猫アレルギー

猫アレルギー




    街中で見かけても
    名前を呼ぶこともできず
    遠くから 見守るだけ

    どんなに好きでも
    どんなに想っていても
    傷つくのを恐れ
    近づくこともできない

    そうして いつからか
    逃げるように 
    君から距離を置くようになった

    ぼくは 何をしているんだろう


    あの日の猫が ウチの窓辺にやってきた
    のどを鳴らし ぼくに 会いにやってきた

    どんなに苦手でも
    どんなに避け続けても
    わかっていたんだ
    嫌いになんかなれない

    ぼくがした事 君を傷つけたのかな
    猫の頭をそっとなでた
    体中が熱を帯びていく

    ぼくは 何をしていたんだろう


    靴ひもを結びなおしたら
    走り出そう
    再び 君に会うために





1000hit記念ぽえむです。

 「ただいま!俺、猫アレルギーだわ」

 帰ってくるなり いきなり弟がそう言ったのを聞いて思いつきました

 ・・・・・・あれ?コレって言わないほうがよかった?

 好きなひとが いつの間にか苦手になってるって悲しいなあ

 そう思って書いてみました

 麒麟は猫が好きですv ←ハイこれテストに出ます! (笑)

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: