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今回の帰国では体調を崩さないようにしようと思っていたのに、遂にダウンしてしまいました…。24日に会った母親がその日の夜から吐き気に苦しめられて、翌日からはひどい下痢をしたとのこと。余りひどいので医者に行ったところ、今一番流行っている風邪だと言われたそうです。その後、私達は大丈夫?と何度も聞かれましたが、二人とも元気でした。ところが29日夜あたりから、胃がむかむかしてきました。その日は忘年会だったので、ちょっと飲みすぎたのかな?と思い、後半は自重して水を飲んでいたのですが、翌日も吐き気はおさまりません。日本へ帰ってきてから、美味しいものばかり食べているので、ちょっと胃が疲れているのかな?くらいに思っていました。ところが、31日の午後になって、突然の下痢。あせって実家にあった正露丸を飲みました。20年ぶりくらいに飲みましたが、本当にくさいですね…。以前、空港で怪しまれてスーツケースを開けさせられた人がいると聞いた事がありますが、さもありなん。くさいのをがまんして3粒飲んだのに、一向に効き目なし(涙)。正露丸が腐っていたのではと思うくらい、ひどい嘔吐が始まり、下痢にも苦しめられ、年越しソバも食べられませんでした。日本の大晦日といえば紅白よね!と期待していたのに、ほんのちょっとしか見られず、新年は布団の中で迎える羽目になってしまったのです。皆さんもくれぐれも気を付けてください。2008年は健康に過ごせますように!
2007年12月31日
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日本でテレビを見ていて、今年メジャーリーグに行った松阪選手の活躍ぶりを初めて見ることができました。やっぱり彼はすごい才能の持ち主ですね!しかも、初シーズンでチームが優勝とは、すごい強運です。ところで、その番組で知ったのですが、彼のアメリカでのニックネーム(と言えるのか?)は「Dice K」だそうで。確かにそのまま発音すれば「ダイスケ(~)」ですから、いいのかもしれないけど…。「さいころくん」とは、ちょっととほほですね。
2007年12月30日
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今日は高校時代の友人達と忘年会。私が帰国するたびに都合のいい人は必ず集まって、飲みに付き合ってくれます。1年~1年半に1回しか会えないけれど、会えばまったく気兼ねなく接することのできる、貴重な友人たちです。今回はグループの中で唯一お子さんがいるカップルのたっての希望で、彼らの自宅で飲むことになりました。上野で待ち合わせ後、アメ横で鍋に入れるカニ(!)を購入。さらに彼らの地元のスーパーで鍋の材料、おつまみ、飲み物を買出ししてから向かいました。まずはビールで乾杯とりあえず乾き物をおつまみに、みんな飲む飲む。さすが「類は友を呼ぶ」ですね~。前に一度、このメンバーで集まったとき、飲み放題だったのですが、普段はお酒に強いゲルマン人の我がパートナーがつぶれたことがあるくらい。台湾出張から帰ってきたばかりのTが向こうで買ったからすみを持ってきてくれました。グリルであぶって、切った大根とねぎではさんで食べると言う豪快な食べ方。からすみを食べていると日本酒が飲みたくなり、早速八海山の一升瓶をオープンう~、幸せだあ。さらに、鍋に入れるつもりで買ってきたカニをみんながそのままむさぼり始めて、結局鍋は単なる寄せ鍋に。甲羅に日本酒を入れて飲んで、日本の味を満喫~!鍋の具が煮える頃には八海山の瓶が空になり、焼酎の一升瓶を開けました。が、私はどうも胃がむかむかして、あまり食べられませんでした。飲みすぎたかな?と思い、後半は自粛して沢山お水を飲むようにしていましたが、それでもだめ。今思えば、このときから胃腸風邪の菌が活動を開始していたのですね。ホストは「泊まっていって!」と言ってくれましたが、明日は実家で大掃除。お嫁に行ったら自分の部屋を片付けるようにと父から言い渡されており、タイムリミットが明日なのです。飲み明かしたい誘惑を振り切り、終電に間に合うように帰りました。また飲もうね~!
2007年12月29日
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今回の里帰りは、ドイツ人パートナーに日本のお正月を経験してもらうのが一番の目的。さらに、ちょうど年末の帰省シーズンで交通機関は混むし、遠出はしないことにしていました。と言っても、毎日私の家族や友達と過ごすだけでは、日本語の分からないパートナーは退屈してしまいます。そこで、1日予定が空いていた今日、近場に観光に出かけることにしました。始めは日光に行くつもりだったのですが、あまりにも寒そうなので、怖気づいた私。列車の時刻を調べてみたところ、日帰りで行くと行きも帰りも乗る電車がおのずと決まってしまい、しかもどちらもかなり早い時間です。それを理由に、日光をあきらめてもらい、鎌倉に行くことにしました。鎌倉に行くのは数年ぶり。以前は何度も電車を乗り換えなければならなかったけれど、今は直通電車もあって楽チン!2時間で到着しました。お昼に着いたので、まずは腹ごしらえ。教えてもらったおすすめのお店がなくなっていたので、その近くにあった小さなうなぎ屋さんに入りました。パートナーにとっては初うなぎ。普段はうなぎを食べたいとは思わないけれど、やっぱり日本のうなぎはおいしいなあ。昼食後、お約束の鶴岡八幡宮へ行き、おみやげ物屋さんを冷やかしながら小町通りをぶらぶら。鎌倉駅に戻って江ノ電に乗り、江ノ島へ向かいました。私はもっと鎌倉らしいお寺などを見せたかったのですが、パートナーが太平洋を見たいと言うので。20年も関東に住んでいたのに、江ノ島に上陸(と言うのか?)したのはこれが初めて!お土産屋さんや食堂が並んでいて、結構楽しめる島だったのですね。とあるお店の店先で焼いていたつぶ貝の串焼きをトンビを警戒しつつ急いで食べてから、江ノ島神社に参拝しました。神社からの眺めもなかなか。それにしても江ノ島は猫が多いです!猫好きにはたまりませ~ん。いかにも日本猫!というような短い尻尾やひんまがった尻尾の猫を沢山写真に取りました。海産物を沢山並べて売っているおみやげ屋(魚屋?)さんの何軒かは店先にグリルを出していました。ツブ貝やサザエ、イカなどをその場で焼いてもらえます。島を出る前にパートナーがイカ焼きを食べたいと言うので、その場で焼いてもらって、缶ビールを飲みながら舌鼓。