彼は週末から入っている白ソーセージを、私は買い置きの納豆を食べることにしました。そこで、練習に行く前、8時半になったら炊飯器のスイッチを入れておいてと彼にお願いしたのです。そうすれば、私が帰ってくる頃にちょうどご飯が炊き上がるはず。帰宅したら、彼が「炊飯器のスイッチを入れるのが遅れた。もうちょっと待って」と言います。が、炊飯器を見たら、すでに保温になっているではないですか。「大丈夫!もう炊けてるよ」と言うと、彼はかなり驚いていました。このときの彼の反応で、おかしいと気づくべきでした。懸命な読者の皆様はもうお分かりですね。彼は『炊飯』のスイッチではなく、『保温』のスイッチを入れてくれたのでした。「赤いボタンって言ったじゃない!」と怒ると、「これは赤じゃなくてピンクだ!」と彼。確かに、保温の方はボタン自体は白いけれど、赤い縁取りがしてありました。そして、炊飯の方は、ボタン全体が薄い赤(彼に言わせるとピンク)。そこで、彼は「赤い縁取りのある方のボタン」を赤いボタンと判断したのでした。急いでスイッチを入れたけれど、10時半前にはご飯は炊き上がりません。「さて、食べよう♪」と思った後の『お預け』はつらいです。さらに、私はおなかがすくとてきめんに機嫌が悪くなるという性質があり、さらに夜10時以降は食事をしないという規律も自分に課しております。「わざとやったわけじゃない」と言う旦那さんに、「4年も一緒に暮らしていて、まだご飯も炊けないなんて信じられない!」とぷりぷり文句を言ってしまいました。でも、落ち着いてみれば、私もかなり大人気ないですね。ちょっぴり反省。
2007年06月26日
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私達の好物の1つに、ハー○ンダッツのアイスクリームがあります。ドイツではなかなか売っているお店がなく、以前売っていたお店でも次に行ったらなかったりするので、見つけるとすぐ購入。私は抹茶味が一番好きなので、ドイツでも売って欲しい!それはさておき、我が家にはもう一人(一匹)ここのアイスのファンがいます。他のアイスでもおねだりはしますが、「もしくれるなら食べてもいいよ」という感じで、あまり熱心ではありません。ところが、なぜかハーゲン○ッツとなると話は別。目の色を変えて飛んできて、私の直ぐ横でスタンバイ。即座に『頂戴』のお手が腕に飛んできます。私は体に良くないからと言って、ほとんどあげません。虫歯になったら困るし…。ほんのちょっぴり舐めさせて、お茶を濁します。が、旦那さんは大甘です。普段は撫ぜようとすると「ふーっ!」と怒られるけれど、食べ物があれば話は別。王子も旦那さんの方が甘いと知っているので、この時ばかりはすりすりと自分から擦り寄っていきます。さらに物がハーゲンダッ○だと、普段は近づきもしない旦那さんのひざの上に自らのって、お座り。おすそ分けに預かるまで、じーっとスプーンの行方を眼で追うのです。いじらしいというか、意地汚いと言うか…(笑)。これがその証拠写真です。
2007年06月25日
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今晩はすごく可愛いシーンが見られました私がPCに向かっていたら、王子が庭に出るドアの前で首を傾げてじっと何かを見ているのです。何を見ているんだろう?と思って近づいてみたら、手のひらに乗りそうなくらい小さい子ウサギがドアの直ぐ外側に!私が動いたので、その気配に気づいてぴょこぴょことドアから離れていってしまいましたが、その跳ね方もまだぎこちなく、とても可愛かったです。王子がドアの外を覗き込むように見ていたわけがその時やっと分かりました。しばらくしてウサギはお隣の庭の方に行ってしまったのですが、その後も王子はずっとドアの前でまたウサギが遊びに来てくれるのを待っていました。しばらくするとあきらめて、私が座っている椅子の上に来て落ち着くのですが、鳥などが庭に来ると、またドアのところへ直行です。しばらくをそれを繰り返した後、暗くなる前にもう1度別のウサギが庭にやって来たので、またまた王子はドアのところへ走っていって、夢中になって見ていました。この様子を見ていたら、『やっぱり王子は遊び相手が欲しいのかな?』と考えてしまいました。平日の昼間はずっと一人でお留守番なので、退屈しているのかもしれません。旦那さんいわく、「野生の血が騒いで、ウサギを狩りたいと思っているだけだ」と言うのですが…。それにしても、動物は本当に可愛いです。姿を見ているだけで、癒されます。今度の家は小さいながらも庭があるので、鳥やウサギ、リスやハリネズミなども遊びに来てくれ、それがとても楽しみになっています。
2007年06月24日
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本日、車でD市に向かいました。普段は国道を通るのですが、今日に限って高速を使ったところ、高速の出口で工事が行われており、道路が一部封鎖されていました。そのため、出口は大渋滞。渋滞にはまる前から、旦那さんは不機嫌だったのです。「D市になんて行く気しない」「もう車の運転なんてしたくない」とずっとぶつぶつ言い通し。そこへ予想外の渋滞ですから、旦那さんの機嫌はてきめんに悪くなりました。ここで私もイライラしたら、また喧嘩になってしまいます。「ほら、お日様が出てきたよ!」(<それまでずっと雨が降っていた)と言ってみたり、「特に予定がない日でよかったじゃない。急ぐ必要もないんだから、のんびり行こうよ」と言ったりして、なんとか彼をなだめようとしていました。渋滞にはまって1時間経ってもほとんど進まないので、彼がいっそうイライラし始めました。そこで、「D市へ着いたら、おいしいケーキでも食べに行こうか?私がおごるよ」とも言ってみましたが、「いらない」とそっけない返事。それどころか、ぶつくさ言うのを一向に辞めないので、ついに私もぶちっと切れました。「人が一生懸命雰囲気を良くしようと努力しているのに、その態度は何?」と文句を言ってしまいました。するととたんに彼も声を荒げて「だからほっとけって言ってんだろう!」みたいなことを言うではないですか。このせりふにますます頭に来た私は、もう何も言うもんかと決心しました。ところが、D市に着いたらころっと態度が変わり、「今日の晩御飯はお刺身がいいな」なんて言い出します。車の中での出来事なんて、まるで存在しなかったかのよう。一体この変わり身の速さは何?その後、ある店に入った後、ちょっとしたことでもめて、今度は私の機嫌が悪くなりました。文句を言うと喧嘩になると分かっているので、我慢してじっと黙っていたら、「もう僕と口を利かないの?」とからかうような口調で聞いてきます。さらに車の中で「こういう重苦しい雰囲気、嫌なんだよね~」ですって。そのせりふ、そっくりそのまま数時間前のあなたにお返しするわ!!
