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再びトランスボックスに藤沢宿絵図が。
蒔田本陣、御殿、そして荘厳寺、白旗神社が描かれていた。
荘厳寺(しょうごんじ)は、藤沢市本町四丁目にある真言宗の寺院。
山号は、白王山。
創建元暦元年(1184)の古刹。
延亭4年(1747)に白旗神社境内に本堂を建てて以来、神社の隣に荘厳寺はあったが、
明治時代の神仏分離令により、明治8年(1875)に現在地に移ったと。
山門はなく、いきなり境内に。
竹の垣根沿いには多くの石碑、石仏、石灯籠等が並んでいた。
石仏そして歴史を感じる大きな石塔。
境内には相模国準四国八十八箇所のうち4番と10番の「弘法大師石像」が安置されている。
大きな宝篋印塔。
高野山の末寺であり弘法大師の石碑が。
荘厳寺 本堂。
本尊の不動明王は運慶の作と伝えられ、源義経の位牌があることで知られている。
荘厳寺を説明の石碑。
多くの墓石がピラミッド状に積み上げられた三界無縁塔。
小さな地蔵堂に納められている石仏が3体。
「木食観正(もくじきかんしょう)」と刻まれた石碑。
木食とは米食を絶ち、木の実を食べて修行する僧侶のこと。
江戸期の木食遊行僧とのことでこの寺を訪れたのであろう。
荘厳寺を後にし歩いていくと旧東海道沿いに『済美館』 の建物が。
入口には済美館の由来が掲げられていた。
碑文によると藤沢の歴史の1ページを飾る建物。
済美館は、現在「藤沢公民館分館」。設立は明治3年(1870年)大久保町名主の
堀内悠久の子郁之助は、これからの時代に必要なのは教育であると好学の生徒や有志と共に
宿役人の許可を得て郷学校「藤沢郷学所済美館」を設立。
武道場として藤沢警察署の道場としても使われ、剣道柔道の稽古が盛んであったと。
江の島灯籠 2024へ(その7) 2024.08.30
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