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2007年05月26日
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カテゴリ: お出かけ・旅行
ベルリン旅行 (2日間だけですが)の始まりです!

この旅行の1番の目的は ベルリンフィルのコンサートを聴きに行くこと
2番目の目的は、 白熊のKnutに会いに行くこと
3番目の目的は、以前本で紹介されていた 猫グッズの専門店に行くこと


ところが、なぜか今日の私は呪われているとしか思えないほど、ついていませんでした。

まず、ベルリン行きのフライト 大幅な遅れ
始めに、給油が長引いていると言うことで、搭乗開始が遅れました。
やっと搭乗が始まり、全員が席に着いたところで、「随時飛行機のモデルチェンジを行っている関係で、燃料の計算を間違えてしまい、多く給油しすぎた」とのアナウンス。
このままでは重過ぎて着陸できないので、給油した燃料を減らすと言うのです。

しばらくするとまたアナウンスが入り、「 消防署 からのお達しで、乗客を乗せたまま燃料を減らすことができない
乗客全員、手荷物とともにもう1度機外へ出されることになりました。
燃料をおろすのは10~15分と言っていたのに、30分経っても音沙汰がありません。

嫌な予感がしてきた頃、 テクニカルトラブル発生 のアナウンス。

もうこのままフライトがキャンセルになるのではないかとびくびくました。

結局、 2時間遅れで出発 することができましたが、ベルリンに略陸したときは、もう正午でした。
これでは今日の予定を変更しなければなりません。

とりあえず、荷物を置きにホテルへ行くことに。
空港駅で電車に乗り込んだ途端、外国人らしい中年男性が私の目の前に立ち、強い訛りのあるドイツ語で「 中央駅?中央駅? 」と何度もしつこく聞いてきます。
どうやらこの電車が中央駅に止まるか知りたい様子。

話しかけられた少し後に、腕にジャケットをかけた中年男性が着て、私の脇に立ちました。
最初の男性がしつこく「中央駅?」と繰り返している間、その人が肩にかけた 私のバッグを触っている気配 が。
とっさにこの男性を押しのけて、急いで車両を変わりました。
お金を持っている日本人だと思ったのか、2人組の スリの標的 にされてしまったのです。

幸い被害はなかったものの、とても ショック でへこみました。
ドイツでスリ(未遂だけど)に遭ったのは初めてのこと。
もしも気づくのが遅くてお財布を取られていたら、 旅行が台無し になるところでした。

気を取り直して、ホテルへ向かいましたが、今度はホテルのあるはずの通りが見つかりません。
いくら歩き回っても、人に聞いてみても見つからない。
近くの薬局で聞こうとお店に入ろうとしたら「もう閉店!」と目の前でシャッターを下ろされるし、次のキオスクでも「知らない」と冷たくあしらわれ…。
ホテルに電話して行き方を教えてもらい、やっとたどり着いたら、14時近くになっていました。

もうチェックインできるというので、予約番号を告げたところ、受付の人が怪訝な表情をしています。
インターネットで予約した際のプリントアウトがあるかと聞かれ、それを取り出して渡しました。
それを見た受付担当者が「これ、 4月26日の予約 ですけど」と言うではないですか

3月にコンサートのチケットを予約してすぐにフライトとホテルも予約したので、あせって1ヶ月前の日付で予約してしまったようです。
折しも ドイツは3連休 で、ベルリンでは今夜、 サッカードイツ杯の決勝 が行われることになっており、ホテルはどこも満員御礼状態。
泊まるところがない!!と真っ青になりました。

が、たまたまダブルの部屋が1つ空いていて、その部屋に回してもらえました。
部屋があったことは 超ラッキー ではありましたが、シングルより当然高く、さらに4月の分の料金もしっかりチャージされており、 予想外の痛い出費

お目当ての猫グッズのお店は16時閉店なので、部屋に荷物を置いてすぐにそのお店へ向かいました。
ところが、あるはずの場所に、お店がないのです。
番地が間違っているのかと思い、近くを探して見ましたが、やはり見当たりません。
移転したのかお店の人に聞いてみようと電話をしたら、「 現在この電話番号は使われておりません 」のアナウンス。
本にも載っていたし、インターネットにも載っていたのに~!!

コンサートに行く前、知人のご夫婦と一緒に夕食を食べに行くことになっていました。
待ち合わせ場所に行くと、直後に夕立になり、激しい雨が降り出しました。
それでも目的のお店に向かおうとホームで電車を待っていると、「天候不順のため、 南方面行きの電車は不通 となりました」とアナウンス。
「これくらいの雨で?!」と驚きましたが、仕方ありません。

下手に動かない方が良いだろうと、知人夫妻が滞在しているホテルのレストランへ行くことにしました。
すると、なぜかレストランの床が水浸し…。
よく見ると、レストランの演出(デコレーション?)と思っていた滝のような水は、ガラスの屋根の端から入り込んでいる 雨水 なのでした。

何をするにも トラブル続き だったので、まさかこの天候でコンサートもキャンセル?!と心配していましたが、雨は1時間ほどで上がり、コンサートも無事開催されました。
小澤征爾氏がベルリンフィルを振る3日連続公演の最終日 です。

コンサートは最高に良かったです。
小澤氏はずいぶん痩せてしまわれたと聞いていましたが、実際一回り小さくなったように見受けられました。
実際に振り始める前は、まだ体調に不安があるのでは?とちょっと心配でしたが、それは杞憂でした。
以前と全く代わり映えのない、素晴らしい演奏。
いつものように、スコアも指揮棒も使わず、衰えも何も感じませんでした。

1部は プロコフィエフの「ピアノ協奏曲第2番」
ピアノはショパンコンクールで優勝した初めての中国人、 ユンディ・リー氏 でした。
彼の演奏を聴いたのは初めてでしたが、とりこになってしまいました。
不思議な魅力のある演奏ですね。

2部は チャイコフスキーの「交響曲第1番(冬の日の幻想)」 でした。
これも生で聴くのは初めてでしたが、とっても良かったです。
普段、音楽を聴いているときに映像が浮かんだりすることはないのですが、今夜は白い雪原が脳裏に浮かびました。

コンサートの間中、こんなに強く「このままずっとこの曲が終わって欲しくない!」と思ったのは初めてかもしれません。
2時間のコンサートがあっという間に感じられて、コンサートホールを出るのが名残惜しくて…。
至福の時間でした。
終わり良ければ全て良し、素晴らしいコンサートのおかげで、その前の嫌な出来事もきれいに忘れてしまいました。

ところで、休憩時間にユンディ・リー氏がサインをしてくれると言うイベントがあり、私達もしっかりサインをいただきました。
演奏をしていない彼を近くで見ると、本当にどこにでもいそうな「 普通の男の子 」と言う感じ。
そんな彼に私はひそかに「 クラシック界の中村俊輔 」というニックネームをつけました。
顔がなんとなく似ているのはもちろん、プレー中とプレー後の『ギャップ』まで似てるんですもの(笑)。





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最終更新日  2007年05月29日 15時31分45秒 コメント(6) | コメントを書く
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