HIRO(。+・`ω・´)☆きらり-んさん

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格子戸





          小さな窓に格子戸があった

          その格子戸は,まるで牢屋の様だった

          いつも帰って来るの待っていた

          スバルの,てんとう虫はパパの愛車。

          幼い僕は待っているだけ・・・。

          気が付けば、すれ違いが始まっていたんだね!

          でも幼い僕には分からない!

          待っていた格子戸・・・。

          あの日、ママが荷物を纏めて家を出て行ったんだ!

          幼い僕は牢屋の様な格子戸の窓から!

          行かないで!!!って泣いて叫んだんだ!

          泣いても叫んでも・・・・・

          何も届かないって思ったんだ!

          大切な人がいなくなってしまうのは・・・

          子供達には選べないから!

          格子戸から、あの日できる事は泣き叫ぶだけだった。




                    By HIRO



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