ひつじ飼いの遊牧民的日常

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トルコの羊飼い

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2009.03.20
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カテゴリ: 日常生活
今日は、朝、曇っていました。
昼前から、強風が吹きはじめました。
昼過ぎには、台風のようになり
そこに雪がまざって、暴風雪のようになり
その後、一瞬、風が止まって
太陽が顔を出したかと思ったら
一転して、また曇り
風と、アラレが降ってきて
その後、風は段々収まっていき

早々と夕方になって
夜になりました。

一体、何だったんだ?今日の天気は???

三寒四温が、
一日のうちに凝縮されておりました。

春のお天気を、いっぺんに味合わせてくれて、ありがとう(←何のこっちゃ)

トルコでは、
時々ロードス、とよばれる
強い西風が吹くのですが

こいつが吹くと、
石炭ストーブの

なぜか、室内に逆戻りしてきて
石炭ストーブ使用率の高いトルコでは
時々、お亡くなりになる人がでます

これが、
夜に吹いたりすると

家族全員が
中毒死してしまう、という
悲劇も起こりうるわけですが・・・。

実は、
田舎では
羊飼い家も、石炭ストーブ使用でした。
そして、やっぱり
強いロードスが吹いた、その日・・・。

大体、ロードス風が吹く日には
ストーブ自体に、なかなか火がつかない
だって、風は、ストーブの中に
逆戻りしてくるわけで
何回火をつけようとしても
全部、消えてしまうので

それでも、何とか、
熟練の腕に物を言わせ(←10年程度で、熟練になったつもり)
子供の寝室のストーブに火をつけ

子供を寝かせ、
子供と同じ部屋に寝ている
お義母さんも、寝室へと行き
家族みんなが、寝静まったのでした

しかし、
ロードス風を警戒していた羊飼いは
夜中に、何回も起きて
ストーブが逆噴射して
煙を吹いてないか(←コワすぎ・・・)
点検に行ったのですが

午前3時頃までは
何事もなく、過ぎたのです。

で、早朝、トロトロと眠りに落ちた羊飼いが
ハッと我に返って、
目を覚ましたのが、午前7時。
子ひつじ1号が、起きて、
学校に行く時間

子供部屋に行って
「はい、起きなさいよ~。学校の時間だよ・・・」
といいつつ、ドアを開けた羊飼い・・・。

しかし!!!

室内は、煙こそないものの
ガス中毒みたいな、
くっさ~い臭いが充満してるううううう!!

えええええ???

さっきまで(←さっきって、かなり前でしょう)
何もなかったじゃないかい!!
これは何事???!!!
すぐに窓を開け、ドアを開け
ストーブを見てみると
不完全燃焼したまま、消えている・・・。

子供のそばに駆け寄ると
真っ白い顔をして
「お母さん~頭が死ぬほどイタイ~」と
いいながら、嘔吐し始めた。

キャーーーーーーーーーー!!!!

キャーーーーーーーーーーー!!!

キャーーーーーーーーーーーーーー!!!

羊飼い、本当に、本当に、 超パニック に陥った!!

お義母さんは、と見ると
立つ元気もなく
グッタリとベットに横たわったまま
物も言わない・・・!!
まだ、生きてるけど(←当たり前や!!)

ウルトラ大速攻で
寝室に駆け戻り
ガースカ寝ていたダンナをタタキ起こし(←本当にバシベシ叩いてた、と思う)
急遽、車で30分かかる
一番近い町の病院まで
お義母さんを搬送!!!

子供達はストーブから
遠い場所だったせいで
そこまでダメージをおってなくて(←回復の呪文が、どれだけ欲しかったことか・・・)
2時間もすれば、元気に遊び出しまして。

本当、そん時は、
二人を抱きしめて、神様、ってやつに感謝しました。
(神様があるかどうか、わからないけど。)
おまけに、ムチャクチャ泣きました。
お母さん、不注意でゴメンネ~って。
子供ら+義母が死にかかってるっていうのに
テメーは、ベッドで、ヘソ出して、
ガ~ガ~高イビキだったなんて・・・。

お義母さんも
点滴などの早期治療により
夕方には、元気を取り戻して
村に帰って来ました。

本当に、怖いロードス風
それ以来、その部屋のストーブは
使用禁止になったのは、
言うまでもありまへん。

あそこで、
もし寝坊でもして、
起きるのが遅れていたら・・・と思うと
今でも、背中がゾッとします。

その後、呪いのストーブは(←勝手に名前をつけた)
撤去されて
今は納屋に転がっています。

冬はもうちょっとで終わりだけど
皆さん、暖房器具の管理には
十分に、お気をつけくださいまし。


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Last updated  2009.03.20 09:08:21
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九州朝日放送 さん
突然のコメント、失礼いたします。
私は、九州・福岡のKBCラジオで番組制作を
しております若松 晃と申します。

突然ですが、現在、KBCラジオのパオーンという
番組で、世界の国々に住んでいる日本人の方に、
その国での生活、その土地の人々の様子、
観光地など、電話で話をお伺いする
コーナーを展開しております。

そのコーナーでトルコの様子、
トルコでのお仕事・普段の生活についてなど、
電話でお話して頂きたいと思っております。

コーナーは日本時間で水曜日の15:10ごろです。
突然のお話で、お忙しい中とは思いますが
ご検討よろしくお願いします。
お返事お待ちしています。

KBC九州朝日放送 ラジオ制作部
若松 晃
+81-92-752-5160
a-wakamatsu(at)kbc.co.jp
http://www.kbc.co.jp/radio/pao-n/ (2009.03.20 13:10:08)

Re:ロードス風(03/20)  
AKI さん
今はマンションなんかはセントラルヒーティングで快適ですよね。石炭の暖房と言うのはソバでしょうか?
うちの主人も子供のとき、寝ていたら両親にたたき起こされて、臭い部屋から飛び出して、ヨーグルトをいっぱい食べさせられたって言ってました。
あのまま寝続けていたら、本当にヤバかったって言ってました!!
羊飼いさんの所も義母&お子さん共に大事に至らずに本当に良かったですね。 (2009.03.20 20:03:45)

こわいこわい  
みんき さん
うわ~怖い話です・・・。
トルコの冬の夜がどのくらいのものかわかりませんが
やっぱり暖房入れっぱなしで寝ないといけないくらいなんですか??
長野は寒いとはいえ、暖房入れて寝る事はないもんで。
でも本当に早期発見でよかったよかった。 (2009.03.20 23:33:27)

AKIさん。  
ありがとうございます(泣)
石炭ストーブなんて、日本では、博物館でしか、見たことなかったんですが。ここへ来て、達人?になりました。そうです。ソバです。暖房器具の仲間に入れるのも、おこがましい、といえば、おこがましいのですが。村では、今もこれが主流です。
ちなみに、今住んでる町では、セントラルヒーティングのあるアパートなので、ソバの重労働からは開放されました。
こういう事故は、本当に怖いです。
(2009.03.21 08:40:28)

みんきさん。  
本当、怖い話でしょ~。
今でも思い出すたびに、ゾッとします。

日本の住宅のように、隙間風の入らない構造なら
きっと夜通し使わなきゃいけないような事には、ならないと思うのですが・・・。何せ、右からも左からも隙間風、の村の家では、暖房切れた途端に、家中が冷えます。おかげで、よくノドがやられるんです・・・。日本の技術は、本当にすばらしい!ですね。(って、比べるな、っていうウワサもありますが・・・) (2009.03.21 08:47:16)

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