2007年06月23日
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21日は夏至でした。つまり、暦上ドイツにも夏が来たということになります。ということはつまり、私の大好きな白アスパラの季節も終わりと言うこと。今年の食べ納めをしなくちゃ!ということで、今日の夕食はアスパラにするからと数日前から旦那さんに言ってありました。ところが、なぜか旦那さんはスーパーの袋の他に、バーベキューグリルを抱えて帰ってきました。袋の中にはお肉が沢山!「今日は庭でバーベキューをするから」とご機嫌です。だ~か~ら~、今日は白アスパラだって言っておいたでしょう~!!しかも、どんよりと曇っていて、今にも雨が降り出しそうなお天気。なぜよりによってこんな日にバーベキュー?!買ったばかりのグリルを試してみたい気持ちはわかるけど…。旦那さんがグリルを準備をしている間に、案の定雨が降ってきました。「ビニールの庇があるから大丈夫」というけれど、これは本来日よけの目的で使うものでは…。ま、自分達と食事さえ濡れなければ別にいいけど。今まで我が家で使っていたグリルは電気式だったので、旦那さんはチャコールに手間取っている様子。やっと火が落ち着いて、肉を焼き始めたのはなんと10時近くでした。結果、夕食開始は10時半。いくら週末とはいえ、こんなに遅く夕飯を食べるのは嫌なんですけど~。それに、もう待ちくたびれて、空腹もどこかへ行ってしまいました。外で雨の音を聞きながら食べる食事もオツと言えば言えないこともないけれど、なにぶん涼しすぎました。おまけにグリルに時間がかかったので、真上に住んでいるご夫婦が寝る時間になってしまい、大顰蹙。彼らは寝室の窓を開けていたらしく、思い切り音を立てて窓を閉めて、私達への抗議の気持ちを表しておりました。庭付きのアパートを買って、いつでもガーデンパーティーができる!と思っていたけれど、なかなかそうも行かないようで…。家のご近所さんは年配の方が多いので、寝る時間も早く、遅くまで外でわいわいやっていたら怒られそうです。これからいよいよ本格的な夏となり、パーティーの計画もあるのですが、ちょっと頭が痛い…。
2007年06月22日
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王子がキャリーの中に入ってくつろいでいました。この間、ペットホテル(ペンション)から帰ってきたばかりなのに…。どうやら「キャリー=嫌な記憶」ではないらしい。私に入れられるのではなく、自分から入るのは問題ないってこと猫って不思議だ…。
2007年06月22日
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ヘルベルト・グレーネマイヤーのコンサートに行ってきました。旦那さんが好きなので、彼の誕生日にCDとコンサートチケットをプレゼントしたのです。ちなみに、彼の名前を日本語で考えたことがなかったので、自信がなくてググりました(笑)。カタカナで書くと、なんだか別人のよう…。日本ではあまり名前が知られていないと思いますが、去年のワールドカップの公式テーマソングを作った人といえば、分かる方もいるでしょうか?小柄なおじさんなのですが、相変わらずとてもパワフル!2時間半、ほぼおしゃべりなしで、歌って踊って楽しませてくれました。年齢が気になったのでインターネットで調べてみたら、まだ51歳。小田和正と同じくらいかと思っていたので、ちょっとびっくり。ところで、コンサート会場は私達がほぼ1年前にワールドカップの予選を見たのと同じスタジアムでした。去年はスタジアム内は禁煙でしたが、今日はあっちでもこっちでも煙ぷかぷか。やはり禁煙はワールドカップ開催中だけだったようです。ほんとドイツって外面がいいんだから!もうすぐ待望の禁煙法が施行されて、公共の場での喫煙が禁止される予定ですが、『公共の場』にサッカースタジアムは入っていないんだろうなあ…。
2007年06月21日
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先日の友人の結婚式で、同じ寮に住んでいた別の友人Mくんが今、日本で仕事をしていると聞き、非常に驚きました。よくある話じゃないかとお思いでしょうが、違うのですよ~。彼は、私が知る中でも1~2位を争うくらいの『怠け者くん』だったのです。Mくんが海外、しかも日本で働いている姿なんて、どう考えても想像できない…。私が住んでいた寮は、理工学部の近くにあり、寮生のほとんどが理系の学生でした。驚いたことに、彼らはほとんど全く授業に出ないんです!文系の私は毎日講義に行って、必死にノートを取って、次の講義の予習をして…という生活でしたが、理系の彼らは平然と「学校に行くのは試験のときだけ」と言うのです。で、そんな理系の学生の中でも、輪をかけてのんびりしていたのが件のMくん。昼間、部屋にいる時は必ず寝ていて、部屋にいない時はスカッシュをしにいっていました。そして夜は、寮にいる日はいつもキッチンで飲んだくれ(失礼!)ていたのです。MくんにはBくんという親友がいて、二人はとても良い飲み仲間でした。Bくんはその寮には住んでいなかったのに、しょっちゅうキッチンやトイレ(!)で眠りこけていました。いつ会っても酔っ払いといった感じで、素面の顔が思いだせないくらい。Mくんのアドレスが手に入ったのでメールを送ってみたら、日本には2年間出向予定だとか。「へ~、あの怠け者だったMくんがねえ。立派になっちゃって」とすっかり近所のおばさんのような気持ちになる私。さらに驚いたことに、酔っ払いBくんも上海に3年間出向中というではないですか彼らが二人とも世界を股にかけるビジネスマンだなんて…。「世の中、何か間違ってる!」と叫びたいような気もするけど、ドイツの会社も捨てたもんじゃないなという気もします。学校の成績が良かったからといって、仕事ができるとは限らないですもんね!Mくんとは、私が今年里帰りしたとき、日本で飲みに行く約束をしました。今からとても楽しみです♪
2007年06月20日
