いぬさるとりうし

いぬさるとりうし

産んでから退院まで(出産前)



9月25日(日)

 予定日。しかしまったく生まれる気配なし。

9月29日(木)
 検診。今日も気配なし。
 このまま陣痛がこなかったら日曜に入院して月曜に陣痛促進剤を打って
 出産しましょうねと言われる。

10月1日(土)

 旦那が泊まりの勤務のため、前日から実家に宿泊。
 あれ?陣痛か?おなかが痛くなる。明け方2時から眠れない。眠れないので時間を測ってみる。まだ余裕。
 その後も、痛いんだけど、病院では10分間隔になってから連絡くださいと言われていたのでガマン。

 夕方、そろそろいいんじゃない?という話になり、帰ってきた旦那と相談して病院へ行くことにする。
 入院グッズを持って病院へ。
 診察を受ける。
 この時点では、子宮口も全然開いていないのでまだかかります。帰ってもいいですよといわれる。
 でも、『明日の勤務、どうしても抜けれないから何かあったら困るから入院しなさい』という旦那の説得により、入院。
 最初は4人部屋を希望していたが、明日にならないと空かないとのことなので、
 急遽2人部屋にする。
 今考えると2人部屋でよかった・・・。(その理由は後でわかるよ~)
 病室で陣痛をやり過ごしている。
 いたい。
 そのうち実母や義母が来てくれる。
 いたがっている私をみて自分のほうが辛かったと言っていた。
 一応面会時間は8時までなので、一旦みんなには帰ってもらう。

 夜中、全然眠れないまま陣痛をやり過ごす。
 普通は母子同室なので、そこかしこから聞こえてくる赤ちゃんの鳴き声を聞きながら。
 明日には会えるかな?がんばろうね!って思いながら。


10月2日(日)

 予定日から一週間経過。
 陣痛はあるんだけど、ノンストレステスト(だったかな?はらまきみたいなやつ)ではまだまだ反応が弱いから、
 明日にならないと産まれないかも・・・明日になったら、予定通り陣痛促進剤を打ちましょうと言われる。
 ちょっとくじけて泣きそうになった。もう耐えられないかもってちょっと思ってしまった。
 実母や義母がかわりばんこで来ては陣痛をやり過ごすため腰をさすってくれる。
 そうやってやり過ごすうち、午後2時ごろ破水する。
 なにかがはじけたように軽く「パシャ」というカンジ。
 ビックリしてナースコール。
 ようやく看護婦さんに「今日中に生まれるかもしれないね」と言われまたちょっとがんばれる気持ちになってきた。
 そうこうしているうちに旦那も来てくれる。
 これからが長かった・・。

 子宮口がなかなか10センチにならない。
 陣痛室へ移ってからも、なかなか進まないお産にくじけそうになっては母に励まされ、
 赤ちゃんの心音を聞いては気を取り直し。
 自分がこんなに痛みに弱いとは知らなかった。
 もっとがんばれると思っていたのに、ずっと『いたい~!!』って怒っていた。
 周りに相当ご迷惑をかけたことでしょう^^;

 午後11時ごろになってようやく分娩室へ。
 それからはあっという間だった。
 分娩台にあがり、仰向けになって寝転がり、
 酸素マスクをつけられる。
 旦那が立会い希望だったので背中を支えてもらって、
 『陣痛がきたらいきんでください』との女医さんの指示の元、いきもうとするが
 ・・・あれ?あれほど辛かった陣痛の波が弱い・・・
 点滴で陣痛促進剤(だったはず)を打たれ、
 何回めだろう、10回ではきかないと思うけどいきんだ末にやっと・・・!

 10月2日午後11時43分、3,650gでこうちゃん誕生!!

 ・・・あれ?泣かない。泣き声は?
 背中をたたかれて、やっと小さい声で『おぎゃ~』
 良かった~TT
 手も足も、指も普通に付いてる?大丈夫?と思っていたら、
 どこかに連れて行かれてしまった・・。
 (小児科の先生が見てくれていたらしい)


10月3日(月)

 ちょっとしたら赤ちゃんが帰ってきて、旦那が初だっこ。
 すごく疲れた顔なのに記念撮影^^;
 おばあちゃん’Sとも分娩室の外で撮影。
 そしてまたどこかへ連れて行かれる・・。

 私はその後胎盤も出して、傷口を縫ってもらい、(これが地味に痛かった)
 しばらく(1時間ちょっと)そのまま分娩台の上で過ごす。
 興奮していたのでやたら口数が増えていた。
 胎盤も見せてもらった。どろっとしてて気持ち悪い。でもこれが赤ちゃんに栄養を送っていたのかと思うとちょっとすごい。

 出血が多かったようなので、なかなか帰れない。
 あれ?カンガルーケアは?と思っていたら、小児科の先生が赤ちゃんを連れてきた。
 生まれたときに一分半呼吸が出来なかったせいで(新生児仮死といわれた)
 呼吸が荒いので、2.3日保育器で過ごしてもらいますとのこと。
 ん?
 なんだかよくわからないけど、すぐ帰ってこれるんだろうということでうなずく。
 あたし、まだあかちゃんだっこしてない!!

 午前2時ごろ、母たちは帰る。遅くまでありがとう。
 旦那の父も来てくれていたらしい。挨拶もできなかった・・。

 やっと車椅子で病室に帰る。
 けっこうフラフラ。出血が多いってこういうことか、とやっと気づく。
 おちついたところで旦那も帰る。
 長い1日だった・・・。
 疲れたからすこし眠ろう・・・
 ・・・
 ・・・眠れない。
 そりゃそうだ。
 疲れすぎ、興奮しすぎで眠れない。


 でも一仕事終わったんだ~・・・
 『おかあさん』になったんだ・・・。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: