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2013.01.12
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カテゴリ: 80's
Psychocandy



ボサボサの髪に全身黒尽くめのコスチューム。やる気なさげにブツブツと呟くような低音ヴォーカル。良くも悪くも、これぞ 80 年代!と言った風情です。

深いエコーを伴ったドラムの音で始る "Just Like Honey" が秀逸。ノイズとエコー/ディレイ、60 年代のポップ・ソングを思わせる甘美なメロディー。彼らの特徴が集約されている見事なオープニングだと思います。先に「シューゲイザー云々」と書きましたが、My Bloody Valentine (以下、MBV) や Ride から遡って JAMC に辿り着いたヒト達は、この荒っぽいささくれ立った音に面食らうのではないでしょうか。MBV の "Loveless" で聴くことの出来る、細部まで計算されつくした音響としてのノイズはここにはありません。結果オーライとでも言おうか、出来上がったらこうなってました、みたいな感じ。後に Primal Scream のヴォーカルとなる Bobby Gillespie のドラムが顕著です。バンドやるにはドラムが必要、取り敢えずお前叩いとけ、みたいな。テキトー。但し、PV で見るとそんな姿もカッコ良く思えるから不思議です。決してそうは見えないんだけど、やっぱり少しは計算してたのかなぁ。

全篇ノイズとエコー塗れで、一番長い曲でも "Something's Wrong" の 4 分。あっ、と言う間に駆け抜けて行きます。そんな疾走感が、意地悪い見方をすると楽曲やアルバムの構成の単調さをカヴァーしているようにも思えます。JAMC の音楽は、ノイズを取り除くと 60 年代のサーフィン/ホット・ロッド・ソングや Velvet Underground 辺りがベースになっている、と言うのが大方の意見ですが、デビュー作だけに(?)あからさまに影響が見えます。セルフ・プロデュースではなく外部の優秀なプロデューサーの手に委ねていたらもっと違ったものになっていたかもしれませんが。ただ、ファンとしてはそう言う彼らの「ダメさ加減」(とは言い過ぎでしょうか)も魅力のひとつなんですよね。

【Track Listings】
01. Just Like Honey
02. The Living End
03. Taste The Floor
04. The Hardest Walk

06. In A Hole
07. Taste Of Cindy
08. Some Candy Talking
09. Never Understand
10. Inside Me
11. Sowing Seeds
12. My Little Underground
13. You Trip Me Up
14. Something's Wrong
15. It's So Hard





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Last updated  2013.01.12 23:42:54
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