私はおなかがすいていなかったので何も注文しなかったのですが、おいしそうだったな~。さらにそのお店のお姉さん(?)が猫にご飯をあげていて、猫が来るわ来るわ、あちこちからわらわらと寄ってくるのです。「飼っているんですか?」と聞いたら、ちょっと怒ったように「飼ってないですよ!」と返されました。単に猫好きで、こっそり野良猫たちにえさを上げているのか、それとも売り物を盗まれないように、猫達をおなか一杯にしようとしているのかな?いずれにしても、周りに猫が沢山いて、楽しかったです。江ノ島でのんびりしすぎて、かなり日が翳ってきてしまいました。鎌倉に来て大仏を見ずには帰れないでしょう~というわけで、急いで高徳院に。長谷寺駅を降りた頃はもうすっかり暗くなっていて、もう間に合わないかも?と思いつつ、わずかな希望を託して急ぎ足で向かいました。結局、拝観時間がまだ20分ほどあったので、中に入ることができました。周りは真っ暗でしたが、大仏はライトアップされていたので、大丈夫。鶴岡八幡宮~江ノ島~大仏と周ったので、一応鎌倉を観光したと言えるでしょう。ガイド役の私もほっとしました。おなかがすいたので、食事をしてから帰ることに。駅前でラーメンと餃子を食べながら、ビールを飲んで幸せ~これからまた2時間電車に揺られると思うとちょっぴりうんざりですが、これぞ日本の休日という感じ。とても楽しい1日になりました。
2007年12月28日
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帰国してからと言うもの、毎日朝から晩まで出かけていた私たちですが、今日は小休止。実家でお餅つきをするというので、家にいることにしました。パートナーにとってはもちろん初体験。あまりお餅は好きではないようですが、それなりに楽しみにしていたようです。私が小学生くらいまでは、毎年年末に祖父母の家に集合して、親戚の家全部のお餅をまとめてついたものでした。しかも、白餅にはまだ臼と杵を使っていたので、大変だったと思います。大人たちは1日中忙しそうでしたが、子供は気楽なもの。つきたてのお餅をあんこや大根おろしにまぶしたものを食べさせてもらい、ご満悦でした。実家ではもう何年も餅つき機を使用しているそうです。伸し餅を3枚分くらい作った後は、私の大好きなかき餅(のり餅)を数本。最後についたお餅をからみ餅にしてみんなでいただきました。実家の辺りでは、大根おろしにおしょうゆ、白ゴマ、青海苔をたっぷり入れてお餅に絡めて食べるのが慣わしです。私は辛味餅だと思っていたのですが、父は絡み餅だと思っている様子。どちらが正しいのかな?夜はずっと楽しみにしていたギエムの日本公演。実家から一番近い、川口での公演を観に行ってきました。ギエムとお付き合いの長い東京バレエ団との共演です。シルヴィ・ギエムはフランス人のバレエダンサーで、100年にひとり出るかという天才と言われています。一度生で彼女の踊りを見てみたいと切望していましたが、ドイツでは公演を見る機会がなく、今回私が日本に滞在している間に日本公演があると知り、すぐにチケットを購入したのでした。どうもドイツではバレエはあまり人気がないようです。かの有名なアレッサンドラ・フェリの引退公演もなかったし…。その点、日本のバレエファンはとっても恵まれていますね。今回の公演、私の期待が大きすぎたことを差し引いても、落胆度がかなりのものでした。まず、「白鳥の湖」の第2幕の抜粋を20分ほどギエムとパートナーのムッルが踊り(コールドは東京バレエ団)、その後20分の休憩。休憩後、東京バレエ団が「テーマとバリエーションズ」を踊り、15分の休憩。最後に振り付けをしたラッセル・マリファント氏とギエムの共演でコンテンポラリーの「PUSH」を披露しておしまい。午後7時半の開演で、なんと8時55分には終演でした。ギエムは確かに素晴らしかったけど、彼女の踊りが見られたのは、ほんの40分程度。彼女ももう40を超えているので、体力的にこれ以上は無理なのでしょうか。でも、これでチケット1万円はちょっと高いなあ。本日のちょっとした収穫は、吉岡美佳さん。ベルリン国立バレエ団で客演されたこともあり、お名前は時々インターネットで拝見しておりました。初めて生で彼女を見て、俄然彼女が主役を踊る公演を観てみたくなりました。またマラーホフと共演してほしいな~。ベルリンにバレエを観に行くことを来年の目標の1つにしたいと思います。
2007年12月27日
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母と兄と待ち合わせして、ランチを食べに行きました。兄は普段からあまりマメに連絡をする方ではなく、また義理の姉も少し変わっていて、私や母を家に招待してくれません。そのため、私が帰国すると兄の仕事の状況に合わせ、都内で待ち合わせをしてランチをするのがいつものパターンです。母も兄と会えるのはこのランチの時くらいだそうです。あいにく母は胃腸風邪のウィルスをどこかからもらってきてしまい、ダウン中。24日の夜から気分が悪くなり、25日は1日中おなかを壊していて、何も食べられなかったとのこと。今日は私達との約束のために無理して出てきてくれて、マスクをしての登場でした。母が食べられそうなものがあるお店にしようということで、中華を選びました。結果、入ったのは某駅ビルのレストラン街にある餃子屋さん。私達は各々違うランチセットを、母は雑炊を注文。兄とランチをするたびに思うのですが、なぜか毎回お店が『はずれ』なのです。今回の餃子専門店も、前回の天婦羅屋もおいしくなかった…。兄と何か食べに行って、「このお店はおいしかった!」と思えたことが一度もありません。本人はおいしかったと思っているのかなあ…。お店を選んだ兄には言えないけれど、本当に不思議です。
2007年12月26日