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私達が旅行に出かけるときは、王子は動物専用のペンションに預かっていただきます。短いお出かけのときは、義母にお世話を頼むこともありますが、それ以外は基本的にプロにお任せすることにしています。お互い、その方が気を使わなくていいので楽なので…。猫にとっては場所が変わることは最大のストレス。十分承知していますが、年に1~2回だけ我慢してもらっています。その代わり、1度のお出かけは最長2週間までと決めています。と言っても、『猫には時間の感覚はないので、2週間も2ヶ月も同じ』と断言する人もいます。いわば、自分が余り罪悪感を感じないためにそうしているだけだろうと言われても仕方ないのですが…。また、少しでも王子のストレスにならないよう、毎回同じペンションに預けています。このペンションの経営者は、動物好きのご夫婦。旦那さんが犬担当、奥様が猫担当で、猫は1日7ユーロで預かっていただけます。ご飯、トイレの世話はもちろん、ブラッシング等もしてくれ、1日に1度は1匹ずつケージの外に出してもらえます。このペンションの良いところは、1匹ずつ別々のケージに入れてくれること(2匹飼っている場合は、大きいケージに2匹一緒に入れてもらうこともできます)。一番初めに王子を預けたペットホテルは、1つの部屋に全部の猫を放し飼いにしていたので、人見知りの王子はずっと毛布の下に隠れていたようです。色々な猫と一緒に遊べて、その方が楽しいだろうと考えたのですが、失敗しました。猫の性格によっては全く水や餌にありつけず、衰弱してしまう猫もいるそうです。奥さんは動物好きですし、猫の扱いのプロなので、もう4年もお世話になっています。王子もいい加減に慣れただろう思っていたのですが、どうやら王子にとって奥さんはこの世で一番嫌いな人となってしまったようです。このおばさんがいると私がいなくなるということを理解したようで、奥さんがケージに入ると、うなって威嚇して大変だったとか。「長いことこの仕事をしているけど、全く撫ぜさせてくれない猫がいるなんて」と嘆かれてしまいました。旦那さんが「僕も4年間一緒に住んでいるのに、まだちゃんと撫ぜさせてもらえませんから」と慰めたら、ちょっとは安心した様子でしたが…。そんなおばさんの思いも知らず、家に帰ってきた王子は文句の言い通し。さらに、私にべたべたくっついて、甘えっぱなし。私の姿がちょっと見えなくなっただけで、ぎゃあぎゃあ喚く始末です。そんな王子を見ていると、ものすごく愛しいのだけれど、反面ちょっと複雑な気分。私が出張などで留守の時に、もし何かあったらと思うと…。旦那さんも王子をキャリーに入れることができるようになるよう、これからトレーニングをしてもらおうと思います。
2007年06月18日
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1週間の休暇から戻ってまいりました。今回の休暇は、学生時代の友人の結婚式に招待されたので、その後に有給をくっつけて、のんびりするのが目的でした。土曜日が結婚式で、日曜日はさらに南に移動し、知人夫婦の経営するペンションへ。ドイツ・オーストリア国境に近いこのペンションに1週間滞在し、月曜日はショッピング、火・水はザルツブルク観光、木はミュンヘン、金・土は山登り・ハイキングをして過ごしました。毎日出歩いていたせいか、時間が経つのが本当にあっという間でした。今回のお土産は、産みたての卵、なんと16個ペンションの奥さんにプレゼントしていただきました。この奥さん、とても世話好きな方で、本来なら食事はついていないのですが、何度もご夫婦と一緒の朝食に呼んでいただきました。ある朝、ゆで卵が出たのですが、近所に住む知り合いから分けてもらっているとのこと。奥さんは卵にとても敏感で、ここの卵しか受け付けないのだそうです。とても新鮮で安全だと言うので、思わず「生でも食べられる?」と聞いた私。もし大丈夫ならいくつか買って帰って、日本に帰ったときにしか食べられない『卵かけご飯』を食べたいと思ったのです。「そのまま飲む人もいるくらいだから、もちろん平気よ」というお墨付きを頂き、黄金の卵かけご飯を夢に見つつ、岐路に着いたのでした。家に着くなりお米をといで、しばらく待ってスイッチオン!ご飯が炊ける直前に卵を割ってみたら、黄身がものすごくきれいな黄色でした。約1年ぶりの卵かけご飯はとってもおいしゅうございました♪新鮮な卵は、冷蔵庫に入れておけば3~4週間はもつそうです。今日から毎日、おいしい卵を堪能しま~す。
2007年06月17日
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自然の中で過ごそうプロジェクト第2日目は、朝から好天に恵まれました。前日は夕方から夜にかけてずっと雨だったので、今日も雨になるのではと心配していましたが、私の晴れパワーが雨男パワーを打ち負かしました!と思いきや、朝食を取っているうちに少しずつ曇ってきました。ペンションの奥さんも、今日は雨が降るかもしれないと言うので、がっかり。本格的な山登りはあきらめて、多少お天気が悪くてもあまり影響しない場所を教えてもらいました。Breitachklammという大きな峡谷沿いのハイキングコースです。出発点で3ユーロほどの入場料を払い、後はずっと峡谷沿いの細い道が続きます。水の力ってすごいと改めて感じられる場所です。一応手すりが取り付けてありますが、とても簡単なつくりで、小さい子どもや犬だと滑って落ちてしまいそう!ハイキング途中、野生のアルプスカモシカを何頭か見かけました。見た目は普通の鹿とあまり変わらないのですが、違いを聞いたところ、「崖を登れるのがカモシカ」とのこと。実際、彼らは切り立った崖をよじ登ったり、飛び跳ねたりしていました。この地方には他に野生のヤギやマーモットも住んでいるそうなのですが、残念ながら私達は出会うことができませんでした。ぐるりと一周するハイキングコースを歩くはずが、間違って終点の森小屋まで行ってしまいました。途中、国境も越えたので、この小屋はドイツではなく、オーストリアにあります。例によって、そこでビール休憩をかねてランチタイム。その後、行きと全く同じ道を歩いてきたら、途中で雨がぽつぽつ落ちてきました。本当はこの後、ローデルバーン(リュージュの滑走路を夏の間開放している)に行くつもりでしたが、あきらめました。滑走路が濡れると、ブレーキが利かなくなり危険だからという理由で、雨が降り出すと直ぐに中止になってしまうのです。なぜこんなことを知っているかと言いますと、昨日も山登りの後、ローデルバーンを見つけたので、早速乗ろうと思ったら雨が降ってきてしまったから。旅行の最終日としてはちょっとさえない1日でしたが、1週間トータルで楽しかったので、良しとします!
