JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.05.30
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カテゴリ: JINさんの農園
「万福寺」を後にし、ナビに従い「越畑城跡(おっぱたじょうあと )」を目指す。
関越自動車道の脇の歩道橋手前に到着。



愛宕歩道橋から見た「越畑城跡」。
左側が郭Ⅱで右側が郭Ⅰ。

愛宕橋から見た越畑城





「嵐山町指定史跡
越畑城跡
指定 昭和三十七年九月一日
所在 大字越畑字城山
武蔵七党児玉党の庄権頭弘高の後裔荘山城守秀俊が築城し居城としたと新編武蔵風土記稿に
記されている。
昭和十九年一月荘家の子孫が、当地青木五三郎氏の後援を得て、本丸跡に越畑城跡の碑を建てた。
本城は当時西に鎌倉街道が通じ、城域高峻嶮岨にして、北部の要塞であった。」と。

郭Ⅱにあった「愛宕神社」。
埼玉県比企郡嵐山町越畑。



扁額「愛宕神社」。



近くにあった「石祠」。



これは「燈明置き場」であろうか。



郭Ⅱと郭Ⅰの繋ぎの郭。

越畑 郭2と主郭の繋ぎの郭

郭1であろうが、殆どが高速道路工事で削り取られているようであった。

越畑 主郭 半分以上消滅

「越畑城址之碑」を探したが発見出来なかった。
ネット情報によると歩道橋を渡って行った西側でなく、車を駐めていた東側にあるのだと。
下の写真の左側の坂道を上った先にあったようだ。
Googleマップのストリートビューより。



ネットより写真を。


   【https://blog.goo.ne.jp/ihcirot/e/9cbdf810dd0340beaba4fb2b59ac65e9】より

そして「越畑城跡」を後にして関越自動車道の下を潜り市野川沿いを南東に進むと
竹林の前の路端にあった石碑群。



この日の最初の「続日本百名城」の目的地「杉山城址」に向かって
進むと左手の石垣の上に多くの石碑・「杉山六万坂の石仏群」が現れた。
石仏群が位置する道路は西の市野川筋から東の粕川筋へと通じる古道で、地元では通称
「六万坂」と呼ばれているとのこと。
緩やかな短い坂だが、昔は茶屋があるほど交通量があったのだと。



町指定有形文化財 考古資料
杉山六万坂の石仏群
指定 平成十六年六月ニ十日
石仏群が位置する道路は、西の市野川筋から東の粕川筋へと通じる古道で、地元では
通称「六万坂」と呼ばれている。
道路脇に仏が散在し、このうち江戸期の五種類、十六基が町指定となっている。
種類別には庚申塔八、馬頭観音四、地蔵菩薩ニ、如意輪観音一、六十六部納経塔一であり、
造立年代は貞享二年(一六八五)を初出として慶応三年(一八六七)までの一八二年間である。
杉山地区で確認されている年代の判明している石仏は三十八基あり、そのうち十五基が
ここに集中している。造立者は、個人四基に対して馬持講や庚申講といった、講中などの
集団によるものが十二基と半数以上を占めている。
この場所が、当時の杉山村の中で特別な場所であり、村でどのような信仰が行われていたのかと
いう特色を示す貴重な資料となっている。
石仏群の種類と年代 坂の頂上右から
馬頭観音(自然石型文字塔)慶応三年(一八六七)
庚申塔(駒形文字塔)延享四年(一七四七)
庚申塔(角柱型文字塔)弘化五年(一八四八)
馬頭観音(自然石型文字塔)文化十一一年(一八一五)
庚申塔(自然石型文字塔)嘉永六年(一八五三)
如意輪観音(舟型浮彫半跏像)文化八年(一八一一)
地蔵菩薩(丸彫立像)文化八年(一八一一)
六十六部納経塔(駒型文字塔)宝暦十一年(一七六一)
庚申塔(自然石型文字塔)弘化四年(一八四七)
庚申塔(笠付型文字塔)正徳六年(一七一六)
庚申塔(駒型面金剛)貢享一一年(一六八五)
庚申塔(駒型青面金剛)元禄一一年(一六八九)
庚申塔(角柱型文字塔)文化二年(一八〇五)
馬頭観音(笠付浮彫立像)文化十一一年(一八一五)
三面馬頭観音(丸型浮彫座像)安永三年(一七七四)
地蔵菩薩(丸彫立像)年代不詳(近世)



御堂の中に石仏が2体。
左から
「地蔵菩薩(丸彫立像) 年代不詳(近世)」
「三面馬頭観音(丸型浮彫座像) 安永三年(一七七四)」



左から
「馬頭観音(自然石型文字塔) 文化十一一年(一八一五)」
「地蔵尊」。



「馬頭観音(笠付浮彫立像) 文化十二年(一八一五)」



「文字庚申塔」と「猿田彦大神」。



「庚申塔(駒型青面金剛) 元禄ニ年(一六八九)」。



「庚申塔(駒型青面金剛) 貞享ニ年(一六八五)」



「庚申塔(笠付型文字塔) 正徳六年(一七一六)」



「庚申塔(自然石型文字塔) 弘化四年(一八四七)」



「大乗妙典六十六部供養塔(駒型文字塔) 宝暦十一年(一七六一)」
大乗妙典、即ち、法華経を六十六部書き写し、全国の六十六箇所の霊場を巡り納めるために
廻国し、成就した記念に立てた塔であると。



「杉山六万坂の石仏群」手前の民家の庭に咲く黄色い花。



モッコウバラ(木香薔薇)であろう。



モッコウバラは、中国原産の常緑性蔓バラ。モッコウバラには、白と黄の花色があり、それぞれ
一重咲きと八重咲きがあるとのことであるが一重は見た記憶が??。
マスクを顎にずらすと淡い香りの小さな花を大量に咲かせていた。
たわわに咲いた淡い黄色の花は、庭の入り口を華やかに演出していた。
他のバラとは違い、茎に「トゲがない」のであった。
今更ながらであるが「トゲがない人物」でありたいが・・・??    





                             ・・・​ ​もどる ​・・・


                   ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2021.05.30 17:44:10
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