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明け方4時ごろ、消防車のサイレンで目が覚めました。あまりにうるさいので近くかと思い、2階の廊下に上がって窓を開けてみましたが、特に何も見えません。しばらくすると、有線で「○○町一丁目で建物火災」と放送がありました。実家から自転車で5~10分くらいのところです。かなり大きな火災と見えて、消防車がひっきりなしにやってきて、サイレンが途絶えることがありません。実は私、このサイレンの音が大の苦手。昔、消防署の近くに住んでいたことがあり、夜中に火事がある度にサイレンが響き渡りました。このサイレンの鳴り方がとても不気味で、これが鳴り始めると怖くて眠れず、それ以来ちょっとしたトラウマなのです。また、中学生の頃、帰宅したら我が家のすぐ裏の家が燃えてなくなってしまっていたことがありました。私や兄とあまり年が変わらず、昔は一緒に遊んだこともある兄弟が家に来ていて、母が兄の洋服をあげていました。この火災からしばらく経って、そこの家のお父さんは亡くなってしまいました。火事を出したことを苦にした自殺でした。それ以来、火事は特に怖いものとして私の心に刻まれています。結局、この日はもう眠れず、そのまま起きてしまいました。後で聞いた話によると、この家はほぼ全焼してしまったそうです。クリスマスに家を失ってしまうなんて、本当にお気の毒としか言いようがありません。生きているとつらいことも悲しいことも沢山あるけれど、とりあえずメリークリスマス!!私はクリスチャンではないけれど、今日だけは世界中の人々に笑顔が浮かびますようにとお祈りしたいと思います。
2007年12月25日
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東京国際フォーラムへモスクワ音楽劇場バレエ団の「くるみ割り人形」を観に行ってきました。これは私から母へのクリスマスプレゼント。年末公演の「白鳥の湖」とどちらにするか迷ったのですが、やはりクリスマスはくるみ割りでしょう!ということで、こちらにしました。選んだのは本日の午前中の部。先日「ドンキホーテ」を観て以来(詳しくはこちら)、ごひいきのナタリア・レドフスカヤが主役を踊るからです。今回、「くるみ割り人形」と「白鳥の湖」の2演目、各3~4日ずつ公演がありますが、彼女が踊るのはこの日、この回だけなのです。モスクワ音楽劇場バレエ団7年ぶりの来日ということで、満席だろうと思っていましたが、上の方はかなり空席が目立ちました。けれど、衣装や舞台もとても素晴らしく、クリスマスらしい楽しい公演でした。ダンサーがちょっと手を抜いているような感じも時折見受けられましたが、そういう場面ではしっかり拍手が少なかったので、後から出てくる人は「日本人をなめてはいけない」と気合を入れなおしてくれたようです。レドルフスカヤは相変わらずきれいでかわいくて、技術も言うことなしだけど、くるみ割りではいかんせん登場する場面が少ないので、かなり物足りなさが残りました。やっぱり今回はタチヤーナ・チェルノブロフキナが主役を踊る日の「白鳥の湖」を観に行くべきだったかも…。終演後はパートナーと待ち合わせして、母と3人で食事に行きました。銀座の歌舞伎座の近くにある串揚げ屋さんを予約しておいたのです。クリスマスイブはイタリアンやフレンチのレストランに行くカップルが多いのでしょうが、私達は日本で初めてのクリスマスと言うこともあり、あえて和風にしてみました。串揚げってビールにとってもよく合うんですよね~。ビールを飲みながら色々な串揚げを楽しみ、テーブルでプレゼント交換までしてしまいました。テーブルは2時間で空けて欲しいと言われていたので、かなり慌しいのではと危惧していましたが、思ったよりのんびりすることができました。食後、銀座の町をぶらぶらして、あちこちのイルミネーションやクリスマスツリーを堪能してから帰宅しました。それにしても、東京のクリスマスは明るい!母もパートナーも喜んでくれて、いい1日になりました。
2007年12月24日
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高校の時の先輩・後輩が数多く在籍している某楽団の練習にお邪魔してきました。楽器持参でどうぞというお言葉に甘えて、ドイツから愛しのTPを連れて帰ってきたのです。楽器を持って飛行機に乗ったのは久しぶりでした。久しぶりと言えば、吹奏楽も久しぶり。ドイツの吹奏楽団を無期休団中の私は、もう3年くらい吹奏楽をやっていません。楽譜は全て初見でしたが、問題なし。やっぱりB♭譜はいいなあ(笑)。今年最後の練習、しかも3連休の中日とあって、残念ながら参加人数は少なめでしたが、一緒に演奏させていただいて、本当に嬉しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。しかも、高校時代に時々代理で指揮していた先輩が指揮をしていたので、まるで当時に戻ったよう。本当に懐かしかったです練習の後、数人でファミレスに食事に行き、プチ同窓会状態を楽しんできました。また改めてゆっくり飲みにでも行きたいですね~。楽団の皆さん、どうもお邪魔しました!
2007年12月23日
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無事に日本に帰ってきました!父親に言われるまで全く気づいていませんでしたが、本日は冬至。関東は今年一番の寒さになったそうです。私達がドイツから寒さを持って帰ってきてしまったかな。夜は実家の近くにあるヤキトリ屋さんへ。パートナーも大好きなので、帰国すると必ず行きます。おいしいヤキトリでビールを飲んで、幸せ♪夜は本当に久し振りに柚子入りのお風呂に入りました。香りが良くて、ゆっくり入っていられます。これだけでこの冬は風邪をひかないような気がする単純な私です。でも、こういう日本の伝統行事って、やっぱり良いですね
2007年12月22日
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今回の東京行きフライトは、完全には満席ではありませんでしたが、ほぼ満席状態。久し振りに通路側ではない席に座ったせいか(通路側は背の高いパートナーに譲った)、どうも狭苦しくて、眠れませんでした。私は長距離の飛行機では映画は見ずにとことん寝る派。前の日にうんと夜更かしをして、当日は機内食と一緒にワインを飲んで、食後に就寝します。見たかった映画をやっていたら見ることもありますが、それでも1本しか見ません。今回は最近すごく見たかった映画を2本見つけたので、眠れなかった事もあり、両方とも見てみました。1本は「Ratatouille」(日本では違うタイトルのようですね)というグルメのラットのお話です。もう1本はマット・デイモン主演のボーンシリーズの最新作、「Bourne Ultimatum」です。どちらも期待通り、なかなか良かったです。でも、「Ratatouille」は色々な方からすごく面白いと聞いていたので、期待しすぎていたのか、それほどめちゃくちゃ面白くは感じられませんでした。ボーンの方は、時間がある時に1話から3話までまとめて見直してみたいです。