2007年06月16日
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バイエルンで休暇を過ごすことに決めたのは、旦那さんの強い後押しがあったため。彼は以前から私と登山に行きたいと言っていたのです。週の前半は街で過ごしたので、後半は自然の中で過ごすことに決めました。ペンションのご夫婦に勧めてもらった山(標高1800mほど)に登ることに。私の足だと2時間半くらいかかるだろうと言うことでしたが、ふもとの標識には2時間45分とありました。途中、かの有名なノイシュヴァンシュタイン城が遠くに見えて、とてもいい眺め!4分の3ほど登ったところにある山小屋で休憩。旦那さんはビール、私は水を飲んで、リフレッシュしました。ちょっとおなかがすいてきたので、バイエルンの名物、レバーの団子入りスープも注文し、力をつけます。たっぷり汗をかいた後にちょっと濃い目味付けしたスープはとてもおいしく感じられます。頂上はすぐ近くに見えていますが、ここからまだ1時間かかるとのこと。3時間ほどかけて頂上にたどり着きました。途中、何度も景色を眺めたり、パラグライダーのテイクオフを観察したりしたので、まあこんなものでしょう。でも、かなり勾配がきつい箇所では、足は全然疲れていないのに、心肺がついていけていないという感じがしました。ここ数年の運動不足がかなりたたっているようです。やはりもうちょっと痩せて心臓に負担がかからないようにしなければ…。休憩後から雲行きが怪しくなってきましたが、頂上に着いた時には完全にどんよりと雲に覆われてしまってしまいました。晴天の日はミュンヘンまで見渡せると言うせっかくの眺めも、靄がかかってしまっています。眺めが最高と言うことで選んだ山なのに、残念でした。頂上の山小屋のベンチで持参したサンドイッチにかぶりつき、ついでにグラッシュスープを注文しました。スープについてきたパンを狙って、山ガラス(?)が沢山やってきたので、パンをちぎってあげました。そのうち、雨もぱらついてきて、寒くなってきたので下山することに。帰りはケーブルカーなので、あっという間です。3時間かかった道のりも、ほんの5分ほどでした。どちらかというと、ケーブルカーで登ってきて、歩いて下山する人の方が多いみたいです。一緒に出かけると必ず雨が降るので、やはりうちの旦那さんは雨男ですね。それでも、久しぶりの山登りの後の達成感、爽快感は格別でした。山頂で飲んだビールの味も!
2007年06月15日
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本日は私達にとって2回目の入籍記念日。入籍して、結婚式をして、日本でもお披露目パーティーをして、引越しをして…とあっという間の2年間でした。喧嘩が多いのも相変わらず(苦笑)。我が家は入籍した日と結婚式を挙げた挙げた日が違うので、結婚記念日が2回あるようなもの。私のようにイベント好きではない旦那さんは、ちょっぴり迷惑そう…。彼は入籍記念日よりも結婚記念日を重視しているようなので、これからは入籍記念日は私、結婚記念日は彼が担当ということにしました。今回は旅行中なので、入籍日にあわせ、ミュンヘンに住んでいる私の親友を訪ねることにしました。親友と会った後、二人きりでちょっといいレストランに繰り出そうという計画です。どのレストランにするかは、彼に一切相談せず、私の独断で決めました。前からミュンヘン在住の知人に「いいレストランを教えて!」と頼んだりしていたのですが、結局は親友のおすすめの中から選びました。ジャズの生演奏もあるというニューオリンズ料理(ケイジャン料理)のお店です。二人とも魚介類好きなので、始めはシーフードレストランにでもと思っていたのですが、よく考えたらそれならば近所にもあるし…。D市にもないような、ちょっと変わったお店に行ってみたかったのです。ミュンヘンを訪れる度に思うのですが、どこへ行っても本当に駐車スペースを見つけるのが大変ですね。今回もうろうろ探し回ってしまいました。19時半の予約だったのに、お店に着いたのは8時ちょっと前だったので、予約を取り消されているのではとびくびくものでした。お天気が良く、外のテーブルは満席でしたが、中はがらがらでした。その割りに案内された席は今ひとつの席で、ちょっと興ざめ。さらに、『毎週木曜日はジャズの生演奏がある』というのも選んだ決め手だったのに、ライブが始まる気配は全くなし。もしかしたら、10時とか11時とか、もっと遅い時間から始まったのかもしれませんが、私達はそんなに遅くまでいられません。お食事は、彼が名物料理のジャンバラヤを頼み、私は前菜にポテトとジンジャーのスープ、メインにシーザーラップを頼みました。さすがにお料理はヨーロッパナイズされていて、アメリカ並みのボリュームではなかったので、おいしくいただけました。特にスープがぴりからで絶品!でした。ニューオーリンズでポテトとジンジャーのスープなんて食べたことなかったけれど(笑)。このお店に来て、彼はますます私と一緒にアメリカ南部を訪れてみたい気持ちが高まったようです。アメリカ南部は、いわば私の第2の故郷。私も以前から彼を案内してあげられたらいいなと思っています。親友が家を買うことにしたというので、彼女の家にも遊びに行きたいし、来年当たり実現できるかな?