2007年12月21日
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今日は久しぶりにとても寒い日となりました。オフィスの窓から見える林は、ずっと樹氷のまま。それもそのはず、今日は一日中気温がマイナスのままだったのです。初雪が降った(自分では降ったところを見ていないので今ひとつ自信がないのですが)ドイツに別れを告げて、いよいよ明朝、日本に発ちます。我がパートナーはクリスマスをドイツ以外で迎えるのは生まれて初めて。そして初めて日本のお正月を経験することになります。私にとっても、実家でお正月を迎えるのは10年ぶりくらいです。冬はおいしいものが沢山あるし、帰ったら何を食べに行こうかな?と今から嬉しく迷い中。パートナーも食いしん坊で、日本食が大好きなので、食事が一番の楽しみのようです。二人とも、きっと太って帰ってくることになるんだろうなあ…。日本にいるお友達の皆様、時間があったらお相手してくださいね~。基本的にずっと実家にいるので、電話や年賀状も大歓迎です。実際にお会いできない皆様も、どうぞ楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。そして、良いお年をお迎えください。
2007年12月20日
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会社でマッサージを受けられるようになるかもしれないと以前のブログに書きましたが(詳しくはこちら)、ようやくお試し施術を受けることができました。11月に1度、予約していたのですが、私はその数日前から病欠、他の人もミーティングが入ってしまったりで、キャンセルとなってしまったのです。出張マッサージに来てくれるのはドイツ人男性。あまり多大な期待をしていると後でがっかりする可能性が高そうなので、なるべく期待しないように自分に言い聞かせていました(笑)。日本のエステなどと比べたら、気の毒ですからね~。マッサージ師は大きなバッグを2つ抱えてやってきました。大きい方のバッグからは組み立て式のマッサージチェア(というのですか?前のめりに座るやつです)が出てきました。もう1つのバッグからはバスタオルやマッサージオイルの他に、湯沸かし器やハーブティーのティーバッグが次々と。意外と本格的なので、驚きました。この方のマッサージは指圧と言うよりはリラックスを目的としたアロママッサージに近い感じのようです。メニューは上半身(首、肩、背中)の凝りを取るマッサージ20分、もしくは上半身のマッサージ15分+頭マッサージ5分の2種類のみ。私は筋金入りの肩こりなので、首と肩を集中的にお願いしました。私の肩を触った彼、「これは…」としばし絶句。そして、「大分前から凝っているでしょう。整形外科にかかったことはありますか?」と言われてしまいました。今日はこれでもかなり調子がいいほうなんだけどな。オイルを使って凝りをほぐしてもらい、さらにお湯で温めたパッドをしばらく肩に乗せた後、もう一度マッサージ。時間が短くてちょっと物足りなかったけれど、少しはすっきりしました。最後にもう一度、「少しはほぐれたけれど、やっぱり一度整形外科に行った方がいいですよ」とアドバイスを受けました。これで料金は12ユーロ。会社にいながらこれだけのマッサージを受けられるなら、私的にはかなり満足です。
2007年12月19日
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今晩はポザウネンコアの今年最後の定例練習でした。まだクリスマスイブ礼拝での本番がありますが、私は里帰り中なので今年は参加できません。そのため、メンバーに会うのは今年最後でした。練習時間も終わりに近づいてきた頃、リーダーが全員に紙を配りだしました。来年の予定表かな?と思ったら、それだけではなく、手紙がついていました。クリスマスイブの礼拝を最後に、楽団を去るそうです。最近高音が出づらくなってきて、自分の演奏に腹が立つことがあり、これ以上下手になってしまわないうちに楽器を辞めたい、というのがその理由。でも、彼は今までテナー担当でしたが、バスに移ると言う手もあるし、楽器は辞めるとしても、今までのように指導者として楽団に関わることもできるはずです。私は本当の理由は、別のところにあると思っています。ここ数ヶ月、彼は態度がおかしいことが多々ありました。私達がちょっとでも自分の意見(テンポが速い・遅いとか、この曲は嫌いだとか、たわいのないこと)を言うと、直ぐに怒り出すのです。彼に対する批判でもなんでもない発言に異様に反応するので、練習中に雰囲気が気まずくなったことも。先日など「もう私抜きでやってくれ文句ばかり言われて、うんざりだ」と大声を出したことすらあったのです。また、彼がバカンス中、私が入り口の鍵を預かっていたのですが、私はその間普段よりいっそう早く来て、鍵を開けておくようにしていました。みんなが来るまでの間に椅子と譜面台を全て並べて、すぐに練習が始められるようにしておいたのです。リーダーが戻ってきたとき、メンバーの一人が「本当に良くやってくれたんだよ」と私のことを褒めてくれたのですが、その時も彼はそれを嫌味と取ったらしく「それってどういう意味?」と詰め寄っていました。そして私にお礼を言うどころか「鍵、返して!」とものすごくつっけんどんに言い放ったので、びっくりしたこともありました。そういうことがあるたびに、年を取るにつれて、だんだん温和になる人と意固地になる人がいるけれど、彼は後者なんだな~と思っていました。けど、これは更年期障害のようなもので、ある程度は仕方ないものだとも思っていたのですが、彼の方は真剣に私たちに腹を立てていたのですね。私達が毎回、自分の選んだ曲を自分の言うとおりに演奏してくれないことがどうしようもなく不満だったようです。実のところ、彼は指揮もできないし、演奏前のカウントもしょっちゅう間違えたり(おまけに間違えたことに気づいていない)で、指導者としてはいまいちでした。が、毎回練習を仕切ってくれていたので、助かっていたのは確かです。今まで全部仕切っていた彼がいなくなるとなると、これから練習はどうなるのか、かなり心配です。新しい指導者を探すと言っても、そう簡単には見つからないでしょうし…。私も他の楽団が見つかったら辞めるつもりでしたが、なかなか見つからず、すでに2年が経ってしまいました。そろそろ潮時かもしれません…。
2007年12月18日
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2週間半前に緊急入院した友人のお見舞いに行ってきました。ちょうど2週間前、まだ別の病院にいるときに一度お見舞いに行ったのですが、それきりだったのです。毎日、メールで状況は知らせてもらってはいたけれど、やはり顔を見ないと心配です。ず~っと気になっていたけれど、とにかく時間がなくて、行きたくても行かれませんでした。前回、お見舞いに行ったときは本当にしんどそうで、しゃべるのもつらそうでした。「相手はできないけど、帰らなくてもいいよ」と言ってはくれたけれど、病室にいるとついつい話しかけてしまうので、帰ることにしました。病室にいられたのは、正味5分くらいです。帰り道、思ったより悪そうな状態にショックを受け、何もしてあげられない自分を情けなく思い、涙ぐみながら帰途に着いたのでした。そのときと比べたら、顔色もいいし、別人のように元気そう。食事も普通食だと言うし、会話も以前のように普通にできます。まだしばらくおきていると疲れると言って、時々は横になったりしていましたが、それ以外はもうほとんど以前と同じように見受けられました。それにしても、彼の性格もすっかり元通りになったのには驚きました。ここ2~3ヶ月、些細なことですぐいらついたり、いつも機嫌が悪く、別人のようだった彼。そのあまりの変化に私達は驚き、共通の友人と「これから彼とは疎遠になっていってしまうかもしれないね」と話していたくらいだったのです。人間、きちんとご飯を食べてしっかり睡眠をとれば、こんなに温和になるんだな~と感心しました。やはり人間、働きすぎるとろくなことになりませんね。疲れやストレスが溜まれば体の調子も悪くなるし、体調が悪ければイライラして、精神にも不調を来たすのでしょう。それが元で病気になったり、友人を失くしたりしては、本当につまらないよなあとつくづく思った日曜日の昼下がりなのでした。
2007年12月16日
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帰国前にどうしても美容院に行きたかったのですが、どうしても今まで時間が取れなかったので、今日の朝10時に予約を入れました。がんばって早起きしたまでは良かったのですが、路面電車(地下鉄)でD市に向かおうとしたところ、運悪く市内で大規模なデモがあり、電車が大幅に遅れていたのです。用事があってD市に行こうとする日に限って、なぜか電車が遅れたり、走ってなかったりすることばかり。一体ドイツの公共交通機関はどうなっているのめったに電車に乗らないパートナーも、たまに乗ろうとすると必ず同じ目に遭います。この予約を逃したらもうチャンスはないので、いそいで近郊列車の駅に向かい、そこから電車に乗りました。D市に着いたのが10時5分だったので、そこから美容院までダッシュ。ちなみに、この美容院には前回初めてお世話になったのですが、その時も電車が遅れていて、予約時間に遅れた私。きっと、いつも時間にルーズな客と思われていることでしょう…。美容院は1時間半くらいで終わるだろうから、帰りは11時55分発の電車に乗ればちょうどいいと思っていたのですが、予想が外れて12時までかかりました。次の電車は12時25分発のため、家の最寄り駅に着くのが1時前。今日の午後はパートナーの会社の同僚達とクリスマスパーティーで、2時集合と言われていたので、もうぎりぎりです。家に帰って急いで出かける支度をして、王子にご飯を上げて…。昨日会社を出てからというもの、ず~っとばたばた走り回っているような気がします。いくら師走とはいえ、いい加減疲れてきました。時間通り来る日本の電車が恋しいです(笑)。
2007年12月15日
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本日は会社のクリスマスパーティー。と言っても、日本の会社で行われる忘年会なんら変わりはありません。仕事を早めに切り上げて、急いで家に帰りました。車を置いて、着替えて、電車で会場へ。今年はなんとクラブで開催で、私は正直気乗りがしませんでしたが、一応全員参加なので顔だけ出すつもりで行きました。まだ胃の調子が悪いので、お酒が飲めないのが残念。ビュッフェ形式の食事が終わった後は、ダンスタイム。音楽がうるさくすぎてろくに会話ができず、踊るかお酒を飲む以外にすることがありません。大音量の音楽とタバコの煙が相まって、頭が痛くなりそうだったので、10時ごろに早々と退散しました。踊らない人も楽しめるよう、もうちょっと考えて欲しいな~と思いました。普段、あまり顔を合わせない人と話ができる貴重な機会でもあるし、来年はもっと静かなところで開催してほしいです。人数が多いから無理なのかなあ。
2007年12月14日
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携帯電話の11月分の請求書が来ました。11月の頭にフランスへ行き、パリのホテルで盗難にあった私(詳しくはこちら)。現金の他に携帯電話とデジカメも取られてしまいました。携帯は結局、同じ番号をキープすることにして、2週間後に新しいものを購入したのです。何気なく内訳を見ていて、びっくり。盗難にあったのは4日の朝9時10~15分頃だったのですが、その直後から電話が使われているのです。ようやく携帯を差し止めることができた11時20分まで、何度も。盗まれた携帯を使用されて、後で多額の請求書が届いたと言う話は聞きますが、本当に使うんですね~。幸い、私の場合は1回の通話が短く、通話料金は合計しても15ユーロ程度でした。それでも、頭にくることには変わりないのですが。私の請求書にはかけた番号が全て明記されていますので、これらの電話番号は何らかの手がかりになると思われます。盗難直後にかけているのですから、犯人の仲間か、すくなくとも知り合いの番号と言うことです。調書を作ってくれたフランスの警察署に電話して報告したいけれど、担当者の名前も電話番号も分からないのが歯がゆいパートナーに相談したところ、まずは携帯電話の会社に問い合わせてくれました。不当に使われた分も、差し止めの依頼が受理された前なので、料金の変更等はできないとのこと。が、ドイツの警察からフランスの警察に連絡が行くだろうから、ドイツ警察に番号を知らせることを勧められました。これが手がかりになって、犯人が捕まってくれればいいなあ。不届きものの犯人よ、首を洗って待っていなさい!