2007年06月14日
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今日は1日ザルツブルクの散策に充てました。思っていたより小さな町で、1日ぶらぶら散策するにはぴったりと言う感じ。ただ、今日はペンションまで帰らないといけないので、たっぷり1日過ごすことはできません。特に張り切っていたわけではないですが、朝早く目が覚めてしまいました。9時半頃にホテルをチェックアウトし、旧市街へ向かいます。途中、コーヒー中毒の旦那さんのために、コーヒーブレイク。私はおなかがすいて機嫌が悪くなってきたので、とりあえず見かけたパン屋さんに入って、朝食を調達します。二人とも歩きながらパンを食べつつ、ホーエンザルツブルク城へ向かいました。このお城を後にしたときは、すでに午後1時近く。少々のんびりしすぎ、時間が押してきました。が、大聖堂の前を通りかかったので、ちょっとだけ中に。ここのドームも戦争で爆破されたのですね。オーストリアが永久中立国を宣言したのは、ずいぶん昔のことのような気がしていましたが、第2次世界大戦が終わってから10年も経ってからのことだったそうです。学生時代、歴史の時間にボーッとしすぎていたことが判明(苦笑)。次の目的地はモーツァルトの生家でしたが、おなかがすいたので先に昼食を取ることに。せっかくオーストリアにいるのですから、郷土料理が食べたいと思い、しばしうろうろしてビアガーデンに入りました。ビールを飲みながらおいしい食事を取り、大満足。前菜に頼んだきのこの炒め物が特においしく、幸せ~♪でした。その後、モーツァルトハウスに行きましたが、いつ通ってもこの前はものすごい人だかり!けれど、中に入ろうとしたら、私達以外誰もいません。中を見学する人は意外と少ないのでしょうか?確かに、それほど展示物もないこじんまりとした博物館ではありましたが…。ここでもう16時近くになってしまいました。ペンションの奥さんが夕食を作って待っていると言ってくれたので、あまり遅く帰ることはできません。ここからは車で3時間ほどかかるので、急いで帰らなければ。残念ながらタイムアウトです。次回はもう少しのんびりとあちこち散策したいです。できれば、本場のコンサートかオペラも聴きたいし…。そうそう、昨日の日記に書き忘れましたが、私があわてて予約した「オペラ」は、マリオネット劇場で上演されたものでした。てっきり、普通のオペラの会場がマリオネット劇場だと思ったら、大間違い出演者は全て操り人形でした~。これはこれでとても面白かったのですが、今度は本物のオペラを見たいな。
2007年06月13日
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近場でいつでも行かれると思っている場所に限って、なかなか行かれないなんていうことありませんか?私にとっては、オーストリアがまさにそういう場所の1つでした。ドイツ在住期間も全部合わせたら10年近くになると言うのに、隣国のオーストリアに行ったのは今まで3度ほど。それも、登山やスキーが目的だったので、オーストリアの町をゆっくり訪れたことが皆無だったのです。ドイツ在住で、音楽が趣味なのに、ウィーンやザルツブルクに一度も行ったことがないというと、大抵驚かれます(苦笑)。念願かなって、今回南ドイツ滞在中にザルツブルクへ足を延ばすことになりました。旦那さんが義両親にその話をしたところ、そこまで行くのならば絶対にケーニヒスゼー(Königssee)にも立ち寄るべきと言われました。せっかくモーツァルトの街へ行くのだから、コンサートかオペラも是非聴きたいし…ということで、旦那さんを説得し、1泊することにしました。まず、ドイツ南東端にあるケーニヒスゼーを目指しました。この地はドイツで一番風光明媚な場所と言われ、よく絵に描かれています。かのヒトラーも近くに黄金のエレベーター付き別荘を構えていたという有名な所なのです。この湖は周りを山に囲まれていて、細長い三日月のような形をしています。船着場から船に乗って、湖の真ん中辺りにある船着場か、ほぼ反対側の端にある船着場まで行くことができます。あいにく船に乗る前に空模様が怪しくなってきたので、私達は真ん中の船着場まで行って戻ってくることにしました。この船の旅の目玉は、トランペット演奏。ある地点まで来ると船に乗り込んでいるガイドさんがトランペットかフリューゲルホルンを取り出して、山に向かって演奏してくれます。すると、山の向こうにもう1人待機していて、同じ曲を吹いているのでは?と思うくらい、はっきりエコーが返ってくるのです。澄んだ空気の中に響き渡る、フリューゲルのやさしい音色。心地よくてうっとりしてしまいました。ここで思い切り楽器を吹いたら、さぞ気持ちいいだろうな~。「もし今度失業したら、この船のガイドになる!」と宣言したら、「トランペットも吹けるし、語学も生かせるし、一石二鳥だね」と旦那さんも賛成してくれました(笑)。
2007年06月12日
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フランケン地方で白アスパラを食べました。ここは以前私が住んでいたエリア。当時は、「ドイツで一番おいしい白アスパラはフランケン産のもの」と聞かされており、何の疑問も感じていませんでした。ところがその後、別のエリアに住んだり、出かけたりしてみると、どの地方の人も皆「ここの白アスパラがドイツ一」と言うんですよね。ミュンスター地方しかり、フライブルクエリアしかり。1つ発見した法則めいたものは、ワインどころに白アスパラの食文化が根付いているらしいと言うこと。これは至極当然のことと思われます。白アスパラには白ワインが最高に合いますからね。でも、『おいしいワインの産地=おいしい白アスパラの産地』は必ずしも成り立たないはず。ドイツで一番おいしい白アスパラは、一体どこで取れるのでしょうか?