2007年12月12日
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またしても会社を欠勤してしまいました。昨夜は私が楽団の練習だったので、パートナーがサプライズ・ディナーを作ってくれるなんて言うので、買い物から何から任せてしまったのです。9時半に帰ってきたら、メニューはなんとガチョウのオーブン焼きにクノーデル(ドイツのジャガイモ団子)、芽キャベツにオレンジソースという、かなりこってりしたもの。彼はガチョウが好きで、毎年クリスマスに食べられるのを楽しみにしているのですが、今年は生まれて初めてドイツ国外でクリスマスを過ごすことになっています。日本ではガチョウが食べられないからと一足先にクリスマスメニューを作ることにしたようです。それはいいのだけれど、なぜ平日の、しかもこんな遅い時間にクリスマスディナー私は夜10時以降にはなるべく夕食を食べないようにしていて、食べなくてはならないときも軽いものを食べるようにしています。おなかが一杯だとよく眠れず、決まって翌朝起きると気分が悪いからです。けれど、せっかく作ってくれたものを食べないわけにも行かず、無理して一緒に食べたのですが、ちょっと脂っこすぎて、体が拒絶反応を起こしたみたいです。気持ちが悪くて眠れず、夜中に戻してしまいました。その後も気持ちが悪くて胃が痛くて、朝になっても収まっていなかったので、欠勤というわけです。無理して行こうと思えば行かれたので、半分サボリのようなものですね。でも、今日はミーティングもないし、急ぎの仕事もないしと思って、思い切って休んじゃいました。それに、最近胃の調子が悪かったのは確かなのです。昨日の朝も、出掛けにコーヒーを戻してしまったし、胃がかなり疲れている様子。やはり、このところちょっと忙しすぎたようです。歳を取ってきたせいか、疲れがたまりやすいと言うか、たまった疲れがなかなか抜けません。せっかく里帰りしても、帰国した途端に寝込んでしまっては元も子もありません。これからは手を抜けるところは抜いて、元気に帰国したいと思います
2007年12月12日
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またしても友人からショックなニュース。ポリープが見つかり、手術することになったそうです。ここ2~3週間の間に、友人が病院のお世話になることが続いていて、ショックなのと心配なのとで落ち着きません。一体どうなっているのでしょう?今年は母方の叔父も心臓バイパス手術を受けたし、父方の叔父も癌の再発が見つかって手術を受けました。周り中、病院づいている感じですが、幸い、私もパートナーも大きな怪我や病気をすることなく、今年1年を過ごすことができました。(<まだ終わってないけど)これから歳を取るにつれて、あちこちがたが出てくるでしょうが、なるべく周りには迷惑をかけたくないなあと思います。
2007年12月11日
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本日、我がパートナーは仕事で、フランクフルトに行くことになっていました。彼の同僚が先週一杯病欠になってしまったので、本来はその同僚がするはずだった仕事が回ってきてしまったのです。フランクフルトにある某銀行の本店で、部外者は日曜日の昼間3時間しか入れないため、日曜日に行くしかないのだそうです。その仕事が入ったとき、パートナーが私に「一緒に来る?それで、帰りにクリスマスマーケットでも行こう」と言うので、とても楽しみにしていました。今年は里帰りまで忙しくて、ゆっくり二人で出かける暇もないし、クリスマスマーケットにも行かれないと思っていたので、彼の提案が本当に本当に嬉しかったのです。数日前にも「フランクフルトのクリスマスマーケット、本当に楽しみ♪」と言ったら、何も言わずニコニコしていた(と思った)のですが…。前日になってその話をすると、例によって「そんなことは言ってない」とか言い出すのです。我がパートナーは時々こういうことがあって、私が言うことに対し「そんなこと言ってない」とか「そんなこと聞いていない」とか頑強に言い張ります。記憶力には自信がある私は、その度にばかにされているような気がして、はらわたが煮えくり返るのです。小型の録音機を持ち歩くべきかと真剣に考える瞬間でもあります。以前は仕事は3時間で終わると言っていたのに、「何時間かかるか分からないから一緒には連れて行けない」とか言うのです。あまりに前に言っていたことと違うことばかり言うので頭に来てしまい、言い合いになりました。さらに、本当は先週発送なければいけなかったレポートにまだ手をつけていないから、日曜日は朝4時か5時に起きてレポートを仕上げなくちゃ、なんてことまで言い出しました。でも、それと私が一緒にフランクフルトに行くこととは全く関係がないはず。と思ったら、「僕が寝不足で運転して、事故ってもいいと言うのか」と逆切れ。つまり、本来なら早起きしてレポートを終わらせてからフランクフルトに行くべきだけれど、それができないので、仕事が終わったらまっすぐ帰宅して、その後でレポートを仕上げたいということのようなのです。だから、私とクリスマスマーケットなんかに行っている暇はない、それで私を連れて行きたくない、ということ。レポートのことなんて、私は全然知りませんでした。それに、週末は忙しくなると分かっていて、どうして先週のうちにやっておかなかったのか理解できません。毎回ぎりぎりまで手を着けずにいて、最後の最後になってあせりまくり、機嫌が悪くなる彼のとばっちりを受けるのが私は最高に嫌いなのです。それに、人を喜ばせて、期待させるだけさせておいて、土壇場で裏切ってとぼけるなんて、許せません。なんで「そんなことは言ってない」なんて見え透いた嘘をついたりするのでしょう?それに、だめになる可能性があるのなら、初めから期待させるようなことは言わないで欲しいのです。今回も、『クリスマスマーケットに行くのは無理そう』と思った時点でさっさと言ってくれたら、傷が浅くて済んだのに…。うちのパートナーは私をがっかりさせることにかけては本当に天才的です。男性の皆さんはひょっとして、彼の態度を理解できたりしますか?こういう性格はもう一生直らないのでしょうかねえ…。
2007年12月09日
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今夜はコンサートに出かけてきました。これは私がNikolausの日(ドイツの“サンタクロースの日”)にパートナーにプレゼントしようと、1ヶ月も前からチケットを買ってあったもの。ですが、パートナーは翌日仕事と言うこともあり、イライラしていて機嫌が悪く、最悪でした。そもそも、チケット購入時点では、彼が翌日仕事しなければならないことは決まっていなかったので、私も知る由がなかったのです。せっかく喜んでもらおうと思ってプレゼントしたのに、ぶーぶー文句ばかり言われて、思わずこちらの機嫌も悪くなってしまいます。しかも、その前に参加していたパーティーで彼がいつまでも席を立とうとしなかったため、出発が遅れてしまい、予定到着時刻がコンサートの開演時間ぎりぎり。ちょっと咎めたら、わざと乱暴な運転をするので、また言い合いになり、二人ともますます不機嫌に。お互い忙しい12月は毎年こんな感じなのです。今夜のコンサートは、コンサートと言うよりライブ。Klazz Brothersというドイツのグループなのですが、クラシックの名曲をジャズにアレンジしている3人組です。今日は彼らとキューバ出身のパーカッショニスト2人のジョイントライブで、題して「Opera meets Cuba」。オペラの名曲がジャズ風やラテン風に味付けされていて、聴いていて思わずにやりとしてしまいます。『アイーダ』の「凱旋マーチ」に『運リキ』のジャズバージョン、『リゴレット』の有名なカンツォーネ「女心の歌」のマンボなど、もう最高!元々クラシックもジャズも大好きな私は、すっかりはまってしまいました。そういえば、ヨーロッパに引っ越す前は、日本であちこちのライブハウスに出没していた私。ドイツへ来てからというもの、すっかりライブからは遠ざかっていました。久しぶりにライブ熱に火をつけられ、これからこのトリオの追っかけになってしまいそうです。
2007年12月08日
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同世代のドイツ人夫婦と待ち合わせて、今年初めてのクリスマスマーケットに行ってきました。待ち合わせをしたグリューヴァイン(ホットワイン)のパビリオンはすでにとても混雑していましたが、携帯電話のおかげで無事出会うことができました。まずは久しぶり(半年振り以上?)の再会を祝して、グリューヴァインで乾杯!クリスマスマーケットに来たら、グリューワインを飲まなければ始まりません。このまま飲み続けていたら酔ってしまうと言うことで、先に夕食をとることにしました。レストランに入って、食事をしながらゆっくりおしゃべりしようという予定でしたが、マーケットにそれほど混んでいない一角があり、テーブルもキープできたので、それぞれ屋台で好きなものを買って食べることに。たまたま全員好みが一緒だったようで、皆ライベクーヘンというジャガイモ(と店によってはたまねぎも)を摩り下ろし、玉子と混ぜて油で揚げるドイツ独特の食べ物と、炒めたマッシュルームにガーリックソースをかけたものを食べました。男性陣はさらに焼きソーセージをはさんだパン、そしてデザートには焼き栗。どれもドイツの屋台の定番です。知人がアルトビールを買ってきてくれて、また乾杯。デュッセルドルフではビールと言えばアルトビールのことです。冬にしてはかなり気温が高い日だったので、ホットワインより冷たいビールがおいしく感じられました。残念ながら、クリスマスマーケットは夜9時でおしまい。話したりない、飲み足りない私達は、『世界一長いバーカウンター』で有名なAltstadt(旧市街)へ。何軒かあるビアホールの中の1つ、Uerigeへ入りました。ここのアルトビールはちょっと癖があり、苦味が強くて私はあまり沢山飲めません。最初の1~2杯はおいしいけれど、その後はどうも苦味が鼻につくようになってしまいます。ここでもビールを飲みながらおしゃべり。そろそろ帰ろうということになり、ビアホールを出たところ、小さなバーの前を通りました。Killepitschというデュッセルドルフ産の有名なシュナップスを売っているお店があり、すぐ隣にそのシュナップスが飲めるバーがあるのです。私がそのシュナップスを飲んだことないというと、知人夫婦はとても驚いて、飲まなきゃだめ!ということに。パートナーは運転しなければならないので、彼を除いた3人分を買って、また乾杯。割と甘みの強い薬草系のシュナップスで、あまり私の好みではありませんでした。けど、とても有名なシュナップスらしいです。一応、私も1年デュッセルドルフに住んでいて、たまにはAltstadtへ飲みに来ることもありましたが、このシュナップスについては全く知りませんでした。というわけで、期せずしてデュッセルドルフで味わえるお酒のフルコースを楽しんだ夜でありました。
2007年12月07日
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会社から帰宅してすぐ、別の都市に引っ越してしまった友人と1年ぶりに会うために出かけました。彼女のリクエストであるラーメンを食べに行き、食後はカフェでお茶をしながら、存分におしゃべり。やっぱり同性の友人と日本語で思い切りしゃべれるのは楽しいです。夜11時ごろ帰宅すると、パートナーの様子がなんだか変なのです。見るからにぐったり疲れているので、理由を聞いて見ると…。彼はまず、飲み物を買いに行こうとしたそうです。我が家では飲み物(ビール、水など)はケース買いしており、ケースはガレージに置いてあります。ケースを取りにガレージに入ろうとしたところ、なんと入り口のドアが落ちてきたそうです。老朽化していたのか、ドアをつるしているワイヤが切れてしまったとのこと。その後、買い物から帰ってきた彼は、今度は買ってきた飲み物のケースをガレージに運びました。飲み物の他に、食器洗い機に使う洗剤(粗塩のようなもの)も買ってきてくれたのですが、買い物袋を落としてしまいました。洗剤の袋が破れ、あっという間にガレージの床が洗剤だらけになってしまったそうです。その後、ガレージの床を箒ではいてきれいにして、壊れてしまったガレージのドアを何とか閉めて、アパートへ。気を取り直して食事の支度をしようと思ったところに、会社の後輩から電話。今日、彼に新しいシステムの立ち上げを任せたところ、間違いだらけだったので叱ったのだそうです。その彼から自宅に電話がかかってきて、延々と長話をしていたのだとか。食事をする暇もなかったそうで、私がベッドに入った後、夕飯を作り始めていました。まさにふんだりけったりの1日。そういえば、ふんだりけったりって英語やドイツ語に訳せるんでしょうか???
2007年12月06日
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ベルリン動物園で生まれた白熊のKnutが満1歳になりました。生まれたときは800グラムしかなかったのに、現在の体重はなんと110キロよくぞここまで大きくなってくれたものです。大きくなるにつれて、メディアにもあまり登場しなくなってしまい、さびしく思っていました。久しぶりに写真を見ましたが、もうりっぱな青年(?)ですね。そろそろお引越しの話も出てきているのでしょうか?