2007年06月10日
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留学時代の友人の結婚式に招待されました。花婿はドイツ人、花嫁はフィンランド人で、彼らも国際結婚カップルとなります。結婚式・披露宴は、友人の地元(バイエルン州)で行われました。式は人が40~50人ほどしか入れないようなこじんまりとした教会(礼拝堂?)で13時半から。が、花嫁がなかなか現れず、30分遅れで始まりました。フィンランド人て、時間に結構ルーズなのかしら…?式はフィンランド人の牧師さんが一人で2ヶ国語を交互にしゃべって執り行いました。なんでも、この方は南ドイツ全域を受け持っているそうです。ドイツ在住のフィンランド人てそんなに沢山いるのですね。式の後、参列者はぞろぞろと徒歩で披露宴会場のレストランに向かいます。その際、レストランのある公園を通るので、花壇のある公園の広場(?)でシャンパンが振舞われました。とても素敵な演出でしたが、この日の気温は30度近く。みな日陰から動こうとせず、シャンパンよりも水のグラスを手に取る人が沢山いました。そこで歓談・記念撮影の後、いよいよレストランへ。レストランでは16時からコーヒーとケーキが振舞われることになっていました。が、また時間通りには始まりません。16時半ごろ、ようやく開始かと思いきや、新郎新婦のご両親からご挨拶があるとのこと。まず新婦のお母様が長いスピーチをフィンランド語で、そして同じ内容をドイツ語で繰り返しました。とても感動的な内容ではありましたが、とにかく長いのです。さらに、新郎のお父様がスピーチ。お客が疲れ気味なのを察して、こちらはドイツ語のみで短く済ませられました。コーヒータイムの後、新郎新婦は写真撮影に出かけました。ディナーは19時開始なので、それまで招待客は庭を散策するようにとのこと。が、まだ日が照っていてかなり暑いので、これまた皆さん動きたがらないのです。泊まるホテルが近くて、部屋で少し休んだりすることもできたらよかったのですが、あいにく歩ける距離ではないので、私達もちょっぴり時間をもてあましました。18時を過ぎて、散歩に出ていた人たちも三々五々戻ってきました。が、19時を過ぎてもディナーが始まる気配は一切なし。21時頃になってようやく宴会場に通されたものの、そのままさらに待ちぼうけ。この間、音楽も何もなく、ちょっと間が空きすぎという感じでした。21時半過ぎ、ようやく新郎新婦が高砂の席に着き、いよいよディナー開始。と思ったら、今度はディナーの前に招待客の紹介をしますと言うではないですか。確かに招待客は沢山いて(80人くらい?)、お互い知らない顔も沢山あります。で、なかなかいいアイディアだなと思ったのですが、彼らは端から一人ずつ紹介していったのです!もちろん、こちらも2ヶ国語で。みなこっそり時計に目をやって、「これって1時間はかかるわよね」「ディナーが始まるのは10時半?」とひそひそ。人間、おなかがすいているとあまり寛大にはなれませんからね~。テーブルごとに「ここは新郎の学生時代の友人の席です」という程度でよかったんじゃないかなあ?何はともあれ、ようやくディナーにありつき、場の雰囲気も和やかに。が、今度は結婚披露宴恒例の『新郎新婦のワルツ』が始まりません。このワルツ=パーティー開始宣言みたいなものなので、みんな席に座ったままじっと待っています。ようやく始まったのは23時過ぎだったでしょうか。その後、デザートが出たのが24時近く。こちらの披露宴は朝まで飲み明かすことも珍しくなく、最低でも夜中の2~3時くらいまでは続きます。そこで、大抵の場合、夜中に軽食が振舞われるのです。友人カップルも地元のソーセージ・チーズ類の盛り合わせとパンを用意したのですが、これが出てきたのがなんと2時近く。その頃には残念ながらほとんどのお客さんが辞去してしまっていました。「なんだか今日1日中待たされてばかりいたな~」という印象ばかりが残ってしまいました。時間のことであれこれ書きましたが、とってもお似合いで本当に素敵なカップルです。どうぞ末永くお幸せにね!
2007年06月09日
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里帰りのチケットを予約しました。今年の夏、父が70回目の誕生日を迎えます。それにあわせて一時帰国をしようとずいぶん前から旦那さんと話していたのですが、やはり夏休み中はハイシーズン。チケット代があまりにも高くて、どうしても手が出ませんでした。お誕生日は残念ながら一緒に祝うことができないけれど、それならば久しぶりにお正月を一緒に過ごそうと思い立ちました。旦那さんもまだ日本でお正月を迎えたことがないので、彼にとってもいい経験になるはず。冬の方が夏よりチケット代金が安いし、私も有給が取りやすいしで、いい事づくめ。そこで、今年は年末年始に一時帰国することにしました。今週一杯の発券、年内出発で、格安のチケットを見つけたので、早速予約してしまいました。いくらなんでも早すぎでしょうか?でも、漠然と年末に一時帰国と考えているより、はっきり日程が決まって、楽しみができました。ところで、明日から旅行に出かけるため、1週間ほど留守にいたします。帰ってきたら旅行レポートをアップしますので、また遊びにいらしてくださいね。それでは、行ってきま~す!!
2007年06月08日
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夜に知人が訪ねてきました。親友の結婚式で知り合ったドイツ人女性で、実は今までに3度くらいしか会ったことがありません。でも、向こうはなぜか私のことを気に入ってくれていて、やたら私と会いたがるのです。今、仕事の都合で隣町に住んでいるため、よくお誘いがあります。私はそれほど親しくない彼女と何を話したらいいのか分からず、毎回あまり乗り気ではないのが正直なところなのですが…。実は、彼女とは先週の水曜日にD市で会う約束をしていたのですが、昼食を食堂で食べた後、おなかの具合がおかしくなりました。待ち合わせの場所に向かうために家を出たものの、吐き気がひどく、急遽約束を1週間後に伸ばしてもらったのです。その時、その埋め合わせもしたいと思い、来週は私が何か作ってご馳走するからと約束しました。が、今度は扁桃腺炎で寝込んでしまい、彼女になんと言おうか迷いました。また病気でキャンセルするとなると、仮病なのでは?と思われそうです。そこで、「どうせ家にいるから、予定通り来てくれていいよ。だけど、料理はできないから、食事はデリバリーで許してね」とメールしたのです。すると、彼女の方から「お寿司とかを買って持っていこうか?」と言ってくれました。私は病欠中で基本的に外に出られないため、渡りに船と思い、「じゃあ私がお金を払うから適当に買ってきて!」とお願いしたのです。そして、彼女は大きなバスケットを抱えてやってきました。その中にはお寿司や海草サラダ、かっぱえびせんなど日本のものが盛りだくさん。私の代わりに買い物をしてきてくれただけでなく、普段あまり食べられない和食を期せずして食べられることになり、感謝感激です。「本当に助かったわ、どうもありがとう」と言いながら中身を取り出していた私の顔が一瞬青ざめたのに彼女は気づいたでしょうか。彼女はそれ以外にも、お刺身を沢山買ってきてくれたのです。それも、大トロとかひらめとか、高いものもた~っぷりと彼女にお刺身が買える場所を教えたのは私なので、きっと彼女なりに気を使ってくれたのかな?今週末から旅行に出かける私にとっては、ちょっぴり痛い出費ではあります。でも、庭にテーブルを出して、白ワインを飲みながら食べたお刺身はとってもおいしかったです。(<ちょっと負け惜しみっぽい?)
2007年06月06日
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昨日ちょっとエキサイトしすぎたせいか、起きたら案の定、熱が上がっていました。上司に医者に行く旨メールをして、近所の開業医の診察時間を調べました。彼がやってきて、「仲直りする?」と言ってきました。さらに、「昨日は自分がちょっとだけ悪かったよ」と謝罪(?)の言葉。『ちょっとだけ』って何よ?!と内心むっとしましたが、具合が悪すぎて突っ込めませんでした(笑)。ドイツでは、具合が悪くなったら、とりあえずハウスドクターに診てもらいます。その上で、必要があれば専門医に紹介してもらうという手順です。が、去年扁桃腺が腫れたとき、かかりつけの医院に電話をしたら「うちはもう予約が一杯なので、耳鼻科に行ってくれ」と言われました。その耳鼻科の方が家から近いこともあり、今回も直接そちらに行くことにしました。この耳鼻科では、予約を一切受け付けてくれません。とりあえず受付に出向いて、リストに入れてもらい、順番が回ってくるまで待つというシステムです。まるで日本のようですね。9時から診察開始のその耳鼻科に9時20分ごろ着き、「あなたの順番は11時までは回ってきませんから」と宣言されました。「11時までに戻ってくれば、出かけてきていいですよ」と言われましたが、こちらは熱もあり、ふらふら。一度家に帰って出直すのもしんどいので、待合室にいることにしました。1時間半たっぷり待たされて、ようやく診察室へ。そこでもしばらく待たされ、ようやく医師が登場。「前回は扁桃腺が腫れたんだったね。今回も同じ?」と聞かれ、「じゃあちょっと鼻を見せて」。「ちょっと炎症を起こしているね。じゃあ口あけて」と医者。そして「あ~、これはひどいね。抗生物質を出すから、今日は2錠、明日からは1錠ずつ飲んでください」で終わり。この間、約2分。ドイツの皮膚科はなぜかどこも混んでいて、いつもこんな感じですが、まさか耳鼻科も同じだったとは…。普通の内科より、耳鼻科の方がすいているだろうという目論見もあったのになあ。とりあえず、今日から3日間は安静です。
2007年06月04日
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ちょっぴりご無沙汰です。週末から扁桃腺が腫れて発熱し、寝込んでおりました。医者に行ったところ、水曜日までの安静を命じられ、ただいま欠勤中です。というわけで、しばらく更新が滞ってしまいました。いただいたコメントのお返事もできず、すみません。とりあえず、先週のブログをアップしておきます。また体調が復活したら戻ってきますので、どうぞお見捨てなきよう…。
2007年06月04日
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朝からパートナーと大喧嘩をしました。おそらく、結婚してからは1番の大喧嘩。知り合ってからも3本の指に入るくらいの大喧嘩です。きっかけは、私がめちゃくちゃ具合が悪いにもかかわらず、起きたばかりの彼に愚痴ってしまったこと。以前から気になっていたのですが、うちの旦那さんは私が具合が悪くても、看病というものを全くしてくれないのです。それだけではなく、優しい言葉などもかけてくれない昨夜、知人の家に出向いたものの、具合が悪くなる一方でしたので、泊まらずに帰ることにしました。が、辞去する際、彼は私のバッグを持ってくれるわけでもなく、手を貸してくれるわけでもなく、一人でどんどん先に行ってしまうではないですか。その後、車中でも「寒くない?」とも言わず、終始無言なのです。夜中1時ごろに家に帰り着いたのですが、その際に「早く寝れば?」と一言発したのみ。寝ている間も、頭を冷やしてくれるわけでもなく、布団をかけなおしてくれるわけでもなく、一人で爆睡。さらに、本日午前中に私が起きだしても、まったく反応なし。薬を飲もうと思ったのですが、キッチンに飲み物はないし、すぐに食べられそうなものもありません。仕方がないので、お鍋に作ってあったラタトゥイユを温めて食べて、水道の水で薬を飲み、またベッドに戻りました。彼がようやく起きたのは午後1時過ぎ。それまでの間、ずっとほったらかされていて、目が覚めたときも「具合どう?」