2007年12月05日
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我が家は好きなとき、必要なときに洗濯をすることができません。これが結構ストレスでした。以前住んでいたアパートでは、自分たちの洗濯機を所有していたのですが、地下の共同の洗濯室においてありました。その建物と隣の建物、合わせて全8世帯がそこに洗濯機を置いているのですが、メーターが1つしかないため、世帯ごとに洗濯できる曜日が決まっていました。我が家は共働きということで、土曜日に割り当てられていました。週末は朝寝坊したいところですが、のんびりしているとすぐにお昼になってしまいます。ドイツでは13時~15時まで大きな音を立ててはいけないことになっているので、この時間帯は洗濯機を回せません。また、土曜日は掃除や買出しなどもしなければならないため、洗濯をするにはがんばって早起きしたり、外出を我慢したりしなければなりません。何より困るのが、週末から週末にかけて旅行に行った場合。金曜日の夜や土曜日の朝に出発して、翌週の日曜日に帰ってくるなんていうスケジュールだと、丸々3週間洗濯できないことになってしまいます。ただでさえ旅行中は洗濯物が溜まるのに、それらを直ぐに洗うことができず、仕方なく彼の実家にお願いしたりしていました。新居(隣の隣の建物ですが)に引っ越す際、前に使っていた洗濯機は次に入る人に使ってもらおうと、大家さんにプレゼントしてきました。新しいアパートにはやはり共同の洗濯室があるのですが、こちらは共有の洗濯機と乾燥機が置いてあったからです。当然、こちらも洗濯は順番制です。8世帯のうち、右半分の4世帯が1週間洗濯室の鍵をキープし、その後左半分が1週間というシステムになっています。これも良し悪しで、他の家の都合で、いつ鍵が回ってくるのか分からなかったりするのが不便。また、隣の4世帯が鍵をキープしている週はまったく洗濯できないことになります。私達が引っ越して直ぐ、洗濯機が壊れてしまい、新しいものを購入したため、一世帯につき200ユーロほど取られました。その時、この際新しい洗濯機を買おうかと話し合ったのですが、いいメーカーのものは結構な値段がするし、ちょっと不便ではあるけれど、200ユーロ出費すれば最新型の洗濯機が使えるのだから、しばらく様子を見ようと言うことになりました。が、このたびドイツ在住の日本人向けサイトの掲示板で、『日本に帰国するため乾燥機と洗濯機を売ります』と言うメッセージを発見!洗濯機はちょっと古いけれど、乾燥機はまだ新しく、良いメーカーの製品だし、お値段も格安です。この値段ならもしも直ぐに壊れてしまっても、諦めがつきます。というわけで、購入を決めました。洗濯に関するストレスよ、さらば!です(笑)。うれしいな♪
2007年12月04日
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ついに一時帰国まで残り3週間を切ってしまい、非常にあせっています。なんといっても、帰国まであと2回しか週末がないので、パニックです。帰国前に美容院に行きたいのですが、土曜日も金曜日の夜もすでに予定が入ってしまっているので、金曜日に早く退社して行くしかありません。ショッピングに行く時間もなく、クリスマスプレゼントやお土産をどうしようか、ほとほと困っています。この間病気で1週間欠勤したばかりなので、有給や代休を取るのも顰蹙だし…。あ~、ドイツも日曜日にお店が開いていたらなあ!!そんなこんなでプライベートはかなりばたばたなのですが、会社でもちょっとびっくりの出来事がありました。上司(マネージャー)が急に「Fさん(私と同部屋のドイツ人)が明後日から1ヶ月の有給を申請してきたけど、グループミーティングとかした?」と聞いてきたのです。もちろんミーティングなんてしていないし、そもそも私は彼が有給を取るつもりだということすら知らなかったので、非常に驚きました。大体、一応セクションリーダー(アシスタントマネージャー)のくせに、マネージャーにも同僚にも一言も相談もせず、1ヶ月もの休みを申請(しかも2日前に)って、信じられないですよね?おまけに、自分が休みの間の仕事の分担も引継ぎも何もせずにだなんて、一体何を考えているんだか。上司はFさんのアシスタントマネージャーとしての職務放棄とみなし、一旦申請を却下したそうです。彼を役付きにするには反対意見も色々あったそうですが、まさに後悔先に立たず。ドイツでは、一度上げたお給料やポジションを下げるのはほぼ不可能と言われていますから…。こんないい加減な人が一応上司(私は全く認めていませんが)で、しかも私達より沢山お給料をもらっているのかと思うと、はっきり言ってむっとします。
2007年12月03日
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本日も15時より楽団(ポザウネンコア)の本番。地元のクリスマスマーケットでの演奏です。今年はまだクリスマスマーケットに行く機会がなかったので、演奏後に出店を覗いたり買い食いしたりするのを楽しみにしていました。街のメインのクリスマスマーケットは11月の終わりからクリスマス前後まで1ヶ月ほど開催されますが、それ以外のクリスマスマーケットは、週末だけとか1日だけという場合もあるのです。私の住んでいるエリアのクリスマスマーケットは、毎年第1アドベント1日のみ。ちなみに、アドベントとは、クリスマスイブ前の4回の日曜日を指します。私にとって、このクリスマスマーケットで演奏するのは3回目です。一昨年は雪、昨年は大雨と毎年お天気が悪かったのですが、前日は良いお天気。今年こそは大丈夫そうだと思っていましたが、なんと暴風雨でした…。元々雨のせいで人手が少ないところに、これから風がますます強くなると言う予報のおかげで、あちこちの出店がテントをたたみ始める中、演奏を始めました。私は『観客がいないのだから、演奏する意味がないのでは?』と思いましたが、多少なりとも謝礼をもらっているようで、1時間は演奏するとのこと。特設舞台には屋根がありますが、脇から雨が吹き込んでくるので、すっかり濡れてしまいました。始めのうちはメンバーの奥さん数名が拍手をしてくれていましたが、彼女たちも一人、また一人と家に帰っていきました。演奏中、飛ばされかけるテントもあり、どんどん出店が減っていって、私達の演奏はほとんどテントを片付ける人達のためのBGM。主催者側が気を遣って、グリューヴァイン(ホットワイン)の出店がなくならないうちにと演奏中に人数分調達してきてくれましたが、あっという間に冷めてしまいました。そして、演奏を終えたときには、ほとんどの出店がなくなっていましたとさ。
2007年12月02日
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いよいよ今年最後の月に突入しましたね~。これから一時帰国まで、忙しい日々が続きます。特に週末は予定の入っていない日がないくらい。クリスマスシーズンは楽団の本番(営業)が多いためです。今日は教区のクリスマスパーティー。教区に住む70歳以上(確か)のお年寄りを招待して行われます。なんと、パーティーは3回もあるそうで、私たちももう1度別のパーティーで演奏することになっています。今日は2時半に集合して、5時までお勤め。賛美歌の伴奏や、コーヒータイムのBGM、さらにはキリスト誕生の劇の劇中歌の伴奏まで。結構疲れました~。ところで、我がポザウネンコアの女性メンバーに先だって離婚した人がいます。ポザウネンコアは誰でも入れますが、教会に属する団体ということもあり、日本人以外のメンバーは皆、熱心なクリスチャンです。離婚などとは無縁の人たちと思っていたので、ちょっと驚きました。その件について、私は彼女と直接話したことがないので、はっきりとした理由は知りません。が、時々彼女が練習中などに他のメンバーとしゃべっていることは耳に入ってきます。それによると、彼女には新しい恋人ができたようで、それが原因で別れたらしいのです。その彼女のお相手を今日偶然知ってしまいました。なんと、教区の牧師さんの一人。最近、礼拝の後などによく隣同士に座っているな~とは思っていましたが、まさか付き合っていたとはカトリック教徒とは違い、恋愛も結婚も自由ですし、牧師さんも人間ですから、結婚している人を好きになることもあるでしょう。だけど、牧師さんといえば、結婚式を執り行う立場の方です。そういう立場の人が、他の人の結婚を破綻させてしまってもいいものなのでしょうか?おめでたい話ではあるけれど、なんとなく素直に祝福できない私です。石頭すぎるのかな?
2007年12月01日
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