の一言もないので、思わず落ち込み、彼を非難してしまったのです。病気の時も何もかも自分でしなければならないのであれば、せっかく結婚したのに、一人暮らしと変わりませんよね。ところが、彼にしてみれば、めちゃくちゃ具合が悪い人間がわざわざ批判をしたということで、余計頭にきてしまったようなのです。大声で喚きだし、挙句の果ては「自分が家にいないときに限って具合が悪くなるのは、家事をやりたくないからだろう」などと言い出したので、私も切れてしまいました。元々、彼はすこぶる健康。頭痛というものを経験したことがないというくらいなのです。医者嫌いということもありますが、ほとんど医者にお世話になることはありません。私は逆に、両親の弱いところを全て受け継いでしまったのでは?というくらい悪いところだらけ。今思いつくだけでも、高血圧、アレルギー性皮膚炎、花粉症、扁桃腺炎、偏頭痛とこれだけ持病があります。これらの症状に対処するための薬も家にたくさん置いてあります。ところが、1人の人間にこれだけ悪いところがあるということが、彼にはどうしても信じられないようなのです。それで、私がわがままを言って甘えているだけだと思ったり、自分の機嫌が悪いときは、仮病じゃないかとまで言い出すというわけです。けど、目の前で苦しんでいる私を見たら、本当に具合が悪いかどうかなんて、分かるはず。自分がめったに病気にならないからって、病人をいたわらなくても良い理由にはなりませんよね?扁桃腺が腫れて喉が痛いと言うのに、最後には私もこらえきれなくなり、かなり大声で怒鳴ってしまいました。一体何をやっているんだか…。
2007年06月03日
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日本デー当日は、朝から青空が広がりました。絶好のお祭り日和ですね。今夜、ビール飲みながら、花火を見られる人がうらやましい…。夕方になり、明日朝食パーティーを開催する知人カップルの家に向かいました。どうも喉が痛く、様子がおかしいので、鏡で見てみたら、扁桃腺が腫れているではないですか!朝から喉が痛かったのですが、てっきり久しぶりにカラオケをしたからだと思っていました。そういえば、午後になってからやけにくしゃみも出ていましたね~。私は今、花粉症の真っ最中なので、くしゃみや鼻水が出ても、そのせいだとばかり思っていました。大間抜け。夜は、知人カップルが以前から私達と行きたいと言っていた、モンゴルレストランへ行きました。実は私、モンゴルレストランは初めて。といっても、ドイツには『なんちゃってタイ』や『なんちゃってベトナム』のお店が多いので、どうせその類のお店だろうと思い、ほとんど期待はしていませんでした。そもそも、知人カップルの住んでいるのは人口2万3千人と言う小さな町なのです。そんなところに本格的なモンゴル料理のお店があるなんて、誰も思いませんよね?ところが、このお店がかなりのヒットでした。このお店には2種類のビュッフェがあり、1つはよくある中華料理のビュッフェ。が、もう1つのモンゴルビュッフェを頼むと、自分で選んだ素材を料理してもらえるのです。そちら用のビュッフェには調理前の肉や魚、海老、イカ、野菜などが並んでいて、そこで好きなものを好きなように組み合わせてお皿に載せます。そして、スパイスも8~10種類あるソースの中から自分で好きなものを選び、それをおじさんに渡すと、鉄板で炒めてくれるのです。ピリ辛のモンゴルソースにニンニクを入れて、海老やブロッコリーを炒めてもらったら、本当においしかった♪もちろん、ビュッフェなのでお変わり自由これに中華料理ビュッフェ、ごはん、スープ、デザートもついて13.50ユーロ。普通の中華レストランで一品頼むのとほとんど変わらない値段です。けど、私達(特に男性陣)があまりにも沢山食べたので、今度行ったときは値上がりしているかも。このお店がもっと近ければ、毎週通いたいくらい気に入りました。うちの近くにもこのスタイルのお店、できないかな~。
2007年06月02日
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久しぶりに会社関係のお出かけです。私の試用期間が無事終わったことと、4月から駐在員さん2名が新しくいらしたので、この3人のために歓迎会を開いていただきました。1次会は中華レストラン。ここは日本人の間では「D市で一番飲茶がおいしい」と評判のお店です。ただ、このお店、ウェイトレスさんがめちゃくちゃ無愛想なんですよね~。これさえなければ、もっと頻繁に来ても良いんだけれど。私達も飲茶を中心に色々頼みました。飲茶メニューを手に取り、「この端からこっち端まで全部って頼めば?」とのたまう我が上司。お金持ちの発想だわ~。(<というか、成金?)おなか一杯になってお店を出ると、もう10時だと言うのに、外はまだ薄ら明るいのです。ドイツの夏はこれが原因でついつい夜更かしをしてしまうんですよね。2次会は上司がボトルを入れているカラオケバー(ラウンジ?)に行くことになりました。明るいうちからカラオケって、なんとなく変な感じですが。お店に入ったらまだお客さんは誰もいず、貸切状態。やっぱりこんな早くからこういうお店に来る人はいないのね、と思いつつ、飲み始める私達。しばらくするとだんだん人が増え、いつの間にかお店は満員に。始めのうちはおとなしくおしゃべりだけしていた私達ですが、上司のツルの一声でゲームをする事に。名づけて「メドレー一気」。メドレーの曲を入れて、一人1画面ずつ順番に歌い、その曲の一番最後を歌った人が一気するという(しようもない)ゲームです。当然、私達のグループ内ではメドレー以外の曲を入れることは禁止。早速やり始めてみましたが、メドレーって難しいですね。次にどんな曲が来るか分からないし、曲名が表示されても、歌詞が表示されるまではその歌のどの部分から始まるのかが分からないので、音程を取りにくい!よほどその年代・歌手に精通していないと、とてもとても無理です。上司はまず私達の年代を見て、89年~91年の各年ヒット曲メドレーと言うのを入れたのですが、これは大盛り下がり。みんなが知っている曲が少なくて、ほとんど歌えないうちに終わってしまいました。それならばとそれ以降は歌手のメドレーばかりを入れたのですが、それでも結構大変でした。それにしても、相当嫌な客ですよね。勝手にメドレーばっかり入れて、しかもどの曲もまともに全部歌えず、曲が終わると勝手に盛り上がって一気して騒いでいると言う…。昨夜その場にいらした他のグループの皆さん、どうもすみませんでした~。
2007年06月01日
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